よんでますよゲーティアさん、ナザリックハジケ味   作:ペンギン勇者

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第10話ナザリックの立地

 

あらすじ

 

ビルドも完成したし人間界に行ってみる?と聞かれたモモンガさん。その前にギルド同士の顔合わせは?に対し身内だからスマホの通知でOKのこと。本人は嫌がったが相手ギルドから既に認証メール(ギルドの代表はモモンガさんでOK連絡することがあったらスマホでいいよとの事)が届いており、従うしかなかった。

 

 

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ナザリックの立地

 

 

モモンガ「身内だからって少しずぼらすぎる気がする」

 

朝食を済ませた後玉座の間でそう毒ずくモモンガさん

 

ゲーティア「確かに社会人としていけないと思いますけど、余り硬くなりすぎるのもよくないと思いますよ。せっかく人化状態のビルドも出来上がったんだから人間界に今日は行ってみましょう」

 

場所はと言うモモンガの問いに対しゲーティアはナザリックも懇意にしてるカルネ村という所ですと返ってきた。

 

モモンガ「それって他のギルドも懇意にしてるってとこですよね」

 

ゲーティア「はい、そうなんですよ。だから前に村人のレベルが」

 

その時モモンガに<伝言>でメッセージが届いた。

 

アルベド『お時間よろしいでしょうかモモンガ様』

 

モモンガ『どうしたアルベド、何か不都合でもあったか?』

 

アルベド『はい、今のナザリックの立地に関係してくるものです。結果だけ言うと地形のせいかイビルロードたちが毎日病気になっています』

 

モモンガ「なに!?」

 

ゲーティア「どうかしましたか、モモンガさん」

 

モモンガ「……ゲーティアさん、もしかしてナザリックってとんでもない所にあります?」

 

ゲーティア「どこまでがとんでもないかは分かりませんが、ユグドラシル時代をリスペクトして沼地のそばに転移させましたが」

 

モモンガ「ナザリックの主戦力であるイビルロードたちがナザリックの立地のせいで毎日病気になってるらしいんです」

 

ここでゲーティアは思い出す。確かケイリッドの沼は「赤い腐敗」という特殊な状態異常にかかる厄介な性質を持っている事を。

 

ゲーティア「モモンガさん、イビルロードってパッシブスキルで毒無効とかついてなかったりします?」

 

モモンガ「全員ついてますよ、全耐性があるわけじゃないですけど毒沼に使った程度では毒にはなりません」

 

ここでゲーティアは考えた、そもそも赤い腐敗は毒なのか、イビルロードの赤い腐敗への耐性、赤い腐敗の性質。

 

ゲーティア「モモンガさん、すいません。ナザリックをケイリッドからリムグレイブに転移させましょう。赤い腐敗にたいしては大丈夫と思っていたのですが自分の認識が間違っていました」

 

モモンガ「転移のことは分かりました。その前に赤い腐敗のことを教えてもらっていいですか」

 

ゲーティア「自分も毒の上位互換ぐらいしか認識してなかったのですが、簡単に説明するとHPをむしばみ続ける腐敗の呪いが具現化したものと思ってもらって十分です」

 

モモンガ「それってかなりやばいですよ、ユグドラシル時代だとレベル差で威力や成功率が変わるんです。ユグドラシル基準だと地形ダメージは無効化や半減スキルが無いと成功率は100%、こっちの世界だとどう化けるか」

 

ここでモモンガはアルベドに<伝言>を飛ばし、イビルロードの状況確認をする。幸いに命に別状はないものの、定期的に赤い腐敗の状態異常になっていたせいで、レベルはそのままで全ステータスが5~10%ほどダウンしているとの事。ペストーニャの判断だと、まだ自然治癒の範囲内だがこのまま放置する悪化するのは間違いないそうだ。

 

モモンガ「問題はありましたが、ここから転移すれば解決しそうですね。そういえばリムグレイブってどんな場所なんです」

 

ゲーティア「平野に林がまばらにあるところですね。自然環境としては人型種族が1番暮らしやすい所だと思います」

 

ここで捕捉するとゲーティアに悪意はない、ナザリックが異業種の集まりでありユグドラシル時代は毒の沼地にナザリックはあった。それをリスペクトしケイリッドにしたのだ。

 

モモンガ「いい場所ですね。うちにはホムンクルスという人間種に近い種族がいるのでその方が助かります」

 

ゲーティア「合意とみてよろしいですね」

 

モモンガに悪寒が走る。

 

ゲーティア「………………」

 

モモンガ「おい、なんとか言え!」

 

返事がないこちら側に意識が無いようだ。

 

アルベド『キャっ!!』

 

ナザリック全体が少し揺れる。

 

ゲーティア「転移完了しました。場所はリムグレイブのエレの教会の近くに――

 

モモンガ「ちったあ確認しろ!!」(心臓掌握)

 

いつもの配慮が足らずに逆鱗に触れるゲーティアだった。

 

それから転移の件で心配して戻ってきたギルメンたち、ついでとばかりに自分が作ったNPCと仲良くしていくのであった。

 

 

 

***

 

 

 

場面は変わって第六階層の巨大樹。

 

茶釜「遊びに来たわよ」人化中は東方プロジェクトの蓬莱山輝夜(ほうらいさんかぐや)

 

アウラ&マーレ「茶釜様ー!!」

 

二人の歓喜した呼び声が第6階層に木霊した。

 

マーレ「何して遊びます?茶釜様」

 

アウラ「そういえばゲーティアって奴が新しいペットを紹介してくれたんですよ」

 

茶釜「あら、そうなの。見せてもらってもいい」

 

茶釜は内心焦っていた。ゲーティアは基本いいやつなのだがやり方が破天荒だったり、デリカシーが無かったりするので2人が彼に毒されてないか心配だった……結果から言うともう手遅れなのだが。

 

アウラ「このアイルーとガルクって子が便利なんですよ」

 

それを見て茶釜はほっとした、普通のモンスターであると。

 

茶釜「この子たちってあれよね、ユグドラシル時代のモンスターじゃないわよね」

 

アウラ「そうですけど、お気に召しませんでしたか茶釜様」

 

茶釜「違うのよ、ユグドラシルのモンスターじゃないからこっちのやり方で言うことを聞いたり世話の仕方とか大丈夫なのかなって思っただけよ」

 

アウラ「その点は問題ないですよ、この子たちは物凄く賢くて他のモンスターの世話をしてくれたり私たちの助けをしてくれるんです」

 

ほっと胸をなでおろす茶釜。

 

アウラ「でもリオレイアくらいまでは言うことを聞いてくれるんですけど、リオレウスやディアボロスになると少し難しくなってきて」

 

なんだか雲行きが怪しくなる。

 

アウラ「二つ名や歴戦個体は全く言うことを聞いてくれないし」

 

アウラが涙目になる。

 

アウラ「禁忌モンスターや古龍種になるとこっちを攻撃――

 

茶釜「ゲーティア!!」

 

茶釜がキレた。

 

次元の裂け目から「ヌ」と現れるゲーティア。

 

ゲーティア「ビーストテイマーのスキルレベルを上げようと思ってあえて強めのモンスターを紹介しました。本当はマーレの曇り顔や余裕のない表情を――

 

茶釜のシールドプレス(ダメージは防御力で計算)

 

「ぐぼぁ」と汚いうめき声とともに地面に埋まるゲーティア。

 

茶釜「あんた加減ってもんを知りなさいよ!!相手はまだ子供でしょうが!!」

 

オロオロするマーレ、涙を拭くアウラ。

 

ゲーティア(やばい、これでキレられてあのことを知ってしまったら自分はどうなるか分からない、ここは急いで撤退を)

 

しかし、もう遅い。

 

マーレ「茶釜様、おねーちゃんは自分の意思で自分のスキルがどこまで通用するか確かめたいて言ってました。お願いしたのもおねーちゃんだからそんなにゲーティアさんを怒らないであげてください」

 

アウラ「ビーストテイマーのスキルを上げたいと思ったのは本当です、自分がスキルがどこまで通用するか見たくて少し無理しちゃいました」

 

茶釜「マーレ、アウラ……分かったわ、この件はこれでお終い」

 

ゲーティア(助かった)

 

茶釜「他に変わったことや教えてもらったことはある?それとも変わった遊びとか新しい遊びとかも」

 

茶釜の感は鋭い。

 

ゲーティアに電撃が走る。なおワープや次元移動は茶釜の盾の能力で無効化され、押しつぶされた状態なのでゲーティアからは何もできない。

 

マーレ「〇夢動画や〇獣先輩について教えてもらいました。男同士で子供を作れないのに交尾していてとても滑稽でしたw」

 

アウラ「あれ面白かったよね、人間があそこまで汚くなれるなんて思わなかったw」

 

茶釜の頭の血管が何本か切れる、顔は赤を通り越して黒く染まっている。

 

マーレ「他には緑君(カーバルスペース参照)を使って、緑君の耐久実験(燃やしたりぶつけたり)が面白かったです」

 

アウラ「ふふ、緑君を大量にロケットにくくりつけて、誰が最後まで残るかはお腹を抱えて笑ったよねw」

 

茶釜「グヴヴヴヴゥゥゥゥゥ!!」と言う唸り声が聞こえ、絶望のオーラがにじみ出てるのかと間違えるほど怒っている。

 

茶釜「最後に言うことは?」

 

そう言う茶釜の表情は非常に冷たい、まるで養豚場の豚を見るような目線だ。

 

ゲーティア「純粋無垢な子供を自分色に染めたかっただけなんです!!」

 

茶釜「くたばれ!!!!」と力強く言うと盾で押しつぶされているゲーティアをさらに深く地面に埋め込む。

 

そこからは技と言っていいのかも怪しい盾を使ったデンプシーロール。

 

当然ゲーティアは地面に沈み込み第6階層は揺れた、めっちゃ揺れた。

 

この後モモンガにも報告が行き、2度目の心臓掌握をくらうのであった。

 

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これにて第10話終了となります。やっぱり赤い腐敗はまずいと思ったのと、可愛い双子がクソガキ化する所を書きました。なぜそうなったかと言うと、あの頃の年代の子はもっと遊んでてもいいと思うんだ(だからといって自分色に染めて言い訳がない)

 

 

モモンガ:普段は温厚でキレることはめったにないのだが、ことゲーティアに関しては普段が普段なのでキレやすくなっている。

 

ゲーティア:相変わらず配慮が足らない憐憫の獣、今度は確認無しの転移と双子のちょっかいを出したことで散々なめにあった。

 

ぶくぶく茶釜:人化中は東方プロジェクトの蓬莱山輝夜(ほうらいさんかぐや)の姿、普段は暴走しがちなギルメンのブレーキ役だが本人も暴走する。今回自分の愛おしい双子がゲーティアに穢されていて激怒した。

 

アウラ:今回ゲーティアに無事汚染された。アイルーやガルクは他のモンスターのお世話をしてくれてるので重宝している。

 

マーレ:今回ゲーティアに無事汚染された。ゲーティアが緑君(カーバルスペース)を紹介したら、デミウルゴスが苦笑する程の拷問装置(緑君瞬間蒸発装置)が出来た、やっぱり焼の効率は大事。

 

 

Q赤い腐敗は危険?

 

Aイビルロードだから病気やデバフですんでるけど、レベル1のメイドホムンクルスならそのまま腐る(蘇生不可)

 

 

Qなぜ双子を穢した!!

 

Aあのくらいの年頃のこはもっとやんちゃしていいし、やんちゃだと思うから(偏見)

 

 

Q淫〇動画以外に何かいけないもの見せた?

 

A書くとR18禁になりそうなのであえて書かない(少なくとも自分たちがどうやったら子供を産めるかの知識は付いた)

 

 

Q茶釜さんの姿は中の人と関係なし?

 

A中の人が色々出来るので型にはめずにその場その場で合いそうなキャラクターをやってもらおうと思います。

 

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