進撃の継承者   作:アマテス豆

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おはこんばんにちは、アマテス豆です。


第104期訓練兵団入団

壁が崩壊して、僕が進撃の巨人を継承してから二年が経った。

 

二年間のことをざっくり話すと…

 

まずフリーダが食われたあとめっちゃ泣いた、もうそれはすごく泣いた、僕は正直フリーダのことが好きだった、いや、大好きだった、あの日、捕まってるフリーダを見た時から、一目惚れした。原作を見た時は、可愛いな、ぐらいだったのにいざ会ってみると恋をしてしまったね…あ、まあ惚気話しは、これぐらいにしといて、その時に感じたのは、人って目的の為ならこんなにも残酷になれるんだなと感じた。

 

次に、巨人の制御だ、これは案外簡単にできてしまった、本当に意外だった、領地奪還作戦に紛れて、ウォールローゼの外側に出て、巨人化した、一回目は、巨人化が解けるまで意識がなく、溶けた後に巨人に襲われかけたが、アルミンのじいちゃんに助けられた。

 

アルミンのじいちゃんは、僕が巨人の中から出てくるのを目撃したのに、助けてくれた、優しい人だったが、僕を連れて壁内に戻ったあと、また外に駆り出されてしまった…一様作戦のうちに、アルミンのじいちゃんを助ける為壁の外に出てもどらせるというのがあったのだが、やはり、難民の数を減らすための作戦…助けることは、できなかった。

 

その後、エレン、ミカサ、アルミンは、改めて、訓練兵に志願する意思を固めていた。

 

2〜4回目の巨人化は、領地奪還作戦の時に、死んだ多分調査兵団の物と思われる、立体機動装置を回収、ガスも半分くらいあったので、それを使い壁を登った。

 

何回か失敗して落ちたけどさすが巨人継承者の体、2日ぐらいで治った。

 

んで、壁の外で巨人化したんだけど、2回目は、意識はあるが本能のまま勝手に体が動く、そして体力を使い切るまで動き、そのまま倒れた、幸い、周りにいた巨人を倒していた事で、起き上がるまでに食べられることはなかった。

 

3回目、ある程度なら体を動かせた。殴る蹴る、歩く止まるなど、大まかな動きを出来るようになった。

 

そして4回目、細かな作業ができた。僕も驚いた、もう少し巨人化に慣れないと出来ないと思ってたけど、壁外にいた、動物を優しく捕まえたり大木を加工して加工できたり、人の体のように動かすことができた。この時に僕の巨人化の体格は、10〜15ぐらいだってことが分かった。

 

5回目をやろうとした時に、巨人化する前に巨人に襲われてしまい、帰還、ガスも無くなったのでもうできなくなってしまった。これが10ヶ月前の話だ。

 

次に生活だが、トロストロ区に来た時に置いていた、薬の資金と設備があったので、金を稼ぎながらその資金でエレン達にさりげなく、食材をあげていた。まあ、普通の難民より普通な生活を送っていた。

 

ちなみに、父と母は、無事だった。あの日は、仕事でカラネス区にいたので、巨人からの襲撃を知ったのは10日が経った頃だったと言う。

 

知った瞬間にトロスト区に馬を走らせて僕の安否を確認しにきてくれた。

 

そのあと、仕事の都合でまた戻ることになって、僕を連れて行こうとしたが断った、両親は僕のことを信頼しているので、少し揉めたが了承してくれた。

 

そんな感じでこの二年を過ごして、12歳になったので、僕(トルタナ)、エレン、ミカサ、アルミンは、104期訓練兵団に志願し、今日がその入団式だ。

 

「貴様は何者だ!!」

 

キース教官が一人の入団者に問う。

 

その入団者は、右手の拳を握り締め、心臓にあてる。

 

そして、大声で答える。

 

「ハッ!トロスト区出身、トーマス・ワグナーです!」

 

「声が小さい!」

 

理不尽だな、さすがキース教官、準備しとかないと…

 

そしてもう一度、同じ質問を投げかける。

 

「貴様は何者だ!!」

 

「ハッ!トロスト区出身!トーマス・ワグナーです!」

 

前の注意を学びもっと大きな声で言う。

 

「聞こえん!!!練習してこい!!」

 

その後も、次から次へと、同じ質問をしては、理不尽に否定していく。

 

やっぱりエレンやミカサ、ライナーなど、の数人は質問を受けなかった。

 

そして、最後は、5列目で、僕がいる列だ。

 

最初は、コニーだ。

 

「コニー・スプリンガー!!ウォール・ローゼ、南区ラガコ村出身です!」

 

やっぱ馬鹿だ、左手で右胸を押さえている。

 

「逆だ!コニー・スプリンガー!最初に教えたはずだ!この敬礼は、公に心臓を捧げる決意を示すものだと…貴様の心臓は右にあるのか…コニー?」

 

コニーは、顔を掴まれ持ち上げられる。この時だけは、理不尽じゃないよなキース長官…

 

その次は、サシャだ…

 

「むしゃむしゃ…」

 

サシャの方を見ると、そいつは芋を食っていた。

 

「おい…貴様、何をやっている?」

 

キース教官は、眉間に皺を寄せた。

 

周りをキョロキョロしながら芋を食い続ける。

 

キース長官が動揺を隠せていない。

 

「貴様だ!貴様に言っているんだ!何者なんだ貴様は!」

 

「ウォール・ローゼ南区、ダーパー村出身!サシャ・ブラウスです!」

 

芋を飲み込みながら、名乗る。

 

「貴様が右手に持っているのはなんだ?」

 

「ふかした芋です!調理場に頃合いのものがあったので…つい!」

 

サシャは、やはり盗んでいた。許せんな、前世だったら何も感じなかったが、薬を盗まれた時から盗みに対して敏感になっていた。

 

「盗んだのか…なぜだ…なぜ今芋を食べた?」

 

もう、キース教官が普通の質問をし始めてるよ。

 

「冷めてしまっては、もともこないので…」

 

「分からないな…なぜ貴様は芋を食べた?」

 

僕もわからない、分かる人いる?

 

「それは…何故人は芋を食べるのかと言う話でしょうか?」

 

周りも唖然としている。キース教官も唖然としている。

 

なぜそう解釈をする!もうキース教官、血管まで浮き上がってるじゃないか!

 

サシャは、なにかまずいと思ったのか「あっ」と言い、残りの半分、即ち、元の芋の3分の1を、舌打ちをしながら、キース教官に差し出す。

 

「半分どうぞ…」

 

「はん…ぶん?!」

 

それが、キース教官の逆鱗に触れたのだろう。

 

「死ぬまで走れ」

 

今まで、罵倒だけ(一部『コニーのみ』暴力)で済んでいたのに本格的な罰を与えられていた。

 

サシャは、今にも泣きそうな顔をしていた。まあ…この後……

 

「あと、飯抜きだ」

 

言われて瞬間悲壮な顔をしたのち大泣きをしていた。

 

その後の二人が質問され、僕の前まで、キース教官がきた。

 

(どっちかな?問われる?問われない?)

 

(問われるんじゃないかな?手に何か持ってるし)

 

「貴様は何者だ?」

 

(やっぱり…)

 

あれ?今までと少し違うな。

 

「トルタナ・スピア、シガンシナ区出身です。」

 

「貴様は、その手に持っているのは何だ?」

 

?る?手に持っているもの?

 

「これは、ハンドクリップです。握力を鍛えるものです。」

 

僕は、手に持っている20キロのハンドクリップを、握る。

 

(コイツ、あの地獄を経験したような顔つきをしているのに、なんだその態度は)とキース教官は、思った。

 

「なぜ貴様は、今それを使っている。」

 

「は!対巨人の主な武装は、ブレードてす。故に握力が必要になってきます。そしていつまた巨人が現れるのわかりません。時間が惜しいので、この時間が握力を鍛えるのに適していたと考えての行動です。」

 

「そうか…ならこの1週間ずっとそれを握りながら過ごせ!!」

 

「あ…はい!!」

 

え、やったー、直々に許可降りたー!あ…でも寝る時てどうしよう…

 

そんな感じで入団式は終わった。

 

そして、その夜

 

「おーい、エレン一緒に食べよう!…てめっちゃ人だかりができてる」

 

エレンの周りには数十人がグイグイ、エレンに迫っていた。

 

「あ、トルタナちょっとコイツらどうにかしてくれ。」

 

エレンが助けを求めてきた。

 

「分かった、てかこれなの人だかりなの?」

 

そう言うとコニーが僕の肩を叩きながら言う。

 

「ほらエレンて、あの壁崩壊の経験者だろ?だからみんなエレンに興味津々なの!」

 

「ほう、そう言うことか。エレン、これは助けられないよ、多分答えてくれるまで皆んな突っかかってくるよ。」

 

「分かった、トルタナがそこまで言うなら…」

 

その後、エレンは、超大型巨人や鎧の巨人のことを一通り皆んなに伝えた。

 

そして次に普通の巨人の話になった時、多分カルラさんのことを思い出したのだろう…少し顔が青くなって、食べていた手が止め口を抑える。

 

「みんな!もう質問はよそう…思いだいしたくないこともあるだろ」

 

マルコが言う。

 

「いや!違うぞ!巨人なんて実際たいしたことねぇ!オレたちが立体起動装置を使いこなせたらたいしたことねぇ。オレは調査兵団に入って巨人を駆逐するんだ!」

 

エレンはその言葉に反発する。

 

「おいおいおい、正気か?お前、調査兵団に入るって言ったのか?」

 

ジャンが煽り口調でエレンに話しかける。

 

「そう言うお前は憲兵団に入りたいって言っていたか」

 

エレンは、それに乗っかる。

 

「ちょっ、エレン喧嘩は、やめなよ」

 

「分かってるって」

 

僕はエレンが腹を立てたのが分かったので静止させる。

 

「俺は正直ものなんでね、心底そこ怯えながら勇敢気取ってる奴よりは、よっぽど爽やかだと思うけどね」

 

ジャンは、まだ嫌味をエレンに浴びせる。(この時のジャンて嫌なやつだったな〜)

 

「まぁそこはなんとでも言ってくれ。オレはオレのやるべきことをやるだけだ」

 

エレンは、自分を抑えてクールに対応する。

 

「まあ、悪かった、あんたの考えを否定したいんじゃないんだ。

 

「まあ、お前の考えも一理ある。さっきは少し嫌味が入っていた、ごめん」

 

エレンは、誤り、手を差し伸べる。

 

「お、、おう、俺も悪かった…」

 

ジャンはその同時ないクールさに引っ張られてその手を取った。

 

「成長したなエレン♪」

 

「やかましい」

 

その後、は、もう原作通り、ミカサが来て、エレンにべったりして、ジャンが嫉妬して…て感じになった。

 

就寝時間の鐘が鳴ったので、皆それぞれの部屋に戻った行った。

 

僕は戻るフリをして、こっそり持って来た、薬の調合セットを部屋に持っていくために、部屋を抜け出していた

 

それから5分がたち、バレずに調合セットゲット♪もうあとは部屋に置くだけ…て、足が重い…

 

「飯….飯….パン…肉……肉?…にく!!」

 

足元に倒れ込んでいるサシャ?らしき人が僕の足を掴み足を食べようとしていた。

 

「う、わーー!え?!ちょま!」

 

無くなりはしないけど危機だ!なんかないのか!あっあれがあるじゃん!

 

「テッテレ〜!プロテイン(野菜ジュース割り)〜!」

 

「どうぞ」

 

食べられる寸前でプロテインを渡す。

 

「ごく…これ…わは…うまい…ごくごく」

 

サシャは、足を食べようとすることをやめて、プロテインにがっつく…

 

僕のプロテイン…そんな中、ある声が聞こえてきた。

 

「大丈夫?叫び声が聞こえたから何かと……え…」

 

そこにいたのは、パンを持ってこちらに向かってくる、美少女ヒス…クリスタだった。

 

気まずい…訓練兵団に居るは、分かってたんだけど、何を話せばいいかわかんなかったんだよな〜

 

「あ…えっと…久しぶり?」

 

「う…うん!久しぶり!トルタナ!」

 

そんな感動の再会を果たした二人を遮る獣がいた。

 

「これは…パン!!」

 

その獣(サシャ)は、クリスタからパンを奪い去った。

 

「あっうん、それだけしかないけど…とっておいたの…でも…まず先に水を飲まないと…」

 

「ハッ…神様ですか?」

 

サシャは、クリスタにそんな事を口走る。

 

「え…ちょっ…」

 

クリスタは、あためふためく。

 

(クリスタ!可愛い〜)

 

(うるさい!)

 

「かぁーーーみぃーーーだぁーー!!!」

 

サシャは、そんなクリスタを抱き着き、神のなんだなと発狂していた。

 

(クリスタに抱きついていいのは、私だけなのに!)

 

(だから、頭の中で叫ばないでよ、いつもの上品さは、どうしたの!)

 

そんな時、クリスタルが出てきた扉からそばかすが特徴的な女の子、ユミルが出てきて言う。

 

「おい…何やってんだ、お前ら」

 

「えっと…この子はずっと走りっぱなしで…ご飯食べてなかったから…パンを渡したの」

 

「俺はこの子に食べられそうになって…そのあとプロテインを渡しました。」

 

「ふ〜ん、おまえらいいことしようとしているだろう?それは、芋女のためにやったのか?お前らの得たものはその労力に見合ったか?」

 

「…」

 

得たものか…

 

「うん、あ……

 

「まぁ…いい」

 

あ、言葉を遮った!せっかく得たものを語ろうと思ったのに!この顎の巨人め!

 

「とりあえず、こいつをベットまで運ぶぞ」

 

僕が心の中で怒ってる間に、サシャがクリスタの膝の上で安らかに眠っていた。

 

(クリスタの膝枕…私もやられたことないのに!)

 

(もう無視するね)

 

僕は頭の中に語る声を無視した。

 

「あなたもいいことをするの?」

 

クリスタは、ユミルの行動に疑問を抱く。

 

「こいつに貸しを作って恩に着せるためだ…こいつの馬鹿さには期待できる」

 

「僕も手伝うよ…」

 

「なら私も…」

 

「いいよ、私一人で運ぶ、二人はなんか久々の再会なんだろ?私はユミル…感謝しろよな」

 

「ありがとう」

 

それからユミルはサシャを背負って行ってしまった。

 

そのあと、クリスタと二人きりになった。

 

「元気にしてた?」

 

クリスタが話しかけてきた。

 

「あっうん、元気元気!クリスタの方こそ元気にしてたか?」

 

なので返す。

 

「うん、トルタナが帰って一人になったけど、元気にやってた。」

 

「そうか…えっと、まあ、顔見れて安心した。…今日は、もう遅いし帰るね。」

 

僕は居た堪れなくなって逃げる言い訳をする。

 

「うん、じゃまた明日、お互い頑張ろ。」

 

クリスタの笑顔は、まるで天使のようだった。

 

「うん」

 

そのあと部屋に戻る。僕は人数が余ったのか、ほぼ一人部屋になっていた、三人ほどいたはずなのに、初日で脱落して行ったのだ。

 

(この!へたれ!)

 

また頭の中に声が響く。

 

(ごめんて、フリーダちゃん、だってなんか別次元の人になってたから…)

 

(それでも!確かにクリスタちゃんは、プリティでキュートな美人になってたけど、あの対応は、だめ!)

 

(次、次はちゃんとするから〜)

 

(次はちゃんとしてね、ヒストリアのこと頼んだのに…)

 

(分かった…)

 

(にしても僕の予想より早く成功したよね)

 

(うん、私もびっくりしたよ、エレンくんに食べられたあとさ、トルタナくんが言ってた座標についたの、したらよなんか始祖ユミルちゃんがこっちにきて、光の葉っぱを渡してくれたのしたら、トルタナくんの見てる景色が見えて、トルタナくんが巨人化するたびに視界も良くなって、声も届くようになったの。声はたまにだけど…)

 

説明しよう。僕がフリーダちゃんに提案したのが、座標の意識保存だ。始祖ユミルは、死んでもなお、座標で生きながらえてきた。そして、最終決戦で今まで死んだ継承者たちの意識が再現した巨人に宿助けていた。この事から座標には、記憶の保存が可能と考えていた。そして、エレンが始祖に覚醒した時にフリーダを蘇らせることを計画に入れていた。だけど、始祖ユミルが何故か介入してくれたおかげでこのように座標にいるフリーダと会話できるようになったのだ。

 

(うん、成功して良かった。本当に…)

 

(てもう切れたか…おやすみ…)

 

そんなこんなで訓練兵初日が終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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