SCP-████-JP 学園都市キヴォトス 作:サイト8192
※「Tale_IF」とタイトルに含まれる話は本編後に起きるかもしれないし、起きないかもしれない "可能性の世界の話" になります。基本的に短編です。
※「Tale_IF:塗り替えられた世界」と「Tale_IF:今、話題の新作ホラーゲームだって!」との間に明確な繋がりはありません。
※タイトル修正報告。
前話の「Tale_IF_Hub_α_1/4:今、話題の新作ホラーゲームだって!」「data_IF_Hub_α_2/4_█」「data_IF_Hub_α_3/4_█」「data_IF_Hub_α_4/4_█」について、タイトルが長くなり過ぎてしまったので「Tale_IF:今、話題の新作ホラーゲームだって!」の新しいタイトルに統合しました。
感想への返信に関して。 "本日以降" 寄せられた感想に関して積極的に返信をさせて頂く方向で検討させて頂きます。これまでは、作者の口が軽すぎるので喋らなくても良いネタバレをしてしまわない様に、基本的に返信はしない方針でしたが、もう本編も完結したので、良いかなと思い、タイトルに「IF」の入っているストーリーに対して寄せられた感想に関しましては積極的に返信を検討させて頂きます。本編や「IF」以外のサイドストーリーに関しても返信の検討をさせて頂きますが、ただ、こちらは作者が返信で喋り過ぎてしまう恐れがあると判断した場合は沈黙させて頂く場合もありますのでご了承下さい。
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アメリカ合衆国国防総省
機密レベル:TOP SECRET
発行部:国防総省内部監察部門 / 特別作戦計画課
発行日:2024年██月██日
文書番号:DoD-OP-8756-24
機密指令文書
件名:ブラックナイト概要資料
任務概要
対象:ブラックナイト-1からブラックナイト-14
概要:ブラックナイトに指定されている全ての設備、施設に関する情報隠蔽工作。ブラックナイト-14との交信体制の維持。3年替わりによる継続的なブラックナイト-14への担当官の派遣。ブラックナイト-14への補給物資の提供。ブラックナイト-14・グループの活動支援。
期間:無期限
ブラックナイト-1から12
実施担当:宇宙軍及びCIA及びNSAによる合同チーム
開始日:1965年11月18日
完了日:作戦継続中
作戦概要:ブラックナイト-1から12の目撃報告が一般社会で確認された場合、速やかにカバーストーリー、宇宙ゴミの誤認を展開し、対象を宇宙ゴミであると一般社会に認識させます。それでも強固にブラックナイト-1から12を人工衛星であると主張する内容に対しては、根拠のない陰謀論との情報を流布しそれ以上の拡散を防止します。ブラックナイト-1から12の重大な目撃情報や観測データ等を所持している人物を確認した場合、速やかに流布を防止する如何なる処置も実施される必要があります。
説明:ブラックナイト-1から12は地球衛星軌道上を周回する12基の黒い人工衛星です。1954年にアメリカ空軍によって初めて存在が確認されました。その後、一時、一般社会に情報が流出し "ブラックナイト衛星" として広く情報が拡散されましたが、合同チームによる情報工作により、現在は宇宙ゴミとの認識が一般的です。ですが、一部ではこの衛星の存在を信じて疑わない者達も存在する為、引き続き隠蔽工作が必要です。ブラックナイト-14・グループに対する確認の結果、これらの衛星はブラックナイト-14・グループが運用している地球観測衛星である事が現在は判明しています。なお、本件のコードネーム、ブラックナイトは当初はブラックナイト-1から12の事だけを指すコードネームでしたが、ブラックナイト-1から12に関連するブラックナイト-13、ブラックナイト-14の発見を受けて1978年にコードネームの指す範囲が拡大されました。ブラックナイト-1から12は2003年にハワイの天文観測台の協力により行われた最新の望遠スペクトル分析による年代測定により、少なくとも███年以上前に製造された可能性が指摘されています。
リスク評価
懸念事項:近年、各国で政府や民間を問わず、宇宙開発が急速に進んでおり、将来的にブラックナイト-1から12が発見される恐れが高まっています。特に民間企業や団体、そして我が国とのこの分野での協力が為されていない中国などの国家に露見する事は非常に大きなリスクです。万が一、回収される様な事にでもなった場合、その影響は計り知れない他、情報を一般に流布される可能性があります。
対応策:民間企業や団体の宇宙開発事業に対して政府による監査を名目にエージェントを派遣し常に監視する他、組織内部にもエージェントを送り込む事により、万が一発見された場合、迅速に情報隠蔽工作を実施する。中国などの国家勢力に対しては組織内部にエージェントを送り込む手段の他に、外交レベルで将来的には情報共有も選択肢の一つと考えられます。
ブラックナイト-13
実施担当:宇宙軍及びCIA及びNSAによる合同チーム
開始日:1977年██月██日
完了日:作戦継続中
作戦概要:ブラックナイト-13の発見報告が一般社会で確認された場合、速やかにカバーストーリーを展開し、根拠のない陰謀論として扱い、情報の信憑性を下げ、それ以上の拡散を防止します。ブラックナイト-13の重大な目撃情報や観測データ等を所持している人物を確認した場合、速やかに流布を防止する如何なる処置も実施される必要があります。NASAを始めとした欧米及びその影響下にある宇宙機関の月面画像には常にリアルタイムで画像処理を施しブラックナイト-13の存在を隠蔽します。
説明:ブラックナイト-13は月面の雨の海の地下に存在している巨大施設です。地下に存在している為、通常の観測方法ではその存在を確認する事はできません。我が国の関係者も数度、ブラックナイト-13の内部に訪れていますが、その全体像は現在も不明です。ブラックナイト-13は、1977年にアポロ18号が雨の海への着陸を成功させた際に、初めて存在が確認されました。アポロ18号が月面着陸に成功し月面探査を開始した直後にブラックナイト-13側より接触があり、ブラックナイト-13に招かれた事で、ブラックナイト-13は発見されました。また、この接触が我が国が一連のブラックナイトの運営組織と接触に成功した最初の事案です。なお、本接触を受けてアポロ18号以降の計画は一般には中止されたとするカバーストーリーが適用されました。ブラックナイト-13はブラックナイト-14・グループの運営下にある施設である事が判明しています。
リスク評価
懸念事項:現状、通常の観測手段でブラックナイト-13を観測する術は難しい為、存在が露呈するリスクは非常に低いと見積もれますが、ブラックナイト-13の施設外活動などを観測される恐れがある為、注意が必要です。また、近年、各国で政府や民間を問わず、宇宙開発が急速に進んでおり、月面にも将来的に開発の手が進む恐れがあり、その場合、ブラックナイト-13の存在が露呈する恐れがあります。
対応策:従来の情報工作に加えて、将来的な月面への各国の進出に備え、ブラックナイト-13近辺の地域を他国よりも先に我が国が所有する事で他組織の侵入を拒む方法が指摘されています。
ブラックナイト-14
実施担当:宇宙軍及びCIA及びNSAによる合同チーム
開始日:1978年██月██日
完了日:作戦継続中
作戦概要:ブラックナイト-14の発見報告が一般社会で確認された場合、速やかにカバーストーリーを展開し、情報の拡散を防止します。ブラックナイト-14の重大な目撃情報や観測データ等を所持している人物を確認した場合、速やかに流布を防止する如何なる処置も実施される必要があります。
ブラックナイト-14との交信体制は最優先事項として扱われます。1987年よりブラックナイト-14・グループが合衆国政府に貸与している宇宙機を利用し3年毎に継続的にブラックナイト-14へ担当官が交代で派遣されます。また、ブラックナイト-14・グループが要求する補給物資の提供の他、地球圏におけるブラックナイト-14・グループの活動支援も任務に含まれます。ブラックナイト-14・グループに派遣される担当官や通信によって意思疎通を行う担当者は出来るだけ、日本語が堪能な人物が好ましく、この要綱は選抜過程において他の技能と同様に重視されます。
説明:1977年のブラックナイトの運営組織との接触後に継続的に行われたこの運営組織との協議の結果、1978年に一連のブラックナイトを運営する運営組織の本部機能施設に合衆国の使節団を派遣する事が合意された事を受けて、合衆国政府はアポロ19号を用いて使節団をブラックナイト-13へと派遣。そこからブラックナイトの運営組織が提供する移動手段(スペースプレーン)を用いて本部機能施設に移動し、これによって使節団によって本部機能施設の存在を確認した事でこの当該施設がブラックナイト-14に指定されました。また、一連のブラックナイトの運営組織に対するコードネームもブラックナイト-14・グループに指定されました。ブラックナイト-14は火星軌道と木星軌道の中間宙域に存在している宇宙ステーションです。その規模は国際宇宙ステーションの約2倍以上の規模を有します。内部には超常的技術を用いた異常な空間内にブラックナイト-14の外見上の面積を遥かに超過する巨大施設が存在しています。ブラックナイト-14は一連のブラックナイトの本部機能施設です。ブラックナイト-14・グループは自らの組織の事を "SCP Foundation" と称しています。
リスク評価
懸念事項:ブラックナイト-14の存在が露呈するリスクはブラックナイト-14が有する超常的技術により、ほぼ無いと言えます。将来的には人類の観測技術の向上やブラックナイト-14が存在する宙域への人類の進出などによって発見されるリスクがあると言えますが、現時点においては、発見される可能性は極めて0に近しいでしょう。しかし、ブラックナイト-14側の不手際による存在露呈が起こる可能性もある為、万が一の事態に備える事は必要です。
対応策:予期せぬ存在露呈に備えて情報工作や隠蔽工作を行える様に準備を行う事。
制限事項
情報の取り扱い:本文書の内容は厳重な管理下に置かれ、関係者以外の開示は一切禁止とする。違反者は合衆国法が定める各種該当法令、並びにスパイ法、機密情報手続法、愛国者法の定める最高刑で処罰される。
アクセス権限:アクセス権限は担当者に限る。
備考
連絡先:作戦に関する詳細の確認は以下の連絡先に限り、問い合わせを許可する。
責任者:エドワード・モリスン大佐
直通連絡先:TEL:775-███-████
█████:Private IP:████████████
国防総省発行文書
TOP SECRET / 機密解除日:無し
担当責任者メモ:信じられるか?彼女らはずっと我々を空から見ていたんだ。