ポケモン世界を自由に散策します。   作:瓶詰め蜂蜜

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エイパム戦、終了。

前回のあらすじ。

ミズッチの声は野太い。

 

 

 

「ぱむぅ〜……)

 

 ミズッチのアクアテールでノックアウトされたエイパムは見事に目をぐるぐるさせていた。

 

「ほいじゃ、イブキ。あの洞からえーっと……まあ、取ってきて」

「ぶっぶい!」

 

 イブキに物の回収を頼み後ろを向く。流石に見たら気不味いし。

 

「ぶーい、いっぶい!」

「あ、それですそれです!!」

 

 あ、どうやら見付けたみたい。

 

「えーっと……。トウマさん、もう良いですよ〜」

「あ、もう大丈夫?」

 

 ホヅミに言われて振り向くと、顔を赤らめながら、しきりにスカートのポケットを気にしているホヅミとその隣でふわふわな胸を張っているイブキが居た。

 

(……ポケットの中に仕舞ったんだ)

 

 別に言うつもりはないけど。まあ、いいや。

 

「それじゃあ戻ろうか。スシロー達も待ってるだろうし」

 

 僕がそう言うと、「あっ、そうですね!!」と、ホヅミも同意した。

 ……さて、さっさと帰って出発するか!!

 

 

 

 

 

 野営をしていた場所に戻ると、ホヅミの分も含めてテントは収納されており、何時でも出立できる状態になっていたので、もずずとリオンに感謝の言葉を伝え、ボールの中に戻す。

 

「……で?あのポケモンはどうするん?」

 

 荷物を詰め込んだリュックを背負って、「さあ、出発だ!」と動こうとしていると、僕の肩に飛び乗って来たスシローが森の方を横目で盗み見つつ声をかけてきた。

 

「あ、気付いてた?」

「阿呆、あんなお粗末な隠れ方、気付かん方が難しいわ」

 

 小声で応答すると、そう言い返された。まあ、ご尤も。

 僕も森の方をこっそりと見ると、そこには見事に頭を丸出しにして僕達の方を見ているエイパムが居た。というか、正確にはホヅミを見ているエイパムだが。

 

「多分あれ、ホヅミの事を気に入ったんやろ」

「え?倒されて気に入るって……マゾ?」

「違うわアホ。自分より強いトレーナーだって感じたから追いかけて来たんやろ」

「ああ、もっと強くなりたいので、仲間に入れて下さい!……って奴?」

「そんな感じやね」

 

 スシローとこそこそと話しながら歩く。それに合わせてエイパムも森の中を移動している。

 

「けど、一番の問題が……アレなんよね」

「肝心のホヅミが気付いてないからなあ」

「〜♪……ってどうしました?」

「「いや、何でも無い」」

 

 僕らの少し前を歩くホヅミは楽しそうに鼻歌を歌いながら歩いている。……エイパムの熱い視線に気付かずに。

 

「……まあ、多分何処かで気付くでしょ」

 

 僕は取り敢えず気付いていない事にした。……そんな目で見ないでよスシロー。




まあ、多分気付いていた人も多いでしょうけど、エイパムは仲間になります。(盛大なネタバレ!!)
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