サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
また、既に募集を行っている帝国の駒陣営の募集を行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=316630&uid=45956
「禍の団だけではなく、帝国の駒ねぇ、厄介な事になったじゃないか」
そうしながら、会議が終わった後、この学校の教師となったアザゼル先生がそう呟く。
「それで、なんで俺の家に?」
「なに、興味本位だよ。今の所、お前の家臣はどんな感じなのか、聞きたくてな。何よりも、あいつはこれからもお前を襲う。
そう考えれば、その戦力の整理も行いたいだろ」
それに対して、俺もまた頷く。
同時に、近くにあったチェス盤を見つめ、そのまま引き寄せる。
「そうだな、俺自身も振り返るのも良いかもしれない。まぁ、まずは王である俺、唯我太郎。
まぁ、王を目指しているが、俺自身は戦闘ではあまり役に立たないからな」
「そうか、お前はあの場でヴァーリの裏切りも察していた。しかも聞いた話では、不死身だと言われたライザー・フェニックスの攻略も行ったじゃないかよ?」
「その場を見ただけだ、俺の所では俺以上に賢い家臣は多くいる」
「その代表的な例が、モルガンだな」
そう、アザゼル先生は、女王の駒を見つめる。
「アーサー王伝説でも出てきた英雄。だけど、その実力は、伝説で描かれている以上だ。なんたって、マーリンの弟子でもあるからな」
「それに、モルガン自身、転生した時には自分は人間だと思っていたけど、実際には妖精のハーフだったらしい」
「だからか。人間よりも魔力があるのは、そして、長い時間をかけて、神器の能力を擬似的に再現した魔法を使用する事が出来る。はっきりと言ってチートじゃないかよ」
「まぁ、普段は何か仕事をしているけどな」
「お前、知らないのかよ?」
「イギリスでちょっとした事件に巻き込まれたからな」
そう、次に出したのは僧侶。
「次に俺の所の僧侶である滅とクリスだ。滅は、俺の2人目の眷属であり、高い技術力を持っている」
「あれは、普通の神器よりも厄介だぞ。人間の科学の進歩を見えたような気がしたけど、本当に人間なのか?」
「まぁ、色々とあったからな。そして、クリス」
「一応は、雪音クリスという名前だが、その血はあの有名な騎士トリスタンの血を受け継ぐ英雄。しかも、弓の腕前だけならばトリスタンにも近く、相性が抜群の神器まである」
「クリスも、丁度モルガンの事件の時に知り合ったんだ。あの時は本当に大変だったぜ」
「だから、そのイギリスの事件はなんだよ、まぁ」
それと共に次に出たのは、戦車。
「戦車の駒、俺が知っているのでは、鬼の血を受け継ぐ少女高嶋友柰。その高い突破力はとんでもないだろ」
「あぁ、そして、友柰とある意味、相性が良いのは、ソラ。二人は近接格闘戦では無敵だからな」
「なるほど、日本と中国、二つが合わさった拳法使いか、確かに厄介だな。というよりも、もう一人の戦車は誰だよ?」
「あぁ、今、向こうで仕事をしているらしいんだ。俺、まだ王じゃないから、仕事では雇えないからな」
「それは、また大変な事で」
そう言っていると共に、次に出てきたのは兵士。
「兵士の駒、それはさっきの嬢ちゃんであるソラを含めての7人、いると考えても良いのか?」
「あぁ、実はまだ、一つ、余っているんだよ」
そう、俺は一つの駒を取り出す。
「へぇ、まだ残っているのか、誰にするつもりなんだ?」
「・・・まだ、決めていないよ。だけど、なぜかすぐに会える気がする」
「ロマンチストじゃないか、にしても」
それと共に、見つめる。
「炎の馬と呼ばれ、日本でもかなり有名な炎蹄、イングランドの民話に登場する、冬の間にしかあらわれない霜の妖精であり、その力は妖精を遙かに超えるジャアクフロスト、ヘファイストスの弟子である椿・コルブランド、狼男の血を受け継ぎ、細田雪、様々な罠を制作し、武器商人として、有名な高杉進作」
そして。
「最後に騎士。おそらくは教会でも最も問題児である言峰。だけど、おそらくお前にとって、最大の切札は、このもう一人の騎士なんだろ」
「あぁ、俺の最強の騎士、宮本絶花だ」
そう、俺は宣言をした。
「ここに来る前までは、絶花と滅、それに」
俺は、自分の頭を触る。
今は、いないあいつを。
「・・・夏休み、絶花とどっか行くか」
「ほぅ、だったら、面白い所に招待しようか?」
アザゼル先生は、そう言って、懐から何かを取り出した。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王