注意事項↓
・オリジナル主人公
・主人公が先生
・先生が多い
・オリジナル生徒が出てくる?かも
・キャラ崩壊あり
・主の文章力が皆無
それでも良いよって方は楽しんで下さい!!
第一章 ようこそアビドスへ(前編
──私のミスでした。
私の選択...そして、それによって招かれたこの全ての状況...
結局、この結果に辿り着いて初めてあなたの方が
正しかった事を悟るだなんて...。
今更図々しいですが、お願いします。
○○○先生。
きっと、私の話は忘れられてしまうでしょうけれど
それでも構いません。
思い出せなくとも、あなたは同じ状況で
同じ選択をされるでしょう。
ですから大事なのは経験では無く、選択。
あなたにしかあなただからこそ、できる選択の数々。
責任を負う者について、話された事がありましたね
あの時の私には分かりませんでした。でも、今なら...
ですから...先生。
この捻じれて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を...。
だから、○○○先生、どうか、どうか...
俺は身体を揺らされ目が覚める...ここは電車の中だ
『...次の駅は〜学園都市キヴォトス〜お忘れ物がないか...』
電車内でのアナウンスが流れる...
車内に座っているのは、俺と...隣にいる黒服の大男、
まるで映画で見るような護衛だなぁ?
男「オイ、次の駅で降りろ...迎えの車が来てるはずだ」
そう言われるが少し疑問を持った
?「アンタは降りねぇのかい?」
帰って来た答えは...沈黙、察しろ、と言う事なのだろうか。
俺は電車の窓から少し遠くに見える都市を見る、
ビルが多く立ち近未来の感じがする都市...
キヴォトス...俺の勤務先及び、住む街となる場所だ
1週間前に教師にならないか?と招待されたのだ、
キヴォトスは学園都市と言われている都市だ
立っている大体の建物が学校であり、
そこでは多くの生徒達が日々学業を学んでいて、
俺はキヴォトスの中の学園アビドスに今日から勤務する...
実は学園都市キヴォトスの先生は退職率はバカみたいに高い、
その理由としてキヴォトスは生徒の銃所持を認めている
理由は定かでは無いが自衛の為らしい...が、
一体なにから、自身を守ると言うのだろうか...?
まぁ何がともあれ、銃の所持をキヴォトスが認めている。
そのせいでキヴォトスの裏社会の住人は
皆んな武力を持っており、いつ死亡するか分からない
恐怖とストレスから逃げる為にキヴォトスの先生を
辞める確率が高い...らしい、しかも最近は別国の都市が
罪を犯した人間をキヴォトスにぶっ込んで始末するとか
そういう噂も立ってきていて尚更
キヴォトスには教師が入って来ない
つまりは圧倒的な人手不足という訳だ...
今いる先生は俺を含め8人しか居ないらしい
しかもそれぞれ1校に先生一人という感じなのだ
男「...着いたぞ、降りろ」
黒服から一言言われ俺は立ち上がる
一言挨拶してからサヨナラしたほうが良いな...
?「サヨナラ!ポケット確認した方がいいよ」
黒服は自らのポケットを直ぐに確認する、
急に焦り始めた...と言う事は気が付いただろう
自分の財布が無くなっている事に...ね。
俺は電車から降りると直ぐに扉が閉まり発進して行った
ついさっき拝借した財布を引越し用のバックに入れ
駅から出る為に歩き出す、そう言えばまだ説明中だった、
実は学園都市キヴォトス...都市とは言ってるものの
国に属して居ない都市なのだ、言ってしまえば
学園国キヴォトスと言っても過言では無い(過言)
俺が歩いていると誰かと肩が当たる
?「あっ...すみませn...」
不良「いったぁ!骨折れた〜!」
うっわ...ベッタベタの不良の絡みじゃん、
当たってすら無いのに痛がるって、
声は女性だ、ヘルメットをかぶっているため
顔は確認できないが...俺も用事があるし
構ってる暇は無いんだよなぁ、めんどくせぇ...
?「外傷は無いな、じゃっ!俺用事があるからさ!」
俺はそそくさとこの場を去ろうとするが、
不良生徒3人に囲まれてしまう...
不良「骨折れたって聞いて無かったかぁ?オイ!」
?「悪いが俺には君が怪我してるようには見えないんだ、」
俺は不良生徒達を押しのけて外に出ようとするが
そんな俺の肩を掴み足止めしてきた
不良「てんめぇ...!あたしらの事なめてんのか?」
不良2「こちとら天下のカチカチヘルメット団だぞ!」
うわぁ!すげぇ!全然知らねぇ!
?「うわぁ!すげぇ!全然知らねぇ!」
不良「っ!テメェ!ぶっ殺すっ!」
そう言うと彼女は俺に銃を向けてきた...
あんまり、面倒ごとは起こしたく無いんだけどね
?「駄目だよ脅しにそれを使っちゃぁ」
不良「うるせぇっ!早く金を...」
俺は即座にその子の腕を取り、投げ飛ばした
不良「グッゥ...!?」
?「君たちと...俺は争わないとならなくなるんよね?」
不良2「オイ!?大丈夫か!?」
不良「いってぇ...クッソォ!撃て、撃てぇ!」
不良2人が俺に銃を向けて来る
俺は指を動かしてこっちに来い、と挑発する
不良3「死ねぇっ!くそ野郎がぁああ!」
俺は全神経を集中させる...
放たれた銃弾は真っ直ぐにしか飛んでこない、
ならば...放たれた瞬間に身体を逸らせば良い!
俺は次の瞬間に放たれた銃弾を交わした...
?「当たったらどうすんだよ...?オイ...」
俺は即座に拳で顎を撃ち抜く姿勢に入った
次の瞬間だった...エンジン音が聞こえたと
思ったらバイクが駅に侵入してきたのだ!
?「うおっ!?」
そのバイクに乗って居たのは
黒と水色のパーカーを纏った人物...
?「乗ってください!先生!」
?「...???はっ...はい、ってか誰⁉」
混乱しながらも言われるままにバイクへとまたがる
?「飛ばしますよ!ツカサ先生!」
?「おわぁあぁあああ!?」
またがった瞬間に
全速力でバイクを飛ばしやがったのだった。
そう言えば...まだ名乗って無かったな
俺は猪狩 ツカサ、アビドスの新任教師だ
風を滅茶苦茶感じる...それもそのはず
今俺はノーヘルで他人が運転するバイクに
またがり街中を突っ走っているんデスカラネェ...
まだ生徒にも会った事ないのに...
このままじゃ教師失格かなぁ...?
?「先生?大丈夫でしたか?」
猪「えっ?えぇ...大丈夫でしたよ...」
?「それは良かったです!」
猪「まぁこの状況は良く無いっすけどね」
?「そうですかね?まぁ、それよりも...ほら!」
男性が指を指したのは周りと比べて
一際高いビルだった...流石に驚くほどで...
猪「えっぐぅ....」
?「そうでしょう、あれが連邦生徒会の本拠地サンクトゥムタワーです」
猪「サンクトゥムタワー...」
そう、実は俺は連邦生徒会に呼ばれていたのだ
何でも説明が有るとか何とか...って言うか
このノーヘルでバイクを運転しているのは誰なんだ?
猪「なぁ?アンタ...何者?」
?「今更ですか!?」
いきなり大声でツッコミを入れられた物だから
耳がキーーンとしてしまう...
猪「うるっっっせぇ...」
?「あっ...申し訳ありません」
コホンと男は咳払いすると
メ「申し遅れました、メルト・エルエスと申します」
猪「猪狩 ツカサだ、よろしく」
メ「貴方はどこの学園の先生なのですか?」
猪「俺はアビドスに勤務の予定なんだよな」
メ「なるほど、だから迎えが必要だったのですね...」
猪「えっ!?そんなヤバい所なのか!?」
メ「ヤバいと言うか...問題が山積みと言うか...」
猪「マジかよぉ...(泣)」
メ「楽しんで下さいね?」
猪「煽りっすか?」
メ「フフッ...いずれ分かりますよ、ツカサ先生」
猪「了解っス...ベルトさん」
メ「メルトです」
色々話していると連邦生徒会の建物入り口前に着いていた
下から見上げると、このタワーの高さを再確認する
猪「世話になっ...」
挨拶をしようとメルトさんの方へ、
顔を向けるが、もうその姿はなかった
猪「なんだったんだ?あの人...?」
ふと、俺が持ってきたカバンを見てみると
何かが張り付けられていた...これ、名刺か?
え~っと?なになに?
ミレミアム学園 担任エルエス・メルト
あの人...やっぱり学園の担任持ちだったのか、
俺は考え事をしながら
建物の中に入っていく、
比較的綺麗な内装...白をベースにした
内装に俺は少し感動してしまう
猪「へぇ...結構良いとこじゃん?」
今の一人言誰にも聞かれて無いよな?
どうでも良い事に焦りつつ受付に向かう
入り口の直ぐ前には連邦生徒会の受付があり
受付嬢と何者かが会話をしていた...
?「先生が来たら連絡をお願いします...私は...」
猪「俺の事を呼んだのは君か?」
?「あなたは...ツカサ先生...?」
猪「こんちは、ところで君は?」
黒いロングの髪を持った女性...
鋭いオーラを持つ彼女が
連邦生徒会のトップなのだろうか?
猪「もしかして君が連邦生徒会長?」
俺がそう聞くと彼女は小さく首を
左右に振る...どうやら違ったようだ
リ「私はキヴォトス連邦生徒会行政官、七神 リンと申します」
行政官...って事はNo.2ってとこか?
だがそれなら俺を呼んだのは...この人なのか?
猪「なぁ...俺を呼んだのはもしかして...」
そう俺が質問しようとした瞬間...
リ「一度...場を変えましょう立ち話も...」
ここでは話せない...というか
話しずらい内容なのだろうな
猪「そうだな...道案内を頼む」
リ「えぇ、着いてきて下さい」
俺とリンはエレベーターに向かって歩き出す
猪「...会長に何かあったのか?」
しばらくの間続く沈黙...
その沈黙を切り裂くように
エレベーターが到着し、
俺たちはエレベーターに乗り込んだ
もしかして...もしかするとだけども
聞いちゃダメな事だったのかも?
猪「いや...何でもn...」
俺は発言を取り消そうとしたが
リ「いえ、気になさらずに」
そういうとリンは話し始めてくれた
リ「実は1ヶ月ほど前に会長は行方を暗ましております、」
猪「...行方不明だと?」
リンは小さくうなずくと、
会話を再度始める話をしている
その表情からこの話が冗談では無いと
強制的に理解させられてしまう
そんな俺の思考を妨げるかの如く
エレベーターが到着した音が鳴る
リ「上に上がりますよ、ツカサ先生」
猪「あぁ...分かった」
エレベーターに乗り込み上の階を目指す
俺達が向かっているのは生徒会室
何が有るかは謎だが...まぁ行くしか無い
猪「リコ...俺をキヴォトスに呼んだのは誰だ?」
リ「......」
だんまりか、まぁそれもしょうがない事ではあるか...
本来なら生徒会長が呼んだと考えるべきだろうな
キヴォトスの教師が少ない理由は死亡リスクがある
という理由の他にもう一つある...それは
キヴォトスの誰かの推薦が無ければ教師になれない
という事である、俺はてっきりキヴォトスを
まとめ上げている連邦生徒会のトップが
俺を招待したのかと考えていたのだが...
それだと俺が推薦された日と
会長が行方不明になった日...
どこかしらで矛盾が生じる訳である...
俺が推薦されたのは1週間前だ、
リ「先生を推薦したのは紛う事無く会長です」
猪「そうかじゃあ、どうやって...?」
リ「それはご自身の目で確かめるべきです」
猪「...それはどういう?」
『15階ですドアが開きます』
その時エレベーター内に到着のアナウンスが流れる...
リコが先行し俺はその後に着いて行く
ご自身の目で、って...何かを知っているような
口振りだな...俺を呼んだのは会長なのか?
なら方法は?どうやって俺に連絡を繋げた?
“犯罪者”の俺と...?
暫く歩くと生徒会室前に着いた
リコが細い腕で重々しい扉を開ける
リ「どうぞ、お入り下さい...」
猪「...どうも」
言われる通りに俺は部屋の中に入って行く
中は生徒会室...というより応接室に近い
連邦生徒会長と役職が書かれた
無人の席がある...それだけで
後はソファが向かい合わせで配置され
その間に白い大理石の机がある
マジで応接室なんじゃねぇのか?
七神はソファに近づくと
リ「先生、お座り下さい」
と、ソファに座るよう呼び掛けて来た
猪「あぁ、あんがとね」
俺は返事をしソファに腰を下ろす
七神は俺が座った後に向かいの
ソファに静かに腰を下ろした
リ「まずは...こちらを」
七神は机に茶封筒を置いた、
俺は中から手紙の様な物を取り出し
中身を確認する先に名前の確認を...
って!?これはっ...!?
猪「連邦生徒会長からの...手紙だと?」
行方不明じゃなかったのか!?」
リ「えぇ...その通りなのですが...」
比較的...この字が書かれたのは最近だ
1週間ほど時間の経った物だと分かる...ただ
リ「その手紙は1週間ほど前、差出人不明で届いた物です」
猪「1週間前...俺に招待が来る直前の出来事か...」
リ「ですが、どうやって送られて来たのか...」
猪「そこまでは分かんない...ってとこか」
リ「話が早くて助かります」
一つ...先生にお渡ししたい物があります」
そう言う七神が俺に渡して来た物は
タブレット端末?のようだった
リ「それが“シッテムの箱”...」
リ「生徒会長の手紙と共に届いていた物です」
猪「これ...機種何?IOS?android?」
リ「怒りますよ?」
猪「ごめんじゃん...」
ちょっと、ふざけただけでめっちゃ睨まれた
冗談通じないタイプなのかな?怖えぇ...
リ「こちらを起動するためには“シャーレ”に行く必要が...」
何か七神が言う瞬間、爆音と共に今居る
建物が大きく揺れたのである
爆発したのはこの建物じゃ無いにしても
かなり近いな...一体何事だ?
リ「先生、一度フロントに戻りましょう」
猪「おっけぇ...急いで行くか」
俺たちは入口に戻るためにエレベーターに
走って向かう...一体何が起こっているんだ?
俺たちが一階にたどり着いた瞬間から
全員混乱で、お祭り騒ぎ...うん...なんて言う地獄?
リ「状況は...?」
七神の問いに一人の職員が返事を返す
職「七人囚の一人、狐坂ワカモが橋正局から脱走!
そして現在、軍を引き連れシャーレを襲撃中!」
リ「対応している方々は?」
職「ミレミアムのメルト先生、天童アリスさん
百鬼夜行のリュウ先生、久田イズナさん、この4名が対応中です」
リ「歩兵、ヘリ、戦車の数は?」
職「敵兵士30名、敵戦車5台、敵戦闘ヘリ3機、」
職2「敵戦車の型が分かりました!M1A2エイブラムスです!」
猪「オイオイ...エイブラムスか、ガチすぎんだろ」
M1A2エイブラムス...世界最強クラスのアメリカ産戦車だ
どのステータスを取っても高水準の戦車
上澄み中の上澄みだ...最近の不良は容赦ねえな
学園の建物相手の襲撃に戦車を使うとは...
猪「そんなに重要な場所なのか?シャーレは」
リ「キヴォトスの情報と通信機能をになっている
場所ですからね」
猪「キヴォトス全体に脅しを掛けるのに
丁度いいって所か...」
七神は少し考えてから俺に話してくる...
リ「ツカサ先生も現場に急行して頂けますか?」
猪「まぁ...いいんだけどさ...俺武器持って無いよ?」
リ「では、こちらをどうぞ...」
そう言って七神は俺にナイフと拳銃を握らせた
まじぃ?コレで何とかしろとでも言うのかね?
リ「すみません、埋め合わせがそれしか...」
うん...文句言おうとした瞬間に頭下げないで...
超痛いの...ハートが、心が...
猪「ううん全然、コイツで十分だよ」
俺いまから拳銃とタクティカルナイフだけで
世界最強レベルの戦車と戦うの?俺余裕で死ぬよ?
猪「んじゃ...行くか...」
リ「車を出します...行きましょう先生」
だぁれかぁ...たぁすけてくれぇい...(泣)
俺は嘆きながらも、ちゃっかり職員にバックを預けた
俺たちは建物の外に出て七神が手配してくれた
車両の助手席に乗り込む...俺は拳銃の型を確認する
デザートイーグル...357型って事は9発装填型か...
運転席には七神が座っている、
免許持ってんのか?七神って?
そんなことを聞く前に車は街中へ走り出して行く...
つーか銃の弾丸って...無いのかな
リ「先生、替えの弾丸はありませんのでお気付けを」
えっ?替えのマガジン無いの?まじぃ?
9発でどう生き残れって言うんですかねぇ!?
猪「七神さんや...流石に俺死ぬと思うんですが?」
リ「先生なら大丈夫だと思います」
猪「大丈夫では無いよ?普通に死んじゃ...」
その瞬間、今乗っている車両に向かって銃を構えている
人物を俺は3人視認した...まさか、
猪「七神ぃ!伏せろォ!」
俺は無理矢理、七神の座っているシートを後ろに下げ
銃弾を回避させる次の瞬間に、
ドライバー側に襲い来る無数の弾丸
車両の強化されたガラスにヒビが入り、
割れ破片が車内に飛び散る
猪「七神...無事か?怪我は?」
リ「は...はい、でも先生、血が...」
猪「えっ...?」
俺は気が付いた、頭から流血し
血が左目に入りそうになっている、
俺は直ぐに腕で血を拭い頭の怪我を確認する
ガラスの破片で切り裂かれたものだと
予測できる切り傷...ただ、傷は深くない...余裕っ!
猪「七神!俺が出たら直ぐに車出せ!」
リ「先生は大丈夫なのですか?」
俺はその七神の問いに親指を立てて答える...余裕だと
次の瞬間に俺は助手席側のドアを蹴り破り叫ぶ
猪「行け!七神っ!」
俺は車から出た瞬間に武装している者達に3回発砲する
その放たれた弾丸は全て相手の頭に当たりぶっ倒れてくれた
気が付くと車は急アクセルで発進したようで見えなくなっていた
つぅか、ここの戦況どうなってんだ?戦闘に参加している人間の
情報は頭に入れておいてはいるが...合流が先だろうなぁ
そう考えていると、100m先から爆音が...向こうにいるかもな...
この爆音的にM1A2エイブラムスの砲撃音か...
俺の拳銃に装填されている弾丸はあと6発...
誰か聞こえないかな?無線で情報を...
猪『援軍に来たぞ!聞こえるなら返事くれ!』
無線返せる奴いないか...?
そう思ったその時聞いた事のある
声が無線から聞こえてきた...
?『この声は...ツカサ先生ですか!?』
猪『この声...メルトさんか!』
メ『えぇ...その通りです...』
猪『戦況はどうなってますか?』
メ『今、戦車を二台落した所...って
お相手さんも援軍ですか...』
声を聴く限り余裕が無さそうなのは明白だな...
他にも色々聞きたいが...俺は戦闘音が激しい
方向へ全力で駆け出した...その時だった、俺は向けられた
殺意に気が付き、素早く後ろに跳び銃撃を回避する
一瞬でも反応が遅れていたら...間違いなくハチの巣だったな
銃弾が飛んできた方向を見る...
AH-64アメリカ製の戦闘ヘリ...
まーたアメリカ製かよ、なんだ?
向こうはアメリカと繋がりでもあんのか!?
つーか殺意浴びせてノータイムで撃ってくるなよ!
そんな思いも無駄に終わり、
ヘリのガトリングが回り始める...
猪「うっそだろ!おい!?」
身の危険を感じて駆ける...俺の事を追うようにして
ヘリから弾丸が放たれる、足を止めたら死ぬっ!
死ぬ気で走れ俺ぇっ!死んでも走れ俺ぇっ!?
数m走り...って、やべぇええ!?
こけたぁぁあ!!どうするっ⁉、どうすればっ!
そう思った次の瞬間...ヘリのローター(翼)が
完全に回転を止め、墜落したのだ...
猪「...っ⁉一体...何が?」
一瞬、見えたのはローターに絡まっていった
ワイヤーのような物...俺は混乱を隠し切れなかった、
その時後方から声が聞こえる...
?「テレッテレ~!アリス達はモンスターの討伐に成功しました!」
?「まったく...本当に手間の掛かるモンスターだね⁉」
猪「あ...あんたは、メエルさん!と、その子は?」
俺の目の前に現れたのは俺の教師としての先輩...
ミレミアムの教師メルト先生だ、その隣にいるのは...?
メ「メルトです、人の名前間違えないで下さい、僕の隣の子は...」
ア「み、ミレミアム1年生!てっ、天童アリスです!」
年齢より幼い身体を持ったいたいけな少女...そんな子が
自分の身長よりデカい銃を持っているのは凄いギャップだな...
猪「あぁ...俺はアビドス教師、猪狩ツカサだ、」
ア「ツカサ先生ですね!記憶に保存しときます!」
猪「ほ、保存⁉」
絶対に人と話す時には出てこない言葉が
2つ出てきたような気が...?気のせいか?
メ「あ...アリスは少し変わった子なんだよ、」
ア「???」
猪「ま...まぁ話し方なんて人それぞれですしね?」
当の本人は分かって無いっぽいけど...
キヴォトスには色んな生徒が居ると
俺は無理矢理にでも理解する事にした...
その時だ...2つのヘリの音...近づいてくる?
ア「先生、敵ヘリが二台!スポーンしました!」
メ「アリスは“光の一撃”用意しといて、」
ア「了解です!作戦を“いのちだいじに”へ変更します!」
メルト先生が俺に向かって言う
メ「ツカサ先生...一機だけ、落せますよね?」
メルト先生は俺を試す気だな...使える仲間か否か...
なめられた物だねぇ......ヘリ一機落せだぁ?
猪「余裕っ...!」
メ「行きましょう!ツカサ先生!」
俺ら2人は対一でヘリを落とそうと
ヘリに向かい駆け出す...場所はビル街
まずどうやってヘリに乗り込むかだな...
考えている間にもヘリは俺たちを撃ってくるっ!?
考えながら走るしかない...俺たちは死ぬ気で避けまくる
ヘリに直接飛び乗るのは...流石に無理だな、
ヘリは地上からおよそ16mほど...
俺も人間だからなぁ...ジャンプして6mぐらいしか
飛べねぇし...どっかに、よさげな足場...が...あったぁ
そう辺りを見回す俺の目に留まったのは電柱...
やったことねぇけど...やるしかねぇなァ!
俺は助走をつけて電柱に向かって跳ぶ...
メ「なっ...⁉何やって...⁉」
メルト先生の困惑する声が聞こえたが...まぁ、良いだろう
俺はギリギリ電柱の上には届かなかったが...計算内だ、
電柱に到達した瞬間に電柱を蹴り、再度飛び上がった
俺が電柱を見て思いついた事、それは三角跳びだった
三角跳びなんてしたことも無かったが、
やればできるんだねぇ、結構おもしろい
再度跳躍した俺の身体は、
ヘリと同じ高度、16mまで飛び上がり内部に侵入できた、
突入用の扉が開いていたのが功を奏したな
内部に入った瞬間にヘリ全体が大きく揺れる
操縦者「っ?なんだ?」
操縦者に気づかれない用に背後まで移動すると
操縦者の両目を俺の両手で覆い隠した
操縦者「...っ⁉何をする!?」
猪「はーい、ちょっと待ってね~」
俺は操縦者の頭をヘリのハンドルに
叩き付け強制的に気絶させる、
人はとんでもない衝撃を与えれば超簡単に気絶する...
猪「さーてと、どうしようかね」
その時隣のヘリの翼が遅くなっているのに気が付く
その下にはヘリに手を伸ばすメルト先生が...
俺はメルト先生に無線を掛ける
猪『メルトさーん“コレ“当てていいっすかね?』
メ『えっ⁉ホントにヘリに乗り込めたんですか?』
猪『えぇ、まぁ...んで?当てていいっすか?』
メ『当てるって......まさか!?ちょっ...まっ⁉』
俺はヘリのハンドルを握り隣のヘリに向かって
突撃を行う、あと数秒で当たる瞬間に
助手席に置いてあったパラシュートを背負い
ヘリから飛び降りる...20mから地面に落ちたら流石に死ぬ
俺は直ぐさまパラシュートを展開し無事地面に降りる
上の方では何か大爆発しているが、俺のせい...ではない!
地面に降りた俺にメルト先生が近づいてくる
猪「お疲れさまでーす」
メ「お疲れさー...じゃないよ‼」
全力で俺はメルト先生にぶん殴られる...!?
猪「えぇっ...!?なんで⁉」
メ「ヘリとヘリ、ブチ当てて落すなんて思わないでしょ!?」
猪「いいじゃないっすか!ちゃんと落せたし!」
この次の瞬間だったヘリの音と戦車の音が
遠くから聞こえて来た...そして見えて来たのは
先ほど落としたヘリと同じ型が4台、
そして更に重戦車が4台...敵さんの応援だねぇ...
このままじゃぁ、ちょっとキツいなぁ...
猪「メルト先生ぇ...コレちょっとキツく無いっすか〜?」
俺の問いにメルト先生は笑顔で答えた...
諦めじゃない、勝利を確信した笑顔だった...
メ「大丈夫ですよ...“間に合いましたので”」
猪「...?それってどう言う事すっk...」
その時、後方から青い光が辺りを激しく照らす
その光の元は...アリスの銃か?何が起こって?
ア「充電100%!光よっ!!!!」
そして...アリスの銃から放たれた青い光は
敵のヘリと戦車を包み込み、あっと言う間に消し飛ばした
その後に残って居たのは気を失って倒れている
ヘリと戦車の乗組員だけだった...
アレ喰らって生きてんのかよ...?
やっぱりキヴォトス人は超頑丈なんだなぁ...(白目)
ア「全敵エネミー、討伐完了...EXPが入りました!」
メ「ナイス、アリス!最っ高のタイミングだよ」
ア「先生!アリスは今喜んでいます!」
メ「そっ...そっか......えらいぞ...アリス」
そう言うとメルトさんはアリスの頭を撫で始めた
ア「...っ!先生...今、アリスの体温が上がって...」
メ「.....そうか、」
なんて言うんだろ...話しかけずれぇ...気まずいなぁ、
ちょっとベターだけど...咳払いしてみるか?でも
この空気ぶち壊すのも何かなぁ...だってさぁ!
メルトさんもアリスさんもメッッチャ良い笑顔よ!?
その時、遠くの方向から爆音が聞こえてきた
まーた砲撃音だなぁ?コレェ!?
初日からハードタスク過ぎるだろコレェ!
まぁここから離れる為の口実としては丁度良い!
早速向こうの援軍に向かうか!と言うか行きたい!
猪「メルっさん...俺向こうの援軍行って来ますね?」
メ「ん...?あぁ!?すみません!行って来て下さい!」
コイツ俺がいる事忘れてやがったな...どんだけ
自分の生徒好きなんだよマジで...まぁ良いか、
直ぐにココから消えたい一心で俺は
爆音がした方向へ全力で駆け出した、
???視点
俺はとある人物と刀で斬り合っていた、
その人物とは“狐坂ワカモ”今回のテロの首謀者であり
百鬼夜行...俺の担当している寺子屋の生徒の一人なのだ、
ワカモは退学処分を喰らっており、
現在では矯正局に居るはずなのだが...
?「ワカモ...お前、矯正局はどうした?」
ワ「勿論っ!あなた様へお会いする為に出て来ました♡」
?「. . . そうか...あまり良く無いと思うぞ?」
ワ「このワカモ!あなた様にお会いする為なら本望です♡」
?「フム...俺に会いに来てくれるのは嬉しいが...」
?「矯正局から出られるのは困る...だから捕えるっ!」
交渉がワカモに意味が無いのはとうに理解している
ならば、ここはワカモを無力化しなければ!
?「イズナ!今、無事か!?」
久田イズナ、百鬼夜行の生徒だ
今戦車2台を相手に砲撃を交わしながら
時間を稼いでくれているのである
かなり近くで戦闘を行っているため
直ぐ援護に回れる用にしていた、
イ「ハイッ...!主様!イズナは全然元気ですっ!」
確かに元気...に見せているだけだな...
普段よりも息が3倍ほど上がっている、
疲労が溜まってきているのだろうな
?「そろそろ、終わらせてもらうぞ...ワカモっ!」
ワカモはイズナを見て、覇気が変わる...
彼女の表情は狐の面に隠されており見えないが...
何かを企み、怪しく歪ませている事は分かった、
ワ「なるほどっ!先生が私だけを見て下さらないのは...」
いやな予感を感じ取った瞬間に、ワカモは俺の前から
イズナの前に一瞬で移動していた...まさに疾風かっ!
もう既にワカモの刃はイズナに向けられていた
ワ「この女狐の所為なのですねっ!!!!」
?「クッ...⁉イズナっ!後ろに跳べ!」
イ「えっ?って!うわぁ!?」
イズナは間一髪で反応し刃を躱したが
無理に後ろに跳んだのが原因か、体制を崩し
イズナは後ろに倒れてしまう...速く援護に...
俺が援護にと、足を動かした瞬間に
こちらに戦車の砲弾が向かって来ていた
?「...っ!邪魔だっ...!」
俺は飛んでくる砲弾を真正面から叩き斬る
斬られた砲弾は勢いをそのまま後方で爆発を引き起こした
だが戦車の援護阻止は止まらないっ...!?
戦車の小銃から弾丸が飛び交い俺の足止めをする
?「クッ...!どけ邪魔だっ!!!」
俺は銃弾を刀で捌きながらも二人に接近するが...
このままでは...間に合いそうに無いっ...!
ワカモの刃が、イズナに到達する...
?「やめろっ!ワカモっ!」
こんな事を言ってもワカモは止まらない、
そんなこと...わかっているはずなのに...
その時だった...急にビルの壁が砕けちり
ワカモとイズナの前に少年が入り込んでいた
この時、俺は人生初めて...神に感謝した...
猪「えぇっ......と?ケンカ?はよくないよ?」
猪狩ツカサ視点
...なーんか刀持った子が小さい子を襲っとるぅう?
近道しようと思ってビルの壁ぶち抜いてきたけど...
こんな修羅場に入り込むなら、近道しようと思わんよ...
てーかこの刀持ってる子...狐の面、そしてこの和服...
もしかして...もしかすると、
猪「君...もしかしてなんだけど...狐坂ワカモ?」
ワ「えっ...はっ...ハイ...」
それを聞いた瞬間俺は右手に握り拳を作り
貯めたストレスと共に力を放出するっ...!
猪「てめぇがこの騒動の首謀者かぁ!?貴様ぁああっ!!」
俺は全力でテロの首謀者をぶん殴る...が
拳が到達する瞬間に障壁に阻まれダイレクトには
攻撃が入らず...ガラスが割れるような音がして
ワカモは吹っ飛んでいった...というか無傷かよ...
ワ「クッ...!?...“装甲“が破られましたか...」
ワカモは立ち上がり衣服に付いた砂埃を
パッパッと払い、一人の男性を見て
ワ「ワカモは、また必ず...あなた様に会いに来ますわ♡」
?「.....次は捕まえるぞ...ワカモ、」
ふふッ...と怪しくワカモは笑うと逃げるようにして
去っていった...つーか逃げられてんじゃん!?
猪「あー、クッソがぁ!逃げられたぁ!」
そう憤慨する俺に近づいてくるのは
和服で刀を持った男性......SAMURAI?
?「此度は助けられた...主の名は?」
猪「猪狩ツカサ...今日、新任のアビドス教師だ」
龍「俺は鶴城リュウという...改めて礼を言うツカサ殿」
イ「礼をさせて下さい!ありがとうございました!」
2人から頭を下げられる...感謝されるのは
あまり慣れて無いから、凄く照れくさいな...
そう思っているとイズナから手ぬぐいを
手渡された、俺は少し混乱していると......
イ「大丈夫ですか?頭から血が...」
猪「えっ...?あぁ...やばい...かも...」
身体に力が入りずらい...止血忘れてた...
俺は脱力感を感じ後ろから派手にぶっ倒れてしまった
イ「あぁ!?ツカサ殿ぉお!!??」
龍「ココは少々不味い...運ぶぞイズナ」
イ「わ...分かりました主殿!」
猪狩ツカサ視点 場所⬛︎◼️◾️⬛︎■
ここは...学校の廃墟?の教室か?
つーかさっきまで俺、街中にいたよな?
明らかに教室...だよなココ...
黒板もあるし、机と椅子のセットもあるけど...
天井には穴が空いてるし...壁も一か所崩れているし...
教室として機能しているのか不思議な所である...
...ってかここ海の近くだな、波の音する...
?「すぅ...すぅ...うへへぇ...」
猪「...なんだぁ?」
再確認...ここは海の近くの学校で廃墟だ、
しかも壁や天井には穴が空いているときた...
なぁぜこんな所で少女が寝ているぅぅう???
?「むにゃ...むにゃ...」
猪「なんでこんな所で寝てるんだよ...」
と...とりあえず起こすか?
気持ち良さそうに寝てるし...罪悪感がある...
でも起こさないとなんも分からないし...
俺は少女の頭部目掛けて優しくチョップを繰り出す
?「ぁ...いて...」
猪「お~い、こんな所で寝たら風邪ひくぞ?」
頭を少し上げて水色の少女は俺の事を一目見てから........
?「すやぁ......」
また寝やがった...よし、加減する必要ねぇな!
俺は先ほどの3倍の力を込めて脳天目掛けて...
猪「起きやがれっ!この寝坊助がぁぁあ!」
?「いっっったぁぁああぁあい!?」
チョップをお見舞いしたのであった...
?「~~~~~~~~~!?」
チョップをした所から煙が上がり
悶絶している少女を見ても不思議と
罪悪感は芽生えなかった...ようやく起きたか...
という感情だけが俺の頭にあった
?「い...猪狩先生...さすが、ようしゃ無いですね」
猪「悪いがお前を起こすために慈悲の心は捨てたぞ?」
?「あ...あなたって人はっ!」
猪「というか...俺の事を知っているのか?」
?「はいっ!もちろんっ!私はす~ぱ~AI
アロナちゃんなので!」
俺は哀れむような...可哀そうな動物を
見るような目で、ドヤ顔の自称スーパーAIアロナさんを
じっと見つめていた、チョップが強かったか?
ア「なっ...なんでそんな目で見るんですか!?」
猪「いや...頭、逝っちゃったのかな...と」
ア「む~~...私はアロナですよ!」
そこじゃねぇんだわ...す~ぱ~AIの所なんだわ...
ちょっとポンなのか?アロナは...そう考えていると
アロナがわざとらしく咳払いをする...
ア「改めまして...初めまして先生っ!私はアロナです!」
猪「猪狩ツカサだ、よろしくなアロナ」
ア「先生は考えているハズです!ココがどこなのか!」
猪「そうだな、ココは一体?」
ア「はいっ!ここは“シッテムの箱“の中ですっ!」
ふーんシッテムの箱の中ね...そっか、そっか~
あのタブレット端末の中ねぇ?なるほど、なるほど、って
猪「はぁぁぁあああ!?シッテムの箱の中だぁぁぁああ!?」
ア「はいっ!その通りです先生っ!」
はぁ!?信じられねぇんだけどぉ!?
どぉなってんだよそりゃあ!?
ア「正確には、先生の身体はココには無く先生の意識だけが
ココに存在しているような状況なんですっ!」
猪「...現実的な話じゃぁ無いな」
ア「10m跳躍したりビルの壁を素手で壊すのは?」
猪「いや?普通だろ?」
ア「いや、ぜんっぜん不自然ですよ⁉」
しばらく俺らの間に沈黙のひと時が訪れる
でもここが本当にシッテムの箱の中なら色々と
説明が付く...急にココに来たことも
アロナが自分の事をAIと自称している事も
猪「アロナ...本当にお前はAIなのか...?」
ア「何度も言ってるじゃ無いですかっ!」
後...この話前にも...した...こと...が...?
その時だった、急にふらっときて
前方に倒れてしまう
猪「ヴぁ......?」
ア「せ...先生っ!?どうしたんですか!?先生っ!?」
猪「何か...思い...出せそうなのにっ...な...に..か.........が」
こうして俺の意識は途切れた...
〇〇〇...ごめんな...
皆を守るって...ここを〇〇〇〇を守るって...
俺...約束したのに.....ご...めんな
謝って済まない事だって...わかってる...
だから.....あとは...頼む...........。
?「お~いっ!...起きてくださいよっ!!」
この...声は...メルトさん?
俺はゆっくりと目を開ける...ここは...
白い天井...そしてこのベット、病院か?ここ...
ア「パンパカパ~ン!ツカサ先生が復活しました!」
メ「あ~...焦ったぁ...」
龍「うむ...無事で何よりだ...」
猪「えっとぉ?コレはどういう?」
状況を整理したい...とても状況を整理したい
えっと?俺は街中でぶっ倒れたと思ったら、
シッテムの箱の中にいて...それから......
思い出せねぇ...今シッテムの箱はどこに?
つーかあれからどれくらいの時間が?
メ「いや~良かった...あれから
もう2日も寝てたんですよ?」
七「連邦生徒会サンクトゥムタワーの医務室です」
ドアの開ける音を聞いて、そちらの方を見ると
七神が居た...名前を呼ぼうと声を出そうとするが...
猪「ななk...!?ゴホッゴホッ!?」
なんだ?妙に咳ごむ...!?
龍「無理をするな、肺と喉がやられている」
猪「たしかに喉痛いし、肺も痛いけど...なんで?」
メ「そりゃあ...爆発で出る熱風を吸えば...ねぇ?」
猪「アリスやイズナはともかく、なんで先生達は
肺も喉も全然ピンピンしてんだよッ!?」
七「それは...私のミスです...
“装甲”の説明をしてなかったので」
メ「はぁ!?装甲無しで戦ってたんですか!?」
そういえば...ワカモも装甲がどうとか言ってたな
もしかして...あの透明な壁が“装甲“なのか?
猪「そのぉ~装甲って...なんなの?」
そう言うとメルトさんは深くため息を吐いてから
おっもそうな口をゆっくりと開いた
メ「装甲ってのは人の中にある“神秘“って言う力の
具現化なんです、透明な鎧だと思ってもらって...
キヴォトスの生徒は生まれながらにして
装甲を持っているのですが...
僕らは違う...とある事をしないとなんですよね、」
ア「...ッ!アリス知ってます!
これは勇者の“試練“ですね?」
猪「...そのとある事ってのは?」
そう聞くと皆んな黙り込んでしまった
龍「まぁ、アビドスならば気を付けて迎え」
ア「冒険ですねっ!きっと楽しいですよ!」
メ「...なめてかからないでくださいよ?アリス帰ろう?」
ア「そうでした、アリス達は任務をこなさないとっ!」
メ「じゃあまた今度...ツカサ先生、」
そう言うとメルト先生とアリスは退室して行った
なめてかかるなって...学園に行くだけだよな?
龍「俺達も...これにて失礼する、」
イ「また今度っ!ツカサ殿っ!」
続くように2人も帰って行った...
...というか何であの人達は参戦していたんだ?
後であの人達に聞いてみるか、気になるし...
七「ところで先生、シッテムの箱は起動しましたか?」
えぇ...どう言えば良いんだ?夢の中で
あの中に入った~なんて言ってみろよ...
頭が、おかしすぎる奴と思われるぞ...どうしよう...
猪「あぁ...起動したよ...」
七「何かありましたか?」
猪「自称す~ぱ~AIが拉致してきた」
七「......神秘による物でしょうか?」
猪「神秘って何でもありなんだ...物に宿るってのはあるのか?」
七「例を挙げるなら...天童アリスさんのレールガン、
皆さんの装甲や、百鬼夜行の妖術などですね」
猪「へぇ~...マジで何でもありじゃん神秘って」
七「ところでアビドス学園の件なのですが...いつから行きますか?」
猪「じゃあ今日行くわ、」
七「今日行くのですか...!?」
猪「うん、準備はこのバック持ってくだけで良いし」
七「何かを言う訳ではありませんが...お気を付けて、」
何でみんなアビドスに行くと言うと
脅してくるのだろうか?訳が分からん...
まぁ...準備は終わってるし...向かうか、
ここは連邦生徒会が保有する土地とアビドス地区の狭間だ
俺はアビドス学園に向かう為にバックを背負って
地域内へと入る、周りは砂漠って感じでとても乾燥していた
ア『でも本当に大丈夫なんですか?』
コイツっ...脳内に直接ッ!?
その瞬間に俺の手に持っていた
シッテムの箱が宙に浮き上がり
ホログラム式にアロナの姿が現れた
猪「ホログラムか...このタブレットどうなってんだ?」
ア『それは私も分からな......じゃなくて!
本当に大丈夫なんですか?』
そう言うとアロナは俺の顔を覗き込んで
もう一度言う...って言うか顔、近すぎるだろうよ...
猪「いや、そんなに心配することか?」
ア「アビドス学園地域は広すぎて学園の生徒さんでも
遭難すると言う噂話もありますし...」
猪「まぁ...最悪どっかの建物ぶっ壊して道を...」
ア「絶対にダメですからね?あなたは先生なんですから」
釘を刺されてしまった...なんとかなると思いたいが
遭難とかって一応噂だし真に受けない方がいいだろ...
ア「とりあえずコレ持っといて下さい」
そういうアロナは俺にカードの束を
渡してきたコレは...名刺か?
ア「ツカサ先生は職質を受けそうなので、」
猪「煽りか貴様」
俺は一旦煽りを無視して、アビドス学園に向かうのであった
2日後...
迷った...水も無い、食料もない...
学園都市ってなんだよ...ほぼ砂漠じゃねぇか
あーやっばい脱水症だわこれ...眩暈する、頭痛てぇ
力抜ける感じするぅ...もう...無理...俺は地面に倒れる
何か遠くからチャリの音が聞こえる...天国のお迎えかな?
そのチャリは近くで止まり一人こちらに近づいてくる
どっちだ?GODか?敵か?敵なら...道ずれに...
?「.....だいじょうぶ?」
あぁ...なんだ...GODか...白い髪...ケモ耳...
そしてその...制服?もしかして...アビドスの?
猪「み...水..を...」
?「水?でも.....これしかないけど良い?」
そう言って俺の前に容器が差し出される...
?「あ、でも入れ替え用の容器が...」
俺はそれを掴み中の液体を喉へ流し込む
何か言いかけたのだろうが俺にはそれを聞く余裕など
無かった、待てと言われても今の俺は待たないだろう
?「ん...やっぱり、何でもない」
何でもないわりには赤面してるのだが...
この子も喉が渇いていたのだろうか?
悪い事をしてしまったかもしれないな...
猪「あ~助かったよ、」
?「あなた、ここら辺の人じゃない...何者?」
猪「今日からアビドスの担任になる、猪狩ツカサだ」
シ「わたしは、アビドス学園2年 砂狼シロコ」
猪「これからよろしくね、」
シ「ん、よろしく先生」
シロコは俺の事を警戒してるな
ならまずは信用を得ることが重要になってきそうだ、
自らが教師になった事に未だ信じられないが...
やるしか無い、そうだろう?
あとがき
ハーメルンの先生方、初めまして
「歩く二次創作作者」と申します
今回の作品はいかがでしたでしょうか?
楽しんで頂けたのなら幸いです
作者は高校生ですのでここの文章ミスってるな〜とか
ここ解釈違いやな〜とかってあるとは思いますが
頑張って書いて行きますのでよろしくお願いします