ポケモン世界を自由に散策します。   作:瓶詰め蜂蜜

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石がザクザク

前回のあらすじ。

リオンさんがひみつのコハクを発掘しました。

 

 

 

 リオンからひみつのコハクを受け取った後、僕の目的は達成されちゃったけど、イブキやもずずが「折角だから」と言うので消化試合気味に発掘を継続していた。

 

「いやあ……あんなに早く化石を発掘できるなんて、リオンってば才能があるんじゃない?」

「いえ、地中の波導を感じ取って、強い力と生命力の痕跡を絞り込めば見つかりました」

「流石は波導マスター……」

 

 化石を発掘した後、次々に進化の石を発掘し続けるリオンと会話をしながら僕もピッケルを振るっていた。

 

「……というか、こんなに進化の石って出るもんだっけ?進化の石は希少品だって聞いてたけど」

 

 僕とリオンの後ろに山積みになった進化の石を見て思わず呟く。

 ……まあ、僕の掘り当てたやつは殆どがまんまるいしだったのだけど。これはピンプクを捕まえろって啓示なのかな?そんなしょうもないことを考えていると、

 

「マスター、マスター!」

 

 と、別の所で発掘をしていたはずのイブキが両手で何かを抱えながら駆け寄ってきた。

 

「見てみて!化石を見つけたよ!!」

「えっ?イブキも!?」

 

 見てみると、そこには見たこともない形の化石があった。しかし、何やら瘤のような、形にも見えた。

 

「ホヅミちゃんに聞いたらね、これってこぶのカセキって言うんだって!」

 

 「はい!」と満面の笑みでこぶのカセキを僕へと差し出してくるイブキ。……天使かな?

 

「ありがとうね、イブキ」

「えへへ〜」

 

 よしよしと頭を撫でて褒めてあげると、ふにゃりと蕩けた笑顔になった。

 そして頭から手を離そうとすると、捨てられた子犬のような目で見てくるため、また頭をなで始める。それを繰り返していると、

 

「あんたらいい加減にしな!」

 

 とスシローに怒られてしまった。

 

 

 

 

 

 化石発掘は終わり、ホヅミは昔のサメハダーの歯の化石を、僕は大量のまんまるいしを発掘した。

 リオンはひみつのコハクとほのおやかみなりといった多種多様な進化の石を、イブキはこぶのカセキ、スシローはすいせいのカケラを、おはつともずずといなりは何も見つけられなかったらしい。

 因みにセレーネは早々にコハクが見つかったので荷物番をしてくれていた。

 

「それじゃあ、帰ろうか」

 

 大量に取りすぎた荷物を持ち帰ろうとして、眠っていたセレーネとゴンに頼む。

 すると、荷物を包み込むようにセレーネが巨大でいながら強固なバルーンを作り、それをゴンが軽々しく持ち上げた。

 

「頼むよ、ゴン」

 

 そう声をかけると、ゴンはコクリと頷き返してくれた。

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