よんでますよゲーティアさん、ナザリックハジケ味 作:ペンギン勇者
あらすじ
モモンガさん、最大級の尊厳破壊をくらい再起不能
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???「お父さんおそーい」
???「ゲーティアがらみになると遅くなるのは仕方ないだろう、あの邪神いい事するけど倫理観はどっかに言ってるから」
???「放っておきたいけど、放っておいたら必ず厄介なことになるのは考えものよね」
2人の若い男女が父親の個室でベッドに寝っ転がりながら父親とゲーティアについて話している、時間的にはモモンガさんが再起不能になった直後。
アルベド「あなた達くつろぐのはいいけどここは父親の部屋であると同時にナザリックの現ギルドマスターモモンガの部屋でもあるんだから家にいる時みたいに寛がないで」
バーヴァン・シー「えーいいじゃんそんなけち臭いこと言わずに、お母さんたちも外でもハメ外してるでしょ」
スカラマッシュ「自分たちが宿題やってる時に父さんが母さん達といちゃつきだすのはハメ外しすぎだと思うんだけど」
子は親の背中を見て育つ。
アルベド(うう、何でこんな子供にそっだったのかしら、時に優しく、時に厳しく接して理想の子供に育てたつもりなのに)
ゲーティア「いや、もう子供たちが答え言ってるじゃないですか、もうちょっと自制できなかったんですか」
ヴァン「げっ、ゲーティア」
スカラ「また出たよ」
ゲーティア「ちょっと人をゴキブリみたいに言わないで」
アルベド「ゴキブリの方が遥かにましよ、何時からいたのよ」
ゲーティア「モモンガさんが再起不能になってから後始末をしてここに来たので、時間としては今来たところですよ」
ヴァン「またあんたやらかしたの!!」
ゲーティア「いえ、私は何も、再起不能になられた理由はとある有害著書にモモンガさんが出ていたことが問題ですね。出版先が身内なので潰すわけにもいかず、私が供給を絞ってプレミア価格にし電子書籍版無しに交渉してきました」
さりげなく自分を除外してるゲーティア、その有害著書は一体誰が持ってきた物が原因だった?
ゲーティア「そしてこれがその本です、良かったらどうぞ。アルベドさんのも用意してありますよ」
渡された本を食い入るように見る2人、普段ならありえないシチュとプレイに興奮してるようだ、目が怖い。
スカラ「おい、ゲーティア、一体何を渡したんだ」
ゲーティア「男性には刺激が強すぎる物です、特にあなたにはR18のグル×モモは劇薬に近い」
その言葉に顔面蒼白となり正気度を削られるスカラマッシュ。
スカラ「そんな劇物を家族に配るな!父さんとグル兄の尊厳を返せ!」
追記、モモンガさんの家族も年をとっても殆ど変わってないので年齢的にそうだとしても、叔父さん、叔母さん呼ばわりは嫌います。
ゲーティア「プレミアム価格にして供給を絞り、高級感を出してみたんですがどうでしょうか、ちなみに書籍版のみです」
スカラ「これっぽっちも安心できねえよ!まず発禁処分だろうが!」
ゲーティア「それは困ります、この本結構需要があるのでモモンガさんを女性陣から守るためにも必要なんです」
スカラ「もっとましな助け方があるだろう!父親たちを社会的に抹殺する気か!」
ゲーティア「なら貴方は他に何かいい考えはあるんですか、勿論家族の誰かを使うのはなしでお願いします」
その言葉に何も言い返せなくなるスカラマッシュ。
ゲーティア「と言う事です、まあこんなものを乱用するつもりはありませんし、あの人がピンチになったらヘイトを自分に向けるのでご安心を」
ここでモモンガさんを助けると言わないのが実にゲーティアらしい。
ゲーティア「それとお2人ともそろそろこちら側の世界に戻ってきて欲しいのですが」
その言葉に我に返る2人、そしてさりげなく例の本をアイテムボックスにしまい込んでる。
アルベド「そんなことより夫が再起不能と言う事が良くないわね、こんなことで折れる人じゃないと思うけど心配だわ」
ゲーティア「今日一日は無理だと思いますよ、今はそっとしておいてモモンガさんと一緒にやる事は明日に回したほうが賢明かと」
ヴァン「そんなにお父さん酷いの?」
結構心配そうな口調で尋ねる娘、何だかんだで言っても気になるのだろう。
ゲーティア「大丈夫、明日にはいつも通りのお父さんと会えますよ」
スカラ「あんたの言う『大丈夫』ほど不安になる物はないよ」
ゲーティア「失礼ですね、事実かもしれませんが許容範囲内でしょう」
ここでアルベドのハルバートの攻撃と娘の宝具、息子の斬撃の嵐にズタズタにされる、そしてそこには憐れな獣の姿がそこにあった。
アルベド「となるとまずは貴方達の部屋決めからね、どこか希望はある?」
ヴァン「はいはい、お母さん、私ここのロイヤルスイートに住みたい、メイドさんがお世話してくれるんでしょ。お姫様の生活みたいで憧れてるの」
スカラ「いいのか、メイドは家にあったミスターハンディやミスナニーみたいなロボットとは違うんだぞ」
ヴァン「そこがいいんじゃん、お姫様気分で綺麗なメイドさんが奉仕してくれるなんて最高じゃない」
スカラ「俺はそう言うのパス、ここに住むのと強制的にメイドが奉仕されるのは息が詰まる」
アルベド「確かに貴方には少し重いかもね、でも一応ここでの部屋を決めておきなさい、何かあった時の為にも必要だしお金はとられないから損はないわ。それにここ以外の物件は首都ナザリックにたくさんあるし、でもあまり不便な所は駄目よ、私たちが行きにくいからね」
スカラ「えー何でさ、自由に自分の部屋決めて1人で生活したって別にいいだろ」
アルベド「逆に聞くけどこっちから通う学校はどうするの、ご飯だってそうよ、お風呂は誰が沸かすの、それに初めての1人暮らしでしょ。顔を見せないんだったら見に行くぐらいはさせなさい」
その言葉にめんどくさそうな顔をしながらも何も言い返せないスカラマッシュ。
ヴァン「お兄ちゃんもこっちの方が絶対いいって、メイドさんが息苦しいと感じたらお父さんやお母さんにいえばいいんだし、そうだお母さん、ベル兄、エス兄、シロウ兄ちゃんの部屋はどうするの」
アルベド「それはちゃんと計画立ててやるから大丈夫、まずは貴方達よ」
ゲーティア(あっちの世界の時間軸の同調も問題ないですしここでの出番はなさそうですね)
***
あれから他の家族のすむ家を決め、1週間ほどの時間が流れた。
場所は宝物殿、ゲーティアは死の螺旋回避が完了したであろうことと自作のアイテムをしまうためにパンドラの元を訪れていた。
ゲーティア「イヤーあれからどうなるかと思いましたが死の螺旋は回避できたみたいですよ、昨日千里眼で未来を覗いてみましたが死の螺旋の気配は感じられませんでしたね」
パンドラ「………それは、そうですか」
なんだか歯切れが悪い、
ゲーティア「パンドラ殿、何か隠してますね。最大の懸念材料が消えたんです、私に相談してもいいんですよ」
ここ最近は順調に事が進み、上位者気分で話しかけるゲーティア、うざい。
パンドラ「貴方だから話しにくいというか………」
ゲーティア「歯切れが悪いですね、もしかしてワールドアイテムに何か不備でも?今の私なら何だって手伝ってあげますよ」
パンドラ(これだけ上機嫌ならいいか)
パンドラ「今日、父上が冒険者登録に行きました」
ゲーティア「WHY!!何故!!」
そう言い床に倒れ込む。
ゲーティア「あいつ原作知識を断片的にだけど上げたのに冒険者登録に行ったの?何で?それやったら向こうから死の螺旋に突っ込むようなもんじゃないか!」
パンドラ「これは個人的な推察ですが向こうでの長い生活が原作知識を抽象化し、何がトリガーか忘れてしまったのでわ」
ゲーティア「その可能性は大いにありですね、ちょっとモモンガさんの所まで行ってきます」
そう言うとゲートを使って転移するゲーティア、又してもアポなしである。
***
バチンと言う音とともに某タミネータ風に冒険者ギルドの近くにワープするゲーティア、しかしもう遅い。
受付嬢「これにて冒険者登録は完了となります。デミゴット様なのでミスリルからのスタートですね」
モモンガ「助かります、カッパーからスタートするのを覚悟していたので」
メコン「やっぱいくつになっても冒険は楽しみだよな」
餡子「ちょっと、それじゃあ私たちが若くないみたいじゃない」
実際は元の世界で過ごした時間と子育てにあてた時間、こっちの世界で過ごした時間を合算すると皆アラフォー越え、もといモモンガを除いたこの二人は還暦を超えている。
モモンガ(勢いで登録しちゃったけどまずかったかな、でも冒険者登録してる人たちの話を聞くとやってみたいんだよなー)
そう思ってると急いで冒険者ギルドの入り口からドアを開けて入ってくるゲーティア。
ゲーティア「遅かったか、モモンガさん何か大切な事忘れてません?」
モモンガ「いや自分は何も……やっぱり何か忘れてました?」
ゲーティア「死の螺旋」
モモンガ「ア゙ ッ!!」
全部思い出してしまったモモンガさん、もう手遅れである。
モモンガ「急いで登録解除しま
ゲーティア「もう手遅れですよ、フラグ立っちゃいましたからね」
流石に16年という歳月で記憶は曖昧になってしまったようだ。
モモンガ「何とかなりませんか(泣)」
今になってから原作知識が沸々と脳裏に蘇るモモンガさん。
ゲーティア「もうここからとなると難しいですね。時間の巻き戻しを試してもいいかもですが、経験上あまり変わらないと言わせて貰います」
モモンガ「ということは……」
ゲーティア「やるしかないですね、原作でもクリア出来たんですし何とかなるでしょう。それに」
モモンガ「それに?」
ゲーティア「参加人数を絞ってレベルを切り詰め、装備をレベル相応の物にし、アンデット特攻ビルドでいけば何とかなりますよ」
何とかなるという言葉に安堵する。
餡子「2人とも何を話し合ってるの」
メコン「俺らが関わっちゃまずい事か?」
ゲーティア「貴方達だともう16年前になりますが、カルネ村で百竜夜行があったでしょう。あれに似たイベントが近々おきます。場所はエ・ランテルの地下墓地ですね」
メコン「は!?」
餡子「ウェッ!?」
2人とも顔面蒼白である。
餡子「ゲーティアさん、何とかならないの」
そう言う餡子ろもっちもちは震えている、あの時はメコン川は重傷をおい自分も戦闘不能で離脱している。
ゲーティア「何とかします、近々起こるイベントはこの世界のルール(カウンターウエイト)が適応されるので大人数や精鋭で行くと悪手です」
メコン「つまり装備の質とレベルを下げて参加人数を最低限にすれば抑えられるのか?」
ゲーティア「察しが良いですね、その通りでございます」
ゲーティア(と言っても原作から乖離した今のモモンガさんあってが前提条件、こればかりはモモンガさんに頑張って貰うしかないですが)
ゲーティア「という事で餅は餅屋……いやアンデットはモモンガさんか、そう言う事なのでよろしくお願いしますね。サポートに誰か1人までならOKだと思います。でもこっちの世界でのレベル上限は30ですからそのビルドでサポートの方もそれに合わせてください」
モモンガ「分かりましたアルベドを連れて行こうと思います」
ゲーティア「お墓で子作りとはかなり冒涜的で――
そう言い切る前にモモンガの右ストレートがゲーティアの顔面にクリーンヒットした。
メコン「ホントデリカシーないよなこいつ」
餡子「期待するだけ無駄よ、これはこういう生き物だから」
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さて次回は最終回、打ち切りエンドに近いかもしれませんが、実を言うとここまで書くのに1年以上かかってるのでそれ以上ほったらかしにすると、作者が何を書きたかったのか忘れる心配があったので次で区切ることにしました。最終回が終ったらギャグよりの日常風景を書けたら書いていこうと思います。
ベル兄(ベリル・ガット)中の人は通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?の大好真人、異形種は吸血鬼、母親は誰であろうか。
シロウ兄ちゃん(愈史郎):中の人はイジらないで、長瀞さんの八王子直人、異形種は鬼、母親は誰であろうか。
エス兄(エス・ノト):中の人はソードアート・オンラインのキリト、異形種はクインシー、母親は誰であろうか。
Qアルベドの子供。
Aモモンガさんの子供は声優ネタでFGOから引っ張ってくる予定(サーバントとマスターの関係)でしたが、
生意気な子供にしたかったのでこの配役にしました。
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