サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
オカルト研究部の部室にて、既に全員が集まっていた。
先日の出来事もあり、俺の話を聞く為に全員がこちらを見ていた。
「それで、本当に話してくれるのかしら」
そして、その場の代表として、リアス先輩が口を開いた。
「えぇ、ただ、あの時も言いましたが、これからの内容は、どれもが事実です。それと同時に信じられないような事ばかりです」
「これから話すのは、この世界の常識を覆す話です」
俺は真剣な表情で全員を見渡した。
「人によっては狂人扱いされる内容です。それでも……聞きますか?」
一瞬の沈黙。
だが──
「当たり前だ」
木場が拳を握りしめる。
「どんな真実でも受け止める覚悟はある」
「私も」
「私も聞きます!」
アーシアとゼノヴィアが続く。
リアスは静かに頷いた。
「真実を知りたいわ」
「……わかりました」
俺は深呼吸を一つ。
「では、話そうか。そうだな」
それと共に、俺は腕を組む。
話を始めるとは言ったが、それでも、どこから話を行えば良いのか。
それを僅かに迷った後。
「まず、話すとすれば、そうだな、全ての始まりの戦いといえる2016年、人類が滅亡してしまった所からだな」
「いや、予想を遙かに上回る事なんだが!」
俺の言葉に対して、兵藤は突っ込む。
「イッセー、気持ちは分かるけど」
「まぁ、当時の俺もびっくりしたからな」
それと共に、俺はゆっくりと話し始める。
2016年に何者かのよる歴史介入で人類史が焼却されてからは、本来は存在しないはずの過去の特異点事象を発見し、これに介入して破壊する事により、未来を修正するための作戦「グランドオーダー」。
その長い、長い戦いをゆっくりと話す。
そうして、「グランドオーダー」の事を話し終える。
「とりあえず、簡単に纏めた内容がこんな感じだな」
「・・・こうして、聞いて、分かったわ。あなたがあの時、聞いても信じられないような話に関して、けれど、それらの話を聞いた後だと、なぜ英雄達があなたと一緒にいる事は分かったわ」
先程までの内容をようやく飲み込めたリアス先輩は、なんとか口に出す。
「なんか、とんでもないなぁ、そう言えば、さっきから気になっていたんだけど、その、そこにいる英霊は一体?」
「あぁ、そう言えば、紹介が遅れたな」
今回の話を終えると共に、これまで話に出る事がなかったティアマトにようやく全員が視線が向いた。
「どうも、我が名はティアマト」
その名を告げると同時に、全員は。
「いや、それさっき言っていた最後の特異点での強敵じゃないの!」
「だって、さっき、話した内容は、本当に重要な部分の一部しかないから」
「えっ」
「これ以外にも、結構色々あったんだぞぉ」
「・・・質問なんですが、太郎先輩、卑弥呼さんが出てきた時は、どんな感じだったんですか」
「えっ、邪馬台国を滅ぼそうとした巨大な埴輪のっぶを倒す為に新撰組の皆と一緒に頑張った」
「これは確かに下手に話を聞こうとしたら、ヤバいわね!?」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王