ポケモン世界を自由に散策します。   作:瓶詰め蜂蜜

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○字工事

 前回のあらすじ。おはつに怒られた。

 

「……まあ、色々と……イ・ロ・イ・ロ・と!!言いたいことはあるんですけど、トウマさん達は異世界から来たんですね?」

「そうそう」

 

 おはつの質問に頷いて肯定する。

 

「それで、皆さん不思議な力を持っている……と」

「まあ、そうなるな」

 

 スシローが腕を組みながら頷く。

 

「……なんか私、疎外感が凄いんですけど!?」

「まあ気にするな」「気にしたら負けやね」「気にしないでー」「そんな事ないですよ」「あ、はい。私なんかが居てすみません……」「……気にし過ぎだ」「グゴー……」

 

 落ち込むおはつに皆で慰めると、おはつは唐突に顔を上げて叫んだ。

 

「慰め有難うございます!……だけどいなりさんはネガティブすぎるし、ゴンさん何で寝てるんですかー!?」

「まあ、そういう子達だから」

 

 僕がそう言い切ると、おはつはガックリと肩を落とした。……スシロー。「やっとツッコミ役が増えた」とか小声で言わないの。

 

 

 

 

 

 皆をモンスターボールの中に入れ、ポケモンセンターへ向かう。……へ?何でポケモンセンターに行くかって?いや、僕今日泊まる場所がないし。

 誰に説明しているのか分からないまま、ポケモンセンターに到着したので、部屋を予約して晩御飯も頂いた。トレーナーライセンスカード。通称トレカのお陰で無料で宿泊、御飯も貰った。……部屋はそこまで大きくないし、ご飯も栄養優先で味はそこまで良くはなかったけど。

 

 翌日、当座のお金を稼ごうと町中で野良バトルをすることにした。トラブル防止の為に、トレカとスマホのアプリを使ってバトル前に契約書を作らないといけない。そこはしっかりしてるぅ。

 で、勝ちました。バトルの内容?序盤の町のポケモンなんざ、イブキ(Lv.100)の破壊光線で一発でしたよ。ハハハ。

 

「それじゃ、旅に出よっか」

「ワン!!」

 

 ボールから出したおはつと一緒にステップタウンを出発した。

 

(……まずはロトム捕まえてスマホに入れようかな)

 

 そんな事を考えながら歩いていると、昨日出会ったグラサンの不審者二人組みがまた現れた。

 

「おいテメェ、この野郎!!」

「漸く見つけたぜぇ!!」

「うわ、出た」

 

 なんか血走った目が怖い。変質者かな?変質者だったわ。

 

「えーっと。何か用ですか?」

「あぁん!?何か用ですか、だとぉ!?」

「てめぇ、俺達が誰かわかってんのかぁ!?」

「いえ全く知りません」

 

 きっぱり答えると、男二人は「お、おうそうか……」と言葉に詰まった。

 

「なら、名乗ってやろうじゃねぇか」

「あ、別にやらなくて良いですよ」

「いや、やらせろやぁっ!!」

 

 思いっきり叫ぶ男。そして二人して構えを取ったかと思うと、堂々と前口上から名乗りだした。

 

「珍しいポケモン居ると聞きゃあ」

「西に東に縦横無尽!!」

「ユージ!!」

「コージ!!」

「泣く子も更に泣くポケモンハンターったぁ」

「俺達の事よぉっ!!」

「……お笑い芸人の方ですか?」

「「違うわい!!」」

 

 声を揃えてツッコミを入れてきた。いや、ユージとコージってきたら栃木訛りの芸人だろ。

 

「なんか……ごめんねごめんね~」

「「おちょくってんのか貴様!!」」

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