クトゥルフ神話案件とヒーロー社会は相性が良くないと思います 作:とんたん
今回は短め。
14歳(?)に視点戻っています。
〇月△日
イス人の集会、委員会から辞令が出た。
日本に戻れと。
別にそれは良いんだけど、家の弟子の進学どうしよう。
学校行かせた方がいいのかな?
学部長のアンドレアの婆さんは、行った方が良いと言う。
純人類でありながら、鬼械神を召喚可能な老学部長には一定の敬意を払っているつもりだ、無下にはしない。
「これも、経験さね」
と言う学部長の言葉を信じて、我が故郷日本へと、内弟子連れて帰郷が決定。
□月×日
ねぇ、そんなに私の修練って辛いの?
暫く日本に帰るって言ったら、私の講義の受講者があからさまに嬉しそうにしているんだけど。
重力トレーニングはフィジカルとスタミナ鍛えるのに、最適だと思うんだけど。
講義の最初に行っている、20倍重力下で行うビ〇ーズブー〇キャンプは、我ながら良い運動になると思っているのだけど。
□月□日
メアリーは学校に行く気は有るんだろうか?行きたいのだろうか?
余計な人間関係を生やす余裕は有るんだろうか?
魔力は並。
魔術センスも並。
知識はしっかりと教えたつもり。
フィジカルとスタミナは平均的な14歳女子より上。
気合と根性は花丸。
あと必要な物と言えば、経験だろう。
失敗が許される間。
私が彼女の味方で居られる間。
そんな期間は限られている。
よし!一杯失敗して貰おう。
それを知る事は、早い方が良いだろう。
□月△日
メアリーに日本語を習得して貰う。
日本産の漫画・アニメを渡す。
日中の隙間時間は勿論、夢の中でも視聴して貰う。
□月◇日
イス人から、早急に対処して欲しい案件の資料が届いた。
『佐々木 未来』の五体満足での生存。
それが、私に依頼された案件。
彼の個性が未来視による予知という情報で、凡そ察した。
【当たり】を引いてしまったのだろう。
過去・未来に何らかの形で干渉する個性。
空間に作用する個性。
このどちらかの個性を保有している人物には、厳しく警告されている筈だ。
安易に個性を使うなと。
【当たり】に当たるリスクは、宝くじの一等や特等位の低い確率だ。
だが、使えば使う程【当たり】に気付かれるリスクは上がる。
一等や特等位の確率が、三等……四等……といった具合に。
つまり、【当たり】の事を知らないにしても、【当たり】を引いたのは、自業自得と言うのは言い過ぎなのかな?
はぁ、アレは存在そのものが苦手なんだけどな。
でも、最初の相手がアレなのは、メアリーの良い学びになるから、いいか。
□月●日
日本よ私は帰ってきた。
□月■日
公安第零課資料整理室、日本における案件を対処している部署。
彼等が日本で活動する際に、協力してくれるそうだ。
第零課資料整理室ってダジャレかよ!
メアリーの一人称がボクになった、計画通り
□月●日
『佐々木 未来』の細かな報告書が上がってきた。
『佐々木 未来』ヒーロー名『サー・ナイトアイ』
個性『予知』、ナンバーワンヒーロ『オールマイト』の元サイドキック。
オールマイトのサイドキックを辞めた以降は、都市部でヒーロー事務所を開業。
主に、知能犯の捜査・検挙に活躍している。
一ヶ月前より、彼の事務所のサイドキックやインターン生に一方的に無期限の活動休止を宣言、自宅に引きこもっている。
それに関係してか、オールマイトの姿を彼の自宅付近でよく確認できているが、幸いにも彼と接触できた様子は無い。
オールマイトと接触し無いように、接触したとしても五体満足で返すようにと耳にタコができる位言い聞かせられた。
□月☆日
アーハーッハッハッハ!!
成程、これがこの世界のヒーローか!
良いね、覚えておこう。
オールマイト。
次回は日記じゃないです。
多分難産予定なんで、週末までに投稿できたら御の字かな。