よんでますよゲーティアさん、ナザリックハジケ味 作:ペンギン勇者
あらすじ
疲れ切ったモモンガさん、そんな時母親が心配して声をかける。自分の部屋に戻ると先にくつろいでいる姉妹弟にタブラの身バレを防ぎつつ(?)みんなで一緒に寝ることとなり、人化の指輪をはめる。そうすると耐え難い眠気に襲われ、母親の胸の中で意識を手放すのであった。
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朝の身支度と首都ナザリック!?
甘い香りがする、ここはどこだろうか。モモンガが意識を覚醒させると女性の大きな双子丘がそこにはあった。びっくりして起き上がろうにもホールドされて動けない。女性の抱擁から脱出しようとするが、母親を起こしてしまうのでは?と考えて動けなくなるモモンガさん。
モモンガ(どうしよう、これ下手に動いたら起こしちゃうよな。ん?後ろからもホールドされてる!)
幽々子「モモちゃんおはよう」
お燐「モモ君起きたの?」
バンビ(う~ん)
幽々子が手を離すとモモンガの前のホールドが外れる。
幽々子「バンビ、手を放しなさい。お兄ちゃん困ってるでしょ」
バンビ「やだ~~っ、まだ眠い」
幽々子「じゃあ、朝ご飯は抜きね」と笑顔で言うお母さん。
バンビ「それはちょっと待って、すぐ起きるから、ご飯食べたい!」と言ってモモンガのベットから飛び起きる。
バンビ「お兄ちゃん今何時か分かる?」
現金な妹だなと思いつつ時間を確認するモモンガさん。
モモンガ「んん?午前10時!」普通ならここで真っ先に会社への遅刻理由を考える所だが今は違う。それに弟たちの姿も見えない、一体どこに行ったか考えようとすると。
扉からノックの音が聞こえる。
アルベド「皆様起床なされたのですね。時間的にはブランチになってしまいますが食堂で食べますか?それとお部屋で?」
モモンガ「アルベドか、メニューについては分かるか?時間が惜しいから俺は着替えずに部屋で食べたいんだが、みんなはどうする?」
バンビ&お燐「お部屋~♪」
幽々子「私もお部屋がいいわ」
モモンガ「だそうだ、メニューは
と言いかけた時「はいこれ。ナザリックのメニュー、今の時間帯は朝食のメニューになってますよ」とアポなしで部屋にワープしメニュー表を手渡すゲーティア。
モモンガ(なんで……なんでいつの間にいるんだよ。お前は!プライベートと言う言葉を知らないのか!)
と心の中で叫ぶモモンガさん、なお家族の前じゃなかったら心臓掌握コースである。
若干引き気味な家族、殺気を飛ばすアルベド、幽々子がメニュー表を手に取る。
幽々子「あら~かなりメニューが豊富ね。どれにするか迷うわ、アルベドちゃん、何かお勧めってある?」
アルベド「牛丼、鉄火丼、天丼の大盛がお勧めですね」
それは完全にお前の好みだろうと心の中で突っ込みを入れるモモンガさん。
幽々子「なら鰻重特上を二つとデザートにイチゴパフェがいいわ」
いつもの母さんだと思う姉妹、呆れるモモンガ、感嘆するアルベド。
ゲーティア「また太りますよね。いくら着やせするからって限度があると思うんですけど、ここだけの話お母さんの駄肉具合ってどうなんですか?モモンガさんはどのくらいが好みです?」と後半ねっとりボイスで囁くゲーティア。
母親の核地雷をピンポイントで踏み抜かれ顔面蒼白になるモモンガさんと姉妹、オーバーロード以上の存在感と殺気に震えるアルベド。
幽々子「心臓掌握!」
ゲーティア「グオォォォ!!」(やばい今までとレベルが完全に違う)
心臓が握りつぶされるのではなく命そのものを握りつぶさんとする幽々子。
ゲーティア「あのこれには非常に深い好奇心がが……」
幽々子「非常に不愉快な好奇心のではなくて?」
どこかで見たようなやり取りをしつつ締め上げられるゲーティア、そう言う幽々子の目は完全に目が据わっている。ついでにハイライトも消えている。
幽々子「ふん!!!」と幽々子が叫ぶと霧散するゲーティア、当然の結果である。
バンビ「あ、私オムライスが食べたい、ドリンクはジンジャエール」
お燐「私は洋食の朝食セット1かな、飲み物はビールで」
幽々子「私はさっき伝えた通り、飲み物は緑茶。後朝からビールは止めなさい、これから色々とあるのよ」
お燐「ちぇ~」と口をへの字に曲げる。
モモンガ「じゃあ俺は和食セット2で、飲み物は水でいいや」
幽々子の魔王の一面にも臆することなく平常運転に戻る家族。ナザリックの食の質に驚きつつ、食後にお風呂を済ませた後モモンガの部屋に再集合。なお弟たちは先に食事と風呂を済ませた後に2人っきりになれる場所をデミウルゴスに聞いた結果、第6階層に案内された。今までにリアルで見てきた夜空で1番綺麗だったのこと。
その後、モモンガの部屋で合流し今後について話し合うのだった。
***
モモンガは混乱していた。人化状態を解きオーバーロードの姿になって頭をフル回転してもやる事が多すぎる。企業のダインスレイヴ(バンカーバスター)の問題を解決できたとは言え、仲間の安否、他ギルドの状況把握、ナザリックの階層守護者を含むメンバーのカンストした忠誠心、等あげだしたらきりがない。
流石に階層守護者たちも招いて自分の部屋で話すわけにもいかないので、玉座の間でみんなで話し合うことになった。兄弟たちは個人で他のギルドのメンバーに連絡がつかないか第六階層の闘技場付近で他の階層守護者たちと各自情報収集している。玉座の間には特に頭のまわるアルベド、デミウルゴス、パンドラズアクターを呼んだ。
モモンガ(は~やっぱり他のギルドの情報収集は必須だよな、お互いに不干渉ならまだしも敵対したら皆が危険だ。もしもの事を考えるとこれが一番の最優先事項だな)
幽々子「モモちゃん、大丈夫?ずっと悩んでるみたいだけど」
モモンガ「ありがとう、母さん」
ゲーティア「そうですよモモンガさん、余り悩みすぎると禿げますよ、まあ骸骨だから毛根ないんですけどねw」
しれっと蘇ってるゲーティア、それに殺気を向ける親子と領域守護者の切れ者3人
ゲーティア「いや~さっきはすいません。調子に乗っちゃって、お詫びになんですが今から各ギルドの代表たちを転移でここに呼ぶのでそれでチャラに――
2人「「心臓掌握」」
「プグッ」と言ってうずくまるゲーティア、相変わらずデリカシーというものがない。
モモンガ「ゲーティアさん、プライバシーって言葉知ってます?」
幽々子「ゲーティアちゃん、社会人になったら相手を呼ぶときは確認を取るのがマナーなのよ」
ゲーティア「すいません、代表の方たちがモモンガさんたちのほぼ身内やお友達、顔見知りだからいいと思って」
そう説明するゲーティアだが親子と階層守護者たちの目線は疑惑の目線を向けている。
ゲーティア「いやいや本当ですって、はい、これが相手の代表方のリストです」
そう言ってゲーティアはモモンガにスマホを手渡す。
モモンガ「なんでスマホ?」
ゲーティア「直接脳内にメールやチャットが流れるのはいいと思いますが、モモンガさんの場合数が多すぎてストレスになると思ったのでこの形が一番いいと思いました。流石にスパムメールや誰か分からない人のメールが頭に入るのは危険ですからね」
理にかなってるとモモンガは思っていた。リアルでもこういった端末は消滅せずに残っていたし、脳内で直接作業をするのは色々と手間は省けるが、それなりに疲れるし脳内にウイルスが入り込んでくる可能性もあったからだ。ウイルス対策のソフトを常時脳内で起動していた時はかなり疲れたなとと思うモモンガさん。
そして恐る恐るスマホの代表リストの名前を確認してみる。
モモンガ(!!)
以下各種ギルド
東方プロジェクト
@代表トップ:八雲紫(リアルの大事な取引先の社長)
@代表補佐:八雲藍(リアルの大事な取引先の秘書)
版権連盟
@代表トップ:カイドウ(幽々子の父)
@代表補佐:大筒木カグヤ(幽々子の母)
チームカルデア
@代表トップ:ギルガメッシュ(キャスター)(モモンガの勤め先の上司)
@代表補佐:シャーロック・ホームズ(モモンガの勤め先の仕事仲間)
@代表補佐:レオナルド・ダ・ヴィンチ(モモンガの勤め先の仕事仲間)
ゲーティア「この3つのギルドが主な勢力なんですけど、他のギルドメンバーもえ~と……ほとんどモモンガさんの身内、お友達、顔見知りですね。多分心配するだけ損だと思いますよ」
その言葉を聞き、スマホに顔写真付きで登録されているリストを見る。愕然とするモモンガさん、世界が狭すぎる。せっかく異世界転生したのに周りが身内しかいない件について、この題名だけでも新たな異世界転生物が出来そうだ。そう思いつつも安堵の気持ちも覚える、まずこのメンバーから見る限り敵対的なギルドはないだろう。
ゲーティア「そうだ、モモンガさん応援を読んではどうですか?」
モモンガ「応援、どこからですか?」
ゲーティア「首都ナザリックからです、前のギルメンたちもここで暮らしてますからね。タッチさんたちもそこに暮らしてますよ」
モモンガ「何でそれをもっと早く言わないんですか!!」
ゲーティア「すいません、モモンガさんの悩んでる姿が可愛いもんで」
モモンガ「心臓掌握」
「ン゛!!」と言って床に倒れる憐憫の獣、予定調和である。
幽々子「モモちゃん、一度首都ナザリックと言う場所に行ってみたらどうかしら?ここで考えるより現地で過ごした私たちより時間が長いギルメンたちと話し合うのがいいと思うわ」
モモンガ「ありがとう母さん、じゃあ急いで首都ナザリックに向かうとしよう……」
ゲーティア「あの、場所分からないですよね?ゲートでナザリック国会議事堂まで開くのでそこに行けば大丈夫と思います。階層守護者の2人を連れて、もう1人はナザリックの管理にまわせば問題ないと思いますよ。ナザリックの方は幽々子さんに任せていいと思います」
ゲーティアにしてはいい案だなと思いつつもうちょっと何とかならなかったのか思うモモンガさん。
幽々子「私もここにいる領域守護者の子を1人置いてくれると助かるわ、取りまとめ役として働いたことがあるから留守の間は何とかして見せるわよ」
ならば同性の守護者の方がいいよなと思いアルベドに支持を出そうとした瞬間にゲーティアがとんでもない爆弾を投下する。
ゲーティア「アルベドはモモンガさんと一緒に言った方がいいと思います。ナザリック公認のモモンガさんのお嫁さんですし」
驚くデミとパンドラ、またも驚愕するモモンガさん。なおアルベドはあまりの衝撃に口元を隠して驚いているが鼻血や鼻水、涙やよだれで色々と台無しである。
モモンガ「誰がそんなこと言ったんです!?」
ゲーティア「タブラさんです」
モモンガ(タブラァァー!!)と心の中で叫ぶモモンガさん
ゲーティア「知らなかったのも無理ないと思いますよ。本人たちはゲーム中に内緒でやったみたいですがモモンガさんに公表しようとしたら(これ罰ゲームだよね?)ってことになったらしくてモモンガさんには説明されなかったみたいです」
モモンガ「その気遣いが逆に痛いです」
そう言うと顔を覆い隠すモモンガさん、しかしこの後に母親からとんでもない爆弾を投下される。
幽々子「まあ、アルベドちゃんがモモちゃんの公認のお嫁さんなの?それなら私は嬉しいわ、モモちゃんとお似合いだし私は早く2人の子供が見たいわね」
とリップサービスなのか本当なのか分からないが今のアルベドを着替えさせなければいけない状態にするには十分な言葉であった。モモンガさんの方は口をパカーンと開けて放心していたという。
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これにて第4話終了となります。お疲れ様でスター☆もっと早く進めたいど中々前に進みませんね(;´Д`)そしてこの世界が意外に狭いことが分かりました。
ゲーティア:幽々子の地雷を踏み抜き、社会人としてのマナーを無視したため1話で心臓掌握を2回食らう。
モモンガ:母親の魔王の姿を見て顔面蒼白となりつつもきっちり仕事をこなすギルマス、なおギルメンたちに密かに嫁を作られそれをゲーティアが暴露し散々な目にあった。
お燐とバンビ:モモンガと同じく母親の魔王ロールに顔面蒼白となるが、いつものことわりきり平常運転に戻っている。
西行寺幽々子:今回ゲーティアが幽々子の逆鱗を踏み魔王の一面を見せた。モモンガさんの魔王ルーツはここかもしれない。
カイドウ:モモンガの祖父、リアルの姿は戦国BASARAの武田信玄、ちなみに婿養子。
大筒木カグヤおおつつきかぐや:モモンガの祖母、リアルの姿は名探偵コナンのベルモット。
八雲紫:リアルでは大手運送会社の社長、リアルでもゲームでも姿は服装が違うくらい。
八雲藍:八雲紫の凄腕秘書、リアルでもゲームでも姿は服装が違うくらい。
シャーロック・ホームズ:モモンガの仕事仲間、モモンガの会社の総務部担当。
レオナルド・ダ・ヴィンチ:モモンガの仕事仲間、モモンガの会社の技術部担当。
デミウルゴス:ナザリック一の切れ者、だがこのギャグワールドの中で生き抜いていけるかが心配な悪魔。
アルベド:モモンガのお嫁さんが確定した、なお嬉しさのあまり顔からでる液体だけでなく体から出る全ての汁を出して嬉しさを表現した模様。
パンドラズアクター:この世界の無茶ぶりやギャグ、理不尽に耐性がありそうな階層守護者。
Q ゲーティアはわざとやってる?
A この物語のために犠牲になってもらってます。
Q 幽々子って魔王適正あるの?
A モモンガさんの家系は全員魔王適正(ラスボス適正とも言う)持ちです。
Q 他のギルドもモモンガさんの身内しかいない件について。
A 緊張感ある他組織のとの邂逅を台無しにしたかった、後身内だからできることもあるからその伏線。
Q アルベドは具体的に書くとどういう状態なの?
A 詳しく書いたら18禁判定食らいそうなのでそこらへんはオブラートに包もうと思います。
Q 首都ナザリックの場所はどこ?
A エルデンリングの地下世界の永遠の都ノクローン、規模は地下世界に全体に及んでいるがギルメンの気分次第での開発なため、開発が進んでる所とそうでない所の差が激しい、ちなみに今のナザリックは地上のケイリッドにあります。
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