魔物娘搾精世界でVとして生き残る方法 作:匿名希望
そんな訳で、高校に入り一人暮らしとなったため、アパートの前で改めて契約を行ったメイド族の子と待ち合わせる事になった。
「えっと……この辺りに、あっ」
「おや、おはようございます。ご主人様」
輝く銀髪をさらりとたなびかせ、振り向くと同時に彼女は淡く微笑んだ。
ちなみに内心では(んはwwwwこれからくんずほぐれつメイド生活wwww)となっている……。
「おはよう、シア。これからよろしくね」
「お任せ下さい。私の髪一本まで全て、貴方様への奉仕のためだけに存在致しますので」
(夜になればセックス!ご主人様の貞操!童貞!DO!TAY!)
こわ。
……ともかく、銀髪爆乳クラシカルメイドのフリージアちゃんが人生のパートナーとなりました。わーパチパチ。
彼女に手を引かれ、部屋の掃除を……しようとするも止められ、料理をしようとするもこれまた止められる。予想はしてたけど料理うまいからええか(諦観)。
「ごちそうさまでした。美味しかったよ」
「ありがとうございます」
内心喜びまくってるのに無表情なの、おもろいな。
話をしようと声をかけると隣にくっついて座るシア。それに苦笑していると向こうもこちらのリアクションに悶絶……どいつまで経っても話が始まらないので、咳払いをしてシアに話しかける。
「あのさ、主従関係もとい婚約したのは良いんだけど、婚約後にやりたい事があってね」
「婚約……んんっ、はい。どの様な事でしょうか……?」
「Vtuberをしたい」
「え?」
「Vやりたいなって。魔界向けに」
「……え?本気ですか?」
「本気も本気だよ!」
さて、メイド族のフリージアと結婚したはいいものの(人間の法律ではともかく、魔界的にはもう夫婦だ)、精液タンクにならないのなら俺は暇になるという事になる。学校は……一緒に通いたいとおねだりしたら通ったが、会社はそうもいくまい。
と、なるとやりたい事や、目標にするものがないのだ。そこで思いついたのがVである。シアにサポートしてもらい、恋愛指南やヒトオスの落とし方講座をやれば…‥流行るのでは!?
ということをシアを抱きしめて耳元で囁きながら頼んでみた。
効果は抜群だ!やったぜ(人間の屑)。
「な、なるほど。ご主人様に危険がないのならやってみてもいいかもしれませんね……鬼族と悪魔族の役所には私が申請を出してみますので……ふぇ?」
ヘロヘロのシアちゃんをお姫様抱っこして、ベッドに連れていく。
こっちから早く始める分には契約違反じゃないから、お礼も兼ねて初日くらいは頑張っちゃうか……!
パーフェクトコミュニケーション!
さて、シアとの順風満帆な学生生活を送りながら、ついに配信初日となった。
役所担当の鬼さん、伊賀さんという方だったが無理矢理やらされているのではないと確認すると快諾してくれた。なんでも魔界民のガス抜きに丁度いいのだとか。
「何かあればサポートします。あなたは既にパートナーがいるのでほぼ大丈夫ですが、あまりにも迂闊な事を言うと結婚相手が増えるので気を付けてください」
鬼族は酔わない限り理性的と聞いたが、本当に良い人だった。それとも、既にシアの"お手つき"となっているからだろうか。シア曰く匂いでわかる様マーキングしているらしい。
閑話休題。
魔界でも人間界でもVは始まって日が浅い。男キャラの側を見て、ああインキュバス(こいつらも男性の見た目だが、孕めるしヒトオスしか狙わない)かといったリアクションだった。
【初配信】よろしくお願いします【即落レン】
チャット▼
・中の人インキュバスでガワ人間きゅんか、これはこれで
・中の人なんていないから
・心の目でヒトオスキュンをねっとりと見ろ
・ゲリラ配信の割に人多いのはそういうことか
・てかなんでゲリラ?
「ご主人様、予測通りです。ボイスも若干加工して出ますので、安心してお話しください」
「ありがとうシア。じゃあ……」
マイクのスイッチを入れて、画面の前の魔物娘達に挨拶する!
「こんばんは〜!既婚ヒトオスの即落レンです。今日は配信に来てくれてありがとう!」
チャット▼
・既婚ヒトオス!?ニッチすぎる
・いや、でも不思議と子宮にきゅんきゅん来る声でいいかも。
・救済したみがありますね……。
・天使は帰れ
「あっ、既婚ヒトオスなのはガチです。設定じゃなくて、いや設定でもあるんですけど俺はヒトオスです。めちゃくちゃ最高のお嫁さんをもらって満足してます」
チャット▼
・あ?
・は?
・脳壊れる
・え?ヒトオスきゅんとお喋りできるなら既婚でもいい
「これについてはおいおい話すとして、まずはキャラクターのプロフィールから」
即落レン
魔物と結婚した高校生。
幸せな新婚生活を送っているが、この幸せをみんなにも味わって欲しいと思い恋愛相談やハウツーをネットで始めようと決意した。趣味はデート。
……ちなみに、即落レンという名前はともかく設定はほぼ俺準拠で行っている。Vはあくまで顔バレを防ぐための防壁なのだ。
チャット▼
・マジでヒトオス君?どこ住み?てかLINNやってる?
・ヒトオスくん、結婚しよう
・恋愛相談ってマ?
・ハウツー助かる
・ていうか、なんで魔物娘ちゃんねるに人間が?
「あ、それはちゃんと鬼族の役所で許可をもらってきました。恋愛相談とかハウツーは……結婚前から思ってたんだけど、ちょっと人間側からすると魔物のみんなとの認識差がすごかったり、アプローチになってないアプローチがあったから、その辺り擦り合わせれればもっとヒトオス入れ食いにならないかなあって」
チャット▼
・ヒトオス入れ食い、夢がありすぎてプシャった
・私も今この声で角オナしてる
・私のご主人様ですが?????????????
・奥さんかこれ?
・自称じゃないか
・早速沸いたか
シア、ステイ!
「という訳で今日はもういくつかマシュマロを食べて終わりにするよ。来週から本格始動するからよろしくね」
……と、いう感じでなんとか無事に終えたのだが。
「シア」
「恐れ多くも嫉妬のままに書き込みをしてしまいました。どうかこの端女に罰を……」
オイ心はテンション上がりまくってんぞ。コメントももしかして罰狙いか?卑しい女ばい……!
「シア。心配しなくても俺はシアのものだよ。ハーレム作りたくないし……」
「ご、ご主人様……」
「それはそれとして罰は与えるから。また抱っこするね」
「あっご主人様、そんないけません(ノリノリ)」
パーフェクトコミュニケーション(2回目)!