シスターフッドの執行者   作:雪とk

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ようやくメインストーリー編開始です。
それから忘れていましたが宝具を出したのはただただ詠唱をさせたかったからなのでFate要素は魔術礼装、宝具、の名前と詠唱だけです。それでもよければお楽しみください。


エデン条約編
補習授業部(1)


私宵崎サイカは今無人の教室でとある追求者の論文を読んでいた。内容は宝玉の加工についてだ。というのも宝玉は野球ボール並みの大きさなため今まで様々な方法で小型化や別の形の宝玉の製造方法が研究されてきた。しかし、物理的、魔術的アプローチの両方で結果が出ていなかった。加工自体はできるのだだが宝玉の中の術式が破損してしまい。ただの水晶玉に変わってしまうのだ。この論文にはそれの問題を解決する方法が記されていた。具体的には宝玉の中の術式を各陣に分けて全く別の形に加工された水晶玉に投影するというもの。しかもこの方法なら形の制約上使えなかった触媒として優れている他の宝石を宝玉の外郭として使用できるということを意味している。私もすでにこの技術によって材質は水晶から錬金術師産のエメラルドになりサイズは5センチほどのサイズとなっている今は左の二の腕あたりにアームバンドで固定してある。正直言ってかなりありがたい上魔術の触媒としても質が向上した。まあ、さすがに天然物のエメラルドは高すぎるので錬金術によって作られたものだが…

 

しかし、この追求者は凄まじい成果を出したものだ。なにせ宝玉は今まで原理どころか術式の構造すら分からないものだった。それを原理や術式の効果は未だ不明だが術式を陣ごとに分けて再構築する方法を編み出したのだから。そんな事を考えながらそれぞれの魔法陣を既存のものと照らし合わせ解読を試みていた。

 

何故こんなことをしているのかって?

暇だからだ、先ほどモモトークで補習授業部の部長であるヒフミから呼び出しを受け指定された教室で待っていた。何でも今日他のメンバーや例の先生との顔合わせをしてその後活動についての説明をするらしい…が他のメンバーを呼びに行くので先に行って待っていてほしいと連絡を受けてから実に1時間もここで待っている。いくらトリニティが広いとはいえこれは時間がかかりすぎだろう。何かトラブルでもあったのか?そんな事を考えているといくつか足音が近づいてきたどうやらようやく来たらしい。私は論文の資料を片付けつつドアの方へ目をやった。

 

 

 

 

 

 

先生Side〜

 

私は今補習授業部のみんなと目的の教室に移動している。

 

「ふふ♡先ほどからすれ違う皆さんがこちらのことを見てきますね。先生は人気者ですね♡」

 

と水着を着たピンク髪の生徒ハナコが口にすると

 

「いや、あんたが水着姿だからでしょ!?」

 

そうツッコミを入れたのは黒い正義実現委員会の制服を着たピンク髪の生徒コハルだ「それとあんたもなんでまだガスマスクなんてつけてるの?!こっちまで恥ずかしいんだけど?!」とコハルの矛先が変わる。

 

「…?」

しかし、なんのことかまるでわからないと言わんばかりに首を傾げているガスマスクをつけた白髪の生徒アズサ。

 

「あはは…」

 

そんな光景をまえに乾いた笑いをする金髪でペロロ様というキャラクターのカバンを背負った生徒ヒフミ

だいぶ個性の強い彼女たちと歩いている。

 

『そういえば名簿だとあと一人いるはずだけどどこにいるの?』

 

そう私がティーパーティーの2人から受け取った名簿では後人いるはずだつまりひとり足りない。

 

「あっはい、その方は私の知り合いでモモトークを登録していたのでそちらで連絡を取りました。今頃教室で待っていてくれているはずです」

『そうなんだ。どんな子なの?』

「あっはい、その子はシスターフッド所属の方でして」

『シスターフッド?』

「はい、シスターフッド、トリニティ大聖堂の管理や生徒の懺悔を聞くなどといったカウセリング、ミサの開催、正義実現委員会の皆さんとともに行動し治癒等の魔術によるサポートまでしている部活です」

『魔術?』

「はい、なんでもシスターフッドの前身に当たる組織が生み出した聖遺物の力を使って魔術を行使するらしいですよ?」

「私も正義実現委員会で1回見ただけだけどすごかったわ。なんたってシスターフッドで一番の魔術の使い手である先輩の結界は戦車の体当たりすら防いだんだから」

『へ〜魔術が実在するんだ…』

「あはは、特に秘密にされているわけでは無いのですがそういう話を他校の人は信じていないのかあまり知られてはいませんが…あっ先生この教室です」

 

そんな話をしているとどうやら目的の教室についたらしい。

教室の扉を開けるとそこにはシスター服に身を包んだ灰色の髪に青色の右目、左目は髪の毛で隠れていてメガネを掛けている。二の腕にエメラルドのついたアームバンドを付けている。何より気になるのは彼女は銃を持っていない。シスターフッドということは例の魔術で戦うのだろうか?

 

「こんにちは、先生」

『こんにちはあなたが宵崎サイカで間違いない?』

「ああそうだ私が宵崎サイカだ」

「えっ先輩が!?」コハルが叫ぶとヒフミが口を挟む

「えっコハルちゃん知り合いなんですか?」

「いやさっき言ってたシスターフッドで一番の魔術師それがサイカ先輩なの」

「ふふ、ありがとうその言葉素直に受け取らせてもらうよ。」

 

宵崎サイカ…補習授業部の2年生。

未受験により落第し補習授業部に所属。

シスターフッド所属、魔術師統括の地位におり魔術師の訓練なども定期的に行っている。

現在一時的に補習授業部に所属しているため。魔術師統括の権限凍結中…ということらしい。

 

なにはともあれ補習授業部は全員集合下のだった。

 

「ところでハナコは何故水着なんだ?そっちの白い髪のやつも何でガスマスクなんかつけてるんだ?」

 

 

…集合したのであった。

 

 

 

 




次回
補習授業部(2)
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