サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

52 / 703
夢を笑われようが関係ない

その日、リアスさんからの呼び出しを受けた。

どうやら、以前、紹介したい人物が来るらしい。

丁度、仕事もあって、こちらに立ち寄ったらしく、滅の代わりにこちらに来たらしいが。

 

「それにしても、お前がこっちに来るなんて珍しいな」

「なに、私としても、気になる事があるからな」

 

そうしながら、オカルト研究部に入ろうとすると。

 

「頼もぉ!!」

「おぉ」

 

俺よりも早く、その扉を開けてしまった。

すると、その場にいた全員がこちらを見て、驚きを隠せなかった。

 

「あの、ここは部外者は立ち入り禁止ですが」

「んっ、あぁ、そうだったな、一応、頭が先に出さないとな」

「頭って、もしかして?」

 

そう、俺が先に出なければ、話にならない事を察したように、すぐに横に引いた。

 

「いきなりすまないな、リアス先輩。そして、初めましての方は初めまして。俺の名は唯我太郎!駒王学園中等部二年にして、いずれ、王となる男だ!」

 

そう、俺はその場で宣言するように言う。

周囲はぽかーんっとしているメンバーがちらほらいるようだが。

 

「おいおい、まさか、こんな頭が可笑しい奴が後輩なのかよ」

「ふむ、頭が可笑しいか」

 

何やら、俺の事を見て、そう言う奴がいるのか。

 

「匙、止めなさい」

「えぇ、だって、会長、いきなり王になるって、言いますよ」

「別に構わんよ、俺自身が王になると宣言したのは1年前からだ。それに、夢を目指す以上にそれを馬鹿にされようが関係ないからな」

 

別に夢をどう言われようが関係ない。

 

「何よりも、元々は夢も何もなかった奴が目指すんだったら、無謀ぐらいが丁度良いからな」

「お前、そんな感じで王様、目指していたのかよ」

 

俺の態度を見て、兵藤先輩が何やら言っているがどうでも良い。

 

「そうですか、ですが、私は別にあなたの夢を馬鹿にするつもりはありません。何よりもあなたならば、叶えられる可能性は高いと思います」

「えっ、会長、何を言っているんですか?」

 

どうやら、リアスさんが紹介したがっていたのは、どうやら生徒会長らしい。

 

「改めまして、私はこの学園の生徒会長を務めています支取蒼那こと、ソーナ・シトリーです。それにしても、まさか」

 

すると、今回、同行したこいつを見る。

 

「んっ、私がどうかしたんだ?」

「いえ、まさか、あなたがいるとは予想外でしたので、椿・コルブランド様」

「おぉ、私の事を知っているのか」

 

そう、椿の事を見て、生徒会長は目を見開き、驚いている。

 

「それじゃ、一応自己紹介をしておくか。唯我太郎の兵士の1人、椿・コルブランドだ、よろしくな」

「兵士?えっ、こいつも悪魔なんですか?」

「いいえ、彼の持つ神器、王国の駒による眷属、いえ家臣です。だけど、噂を纏めている限りでも、驚きを隠せないメンバーですね」

「その様子だと、ある程度、知っているようね、ソーナ」

「えぇ」

 

そう、ソーナは頷いた。

 

「未だに三大勢力は互いに睨み合っている状況の最中、突然現れる謎の集団。その正体は未だに分かりませんが、これまで戦争が起きそうな出来事を多く解決してきたと聞きます」

「俺としては家臣集めの最中の偶然だったけどな」

「まぁ、そういう意味では、私の知り合いで、こいつに手を出すとかなり怒り狂う奴がいるからな」

「怒り狂う奴?」

 

それに対して、全員が首を傾げる。

 

「まぁ、まずは私の師匠であるヘファイトスだろ。それにあのハーデスの爺さんも気に入っていたな」

「神々で、そこまでの伝手を」

「他にも、色々と繋がっているようだけど」

「・・・まぁ、あの言峰も確か神父だと聞くから、それはあり得るけど、まさか神が出てくるなんて」

 

そう、戸惑う最中。

 

「それよりも、頭!魔剣創造を持っている奴って、どいつなんだ!創造系統の神器は持っている奴で個性が出るからな」

「あぁ、それだったら、あの木場先輩だな」

「えっ、ちょ」

 

すると、俺はそのまま木場先輩を紹介する。

 

「・・・なんというか、ここまで来て、メンバーで驚きはあるけど、あなたの残りのメンバーは一体」

「各々が忙しいからな。ただ、今度、久し振りに僧侶の奴が来るな」

「僧侶って、確か滅さんの」

「というよりも、なんか一番謎の多い人物だけど」

「それで、その人は一体」

 

その答えに対して、俺は一旦、腕を組み、考える。

そして、出た答えは。

 

「怒らせたら、一番怖いかな?」

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。