サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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現在、新章での新たな太郎に関するアンケートを行っています。
下記で行っている以外にも、その内容に関してを、活動報告で書いています。
そちらを参考に、皆様の意見、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=332822&uid=45956


月の先輩と最初の獣 Ⅲ

俺が頼んだ特訓方法。

その方法とは。

 

「それにしても、わざわざ特訓の為にこれを使うとは思わなかったよ」

「まぁ、これぐらいの無茶をしないとね」

 

そう、そのやり取りだけ終えると共に、俺の意識は途切れる事になる。

 

「・・・彼は、一体、どのような特訓を」

 

それと共に、俺がどのような特訓を行うのか疑問に思ったリアス先輩が訪ねた。

周囲から見たら、俺はただベットで寝ただけのように見える。

それ以外は何もしていないように見えるが、実際にそこに俺の意識はない。

 

「そうだね、今、マスターは簡単に言うと、もしもの世界へと行ったの」

「もしもの世界って、まさか平行世界か?」

「うぅん、ちょっと違うかな」

 

そうしながらも、白野先輩は続ける。

 

「私がかつて勝ち抜いて得た代物、ムーンセル・オートマトンを使った特訓だよ」

「えっと、どういう代物なんだ?」

「まぁ、この世界にも存在しているかどうか分からないけど、そうだね。説明はかなり難しいから、うぅん」

「簡単に言うと地球の全てを記録した月の観測機だ」

 

白野先輩が悩んでいる間に、ドラコーが先に越えたえた。

 

「月って、おいおい、なんだかとんでもない事になっていないか」

「まぁ、実際にとんでもないからね。なんだって、あまりにも膨大過ぎるデータ量を持っていて、しかもそれを利用すれば過去、現在、未来すら簡単に変える事が出来る代物だからね」

「まっマジかよ」

 

それだけで、ムーンセル・オートマンがどれ程の代物なのか。

それと同時に白野先輩が、それを手に入れる為に戦ったのか。

 

「それらを考えたら、これまでの英霊達は確かに力などはとんでもなかったが、現象としては目の前にいるのが一番ヤバいって事か」

「私自身は普通の少女だと思うけどね」

「いや、かなり大概だけどな。それにこれから行う特訓を行うこいつもな」

 

そうして、眠っている俺の方を見る。

 

「さっき、もしもの世界って言ったけど、それって、どれぐらい膨大なんだ」

「分からない」

「えっ」

 

そう、白野先輩は答える。

 

「なんだって、彼は、過去に起きた出来事を再度経験しようとしている。それこそ、もしもの出来事を含めてね。その時にはいなかった人物や状況。もしかしたら、あなた達と人理修復を行っている可能性、クリプターと共に行った可能性、それこそ、一つの行動で簡単に滅びるような状況を何度もシュミレートする。

たぶん、既に何百回もやっているかもしれない」

「なっ、いや、だって、この話をして、数分程度だぞ」

「・・・いや、もしもさっきの話が本当だったら、俺達と奴の体感時間は違うのは当たり前だ。けれど、なんでここでやるんだよ」

 

アザゼル先生の問いかけ。

それに対して白野先輩は、ただ一言。

 

「ここだったら、誰よりも心配させたくない子に見つからない可能性が高いから」

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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