ポケモン世界を自由に散策します。   作:瓶詰め蜂蜜

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目覚めたら森の中でした

 アルティン地方。ポケモンの世界にある地方の一つ。僕、トウマはそんな地方に気が付いたら居た。

 

 

「……と言うわけなんだけど。どうしよっか」

「いや、知らんけど」

 

 広大な森の中、しゃがみ込んだ僕は、いつの間にか手持ちにいたシャリタツに話しかけていた。……素気なくされたけど。

 

「いやいや。ここがアルティン地方っていう場所だとか、僕の手持ちとか教えてくれたのスシローじゃん」

「スシロー言うな。アタシはメスだよ」

 

 ジト目で睨まれる。けど、僕シャリタツのニックネームはスシローだし。

 

「アタシを含め、主の手持ちは何かしら特別な力を持っている……っていうか、そもそも主の言うげえむ?とやらから連れてこられたわけだし」

「うん。そこは僕もびっくり。こんな事できそうなの、あの神様だけだろうし。流石にあちこちでボロカス言われてるからおくりもの感覚で更に強化させたんだろうね。所謂神様チートって奴だ」

「ならアタシは知識チートとかいうやつかい?」

「多分そう」

 

 頭の上にスシローを乗せると、森の中を歩きだす。歩きながら、スシローから色々と話をして現在の状況を纏めた。

 まず、アルティン地方は結構広大な地方だということ。ジムやポケモンリーグが存在せず、代わりに守り人と守神呼ばれる存在(いわゆるヌシポケモンやキャプテンみたいなもの)が居ること。僕のポケモンたちの持つチートのこと。そして僕自身のチートのことなどなど。

 

「一応、このチートってサイキッカー扱いになるのかな?」

「いや知らないけど。何?自身の手持ちに限りポケモンを萌えモン化させる能力って」

「これでハーレム作ればいいのかな?」

「煩悩退散!!」

 

 試しにスシローに使ってみたら、身長は僕の胸のあたりぐらい……大体150cmぐらいかな?の少女になった。腰のあたりまである赤い髪はピンっと跳ねた癖っ毛で、吊り上がった勝ち気な黒目と口元から覗く八重歯がちょっと可愛い。

 萌えモン化すると服も一緒に出てくるのか、肩紐で吊り下げて袖の無い、キャミソールみたいな形状の、フリルがふんだんに使われた白いワンピースの上から赤いカーディガンを着ていた。

 

「……うん。美人さんだね、スシロー」

「褒めてくれるのは良いけど、スシローって呼ぶな!」

 

 ビンタされた。ペシンって感じだから手加減してくれてるんだろうけど、痛い。

 

「……って、もうすぐ森抜けるな」

「なら、萌えモン化解除するね」

 

 スシローの萌えモン化を解除すると、再び頭の上に乗っけた。……何となくやってたけど、僕の体も頑丈になってるな、これ。

 

「……っと、なんか見えてきた」

「あれがステップタウン。アルティン地方のポケモン博士の研究所がある町だよ」

 

 スシローの説明を聞き、再び町を見る。……うん。なんか田舎のイメージを感じる町だ。

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