クトゥルフ神話案件とヒーロー社会は相性が良くないと思います   作:とんたん

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初めての日記風だから、こんなの日記じゃねーって思っても多めに見てクレメンス。
三話分有るので、お試しでご賞味下さい。
続きは感想や評価の評判次第です。
ただ、その三話分はヒロアカ成分極薄ですので、ヒロアカ期待している人はごめんなさい。


アメコミ世界(違)に転生したワイの日記

 

 〇月×日

 ワイ氏転生した件。

 転生トラック的な物に突っ込まれた訳でも。

 病気を患っていた訳でも。

 通り魔に刺された訳でも無い。

 普通にお布団に入ったのが直前の記憶です。

 ビックリ、頭の中で日記みたいなのを付けれて二重でビックリ!

 

 授乳してくれているお母様?美少女なの何なんだろう?

 母乳の味はへぇーこんな味なんだで済むんだけど、薔薇の香りがするのは何かおかしくない?

 

 お母様の容姿はJk……下手したらJC位に見えるのだが?

 今生のお父さんロリコンなのだろうか?

 青っぽい銀髪、アニメかゲーム・漫画でしかまずお目に掛かれない髪色だな。

 片目を眼帯で覆っている、目が悪いのかなと思っていたら、唐突に眼帯を外して金色の眼を私へ向けた。

 何だろう、身体という皮では無くその深奥を覗き込まれている気分だ。

 

 

 追記「へぇ、高位宇宙からの来訪者なんだ、興味深い」

 

 〇月□日

 ふぁ!

 脳内にある日記的な何かに、自分以外のナニカに干渉されているだと!

 

 〇月×日

 母がニタニタと邪悪な笑み(可愛い)を浮かべながら語ってくれた。

 曰く、母は父の異能、クリーチャーを召喚条件を無視して美少女化して特殊召喚する異能で召喚されたクリーチャー。

 曰く、本来ならここに居るだけで地球がピンチな存在。

 曰く、父に協力したり、交ぐわったのは気まぐれ。

 曰く、私は高位宇宙あるいは観測宇宙という場所からやって来たらしい。

 曰く、私の存在はこの宇宙ではイレギュラーで、誕生と同時にこの宇宙の運命は変わった。

 曰く、このままでは、この宇宙の修正力は私を排除に働く、それが嫌なら力を付けなくてはならない。

 ふぇえ、設定盛りすぎだよぉ。

 

 〇月△日

 父と初めて会った。

 なんだか普通の人だ、漫画家さんらしくついさっきまで締め切りに追われていたそうだ。

 大変だね。

 

 □月〇日

 授乳期って奴が終わると、母は消えた。

 お父さん曰く、お母さんはレアキャラでLR枠で滅多に現れないそうだ。

 お父さんも仕事で私の世話を焼くのは難しいとの事で、個性を使ってお世話をする人を呼ぶとの事。

 おい、赤ちゃんこさえたんなら責任もたんかい!?

 それはそれとして、召喚は気になる。

 

 □月×日

 お父さんは、個性を使って召喚した人は何とメイドさんだった!

 メイドさんはクラシカルなメイド服を着た如何にも出来ますといった感じで良い。

 しかも美人ときた、お世話される身としては目の保養になって嬉しい。

 ただ、時々呟く、テケリ・リとはどんな意味なのだろうか?

 

 □月□日

 メイドさんはゴム人間っぽい何かだった件!

 手足は伸びるし、髪も触手のようにうねって動き回る。

 それを自在に活用して家事に励んでいる。

 掃除に無駄は無いし、料理も美味しそうだ、食べられるお父さんが羨ましい。

 

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 〇月×日

 私がこの世界に転生して、今日で4歳になった。

 この世界はアメコミの世界だった。

 ヒーローは当たり前のように職業と化していたし、犯罪者はヴィランと呼称されている。

 え、勘弁して。

 私、前世でアメコミは全然履修していなくて詳しくない。

 お、大人しくしておこう。

 あまり目立たず、普通な職業を目指そう。

 そう、思っているけど無理なんだろうなぁ。

 何となくそんな気がするよ。

 

 それはそれとして。

 誕生日に母から魔法の鍵を送られてきた。

 白銀の鍵、アラベスク模様を彫り込んだ意匠の不思議な雰囲気の鍵だ。

 これを使って本来の自分に会いに来いとの事。

 どうすりゃいいねんと首を捻っていると、身体が熱く火照りだした。

 それが数分間続いて、ナニカが開いた感覚を得た。

 気が付くと、眼前にはお父さんが個性を使うと現れる物とよく似た魔法陣が広がっていた。

 

 魔法陣の中心には一人の美少女が佇んでいた。

 年齢は13歳~14歳位に見えるけどきっと人外なんだろう。

 鴉の濡羽の様な黒髪、陶磁のような白い肌。

 蒼い海思わせる瞳、キリっとした瞳。

 上げれば褒めるべき物は幾らでも沸きあがる。

 一目惚れって奴なんだろうね、前世でこれといって恋をした事は無い私だけどこの胸の高鳴りはその類なんだろう。

 でもね、初対面なんだよ私達。

 幾ら運命的な物を感じ取ったしても、それをすぐ口に出す事は無いんだ、恥ずかしいからね。

 でも君は出会って、直ぐに幼女である私に平手をくれたよね、凄く痛かったよ。

 

 「一万四千年も待っていたのよ!」

 

 うん、意味不明な上に人聞きが悪すぎ無い?

 まるで私が、一万四千年も放置していたみたいじゃない?

 していないよ、私4歳。

 その上。

 

 「お願いします、捨てないでぇ」

 

 とか言い出して、情緒不安定か!

 えぇ、どうすればいいの?




主人公の母は仮称Y氏
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