よんでますよゲーティアさん、ナザリックハジケ味   作:ペンギン勇者

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第12話モモンガの存在

 

あらすじ

 

ゲーティアが物語を進めるためにモモンガをカルネ村に一緒に行くことを決意。しかし、千里眼でみた未来予知とは別にカウンターウエイトと原作踏襲の流れにより計画が大きく狂う。そしてモモンガに助力を求めた。

 

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ヘロヘロ「はぁ、はぁ、今ので第二波は退けましたね」

 

ゲーティア「はい、そうですが既に第三波が見えてますね」

 

武人「マジかよ、こっちはもう限界突破で戦ってんのに更に上の奴らが大群で押し寄せて来るのか!!、この形態は長くは持たないっていうのに」

 

武人の意見は最もだ、第一波のヌシはそのままで倒せたが第二波のヌシがそれを許さなかった。第一波のヌシがメル・ゼナなのに対し第二波のヌシはガイアデルムである。この古龍はキュリア使い自己強化、他のモンスターを傀儡とする。キュリアを使った自己強化可能なため身体能力が非常に高い、ゆえにゲーティアがヌシを察知した瞬間に全員限界突破を宣言した。そして結果は辛勝、第一波の途中で後方に下がったプレアデスと違い、コキュートス、セバス、メコン川が瀕死になり後方に下げざるおえなかた。

 

二式「他は大丈夫なのか?」

 

ゲーティア「厳しいですね、皆さん持ちこたえてますがなまじ防衛戦なので本気を出そうとするとカルネ村にもダメージが入るので大技が出せてない感じです」

 

ここでのゲーティアの言い方には若干ずれがある、本当のことを話すとなりふり構ってられずに大技を使っている連中もいるのだが、相手が異常にタフで大技(地形が変わるか変わらないぐらいの物)を連打しても全員葬れるわけではなく逆にヘイトが一気に向き、大技後の自分を狩られてしまう。こうなると攻勢に出るよりかは周りと連携して大群のヘイトをコントロールした方がましだ。

 

タッチ「ゲーティアさん次の波で自分の広範囲攻撃(千本桜×八咫鏡×月の呼吸)はどの程度通じると思います」

 

ゲーティア「効いても2~3割が限度でしょう、次の波は広範囲攻撃は有効ではないですね」

 

タッチ「チィ!」

 

タッチ怒気と疲労の混ざった舌打ちをする、無理もない限界突破は強くなればなるだけ体への負荷も大きい。ましてやタッチと武人の本気ビルドは短期決戦仕様だ。

 

ヘロヘロ(ここで自分が頑張ってもジリ貧、何か打つ手は)

 

ヘロヘロ「ゲーティアさん、援軍は期待できそうですか」

 

ゲーティア「……期待しない方がいいと言っておきましょう、もし来たとしても自分達ぐらいの人達が来て第三波に耐えられるかどうか」

 

ゲーティアの言う自分達レベルはカンスト勢かつ限界突破を習得してる者たちだ、それ以上の者もいるがそれ以上だとゲーティアの結界が持たないし、最悪この世界そのものが壊れてしまう。

 

ゲーティア(もう結果は見えてるんですけどね。自分達だけじゃどうやってもあの第三波は止められない、止められるとしたらこのイベントの中心になってるモモンガさんだ)

 

ゲーティア「でも、ちゃんと希望はありますよ」

 

二式「別次元に逃げるのか」

 

ゲーティア「いえ、このイベントを終わらせます。しかしそれができるのはモモンガさんだけです、なのでまだ耐えるしかないですね」

 

 

 

***

 

 

 

モモンガ「すまん、アキレウスとんぼがえりになってしまって」

 

アキレウス「いいってことよ、今の俺じゃあ戦うより負傷者を運んだ方が効率がいいからな」

 

時間は少し遡る、ゲーティアの伝言に混乱している時にアキレウスが瀕死の一部の階層守護者とメコン川を運んできたのだ。居ても立ってもいられなくなったモモンガさんは考えるよりゲーティアの言葉を信じ最前線に向かった。

 

モモンガ「頼むみんな無事でいてくれ」

 

この世界はユグドラシル時代と違い死んでも拠点やリスポーン地点にリスポーンしない、今の状況でモンスターの目の前で死のうものなら無惨に踏みつぶされるか捕食されるかの二択だろう。

 

しかし、モモンガの目に入った光景は第三波のモンスターの群れに蹂躙される限界突破のギルメンたちの姿だった。

 

 

 

***

 

 

 

武人「強ぇー!」

 

テオ・テスカトルが咆哮と共に粉塵をまき散らし、連鎖爆破で周辺を焼き焦がす。

 

武人建御雷が弱音を吐くのも無理ないだろう、第三波の群れは第一波の亜種や希少種の怪異克服個体ぐらいだったが今戦ってるのは古龍で火属性と爆破属性を操る古龍であり、皆が戦ってるのはその強化版の怪異克服した歴戦個体である。

 

ヘロヘロ「はぁ、はぁ、水を使うのに電気も使えるなんて反則でしょう」

 

ネロミェールは大量の水を呼び出し洪水に変えると、飛翔と共に雷を落とした。

 

ヘロヘロはスライムだからと言って雷に特段弱い訳ではないが、ネロミェールの戦法がそうはさせない、大量の水を吐き出しそこ電気を通しヘロヘロの射程外から攻撃してくる、最も人型なら空に逃げればいくらでも躱せるがそうなれば相手のスピードについていけず簡単に屠られる。

 

二式「クソ、俺の探知スキルでも引っ掛からないとかどんな能力してんだ!」

 

オオナズチが霧と共に擬態し辺りをうかがう。

 

カメレオンのようなスキルを駆使し、二式の死角から攻撃するが本命はそれではない。周りに散布した霧状の毒液が探知スキルを妨害し、二式の装甲と体力を蝕む。

 

そしてタッチの方はと言うと。

 

クシャルダオラは全身に突風を纏い、地形を変えながら暴風をまき散らす。

 

タッチ(この風圧を何とかしないとまともに近づけない、それにあの装甲、まともにダメージが入るとは思えない、見た目は金属質だし雷属性の技で試してみるか)

 

その対峙する名の古龍はクシャルダオラ、防雨風を意のままに操り鋼の装甲を持つ古龍だ。

 

そして肝心のゲーティアはと言うと。

 

原初を刻むメルゼナ&アルバトリオン&ベヒーモス「ガオオオオオォォォォォ!!」

 

ゲーティア(こいつらをここから通すわけにはいかない、何としても持ちこたえないと)

 

しかし、ゲーティアの思いとはうらはらに最悪の古龍が襲来する。

 

???「グオオオオオォォォォ!!!!」

 

他の古龍よりもひときわ大きい咆哮とともにその古龍は空から舞い降りる。

 

タッチ(他の古龍たちも怯んでいる!?)

 

武人(こいつだけ空気が違う、ヌシか)

 

ヘロヘロ(まだ周りがかたずいて無いのに、それにしてもヌシの登場が早すぎる)

 

二式(一目でわかるぜ、滅茶苦茶やべーってことが)

 

ゲーティア(こいつが来たということはそろそろモモンガさんたちがきますね、ようやくこのイベントも終わりそうですが)

 

ミラボレアス「グルルルルルゥ!」

 

ゲーティア(その前に全力で生き残らないと駄目ですね)

 

 

 

***

 

 

 

タッチ「……ッ!!」

 

もう立っていることも不可能に近いダメージを受け、今は地面に転がっている。他のみんなも同様だ。

 

ミラボレアスのブレスに合わせるように他の古龍たちが一斉に大技を放ったのだ、ある意味全員原型をとどめたまま意識を保っているのは奇跡としか言いようがなかった。

 

そこに一つの希望(ぜつぼう)が舞い降りる。

 

モモンガ「アキレウス、ありがとう、皆を運んでくれないか」

 

アキレウス「分かった、けど死ぬなよ」

 

そう言うと神速で仲間を拾い上げこの場を離脱するアキレウス。

 

そしてそこには死という絶望が形になった存在がいた。

 

モモンガ(周りは敵ばかり、これならみんなを巻き込まないですむな)

 

ミラボレアスが咆哮し威嚇しようとするが、

 

モモンガ「オオオオオオオォォォォ!!!!、よくも仲間を傷つけたな!!貴様らには死すら生ぬるい絶望の地獄を与えてやる!!」

 

モモンガの咆哮の方が大きかった。精神安定化のスキルによる沈静化はとうに意味をなさない、今の状況で抑え込められるほどの怒りではない。

 

モモンガ(しかし、今のままじゃ勝てない、本気モードの実践は初めてになるけどやるしかない)

 

モモンガの咆哮に怯んだ古龍たちだったがすぐさま態勢を立て直し、攻撃にしようとするがモモンガから発せられる限界突破した絶望のオーラに吹き飛ばされる。

 

モモンガ(これが限界突破か、心を強く持たないと力の万能感に支配されて目的を見失いそうだな)

 

モモンガ本気モード:level330、姿は遊戯王の死霊王ドーハスーラ。対して古龍たちはバフがかかってるといえどlevelは170~230程度、ミラボレアスは250。

 

古龍たちがモモンガの本気モードの姿を視認し攻撃しようとするが、

 

モモンガ「誰の許可を得て動いている」

 

そう発した瞬間に古龍たちの動きが止まり、バフで赤黒くなっていた体表が更に黒く染まる。モモンガのパッシブスキルで自分の近くのエネミーを強制的にアンデットに書き換える。そして、今のモモンガにとってアンデットは自分の手足のように動かせる存在。

 

モモンガ「行け、行って仲間を増やせ!」

 

そうモモンガが発するとアンデット化した古龍たちがアンデット化してない古龍たちを襲い出す。この攻撃でアンデット化したモンスターには攻撃した相手をアンデットにする能力が身につく。結果、素数関数的にアンデット化が広がっていく。モモンガが限界突破になって百竜夜行が収束するまでに大した時間はかからなかった。

 

モモンガ「これで終わりか?」モモンガがそうつぶやいた時、

 

モモンガ「!?」

 

ミラボレアスの鉄も簡単に熔かせる大火球がモモンガを炎でくるむ。アンデット化した後も抵抗を続け、何とかひりだした技だったが命中しても焦げ跡すら残ってはいなかった。

 

モモンガ「ぬるいな、消えろ」

 

そう言い放つとミラボレアスと百竜夜行で生じたモンスターたちは塵となって消えていく、今のモモンガにとって死以上の物を与えるのは造作もない事だった。

 

 

 

***

 

 

 

戦いの脅威は去った、しかしまだモモンガは安堵できずにいた。

 

モモンガ(ゲーティアのあの言葉。一体どういう意味だ、原作オーバーロードのイベントの踏襲?)

 

モモンガがそう思索に耽っているとその原因が目の前に現れる。

 

ゲーティア「原作イベント消化お疲れ様ですモモンガさん」

 

しかし今のモモンガは元のlevel100ビルドに戻っているとは言え、明らかに機嫌が悪い。今にもゲーティアを殺しかねない殺気を放っている。

 

モモンガ「あなたは何を知っているんです?場合によってはただではすみませんよ」

 

モモンガの意見は最もだ、モモンガが思っていることが本当ならゲーティアは仲間が傷つくことを知りながらこの災害(イベント)を未然に防がず、誰にも伝えずにいたからだ。

 

ゲーティア「先に言っておきます、この災害は回避不可です。私がカルネ村に誘わなくても誰かがあなたを誘ってこのイベントは起きていたでしょう。そしてこれが1番重要です」

 

その言葉にモモンガは息をのむ。

 

ゲーティア「このイベントのトリガーはあなた、これはあなたがオーバーロードという作品の主人公だから発生した原作イベントの消化にすぎません」

 

その言葉に思わず叫びたくなるモモンガ、しかしゲーティアは喋り続ける。

 

ゲーティア「しかし、今回は失敗何てさせません!前回はアルベドの謀反で前の物語は終わってしまいましたが今回は積極的に介入させていただきます」

 

モモンガ「あなたは何を言っているんだ!!」

 

モモンガがそう叫ぶとゲーティアが空間の中から一冊の本を取り出す。その表紙にはオーバーロードと書かれていた。

 

 

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これにて百竜夜行(原作でのカルネ村襲撃イベント)は終了になります。次回モモンガさんSANチェック、果たして発狂は回避できるのか。

 

 

モモンガ:百竜夜行を無事クリアするもゲーティアに爆弾発現により正気度消失の危機に

 

ゲーティア:今回の発言で原作知識を持ってることが確定になった。

 

タッチ・ミー:本気モードはコントラストヒーローカオス、短期決戦仕様なので燃費は最悪だが前衛職の攻撃スキルはほとんど使えるビルド。短期決戦仕様だと場持ちは悪いがステータスアップ率は高い。

        

武人建御雷:本気モードは相剣大公ー承影、こっちの短期決戦仕様は一対一用であり範囲攻撃のバリエーションは少ないが、その分防御やスキルにまわしている。

 

ヘロヘロ:本気モードはゴット・スライム、こちらは長期戦仕様で本気モードでえた戦闘破壊耐性でみんなの盾役をしつつ、カウンターで攻撃もできる。イメージとしては火力もそこそこある茶釜、なお長期戦仕様のためステータスアップは控えめ。

 

二式炎雷:本気モードは戎の忍者-冥禪(長期戦仕様)多重影分身によるかく乱や人海戦術、多彩な忍法と色々とできる。しかし、防御力は相変わらずお察しレベルなので範囲攻撃に弱い。

 

アキレウス:敏捷A+の超高速アタッカー、第二波で負傷者が続出し始めたため救急車兼タクシーとして戦場を駆けていた。マジシリーズという強力な技も使えるがそれを使うと十中八九地形が変わり、力の代償として禿げるので今回は未使用。

 

 

Qミラボレアスとモモンガのやり取りって原作再現?

 

A原作でのニグンとモモンガのやり取りを再現して見ました。セリフに関しては「死んで平伏しろ」(AC6のスネイルのセリフ)も考えたのですが、遊戯王OCGの死霊王ドーハスーラの効果が除外効果なので、死以上の物をプレゼントしました(そもそもアンデットは死なないからアンデットですし)

 

 

Qあのままモモンガ来なくて戦い続けてたらどうなっていたのか?

 

A第三波を例え無傷で突破してもさらに強化された第四波が来てそれの繰り返し、モンスターを倒し続けても最終的に世界が終わるクラスのモンスターであふれかえって世界崩壊でバットエンド。

 

 

Qゲーティアって2周目?

 

An周目、人理焼却したオバロの世界を数えると正確な周回数は不明。

 

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