サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
各々のサーヴァントをメインにした話として、今回のティアマト、次回の岸波白野、そして最終章を含めて、30話ぐらいで終了予定となっています。
それに伴い、次回の中心となる作品に関するアンケートを行いたいと思います。
興味がありましたら、ぜひ。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=332822&uid=45956
聖杯の存在が明らかになった。
それと同時に、あの時のリゼヴィムの目的も理解してしまう。
「だとしたら、土台は既に出来上がり、さらには聖杯戦争と似たような構図は出来たのか」
「それって、願いを叶える為の戦いらしいけど」
「・・・なるほどな、それに近い物を作り出そうとしたら、膨大な魔力が必要だ。そして、その魔力はあの時のオーフィスから奪った無限の欠片から補えるという訳か」
「しかも、召喚する為の媒介も奴らは大量に持っている。それを使えばサーヴァントを召喚するのも難しくない」
「最初の一体の魔力の確保ならばなんとかなるし、その後の魔力はオーフィスから奪ったという訳か。とことん厄介な事をしてくれるな」
そうして、俺達は互いに意見を出し合う。
「けれど、どちらにしてもあのリゼヴィムが表立って動かないのは、準備があるからだろうな」
「となると」
「おそらくは全ての条件が揃うまで時間がかかると考えるしかない。けれど、こうなると必ず阻止しないといけないな」
そう考える共に、今度の問題は奴らの居場所を特定しないといけなくなった。
「どうするか。あの時の痕跡は全部潰されていたからな」
「・・・今となっては奴らのアジトを探すのは至難だな」
アザゼル先生は疲れている様子で頷く。
「まぁ、そうは言っても見つからない訳ではないけどな」
「あん?」
アザゼル先生が怪訝そうに振り返る。
「どうしたんですか?」
「冥界で何か起きているようだが、これは一体」
それと共にアザゼル先生は冥界からの連絡を受けていたようで俺たちに報告する。
「冥界で巨大な城のような象と炎の巨人が現れたという知らせが入った」
「「「!?」」」
その報告に全員が驚愕する。特に俺はその二つの特徴を聞き逃さなかった。
(城のような象に炎の巨人……)
「まさか……」
「どうしたんだ太郎?」
「イヴァン雷帝とスルトかもしれません」
「なっ!?」
その2人の名前を聞いて、全員が驚きを隠せなかった。
「なっなんで、それだけで」
「実際に戦ったからな、それにもしも俺の方のスルトならば、かなりヤバいからな」
「スルトって、確かにヤバいけど、どういう意味なんだ?」
俺はそのまま、続ける。
「本来の北欧神話と異なり、フェンリルを食らいその氷の力も自らの物とした」
「そいつは、確かにとんでもないな。それに加えて、イヴァン雷帝まで」
その情況を聞いて。
「何か手はあるのか?」
「まぁ、一応は」
「一応って、もしかしてテュフォンにか?」
「テュフォンも対抗出来る。だけど、あの2体に対抗出来るとしたら」
そう、俺は後ろを振り向く。
「ティアマトしかいないな」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王