サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
その日、リアスさんからの呼び出しを受けた。
どうやら、以前、紹介したい人物が来るらしい。
丁度、仕事もあって、こちらに立ち寄ったらしく、滅の代わりにこちらに来たらしいが。
「それにしても、お前がこっちに来るなんて珍しいな」
「なに、私としても、気になる事があるからな」
そうしながら、オカルト研究部に入ろうとすると。
「頼もぉ!!」
「おぉ」
俺よりも早く、その扉を開けてしまった。
すると、その場にいた全員がこちらを見て、驚きを隠せなかった。
「あの、ここは部外者は立ち入り禁止ですが」
「んっ、あぁ、そうだったな、一応、頭が先に出さないとな」
「頭って、もしかして?」
そう、俺が先に出なければ、話にならない事を察したように、すぐに横に引いた。
「いきなりすまないな、リアス先輩。そして、初めましての方は初めまして。俺の名は唯我太郎!駒王学園中等部二年にして、いずれ、王となる男だ!」
そう、俺はその場で宣言するように言う。
周囲はぽかーんっとしているメンバーがちらほらいるようだが。
「おいおい、まさか、こんな頭が可笑しい奴が後輩なのかよ」
「ふむ、頭が可笑しいか」
何やら、俺の事を見て、そう言う奴がいるのか。
「匙、止めなさい」
「えぇ、だって、会長、いきなり王になるって、言いますよ」
「別に構わんよ、俺自身が王になると宣言したのは1年前からだ。それに、夢を目指す以上にそれを馬鹿にされようが関係ないからな」
別に夢をどう言われようが関係ない。
「何よりも、元々は夢も何もなかった奴が目指すんだったら、無謀ぐらいが丁度良いからな」
「お前、そんな感じで王様、目指していたのかよ」
俺の態度を見て、兵藤先輩が何やら言っているがどうでも良い。
「そうですか、ですが、私は別にあなたの夢を馬鹿にするつもりはありません。何よりもあなたならば、叶えられる可能性は高いと思います」
「えっ、会長、何を言っているんですか?」
どうやら、リアスさんが紹介したがっていたのは、どうやら生徒会長らしい。
「改めまして、私はこの学園の生徒会長を務めています支取蒼那こと、ソーナ・シトリーです。それにしても、まさか」
すると、今回、同行したこいつを見る。
「んっ、私がどうかしたんだ?」
「いえ、まさか、あなたがいるとは予想外でしたので、椿・コルブランド様」
「おぉ、私の事を知っているのか」
そう、椿の事を見て、生徒会長は目を見開き、驚いている。
「それじゃ、一応自己紹介をしておくか。唯我太郎の兵士の1人、椿・コルブランドだ、よろしくな」
「兵士?えっ、こいつも悪魔なんですか?」
「いいえ、彼の持つ神器、王国の駒による眷属、いえ家臣です。だけど、噂を纏めている限りでも、驚きを隠せないメンバーですね」
「その様子だと、ある程度、知っているようね、ソーナ」
「えぇ」
そう、ソーナは頷いた。
「未だに三大勢力は互いに睨み合っている状況の最中、突然現れる謎の集団。その正体は未だに分かりませんが、これまで戦争が起きそうな出来事を多く解決してきたと聞きます」
「俺としては家臣集めの最中の偶然だったけどな」
「まぁ、そういう意味では、私の知り合いで、こいつに手を出すとかなり怒り狂う奴がいるからな」
「怒り狂う奴?」
それに対して、全員が首を傾げる。
「まぁ、まずは私の師匠であるヘファイトスだろ。それにあのハーデスの爺さんも気に入っていたな」
「神々で、そこまでの伝手を」
「他にも、色々と繋がっているようだけど」
「・・・まぁ、あの言峰も確か神父だと聞くから、それはあり得るけど、まさか神が出てくるなんて」
そう、戸惑う最中。
「それよりも、頭!魔剣創造を持っている奴って、どいつなんだ!創造系統の神器は持っている奴で個性が出るからな」
「あぁ、それだったら、あの木場先輩だな」
「えっ、ちょ」
すると、俺はそのまま木場先輩を紹介する。
「・・・なんというか、ここまで来て、メンバーで驚きはあるけど、あなたの残りのメンバーは一体」
「各々が忙しいからな。ただ、今度、久し振りに僧侶の奴が来るな」
「僧侶って、確か滅さんの」
「というよりも、なんか一番謎の多い人物だけど」
「それで、その人は一体」
その答えに対して、俺は一旦、腕を組み、考える。
そして、出た答えは。
「怒らせたら、一番怖いかな?」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王