機動戦士ガンダムSEED ー霹靂の鬼は悪魔になれるか?ー   作:単眼駄猪介

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Q、グエムはアタオカなんすか?

A、サイコブッダへの復讐のガンギマリ決まりすぎてNT能力がチビってさらっとサブアームでヒート・ホーク振り回すくらいにはアタオカです。つまりまだ普通の部類です()

Q、グエムはガンダムキャラの中でどれくらいの強さ?

A、フルスペならデンドロ乗ってるニンジン嫌いの少尉並に強いかもしれない。成長途中なので、サイコ・ザク&経験値次第で正義乗ってるアスランと互角くらいにはなるけど機体性能によるゴリ押しが効いてるだけなので、本来の実力的には三馬鹿の少し下くらい。
天パと赤いロリコンには機体見ただけで最初にビビるので瞬殺される へ な ち ょ こ

現段階だとサイコ・ザクありきで多分グエル君といい勝負するかもしれない
リユース・サイコ・デバイスヤバすぎるンゴ

Q、サンダーボルトは中途半端だと言ってるけど、SEEDはどうなの?

A、作者は頭が鳥カスなので細かい描写とかは覚えてないです。でも、基本的に原作の展開に沿うし種と種死も一応一通り見て知ってる。
それでもガバするときがあるから寛大な心で指摘&許してクレメンス



ラクス・クライン

 

 

デブリベルト。

宇宙世紀にも暗礁宙域などと呼ばれ、宇宙海賊やジオン残党達の拠点になっていたりする場所だ。

ハゲ頭のオッサンの事をグエムは懐かしさと不快で微妙に人にお見せできる顔ではない状態だったが、しっかり氷塊の採集は行っているので割り切れてはいるのだろう。

まあ、それはそうと「ジオンくたばれ」と最早アンチと化しているグエムは若干荒く氷塊をユニウスセブンの湖から砕き割る。

 

「そういえば、ここでラクスとキラが出会うんだっけか」

 

ふと思い出したイベントに、グエムはその先にある展開も思い出し計画を練り始める。

 

「原作のようにピンチになったら人質として見せる……はナシだな。元々、ヘリオポリスを崩壊させているのはアチラだし、クルーゼ隊には少し悪役をやってもらわないとな」

 

いや、元々悪役だったわ。

と、自分にツッコミを入れつつラクスとの関わり方にも思考を寄せる。

 

「やはりキララクで引っ付けるべきだよなぁ……」

 

ちなみにグエムは劇場版SEEDを観ていないので内容は知らないのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー三十分後ー

 

ヘリオポリスの少年達の手伝いとサイコ・ザクのスピーディーな作業で想定よりも早めに終了できたアークエンジェル。

しかし、偵察用ジンとの会敵と救難ポッドの回収により、グエムは物語が動き出しているのを感じていた。

 

「あら?あらあら?ここはザフトの軍艦ではないのですね?」

 

派手なピンクの髪と儚げで美しい顔立ち。

思わずグエムは見惚れるが、同時に今日ばかりは転生した事を感謝していた。

無論、転生させた何者かがいるのなら、八つ裂きにして丸めて焼き肉団子にしてやるのだが。

 

「私はラクス・クラインですの」

 

「く、クライン…!?」

 

動揺する者達の中、グエムは声を上げる。

 

「あー、とりあえず部屋に連れて行って処遇を決めるべきじゃないんですかね」

 

それによってマリュー達も再起動を果たし、どうするか決めるべく艦長室で会議を開くことになった。

1日で何度も会議に集められるとか何かのギャグかな?なんてグエムは思ってたりしたが、れっきとした軍人がいないアークエンジェルとしては軍人であるという事だけでも頼りたくなる有り様である。

まあ、グエムにとっては頼られる事は嫌いではないしこれからの辛い日々に対して識っているキャラクター達と絡み合えるというのは非常にオタク心として嬉しいので役得感まである。

とはいえ、あまりふざけすぎると今度は信頼を損なうので程々を意識しなければならないのが難点だろう。

そしてグエムという男は、時折いらないことを言ってしまう男なのである。

例えばそう、自虐ネタや毒舌みたいな事をさらっと言うのである。

それで何度、リビング・デッドの皆の雰囲気を凍り付かせたのかはご想像にお任せしよう。

少なくとも、こちらの世界では洒落にならない事しか出ないのだから。

 

「悪の〜ジオン星人〜殲滅ゥ〜だぁ〜……ってあれ?」

 

入室と同時に凍りつく艦長室。

一応、立場的には傭兵ということでアークエンジェルにいる事になっているが、一応軍人である男が祖国である国を大昔のアニメソングのような曲調で悪役にして【殲滅】などというワードを使われればそれはもう気まずくなる。

それほどまでに、その戦争体験は故郷にヘイトを高めるものだったという、生々し過ぎるものであるから。

 

「そ、その、いい曲ね…ね?バジルール少尉?」

 

「え?あ、はいそうですね…」

 

「……あれ?なんでこんな空気なんだ?」

 

後から来たムウが困惑するのも無理はない。

グエムはやらかしたと頭を抱え、マリュー達はグエムから目をそらしている。

 

「俺が悪いんです、はい」

 

「だからどういう事なんだって……」

 

これでは話が進まないと、ムウが場を仕切り直しようやくラクスについての話が始まる。

初手から挙手するグエムは既に考えていた案を出す。

 

「デブリベルトを抜け次第、すぐに返しましょう」

 

「なんだと!?」

 

まあ、ナタルさんは食いつくよね。

 

「人質としての利用はできますが、俺達は最初から不利です。土壇場に人質を出しても話に聞く限りじゃ奴ら、ムキになって追撃してきますよ」

 

「ククッ…コーディネイターを子供扱いかよ」

 

俺の言葉にクスクスと笑うムウ。

ゴホンッ、とナタルが咳払いしムウは流石に笑いを止める。

 

「だが、すぐに返しても奴等にとっては好機だ。攻撃されるのは変わりないだろ?」

 

そう言われて、グエムは少し考えて答えた。

 

「彼女のノーマルスーツに爆弾を仕込めませんか?」

 

「おいおい、爆弾って物騒な」

 

「ニュートロンジャマー下での通信は限られているのは既に見聞きしました。レーザー通信式の起爆装置を作れたりしませんかね?」

 

「それは無理よ。弾薬を無駄遣いできる余裕はないし、そもそもそんな技術者はいないわ」

 

マリューの言葉にグエムは悩む。

 

「となると、ハッタリに乗ってもらうしかないかなぁ」

 

「ハッタリィ?」

 

ムウが問う。

 

「はい、クライン嬢に嘘をついて貰って時間を稼いでもらうんです。もしくは、それっぽい箱型の金属でも作って彼女に持たせれば……」

 

思い付いても少し言動を見ただけで純粋な少女だと分かるラクスにさせる事ではないとマリュー達の顔に出ていた故に、グエムは途中で言葉を切る。

少しの間、沈黙が四人の間に張り巡らされムウがようやくそれを切り裂く。

 

「なあ、前の世界じゃクズとか卑怯者とか言われなかったか?」

 

「それなりにありますね。いやはや、イタズラするときは楽しかったなぁ」

 

「悪辣ではあるけど……それがなければ生き残れなかったと思うと、私達も見習った方が良いのかもね」

 

「……非常に遺憾ですが、私もそう思いました」

 

思い出に浸るグエム、引きつつ納得するマリュー、本当に遺憾そうなナタル達はひとまずグエムの提案に乗ることに決めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

腹が鳴った。

グエムはそういえば最後に飯を食ったのはいつだっけ、と思い出そうとするが結局出てこず諦めてアークエンジェルの食堂に向かう事にする。

と言っても人に場所を聞いてだが。

ショッピングモールのようにご丁寧な案内板など、機密の塊であるアークエンジェルの廊下にある訳もない。

 

「ここか……」

 

辿り着いた頃には腹の虫はグゥ~と、間延びしたものになり口の中が涎で満たされる。

 

「大天使飯……なんちって」

 

くだらない事を考えながら食堂のコック長に飯を頼み、トレイに乗せた料理を適当な場所に座って食事を始める。

 

「いただきまーす」

 

それなりに彩りのある料理に、グエムは地上に降りた頃の食事を思い出す。

 

「……あの頃は不味いレーションと野菜とか魚の付け合わせで、味もクソもなかったなぁ」

 

なんて思い出に浸りつつ、一般的な食事の量を超えた量の飯を平らげる。

そんな折に、ようやく休憩になったらしいヘリオポリスの少年達が食堂に現れ、歌姫の話をしていた。

 

「やっぱりあの歌声も遺伝子を弄ったからなのかね?」

 

「思っても言っちゃ駄目でしょ、そんな事…」

 

ミリアリア・ハウが咎めると、サイはハッとしてバツが悪そうにチューブの中にある水を飲み干す。

それにグエムは口を出した。

 

「確かに歌姫と呼ばれるくらい、喉を歌うことに特化して調整したのかもね。けど、好きで歌う気がないなら歌姫なんてなってないだろ?」

 

ほんの五分で何もなくなったトレイを返却しつつ、カズイの言葉に反論したグエムに少年達は気まずそうな顔になる。

 

「別に配慮しろだのなんなのとは言わないよ。誰もが嫉妬するし、羨むだろうしね。コーディネイターって奴は」

 

「うっ…」

 

「でも同時にこうも思うんだ。この能力だけ伸びるように調整されても本人の意志は、そうだな……医者になれる調整がされてるのになりたいものは格闘家だった。そしたら医者になって欲しいと願って金を払った親はどう思う?」

 

「怒る……のかな?」

 

トールが答える。

それに薄ら笑いで「正答であり誤答だ」と言う。

 

「それは親次第だろうから、答えなんてない。でも、ナチュラルの俺達は自分で決めた事をいつでも変えれるし、いつでも努力で天才とはいかなくてもなる事はできる」

 

「つまり、ナチュラルの方が選択肢は広いって事?」

 

頭の回転が早いからか、サイがいち早く答えに辿り着く。

 

「そうさ。だからコーディネイターだからって妬むこたぁない。何事もポジティブにいかないとね。ま、俺はポジティブマンになれなかったけど」

 

グエムはそういい、ガハハ!と笑っているが少年達は元気づけられた直後になぜだか闇深そうな自虐ネタで笑う二歳歳上の少年に苦笑いを浮かべるしかできなかった。

ちなみに裏で聞いていたキラは自分がナチュラルであったならば……なんてちょっと鬱になっていたが、グエムの言葉で気持ちはちょっと晴れることになる。

 

「そういえばコーディネイターも努力しなきゃその才能は無駄じゃなかったっけ?その点、やっぱり人だと思うしナチュラルと同じだよな。コーディネイターは上位種だぁ、なんて言ってる奴は頭が人以下なんだろうけど」

 

さらっとコーディネイターをディスり、どこかのお父上がクシャミをするが、グエムが知る由もない。

とはいえ、コーディネイターではないナチュラルであるグエムが言ってくれることで、言いたくても言い出せなかった言葉が擬似的に吐き出せてキラにとっては少し憂鬱な気持ちが晴れるものであった。

 

 

 

この後、ラクスが食堂に乱入し一騒ぎあるのだがキラが連れて行くことでとりあえずは落ち着くのだった。

 

 

 

 

 

 





そういえばヒロイン決めてないんだよな……
フレイとかナタルさんも考えたけど、主人公とは合いそうにない…この後の展開的にもちょっと無理があるかなっていう展開だし

ステラはシンだし、メイリンは主人公がロリコンと化すからナシ
かといってルナマリアでも微妙にアウト判定出そう()
というかこの曇らせマシーンに惹かれるヒロインなんているんだろうか?(辛辣)
オリヒロか他作品キャラになりそうな予感……よし、セシアにするか()

アンケート取るかもしれん(他力本願寺)

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