よんでますよゲーティアさん、ナザリックハジケ味 作:ペンギン勇者
あらすじ
昨日のゲーティアのやらかしからモモンガは頭を抱えていた。茶釜さんのことは可哀そうだと思うが記憶操作で記憶をいじくるのは気が引ける。それにゲーティアが遊んだことによって教養(歪んでいる)が身についたのも事実。本人たちの意見から言うと、茶釜、元に戻したいけど二人の意見を優先。アウラ、自分が進んでやったこと、遊びはすごく面白かった(天使爛漫の笑み)マーレ、緑君が燃え尽きると分かった時の表情が好き(屈託のない笑み)だったので記憶操作は保留となった。
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そして翌日。
いつものように朝食を食べて玉座の間でアルベドの定期報告とギルメンたちの許可書の発行、何か大きなことをするときは連絡を入れてねぐらいなので、普段は目を通すぐらいだったのだが何か忘れてる気がする。
そう思った矢先スマホに通知が入る、内容は「そろそろカルネ村にいきませんか?」byゲーティアだった。
モモンガ(行くにしたってメンバーはどうしよう、階層守護者やプレアデスはまだ人間界に慣れてないからまだ早いし、ギルメンを連れて行くにしても今予定が空いてるメンバーが誰かまだ知らないしな~、俺とゲーティアだけでいいか)
そう思いアルベドに一声かけてからゲーティアと一緒にカルネ村に行くことにしたモモンガさん、しかしいつもと様子がおかしい。普段ならちゃらけた態度でデリカシーのない一言をはなち、ツッコミというなの一撃をくらっている道化の姿は無かった。
モモンガ「ゲーティアさん何かあったんです?物凄く暗いというかいたたまれないような感じがしますけど」
ゲーティア「いえ、自分で誘っておいてなんですが、先延ばしにするとかえって自分もモモンガさんも辛いなと思い今日行こうと決心した次第です」
原作であれば襲撃されているカルネ村を助けるイベントが発生するが、
モモンガ「……カルネ村に何かあるんですか?ギルメンたちが懇意にしてる村と聞いてますが」
ゲーティア「色々(他のギルメンや別ギルドのえこひいきや悪乗りの痕跡が)ありますよ。まあ、他の世界がこうだからこの世界もこうなるとは限りませんからね。ただ戦闘の準備だけはしておいてください、ちなみに人間の世界ですからステータスやスキルは人化した姿のものになります」
モモンガ(前半は何か色々察せられるけど後半の部分は何か違う気がする、何か不都合なことでもあるのか)
そう言ってゲーティアはカルネ村に続くゲートを開いた。
そしてカルネ村付近に到着する2人組。
ゲーティア「直接ワープすると警報装置が作動しかねないのでここの門から入りましょう」
モモンガ(もう何回かやってるんですね)
モモンガ(それにしてもここがカルネ村か……カルネ村軍事大要塞じゃなくて?)
モモンガが疑問に思うのも無理はない、普通は村と言ったら外壁はまだあったとしてもタレットはないだろう。そしてカルネ村?を取り囲むように100m単位で壁がそそり立ち、その中をゴーレムや村人が畑を耕す姿もあれば、物資を運搬するドローンや交易をする異種族。中には出店をやっているところもある。しかし、中でもモモンガの中で軍事大要塞と思わせたものは宇宙まで行けるんじゃないかと思わせる空中戦艦(ネェル・アーガマ級強襲揚陸艦)とそれに搭載されている最中のロボットたち(リゼルとジェスタ)、そしてそれに関わる補給施設や訓練場が案内板で確認することができた。他にもまだあるがモモンガさんにとってはこれでもうお腹いっぱいである。
モモンガさんが案内板に目移りしてる時にゲーティアが扉付近で本人確認を済ませ、モモンガと一緒にカルネ村に入る。
ゲーティア「やっぱり思ってたのと違いますか?」
モモンガ「いえ、仲間の話からある程度は察しは付いてましたがちぐはぐですね」
モモンガがそう思うのも無理はない、村人の姿が中世ヨーロッパがモチーフになってるのはかろうじて分かるが、その村人の横を飛んでいるのは対話可能なロボット(フォールアウトのMr.ハンディシリーズやMs.ナニー)であり、村人はスマホやタブレットで情報を確認したり会話している。中にはソリットビジョン(立体映像)で遊戯王してる男の子達の姿がある。
インフラも整っており、アスファルトで舗装された道に手入れをされた芝生。マンホールがある事から下水も整備されているのだろう。
モモンガ「個人的な感想を言ってもいいですか?」
ゲーティア「なんとなく内容は分かりますがどうぞ」
モモンガ「近未来の人間が中世の体験をしようとしてる感じがしますね、これってギルメンたちがやらかしたのか」
ゲーティア「正確にはギルメンたちもですね、主に生産職の人や各方面のエキスパートが今の時代の生活感をギリギリ感じられるくらいで調整した次第です」
モモンガ「そのまま残すという意見は無かったんですか?」
ゲーティア「最初はあったんですが、あの頃はまだ拠点がありませんでしたからここで生活する人が多かったんです。モモンガさんなら電気が無い生活って耐えられます?もちろんトイレは汲み取りですよ、水道もありませんし冷蔵庫もありません」
それを聞き言葉に詰まるモモンガさん。
モモンガ「……それだとあのドッグに止まっている空中戦艦みたいなのはどう説明するんです」
ゲーティア「あれは一部の悪乗りと思っていただければ、実際に活躍することもあるので完全に無駄というわけではないです」
しかしここでゲーティアが不穏な空気を感じ取る。
ゲーティア(やはり主人公が来れば嫌でも物語が動き出すか、となると次に起こるイベントは)
そう思っていると息を切らした少女が幼女と一緒に走って近づいて来る。
エンリ「お2人ともここにいたんですね、私はエンリ・エモットと言います。敵襲です、まだ距離はありますがシェルターの中に非難してください」
ゲーティア(おかしい、エンリには自分のアドレスは伝えてある。なのに何故直接伝えようとした。それに彼女も現地超強化勢の1人、レベルは90、10キロや100キロ走った所で息はきれない。やはり原作再現の流れは止められないのか)
ここで原作の流れを話しておくとカルネ村がスレイン法国の偽装兵の襲撃イベントが発生し、モモンガがそれを助ける所があり、その時エンリエモットは息も絶え絶えの状態で何とか兵士に反撃し妹を逃がそうとするシーンがある。
ゲーティア(主人公が来たことで物語が動き出したか、何にせよ考えるのは後だ、今はこの状態を何とかしないと)
ゲーティア「エンリさん、ここは軍事要塞だ、そして私たちは今はレベル30程度で人化していますが中身はデミゴットです。それでも危険だと?」
ゲーティアの意見も最もである。敵襲と言ってもレベル5~20程度の敵が群れた所で話にならないし、どう見ても過剰戦力過多のカルネ村要塞に喧嘩売るなんて自殺志願者ぐらいの物である。
エンリ「それが偵察部隊によると強力なモンスターの群れで後ろの群れになればなるほど強力な個体が、数も多いし普通の個体とは様子が違うみたいで」
ゲーティア(これは報告を聞いても正確な情報は分からないだろうな、原作ではスレイン法国の偽装兵だったがここは原作から分岐した世界。鬼が出るか蛇が出るか千里眼を使って確認してみますか)
そしてゲーティアは絶句する。
ゲーティア(え……マジ……これやべーじゃん、ここで百竜夜行おこんの、しかも3割近くキュリアに感染してるじゃん、となると群れを撃退したとしても最後にヌシクラスか、キュリアを使うってことはメルゼナ……いやこの気配はガイアデルムか)
ゲーティア「いまだかつてない戦いになりそうですね、モモンガさん結界を張るので応援を呼んでもらってよろしいでしょうか、呼ばなくても来るかも知れませんが。結界を張ってればよほどのことがない限り企業のダインスレイヴは撃ち込まれません、後ビルドは皆さんレベル100で来るようにお願いします」
モモンガ「分かりました、みんなに声をかけてみます」
***
ここは南大正門、本来なら馬車や荷車が通る場所ではなくMSや物資運搬用の特別大型トラックが通る場所である。そしてそこに向かってカッツェ平野の方からモンスターの大群が押し寄せてきていた。
武人「へーあれが敵の群れか倒しがいがありそうじゃねえか」
コキュ「建御雷様お供します」
タッチ「今回はあくまで村の防衛ですから深追いはしないでくださいね。セバス、危なくなったらプレアデスのサポートを」
セバス「了解です」
ソリュシャン&ルプスレギナ&ナーベラル「……」
ヘロヘロ(無理もない、階層守護者は分かりますがプレアデスはレベルは50前後、対して相手のモンスターの群れは最初の第一波から同じレベル50前後、本人たちの意思をくみ取りましたが状況を見て早めに撤退を指示しないといけないかもですね)
ヘロヘロ「ゲーティアさんの報告によりますと「雑魚でも半レイドボスクラスの体力があり、それにバフがかかってるものもいるので相手の攻撃には注意、最後に出てくるヌシはみんなでかからないと危険」だそうです」
メコン「二式、お前前線に出てき平気なのか、お前のビルドだと群れとか広範囲攻撃してくる奴とか苦手だと思ったが」
二式「はは、新しいスキルを試したくてな、大丈夫、練習もしてきたし貯めこんでたもしもの時のアイテムもここで使いたいしな、そう簡単に死なんよ」
なおモモンガも出ようとしたがレベル100ビルドの後衛職なので引き留められた。
ゲーティア「皆さん準備はいいですかそろそろ見えてくるころ合いです」
そうゲーティアが言うと地響きと共にモンスターの群れが現れる。
第一波
空、リオレウス、バゼルギウス、プケプケ、レイギエナ、ライゼクスなど
陸、ガランゴルム、ディノバルド、ジンオウガ、オドミドロ、イビルジョー、ラージャン、ルナガロン、マガイマガド、ディアアボロス、エスピナスなど
ゲーティア(種類が、種類が多すぎる。でもこいつらはまだ原種ばかりだ理不尽な強さではないだろう)
ゲーティア「気お付けてください第一波は弱くても第二波、第三波と重ねるごとにモンスターも強くなってきます」
武人「こりゃ限界突破も視野に入れねえといけねえな、ゲーティア結界は大丈夫か?」
ゲーティア「二重、三重に重ねたので企業には見つかりませんが最後に待ち構えるヌシの事を考えると不安が残りますね」
メコン「おいおいマジかよ、現地勢の方にはもう声をかけてあるのか」
ゲーティア「今すぐ来れるのはクアイエッセとクレマンティーヌ、元警備部門からは範囲攻撃のできるデイバーノックとエドストレームをカルネ村の防衛にまわしてもらいます」
タッチ「カルネ村の様子は?」
ゲーティア「現在各ギルドから応援が駆けつけてます、普通ならこのまま押し切れるでしょう」
二式「……あの時みたいに普通じゃなかったらどうする」
ヘロヘロ「ちょっ、二式さん何年前の話をしてるんです」
ゲーティア「もしもの時はカルネ村ごと別の時空に転移します」
ゲーティア(原作ではカルネ村の住人は半数が死亡、エンリ・エモットの両親も死亡した。このイベントがそれの再現ならこのままじゃ終わらないはず)
そしてゲーティアの予感は当たった。
***
モモンガは焦っていた
モモンガ(数が、数が多い。それに強さも増してるしこのままじゃ押し切られるんじゃないのか)
だが実際はもっと酷い、最初は前方からモンスターの群れが迫っていたのに対し今は東西南北を囲まれ上空からも攻撃を受けている。カルネ村にギルメンや他のギルドの顔見知りも来てるが状況が芳しくない。
モモンガ(あの星熊勇儀さんやジェノス君が押されてる!!)
答えは簡単で本気を出した攻撃だと味方もろとも巻き込みかねないし、カルネ村の被害を加味するとフルパワーの攻撃が出さないだけである。
そしてここでモモンガの脳内に声が響く。
ゲーティア『モモンガさん今すぐこちらに来てもらえます、そうしないとこのイベントは終わりそうにないです』
モモンガ『それはどういう意味でしょうか、ただ単に助けに行くのとは違うように聞こえますが』
ゲーティア『でははっきり言いますね、これは原作オーバーロードのイベントの踏襲です。あなたがこちらに来てボスを倒さない限りこのイベントは続きます』
モモンガ「!?」
ゲーティア『この戦いを終わらせることが出来るとしたらそれはあなただけだ』
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今回は登場人物が多いので大部分カットさせていただきます。そしていよいよ物語が動き始めましたね、ここまで長かったです。追記、敵をフリーカーの大群か関東野菜連合か迷いましたが無難にモンハンのモンスターにしました。前者はそこまで強くなく(プレイヤー目線)後者は作者が扱いきれないからです。
モモンガ:カルネ村に来て原作再現のイベントをくらった、なお次の話で衝撃の真実を知るかも
ゲーティア:実を言うとモモンガをカルネ村に向かわせればイベントが発生することは千里眼で分かっていたが、この世界のカウンターウエイトによりイベントが超絶強化され計算が狂う(千里眼で見た時は野盗またはモンスターの群れの襲撃)。そしてこのイベントを解決できるのは主人公だとさとる。
二式炎雷:人化中はうちはイタチ、ビルドは相変わらず紙装甲だが回避率が凄く、もしも当たっても何発かはスキルで無効かできる。
エンリエモット:村長とカルネ村大要塞をきりもりしている時期後継者(原作知識があるゲーティアにより超絶強化されている)原作と違いMSの操縦スキル、料理の調理スキルとなど結構盛られている。余談だがギルド美食殿のギルドマスターである。
Qどうしてカルネ村が軍事要塞となっているのか?
A転移したギルメンが住む場所兼一時的に人間界にとどまる場所としてインフラ整備してたらなぜかこうなった。
Q男の子と対戦相手のデッキはなに?
A男の子イシズティアラメンツ無規制、対戦相手クシャトリラ無規制。
Q百竜夜行のモンスターのレベルは?
A通常50~70、キュリア感染個体80~90、BOSS100、これに波の段階が上がっていくとレベルと共にモンスターのグレードも上がります。
Q二式のあの時って?
A第5話参照。
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