ガスマスクや水着の理由を聞いた後私達は今後の日程などについて説明を受けた。
いわく
1週間の補習授業の後テストを行う。
テストは計3回しかし、
「へっ?」
補習部全員が合格、この言葉を聞いた私は思わず間抜けな声を上げてしまった。どうしてって?私はテロリストの爆破に巻き込まれて頭をうち入院していたため未受験となってしまったのだ。
ヒフミのさぼりとも、違う、他の3人のように赤点を叩き出したわけでもない、いわば不可抗力だったにも関わらず扱いに一切の差がなかったことに驚いたからだ。
ちなみに私がここにいる原因は不可抗力とだけ言って濁した。不意打ちだったとはいえ執行者がしかもトップである総括である私が爆破に巻き込まれて2日も気絶していたなんて恥ずかしいからだ。
翌日から勉強会が始まった。まあ、私は成績が悪い訳ではないのでまだ復習をしているだけなのだが…
他のみんなはというと、
「ハナコこの問題はどう解けばいい?」
「どれですか?ああ、なるほどこういうときはですね倍数判定法を使ってこのように…」
「なるほど…うん、理解した」
ハナコはあの水着姿からは想像できないような真面目さでアズサに勉強を教えていた
コハルはというと
「…?」
教科書や参考書を開いているものの頭に?を浮かべている。そんな様子のコハルにハナコが喋りかける
「コハルちゃんなにか分からない問題でもありましたか?」
「いっ、いやっ!べつに?!」
「ちなみに今見てるそのページは、今回のテスト範囲ではありませんよ」
「えっ、うそっ!?やっ、ちが…っ!し、知ってるし!今回の範囲は余裕だから、先のところを予習してただけ!」
「あ、あはは…」
「…」
コハルは昨日の自己紹介の際の正義実現委員のエリートがどうとかすぐにおさらばだとかいう発言から嫌な予感がしていたが、仕方ない…
「コハル、お前は
「えっと、いや、それは…」
にっこりと笑いながら語りかける
「いえ、もしかして確実に満点が取れるということでしょうか?もしそうなら失礼なことを言って…」
「ごっごめんなさい!真面目に勉強するから許して〜」
「そうか、良かったよ」
これでコハルも少しは勉強に身が入るだろう。
そんな調子で私たちはそれからの1週間、毎日放課後に集まり補習授業を受けたりした。
そしてテストの日がやってくる。
次回 第一回特別学力試験