サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「あっあなたは、確か謎のお姉さん!」
絶花は、どうやら目の前にいる彼女の事を知っている様子だった。
だけど、俺はまるで覚えがなく、首を傾げる。
「絶花、知っているのか?」
「…それが、全然、なぜか私達の事を詳しいという事しか」
絶花に質問をする。
それに対する答えは、彼女自身も分からないという答えだった。
「にゃはははぁ、まぁあなた達って、結構有名だからにゃ。お姉さん、結構裏の世界では色々と渡り歩いているから、知っているんだにゃ」
「そうなのか、まぁ、今はどうするか」
「とりあえず逃げるとしましょうにゃ、ほら、こっちにゃ」
すると、女性は、俺達に手招きする。
「どうする、太郎?」
「助けてくれたのは変わりないだろ、それになんでだろうな」
初対面であるはずなのに、なぜか、俺は。
「信じられる気がするんだ」
「…そうだね、私もなんだか、そんな気がした」
それと共に、絶花はそう言う。
すると、周囲が霧に包まれた。
「これは?」
「向こうにいる奴らにバレないようにする為の霧だにゃ。こう見えて、お姉さんは仙術の達人だから」
「んっ?」
すると、俺は思わず首を傾げた。
「どうかしたの?」
「いや、この状況、どこか覚えがあるような」
「えっ!?」
俺はそのまま首を傾げる。
確か、あの時も霧が出てきたような気がしたけど。
「にゃっにゃははははは、それはあれにゃ、こういう術って結構誰でも使えるからにゃ」
「そうなのか、いや、だけど、別の何か思い出すようなぁ」
「太郎も?私は一体?」
絶花もなぜかそう考えたらしい。
(まっまずいにゃ!?太郎は、以前から結構ヤバいと思っていたけど、霧を使っただけでここまでバレるかにゃ!?)
「それに黒い猫耳?あれ?」「んっ、黒猫?」
(まずっ、こうなったら)「もぅお姉さんをあんまり揶揄っちゃ駄目にゃ」
「んぐっ!?」「えっ、太郎!?」
すると、彼女がいきなり抱きしめてくる。
突然の事で、俺も絶花も驚きを隠せなかった。
俺の顔を覆ったのは、目の前に女性のおっぱい。
どうやら、俺は抱きしめられたらしい。
「なっなっ、何をしているんですかぁ!!」
「にゃははは、冗談冗談だにゃぁ」
そう、すぐに彼女は俺から離れた。
だけど、いきなり過ぎて反応できなかったが、絶花がすぐに引きはがした。
その最中で、俺が一番に感じたのは柔らかい感触というよりも懐かしさ。
「んっ?」
「どうしたの、太郎?」
「いや、なんだ、違和感があるような、ないようなぁ?」
「何を言っているの、本当に」
そう、絶花に言われている最中、なぜか目の前にいる女性の動きはぎこちない様子だった。
「そう言えば、あんたを狙った奴について、情報があるけど、聞くにゃ?」
「本当か!」
その言葉に対して、なぜか目の前にいる女性は安心した様子があった。
次回の王は
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