魔物娘搾精世界でVとして生き残る方法   作:匿名希望

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2話

中学の卒業式を終えて、高校の準備をしつつ俺はとある覚悟を決めようと思っていた。

即ち!このバカエロ搾精世界でこの先イキ……もとい生きのこるには。

 

本来、俺が通っているのは小中高合同の男子校なのだが、なんと上の不祥事で在校生の卒業を以て解体〜❤︎やる気のなさが見え隠れしてんだよな❤︎(ち◎ち◎亭)という事態になってしまい、俺は兼ねてから選択した3つのプランのどれかを選ばなければならなくなった。

将来の選択である。

 

①ひたすら死ぬまで魔族との危険なエンカウントを避ける

②人間の彼女を作って魔族避けとする

③理解ある魔族の彼女を作る

 

恋愛の話かよ!と思われるかもしれないが待って欲しい。聞いて欲しいんだ。ちなみに俺は③を選びたい。

 

読心を使って、そして前世の知識である程度予想できるが魔族というのは非常に惚れっぽく、そして一途で、人間をか弱いか弱いウサギのエケチェンみたいなものだと思っている。

実際人間と魔物の身体能力には天と地ほどの差があるが、これが何を意味するかと言うと、魔物娘の番になった時点で良くて働けない、悪くて24時間365日交尾するだけのマシーンに成り果てる。そんなものにはなりたくないし、働けない……事は全然良いんだが、外出や遊びにも制限がかかるのは正味かなりキツい。

 

じゃあメリットは?

まず魔族は美人しかいない。魔界から人間界に来た人達が選ばれた美女なのかは不明だが、5歳の時から15歳の今まで中身はともかく美女じゃない魔族を見た事がない。

次に、働かなくて良い。というか働かせてくれないのだが、大抵の魔族は金が有り余っているか人間のために働く事を苦だと思っていない。

あとはハーレム肯定派の子が多いが、俺が搾り殺されるのでこれはNGだ。

 

なんだ、魔族と結婚すれば良いじゃん(素直)。幸い人様の番を奪うという発想は殆どの魔族が持たないので、自分に合う理解者を探して婚約ないしは結婚してしまえば勝ち組である。一歩間違えれば24時間◎ーメンタンク扱いだが、これでも純愛になるってマ?

 

こほん、気を取り直して。

俺は東京まで来て、メイド喫茶に向かっている。

理由は勿論、パートナー探しのため。

 

ぶっちゃけ俺に限らずヒトオスはめちゃくちゃ魔物娘にモテるが、なんか条約?みたいなのがあるらしく魔物側からはアプローチできないようになっている。人側からアプローチがあった場合のみ応えている様だが、曲解してるやつ100万人はいる(叔父さんを捕まえた乳魔とか)。

 

そんな訳で魔物の嫁を貰うだけなら簡単だが、折角の能力と知識を活かさない手はないので、結婚後の俺の生活に合う種族を考えてみた。

 

魔物といっても数百種類はいる(らしい)。その中でも俺が普段見る種族となると……。

 

胸のでっかいお姉さん。白ギャルから黒ギャルまで、というか大抵ギャルっぽくオタクに優しそう。搾精といえばのサキュバス。乳魔も広義のサキュバスらしい。

 

救済と名付けてサキュバスもドン引きの行為をしている天使。魔物の中でもサイコパス扱いされている節があるが、ビジュアルのせいか人間に人気だ。

 

ほぼ人にケモミミと尻尾が生えた様な見た目から、毛むくじゃらの俗に言う「ケモ」までいる獣人。ちなみに略奪OKの風習があり、両獣人がOKすれば決闘で花婿を奪うことが出来るらしい。花婿の意思は?

 

そんな中で俺が選んだのは「メイド族」という種族。

 

奉仕精神に溢れている種族で、主人に仕えるのが生き甲斐。それはそれとして搾られるが(無慈悲)、この種族の素晴らしい所は契約書を作るという点、東京に行けば必ず会えるという点だ。

 

契約書を作り、誓いを経て初めてヒトオスとメイド族は主従関係を結ぶ。この時点でイコール結婚相手なのだが、お互いに条件を決められる。例えばメイド族からは奉仕の代償として1日2リットル搾らせて欲しいとか。2リットル……?魔法で俺は何を作らせられるんだ(困惑)。

つまり俺の求める条件に同意できる子を探せる。

 

次に、東京に行けば会える事。これは簡単だ。

「メイド喫茶 ルテラス」と名付けられた建物を見つける。お目当ての物件だ。

 

「ここだな……」

 

入ってみれば、そこにはいくつかの扉があり、それぞれ「クラシック」「中華風」「キュート」……等と書かれている。

とりあえず「クラシック」の扉を開けてみれば、そこには1人の女性、メイド族が立っており、こちらに礼儀正しく一礼した。

 

「お帰りなさいませ、ご主人様」

(ッシャ!やっぱ可愛いよこの子〜!お持ち帰りして欲しい、されます、やれるぞ私。目指せご主人様との愛の主従関係)

 

つまりここは、メイド族のみがキャストのメイド喫茶。別に秘匿されている訳ではないが、美人に接客されるだけされてただ同然の代金は怖い……と言う事で避けられたり、怖いもの見たさに突撃されたりしている場所である。

 

案内され、メニュー表を渡され……るのが流れだと聞いたが、目の前のメイドさんにインターラプトをかける。

 

「すみません、メイドさん」

 

「はい、いいえ。私の事はセレスとお呼び下さい、ご主人様。どの様なご入用で?」

(んきゃー!何このご主人様の声かわいい!かわいいねえ!あーもうどうにかなりそう、時間止めて角オナして来ようかな、案内するテーブルで)

 

おいコラ。

見た目完璧、中身既にボロボロのセレスさんには申し訳ないが、多分彼女はチェンジになりそうだよな……。しかし下手に同情したり優しくすると同意と見做される事もありそうで怖いため、淡々と告げていく。

 

「以下の条件を満たす方を探して主従関係を結びたいのですが、セレスさんは心当たりがありますか?」

 

「なっ……契約書を貸していただきますね」

(従者待ち!?!?!?逆ナン!?遂に私の時代が来た!?)

 

表面上は無表情ながらもウキウキで契約書を手に取ったセレスさんは……数分もするとしわくちゃのピカ◎ュウみたいになっていた。いや、雰囲気がね……。

 

「残念ながら……私は条件を満たす事ができません……」

(なんでカリキュラム取らなかったんだろう、電子課程なんて使わないって普通。怨怨怨怨怨怨)

 

「えっと……じゃあ、当てはまりそうな方を探してくれませんか?満足できる契約ができたら、友達を指名で連れてきますから」

 

「! 分かりました。少々お待ちを」

 

手持ち無沙汰になったが、ここで整理をしておこう。

このメイド喫茶は要するに奉仕族がご主人様を見つけるために作った拠点。普通はご主人様候補をうまく言いくるめ、或いは本気にさせて主従契約を結ぶのだが、自分の様に最初から条件をつけて主従関係にというのは初のケースではないだろうか。

 

条件は3つ。

1.従来の生活を行いたいため、体液の提供量や時間は今までの生活ができる程度のもの。時間を魔法で伸ばすのは従来の生活リズムではないため禁止。

2.並のアンドロイド以上に電子機器に詳しい事。

3.Mよりの子である事。

 

この3つだ。契約書にはもっと細かく書いてあるが、生活を維持して、パソコンに強いMよりの子が欲しいって事。

生活は言わずもがな。パソコンはこれからやりたい事の協力者として。Mなのは心が読める能力上、褒めるタイミングやリアクションでこっちがイニシアティブを取りやすいからだ。夜とか。

 

さらに5分ほどして、セレスさんが10人弱のメイド族を連れてきてくれた。全員バストは豊満である。

 

「こちらの方々が、自分ならこの契約を受けられると……」

 

「分かりました。では順に質問させてもらってもいいですか?まず……」

 

案の定何人か契約しちまえばこっちのもんよ的なのがいたけどアウトだよアウト!クソッ油断も隙もねえ……。比較的まともな種族なだけで、メイド族も立派な魔族であった。

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