SCP-████-JP 学園都市キヴォトス 作:サイト8192
急ぎで作りましたが以下の添付資料に出てくる固有名詞の意味の早見表です。活用して下さい。
SCP-████-JP=学園都市キヴォトス
SCP-████-JP-A=生徒
SCP-████-JP-B=ロボットの住民
SCP-████-JP-C=動物の姿の住民
SCP-████-JP-D=ミレニアム近郊に存在する廃墟内のロボットやドローン
SCP-████-JP-E=ゲマトリア
SCP-████-JP-F=先生
立体発光現象=ヘイロー?
SCP-███-JP=高異常性無限倉庫
事案████-101=連邦生徒会長の失踪
事件記録████-1=?
事件記録████-42=アビドス高校とカイザーとの抗争
事件記録████-49=狐坂ワカモとの戦闘とその失敗?
調査記録████-389=天童アリスが発見された調査
SCP-████-JP-A-5094=連邦生徒会長
SCP-████-JP-A-7392=空崎ヒナ
SCP-████-JP-A-8836=狐坂ワカモ
SCP-████-JP-A-9221=小鳥遊ホシノ
SCP-████-JP-A-9222=砂狼シロコ
SCP-████-JP-A-9223=黒見セリカ
SCP-████-JP-A-9224=奥空アヤネ
SCP-████-JP-A-9225=十六夜ノノミ
SCP-████-JP-A-9226=宇宙服の少女
SCP-████-JP-A-9989=天童アリスの身体
SCP-████-JP-A-9989-α=天童アリス
SCP-████-JP-A-9989-β=ケイ
SCP-████-JP-A-9989-γ=?
SCP-████-JP-E-1=黒服
記憶改竄=記憶の捏造…?
記憶処理=記憶を消す事…?
ファイル:事件記録████-1
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ファイル:事件記録████-1
説明:
本事案の発生は[データ削除済み]施設警備員によって日付202█/██/██に正式に確認されました。本事案は何らかの世界終焉シナリオが発生し、それ以前の既存世界がほぼ完全に壊滅した物と推測されています。現在、可能性のあるシナリオとして推測されているのは次の通りです。SK-クラス支配シフトシナリオ、CK-クラス再構築シナリオ、XK-クラス世界終焉シナリオ。現在までに本事案において如何なる事象が発生したのかは一切分かっていません。この不明な世界終焉シナリオの発生が事件記録████-1として暫定的に登録されています。
発覚に至った経緯:
日付202█/██/██に[データ削除済み]施設警備員が最初に本事案の発生を認知しました。[データ削除済み]施設警備員は地球人類や地球人類社会が完全に消失している状況に気がつき、それに代替する様にSCP-████-JP及び、それに付属する多数の未知の知的実体群(SCP-████-JP-Aを筆頭とした実体群)が出現している状況に気が付きました。その後、日付202█/██/██に[データ削除済み]施設警備員が、Lisa.AICと接触する事に成功した事を受けて、正式に本事案が事件記録████-1に登録されました。
調査:
最初期の調査は主に[データ削除済み]施設警備員及びLisa.AICにより進められました。最初期の調査においては現状の確認が最優先事項とされ、地球上が現在どの様な状況に置かれているのかについてが重点的に調べられました。調査方法は主にサイト8192の各種観測設備、SCP-████-JP-A内の各種メディア、可能な範囲内における実地調査によって進められ、その結果、財団は以下の状況を確認しました。
(1).地球上の地形が大幅に変容している可能性が示唆された。
(2).地球上の自然環境が大幅に変容している可能性が示唆された。
(3).地球人類及び地球人類社会の消滅している可能性が示唆された。
(4).SCP-████-JPの出現が確認された。
(5).SCP-████-JP-A群~SCP-████-JP-C群の存在が確認された。
(6).SCP-████-JP領域外に未知の社会が存在する可能性が示唆された。
※補遺:これら(1)から(5)までの事項の内、(4)及び(5)は財団による直接的な確認がされた事から確認されたとの認定がされ、(1)(2)(3)(6)は財団による直接的かつ正確な確認作業ができていない事から認定されたとは言えず、可能性の示唆と表記されます。
最初期の調査後も財団は引き続きSCP-████-JPの各種メディアを使用した情報収集及び可能な範囲内における実地調査を継続。可能になり次第、段階的な拡大を行いました。しかし、この時点においては、これら手法による調査方法では上記の内、(1)(2)(3)(6)の事項に関しては財団の人的資源的問題、諜報能力的問題、活動資金的問題、調査機器的問題等の複合的要因により限界が存在しました。この為、調査はこの時点で一時、停滞を余儀なくされましたが、オペレーション・アナスタシスの関連プロジェクトとして進められていたプロジェクト・アルデバランによって宇宙サイト-76が財団の制御下に復帰した事によって財団は本調査に対して宇宙空間側からのアプローチが可能となりました。これにより、(1)(2)(3)の事項については正式に確認されたと認定され、(6)に関しても画像分析の結果から、SCP-████-JP領域外には都市、街、村等と推測される複数の未知の建造物群も確認され、(6)の存在を示す可能性はより高い物となりました。現在、財団が把握している地球上の現状は以下の通りです。
(1).地球上の地形が大幅に変容している事が確認された。
(2).地球上の自然環境が大幅に変容している事が確認された。
(3).地球人類及び地球人類社会の消滅している事が確認された。
(4).SCP-████-JPの出現が確認された。
(5).SCP-████-JP-A群~SCP-████-JP-Fの存在が確認された。
(6).SCP-████-JP領域外に複数の建造物群の存在が確認され、未知の社会が存在する可能性が示唆された。
これらの判明した現在の地球上の状況が、本事案によって齎された物なのか、それとも、本事案とは関係のない事象によって齎されたのかは不明です。現在、財団はSCP-████-JPと本事案との間に何らかの繋がりがあったのではないかと推測を立てています。ただし、現状、この推測を裏付ける有効な証拠や推測等は存在しません。
地球上の状況以外に関しても、太陽系全体規模の現在の状況に関する調査も行われました。この太陽系全体規模の状況に関する調査に関しても調査最初期から行われ、最初期の調査活動は主にサイト8192の天体観測機器を用いた地球上からの天体の観測を中心に行いました。財団が一定の人材の確保に成功した後には、財団が可能となった活動範囲が拡大した事を受けて、SCP-████-JP内に存在する各種天文台をSCP-████-JPにおける合法手段やハッキング等の非合法手段を問わない方法を用いて運用する方向へと順次拡大させました。
当初、この太陽系全体規模の現在の状況に関する調査が行われる事となったのは、現在の正確な地球時間が不明であった為です。サイト8192内の時計設備は本事案の発生後から、[データ削除済み]施設警備員が施設を再び再起動させるまでの間、原因不明の障害が発生しており、本事案発生から現在に至るまでに、どの程度の時間が経過したのかが一切不明な状況でした。SCP-████-JP内にも独自の暦などは存在していますが、本事案が仮に大規模な現実改変シナリオであった場合、SCP-████-JP内で使用されている暦は現在の正確な時間を知る為の資料としては参照できません。この為、天体観測などを用いた手段によって現在の正確な地球時間を把握する事が計画されました。その後、後述する異常が判明すると、この太陽系全体規模の現在の状況に関する調査の計画は現在の正確な時間の把握を主目標とはしつつも、副次目標として、現在の宇宙空間の状況の総合的調査が現在に至るまで行われています。
地上からの観測によって、太陽活動を含めた太陽系の全惑星の活動に大幅なズレが存在する事を確認しました。基本的な太陽系の各惑星の軌道事態に異常性は見られませんが、太陽黒点の動き、月や幾つかの例外を除く各衛星の軌道周回速度及び軌道などに本事案発生以前の天文学的情報と照らすとその多くにズレが生じている事が分かりました。この変化により、現在に至るまで、正確な地球時間の把握はできていません。また、この異常は宇宙サイト-76による宇宙側からの観測アプローチが可能となった事で地上からの観測よりも、より正確な観測情報を得られる様になった事によってさらに強い裏付けが得られています。また、宇宙サイト-76による宇宙側からの観測アプローチはさらに、太陽系外の天体に関しても活動に大幅なズレが発生している可能性を提示しています。なお、財団は宇宙サイト-76の機能を回復した当初、宇宙サイト-76に搭載された原子時計から現在の正確な時間に関する情報を得られる物と推測していました。しかし、宇宙サイト-76に搭載された原子時計もサイト8192が運用していた他のシステムと同様に原因不明の障害が発生しており、本事案発生から現在に至るまでに、どの程度の時間が経過したのかは一切不明です。
これらによって現在の地球時間の把握は極めて困難です。この為、現在、財団が本事案の発生以降に使用している暦は全て、暫定的に本事案発生以前の暦に継続する形で使用する処置が取られています。
※補遺:なお、利便上、本事案発生以降に作成された全ての電子上の資料データはSCP-████-JP内における暦と連動した財団独自の暦である∏ροκαταρκτικός Ιστορία(略:∏.Ι.)にも変換ソフトウェアを使用する事により代替する事も可能な処置が取られている他、現在の財団の暦が、暫定的に本事案発生以前の暦に継続する形が取られている為、SCP-████-JP内の出来事を記載する際に例えばSCP-████-JP内において20年前の出来事を現在の暫定的な西暦表記で記載すると、その内容が本事案発生前の出来事なのか、本事案発生後の出来事なのか、意味が混同し混乱が発生する恐れがありますが、この混乱を防ぐ為、SCP-████-JP内における出来事を記載する際に、その記載内容が西暦表記上、本事案発覚の日付である202█/██/██より以前になってしまう場合には、本事案発生前の出来事と、SCP-████-JPでの出来事を区別する為に∏ροκαταρκτικός Ιστορίαが使用されます。∏ροκαταρκτικός Ιστορίαの使用方法は略式表記である" ∏.Ι. "の後ろに年を記載して下さい。
この他、特筆すべき事象としてSCPオブジェクトに関する重大な異常性が一連の調査によって判明しています。本異常性はLisa.AICによるSCP-████-JP内のインターネット上の調査の段階から可能性が指摘され、その後、宇宙サイト-76が財団の制御下へと復帰した後には、より確信的な情報が得られた事により判明しました。Lisa.AICはSCP-████-JP内のインターネット上の情報を精査する中で、SCP-████-JP内においてSCPオブジェクト由来と見られる異常事案が発生していない点に注目しました。Lisa.AICは財団が本事案の発生以降、壊滅状態である状況を考慮すると財団がそれまで収容してきた多数のSCPオブジェクトが収容違反を起こしている可能性が高いと考え、未収容の状態にあるSCPオブジェクトの調査を行いました。その結果、本事案が発生する以前に財団が把握していたSCPオブジェクトのデータと照らし合わせて、少なくともSCP-████-JP内のインターネット上にはSCPオブジェクトを由来とする異常を示す情報が確認されないという事が明らかとなりました。この段階において財団は2つの可能性を推測しました。1つ目はSCP-████-JP内に財団に相当する組織が存在しオブジェクトを収集している。2つ目はSCPオブジェクトその物が消失した可能性です。この内、1つ目の可能性に関してはLisa.AICがSCP-████-JP内のインターネット上において何らかの情報操作が行われている痕跡を探しました。財団がそうであったように、ここまでのSCPオブジェクトを収集している以上、何らかの隠蔽工作が行われていると考えられる為です。しかし、その様な事を意図した情報操作の痕跡は確認できませんでした。ただし、情報操作の痕跡が無い事をイコールとして1つ目の可能性がこの時点から否定される訳ではありません。SCP-████-JPの科学技術は一部で本事案発生以前の地球人類の科学技術の水準を凌駕している部分が窺い知れます。この為、これらの高度な科学技術を持って痕跡を残さずに情報操作を行っている可能性が指摘されました。
状況が大きく変わったのが、宇宙サイト-76の財団の制御下への復帰です。宇宙サイト-76は本事案発生以前、元々は外惑星圏に存在していたSCP-███、SCP-███、SCP-███、SCP-███、SCP-███に対する各種観測機器を用いた監視活動や分析活動に従事していました。この活動は本事案発生以降、緊急時の自動制御システムでの運航下ではあるものの、活動が継続されていました。つまり、宇宙サイト-76から情報を得る事によって財団は宇宙空間におけるSCPオブジェクト関連の詳しい情報を得る事に成功しました。本事案発生以降のアーカイブデータは原因不明の破損状態が酷く確認ができなかったものの、財団がプロジェクト・アルデバラン中に宇宙サイト-76に修正プログラムを構築し完全なアーカイブデータの保存が再び出来る様になった後の記録は正常にアーカイブ化が出来ていた為、解析する事が可能となりました。この宇宙サイト-76から得られた情報を解析した結果、本事案発生以前は存在が確認されていたSCP-███、SCP-███、SCP-███、SCP-███、SCP-███が本事案発生以降、少なくともプロジェクト・アルデバランが行われた時点において存在が消失している事が確認されました。この他、サイト8192が有するSCPオブジェクトの情報から宇宙空間に存在する複数のオブジェクトの捜索を宇宙サイト-76を用いて行い、少なくともサイト8192が把握していたSCPオブジェクトは全て消失しているという観測結果が得られました。
これらインターネット上の調査、宇宙空間上の調査で得られた調査結果を総合した結果、財団はSCP-████-JPの文明勢力であっても宇宙空間のオブジェクト全てを回収する事は不可能だと評価し、地球上のSCPオブジェクトも含めて本事案の発生後、サイト8192で保管されていたSCPオブジェクト及び、宇宙サイト-76で運用されていたSCPオブジェクト由来の装置以外の全ての太陽系内におけるSCPオブジェクトが消失した可能性が高いと判断しています。現在、財団はこの可能性を裏付けるデータの収集を目指しており、地球外に存在する財団施設内部に収容されているSCPオブジェクトの状況を調査する方法を模索しています。また、太陽系外のオブジェクトに関しても観測を強化し状況を確認するプロジェクトを進行中です。
現状、太陽系において明確に存在が確認されているSCPオブジェクトは現在のサイト8192を構成するSCP-███-JP、サイト8192内で保管されていた数点のSCPオブジェクト、宇宙サイト-76で使用されたSCPオブジェクトを由来とする装置、そして、本事案発生後に出現が確認されたSCP-████-JPのみです。
なお、サイト8192を構成するSCP-███-JP、サイト8192内で保管されていた数点のSCPオブジェクト、宇宙サイト-76で使用されたSCPオブジェクトを由来とする装置が消失を免れた原因は不明です。仮説としてはサイト8192を構成するSCP-███-JPに関しては元々、SCP-███-JPが有する異常性によって消失を免れた可能性が指摘されています。これは、SCP-███-JP内にて保管されていた数点のSCPオブジェクトに関しても同様であり、SCP-███-JP内にて保管されていた事によって消失事象から保護された形となり消失を免れた可能性が指摘されています。宇宙サイト-76に関しては、宇宙サイト-76が有する強力な反ミームフィールド及び、関係性が指摘されている消失と重力の関係が消失を免れた可能性として指摘されています。宇宙サイト-76は付近に大きな重力場を形成していない宙域に存在していました。一方で消失したSCPオブジェクトの多くは一定の重力場を有する天体の付近に存在していた事から、この事象は一定の重力場以上の重力を有する宙域においてSCPオブジェクトの消失が発生した可能性が指摘されています。また、これに加えて反ミームフィールドが宇宙サイト-76の保護に寄与した可能性があると指摘されています。しかし、この指摘に対してはSCPオブジェクトの中には惑星付近には存在していないオブジェクトや反ミーム性を有したオブジェクトも存在している事から、宇宙サイト-76が消失を免れた原因はこれらではなく、他に存在しているとの指摘も存在します。
これら一連の太陽系全体規模で見られる天体活動のズレや、SCPオブジェクトの消失が本事案を原因とした現象なのか、それとも本事案発生後に発生した別事案による現象なのかは一切不明です。ですが現在、財団はこれらの事象やSCP-████-JPと本事案との間には何らかの関連性があるものと推測しています。これは、他のSCPオブジェクトの多くが消失しているにも関わらず、SCP-████-JPが存在している点や、地球環境を含めて少なくとも太陽系規模で見られる天体活動のズレやSCPオブジェクトの消失が発生している事から、これら一連を無関係とするよりも、本事案と何らかの繋がりがあると考える方が自然である為です。
現在も本事案に対する調査は進行中です。
影響:
本事案の発生により、本事案発生以前に存在した基底現実世界における、あらゆる文明、人類、環境が壊滅しました。本事案発生以前の地球上の環境や地理と比較して現在の地球上の状況は大幅に変容しています。財団も壊滅的打撃を受け、地球上における財団施設及び設備はサイト8192を残して消失が確認されました。地球外における財団施設及び設備は複数が存在を示唆する観測結果が得られています。しかし、いずれも正常な機能を維持していないと推測されています。地球外において正常な機能の維持が確認されている財団施設及び設備は宇宙サイト-76のみです。また、本事案発生以前に財団によって確認されていたSCPオブジェクトの内、サイト8192及び宇宙サイト-76で保管または運用されていた、数点のSCPオブジェクト及びSCPオブジェクト由来の装置を除いて、現状では全てのSCPオブジェクトが消失した状態にあります。
財団の被害状況の詳細情報の閲覧を希望する職員はサイト8192のサイト管理官及びLisa.AICの承認が必要です。サイト管理官及びLisa.AICからの承認を受けて下さい。