よんでますよゲーティアさん、ナザリックハジケ味   作:ペンギン勇者

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第3話家族との休息

 

あらすじ

 

 

タッチの逆鱗に触れ取り調べを受けることになったモモンガさん。しかし、そこに弁護人という形で入ってくる悪乗りした3人。弁護をするかと思いきやモモンガのリアル事情をばらすゲーティア、ウッキウッキのペロンとバリア、ドン引きのタッチ、そして魔王モード(修羅)に移行するモモンガさん。最後は悪乗りした3人をベアハッグで亡き者して終了。

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家族との休息

 

 

これからどうすればいいだろうと考えるが何も思い浮かばないし、何も考える気力も起こらなかった。自分の推しに自分の過去とやってきたことがばれドン引きされた挙句、悪乗りした3人にいじられたのである。何も考えずに大の字になって取調室の天井を見つめていると聞き覚えのある優しい声が聞こえた。

 

幽々子「モモちゃん大丈夫?物凄い声が聞こえたから……」

 

モモンガ「母さんか、いや、大丈夫じゃない。……心が折れそうだ」

 

幽々子「そうゆう時は寝て忘れるのが1番よ。もう午前0時をまわってるから寝なさい、今考えたっていい方向には何も考えられないわよ」

 

モモンガ(母さんのいう通りだ、これじゃあいつまでたってもこのままだ)と思いつつ母親の気遣いに感謝するモモンガさん。しかし、ふと疑問に思う。母さんは母さんたちはどこで寝るんだろうと。

 

モモンガ「母さんはどこで寝るの?」

 

幽々子「モモちゃんのお部屋に泊めてもらえない、やっぱり嫌?アルベドちゃんが豪華な個室を用意してくれたみたいなんだけど心細くて」

 

そう言われると物凄く悩むモモンガさん。母親の言い分も分かる、皆転移したてで右も左も分からない、今の状態で1人になるのはきつい。実の母親だから自分の趣味は知られている、かと言って自分の部屋に入れるのとでは別問題である。入られる前にあれを片付けて、あのポスターも剥がしたほうがいいよなと考えるモモンガさんだが色々と手遅れである。

 

幽々子「心配しないで、さっきみんなで見に行った時に何も問題なかったから。むしろモモちゃんらしくて安心したわ」

 

その言葉を聞き口をパカーンと開けて放心するモモンガさん。すぐさま精神安定化が発動するも動揺を隠せない。

 

モモンガ「また勝手に入ったの?」

 

幽々子「え、だってあっち(リアル)ではそうだったでしょ」

 

母親の理不尽ここ極まり、そう幽々子は家族だからと言う理由で勝手に異性の部屋に入ってくるのである。それこそ散らかっていたら片付ける、部屋の換気、掃除はまだ理解できるが家でのんびりしたいオフの時間に、メモ用紙1枚に次の仕事内容を書いて放置するのはいただけない。それにさっき「みんなで見に行った」と言っていた、ということはもうみんな自分の部屋を覗いているわけでプライバシーとその他もろもろが筒抜けである。しかし、ここでモモンガは疑問に思う。勝手に入ろうとしたら階層守護者やプレアデス、一般メイドが止めるのではないか?転移したての時に家族として紹介したが、誰も止めに入らなかったのか?

 

モモンガ「ねぇ母さん、誰か俺の部屋に入れないようにNPCに止められなかった?」

 

幽々子「そうしようとした子もいたけどアルベドちゃんが助けてくれたわ」

 

モモンガ(アルベド!!何やってんだお前!!)と心な中で大きく叫ぶモモンガさん

 

原因は原作でビッチ構文を削除し、モモンガを愛していると記入するのだが原作と違い、家族が一緒だったためビッチ構文を削除されて追加された設定は「モモンガのことを愛し、みんなの頼れるお姉ちゃんである」となっていた。そのため幽々子がモモンガの部屋を見たいと言ったら快く容認してくれた。

 

モモンガ「ハーーーッ…」(クソデカタメ息)(そうだった、思えばアルベドだけ他の階層守護者と違って自分たち家族にかなりフランクに接してたな。おかげで気を張らずに済んだけど、設定改変がここまで響いてくるとは思わなかった。だからと言って元の文章「ちなみにビッチである」には絶対に元に戻さないけどな)

 

幽々子「ねぇモモちゃん、そろそろお部屋に行かない?みんな待ってると思うから、それにもう夜も遅いし」

 

モモンガ「そうだね、もう夜も遅いし今日は色々と疲れたよ」

 

そう言って3人の血だまりから立ち上がるモモンガさん、なお今の状態のモモンガは肉体的疲労は感じないが心労は別である。

 

幽々子「はい、モモちゃん」

 

そう言うと幽々子はオーバーロードの姿のモモンガに人化の指輪を渡す。

 

幽々子「1人だけ骸骨だと寂しいからし、今日は久しぶりにみんなで一緒に寝ましょ」

 

モモンガ「あ、うん」

 

本当だったらここで(でも俺の部屋だよね)と突っ込みを入れたくなるがその元気もない。幽々子について行くように自分の部屋に行くモモンガさん。そして部屋の中に入るとくつろいでいる姉弟妹とアルベドの姿があった。

 

バンビ「でね、お兄ちゃんたら自分では自己肯定感が低い癖に実力があるからそのギャップがたまらないの」

 

アルベド「ギャップ萌えはいいですよね。私の創造主のタブラ・スマラグディナ様も私を創造する際に織り込まれています」

 

お燐「名前長いからタブラ様でいいと思うよ。あの人ならそれぐらい許してもらえると思うし、リアルであった感じだと強そうだと思ったけど怖いとは思わなかったわ」

 

アルベド「タブラ様のリアルの姿をご存じなのですか!?」

 

お燐「確か表向きの職業は神父だったかな、姿はナイスミドルって感じで神父の服がとてもに合ってた」

 

注、ここでのタブラさんのリアルの姿はFateシリーズの言峰綺礼(ことみねきれい)です。

 

チリ「お燐ちゃん表向きとか言ったらあかん、それじゃ裏があるようなイメージやで」

 

お燐「え~~っだって裏は教会所属のアサシ――

 

モモンガ「ストップ!姉さんギルドメンバーの身バレはやめて!!」

 

とモモンガの叫びが部屋にこだまする。

 

グルーシャ「母さんお帰り、兄さん遅いからみんなで心配してたんだよ。タッチさんの部屋の方から叫び声がして母さんが心配して見に行ったんだ」

 

その声を聴いて少し落ち着くモモンガさん。なんだかんだ言って弟はいつも自分の味方をしてくれることが多いので結構あてにしている。

 

幽々子「ねぇみんな、全員揃ったし一緒に寝ない?もちろんチリちゃんも一緒にね」

 

チリ「ホンマでっかお母さん、じゃあチリちゃんも一緒に

 

と言いかけた所で袖をグルーシャにつかまれる。

 

グルーシャ「俺と2人じゃダメか?」

 

その眼にはチリを独占したいという気持ちに溢れていた。

 

チリ「逃げへん逃げへん、チリちゃんはあんたのものやしな」

 

姉妹が「おおぉ」と驚き母は「ふふ」と笑みをこぼす。

 

モモンガ(ここ俺の部屋なんだけど……完全に蚊帳の外じゃん)と心の中で愚痴をこぼすモモンガさん。

 

幽々子「それだったらチリちゃんたちはソファーでねる?私たち5人はモモちゃんのベットで寝ることにするわ」

 

モモンガ(あれ、今5人って言ったよな、まさかアルベドも!)

 

モモンガ「母さん、5人目ってもしかしてアルベドのこと?」

 

幽々子「そうよ」

 

その発言を聞いたとたんに頬赤くするアルベド。

 

幽々子「モモちゃんもアルベドと結婚したら家族になるんだしいいんじゃない?」と言い、外堀を埋めていく母親。

 

そう言われるとアルベドは赤面して「失礼します!」と言い、足早に部屋を離れていった。原作基準ならここで飛び込んでいきそうであるが、設定は「モモンガのことを愛し、みんなの頼れるお姉ちゃんである」であるため、みんなの頼れるお姉ちゃんという姉の矜持が邪魔し、その場から赤面して退散という行動を取らせた。

 

ちなみに前話に紹介した後輩と上司は幽々子から見れば、

 

マキマ=自分の理想を押し付けがち。

 

キアラ=モモちゃんには荷が重い相手。

 

純狐=人の子供を取るな。

 

と認識しているため、知人ぐらいの友好関係はあっても家族認定はしていない。なおチリちゃんは一発OKだった模様。

 

幽々子はそう言い終えると「みんな人化してパジャマに着替えて寝ましょう」と言い脱ぎ始めるが、モモンガのショートカット登録で簡単にできるからと言い皆にやり方を説明する。

 

モモンガ(同性の家族なら分かるけど、こっちは異性だぞ。みんな俺のことを男として認識してないのか……してるんだよな~)と天を仰ぐモモンガさん。その目線はどこか遠い過去を見ているようだ。

 

バンビ「あっ!もう1時まわってる。それじゃあお兄ちゃん先に寝るね」と言いモモンガのベットに寝る妹。

 

お燐「私も寝るね」

 

幽々子「モモちゃんも一緒に寝ましょ」

 

グルーシャ「兄さん、このソファー借りていい」

 

モモンガ「いいぞ、下の部分をスライドさせればベットにもなるから使ってくれ」

 

チリ「ありがとな、兄さん恩にきます」

 

そう言って自分も人化の指輪をはめる。すると物凄い疲労感と睡魔が押し寄せてきた、心当たりは大いにある。ちょっと立ってられるのが怪しい感じだがベットまでなら問題ないだろうと思った瞬間。

 

幽々子「今日はいっぱい頑張ったもんね」

 

と言う言葉を聞きモモンガは幽々子に抱き寄せられ、その大きな胸の中で意識を手放すのであった。

 

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これにて3話目終了となります。原作にない家族とのやり取りが書けて満足しています。(やっぱり独りぼっちは寂しいもんな)

 

モモンガ:いじくりまわしてきた3人を絞めて疲れ切っていた骸骨、なお母親には余り頭が上がらない。

 

母:西行寺幽々子、モモンガの実母、モモンガにハニトラ対策で色々な事を教えた張本人。

 

姉:火焔猫燐、モモンガの実姉、頼りになる時もあるがボケてモモンガに突っ込みを入れさせたりダルがらみしてくることが多い。

 

妹:バンビエッタ・バスターバイン、モモンガの実妹、今回は母親がいるから大人しかったが基本高飛車な甘えん坊。家族の自慢話をするのが好き。

 

弟:グルーシャ、モモンガの実弟、よく仕事や女がらみでトラブルが絶えない時に嫁と一緒に助けている。

 

義妹:チリちゃん、リアルでも 料理が出来て足技が得意、本人のスペックは海賊漫画の某コックに負けないが、女性であることと、職業がモデル。女性に大人気と差異はある。夫のグルーシャと一緒にモモンガのトラブルを解決したり防いだりできる(モモンガより魅力値が高く、リアルスキルで女性特攻が入っているので露払いに持ってこいの人)

 

父:リアルで子種と大金をばらまいたトラブルメイカー。全く甲斐性がないというわけではないが、リアルで作った嫁と子供が多いために各家族に割り当てられる愛情は薄くなってしまった。しかし、金融支援はしっかりしてるもよう。一体なにブリヲなんだ。

 

タブラ・スマラグディナ:今回姉の発言で身バレしそうになった人。リアルでは教会の神父兼モモンガ傘下の企業に寄り付く良からぬ者の排除を行っている。時にはモモンガ傘下の不穏分子の抹殺も寺幽々子に依頼されることがある。名前は言峰綺礼(ことみねきれい)        

 

アルベド:設定改変によりカルマ値が中立ぐらいまで上がった、原作は肉食系ゴリラ淑女だが今のところは初々しい頼りになるお姉ちゃんである……今の所わ

 

 

Q チリちゃんとグルーシャって結婚してる?

 

A 2年前に結婚していますが子供はまだいません。

 

 

Q ここのアルベドは清楚なお姉さんですか?

 

A いいえ、バキバキの肉食系淑女ですが、設定改変で姉としての矜持があるため暴走しない……かも、元の姿はクゥトゥルフ神話のガクが考察されてますが、その設定は変更するつもり。

 

 

Q なぜタブラの配役を言峰綺礼にした?

 

A その方が面白そうだから、悪だくみをしてそれを実行して愉悦に浸る。アルベドのお父さんにぴったりと思ったからです。載せる前まではCV鋼錬のお父様(錬金術繋がり)や新宿のアーチャー(カルマ的に)と考えましたがこの人が一番しっくりくるかなと思って言峰綺礼を選択しました。

 

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