サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「それにしても、狙撃か。
確かに、レーティングゲームにおいて、それらはあまりない。だけど、それだけで、ライザー君に勝てるのかな」
そう、サーゼクスさんは、俺を試すように笑みを浮かべる。
だけど、それに対して、俺もまた笑みを浮かべ、返す。
「勿論、それだけじゃありませんよ。というよりも、ここからが本番ですから」
「本番?」
その言葉をまさしく実戦するように、それが行われようとしていた。
友奈は、ゆっくりと構えていた。
それは、近くにある森の中。
その森の中で、友奈は深呼吸をしていた。
『それじゃ、行くよ、天ノ逆手!!』
それと同時に、友奈のその腕には神器である天ノ逆手が装着される。
「あれは」
「友奈の持つ神器、天ノ逆手。神器に関しては、俺もほとんど分からないけど、あれは龍の手に鬼の力が宿った物です」
「そうか。だけど、あれで何を」
「まぁ、見ていてくださいよ」
そうしていると、友奈はその近くにある木に向かって。
『勇者パンチ!』
その木を殴った。
その衝撃と共に木は、真っ直ぐと新校舎に向かって、飛んでいく。
「なっ」
「友奈は元々、酒呑童子の力を受け継いでる事もあり、ある意味天ノ逆手の力を十全に発揮する事が出来る逸材です」
「それは、確かに。だが、この作戦に一体何の意味が」
そう困惑を隠せなかった。
威力だけならば、先程までの滅の行っていた攻撃で十分だろう。
だが、この作戦には、別の意味がある。
『えっと、次はこれっ、それでこっち!!』
そうして、次々と行われていく。
それによって、新校舎は次々と木と瓦礫によって、道が阻まれる。
「これは、まさか」
「力技で道を防ぐ。そして」
それと共に友奈は最後の一本に近づくと。
『皆、それじゃぁ、行くよ!!』
その木には、グレモリーの眷属の面々。更には滅と言峰もそこに乗っていた。
「まさか」
『はあぁぁぁぁ!!!』
その雄叫びと同時に、真っ直ぐと投げる。
その向かう先は、木に囲まれている新校舎。
同時に、そのまま、木の上に立つ。
「まさか、移動の手段に使うとは、けど一体」
「まぁこれが最大の作戦ですからね」
「えっ?」
疑問に思っていると、言峰はその木に手を触れる。
『さて、準備は整った。次は君の出番だ、兵藤一誠』
『正直に言って、これで勝てるかどうか分からないけど、やってやるよ!」
その言葉と共に、そのまま構える。
同時に言峰はそのまま、手を添える。
『さて、和の結界は初めてだけどな』
『赤龍帝からの贈り物!』
その言葉を合図に、触れた。
それが、ライザーにとっての悪夢の始まりだった。
次回の王は
-
妖怪王
-
機械王
-
怪獣王
-
幻想王