ポケモン世界を自由に散策します。   作:瓶詰め蜂蜜

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おはつの初陣

 前回のあらすじ。

 

あ!やせいの

おわらいげいにんが とびだしてきた!

 

 

「もういい!てめぇはここでぶっ潰す!!」

「泣いて謝っても、もう許さねぇ!!」

 

 なんか分からないけど、すっごいキレてる。

 

「行け!ガスへテロ!!」

「ぶっ潰せ、クイナゴン!」

 

 お笑い芸人(仮)がそう言って見たことのないポケモンを繰り出してきた。

 

「えっと……。何あれ」

 

 スマホを起動してポケモン図鑑を開く。

名前:ガスヘテロ

分類:カメムシポケモン

タイプ:むし どくタイプ

解説

 足の付根から悪臭を放つ。匂いの素となる成分は香料の原材料として使われる。

名前:クイナゴン

分類:いなごポケモン

タイプ:むし あくタイプ

解説

 群れで行動し、作物を食い荒らす。大昔には飢饉の象徴とされていた。

 

「……カメムシとイナゴか。なら……」

 

 ボールからイブキを繰り出す。そして

 

「おはつ、初陣だ。イブキ、おはつを援護しつつあの二匹を倒して」

「ブイ!!」

「わふんっ!?」

 

 おはつは「え、聞いてないんだけど!?」と言わんばかりに目を見開いて此方を振り返り、イブキは自信満々にモコモコの胸を張る。

 

「へっ!!くさタイプのハツガワンにイーブイだあ?」

「舐めてんじゃねぇぞ!クソガキィ!」

「ガスヘテロ、ヘドロこうげきだあ!!」

「クイナゴン、とびつく!!」

 

 ガスへテロとクイナゴンがそれぞれ命令通りに攻撃してくる。が、

 

「イブキ。まもるでおはつを庇え。おはつはまもる後このはで目眩まし」

 

 僕の指示通り、すぐさまイブキがまえに出てまもるを発動。それを見て戸惑っていたおはつも意識の切り替えが出来たのか、ヘドロが防がれ、とびついてきたクイナゴンが離れた瞬間にこのはを使って目眩ましを行った。

 

「続けてイブキ、まねっこからのかえんほうしゃ」

「イッブイ!!」

「ギチチチチッ!?」

 

 このはの影から放たれる炎の本流。命中したガスヘテロは勢いよく吹き飛ばされ、戦闘不能になった。

 

「なっ!?ガスヘテロ!!」

「よそ見は厳禁。おはつ、たいあたりからのこのは!!」

 

 吹き飛ばされたガスヘテロに、男二人とクイナゴンの意識が向いた瞬間を狙い、おはつのたいあたりが炸裂。そしてゼロ距離からのこのはでクイナゴンも吹き飛ばされた。

 

「なっ……!?」

 

 ガスヘテロに続いて、クイナゴンも戦闘不能。僕はイブキとおはつを引き連れて呆然とする男二人に近づいた。

 

「さて、お二人さんは僕に負けたね。なら、やるべきことがあるでしょ?」

 

 にっこり笑って掌を上にした片手を前に差し出す。

 

「しょ・う・き・ん・は・や・く♡」




ポケモン図鑑の描写って、これで良いよね。答えは聞いてない!
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