東方月瑛仁   作:懐ししゃも

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イエ〜イ。ようやくメインヒロインが出てきますよ!やったねレイさん!

『なんでその人をメインヒロインにしたの?』

おや?緊張してるんですか?

『べ、別にしてませんよ!』

の割には落ち着きがありませんけど?

『第5話始まるよ!楽しんで行ってね!』

あ、誤魔化した。



第5話

前回のあらすじ

零虎の過去〜その1〜

 

〜零虎サイド〜

 

『ふー。一通り終わった。』

 

『もう終わったの?初めてにしては中々仕事が早いじゃないの。』

 

『他にやることはないですか?』

 

『うーん。特に無いから自由にしてていいわ。』

 

自由にしてていいと言われてもな〜。あっそうだ!

 

『じゃあ森の中を少し散歩してきてもいいですか?』

 

『別にいいけど夕方までには帰ってきてよね。やることがあるから。』

 

『はい分かりました。では!』

 

と言い僕は森の中に入って行った。

 

〜2時間後〜

 

『うーんまいったな。少し森の中歩いて帰ろうと思っていたのに迷子になるなんて。』

 

はぁ〜。こんな事になるなら入り口の場所確認しとけば良かった。

 

『取り敢えず出口探さないと帰れないぞ、こりゃ。』

 

僕が出口を探して歩いていると足下に何かあった。

 

『ん?人形?なんでこんなところにあるんだ?』

 

誰かが落としたのかな?

 

『それにしても良くできてるな〜。今にも動きだしそうだ。』

 

『もー。どこに飛んでちゃったのよ。私の人形⁉︎あっ!』

 

『ん?』

 

『あーあった!貴方が拾ってくれたのね?ありがとう!』

 

……状況が理解出来ない。一体誰なんだこの子?

 

『あっごめんね。1人で騒いじゃって。私はアリス。アリス・マーガトロイドよ。あなた?』

 

アリスと名乗った少女は笑顔で自己紹介をした。髪の色は魔理沙さんと同じ金髪だけどこちらは短い。顔は言わずとも可愛い。第一印象は人形見たいだ。

 

『僕は不具雷零虎です。レイってよんでください。』

 

『あなたが魔理沙の言っていた外来人ね。中々のバケモノらしいわね。』

 

バケモノって僕何かしたか?

 

『で、アリスさんは何をしにここへ?』

 

『あなたが拾ってくれた人形を探しによ。レイはどうして?』

 

『お恥ずかしいことに見事に迷子になりました!』

 

『魔理沙が言っていたより元気ね。』

 

そりゃもう病弱ですが、それは能力を使ったらの話ですからね。

 

『人形も解れてるし、迷い人をこのまま放置は流石に酷いわよね。うーん。』

 

何か凄く困った顔をしている。多分悪い事をしたかもしれない。

 

『分かったわ。人形を直すついでにあなたを出口まで送ってあげる。』

 

『え⁉︎いいんですか?』

 

『だって迷子を置いていけないじゃない?それに途中まで一緒だし。』

 

『何かすいません。ありがとうございます。』

 

や、優しい人で良かったー!!

 

『それじゃ行きましょ。 きゃっ⁉︎』

 

『だ、大丈夫ですか?』

 

どうやら木の根っ子に足を引っ掛けて転んでしまったらしい。

 

『平気よ平気。大丈夫だから気にしないで。 痛っ。』

 

転んだだけでなく足首を捻ってしまたらしい。かなり腫れている。凄く痛そうだ。

 

『足首を捻ってるじゃないですか!家までおぶって行くので、掴まって下さい。』

 

『え⁈だ、大丈夫よ。歩けるから気にしないで。』

 

痛いの我慢してるのバレバレだな〜。まぁ一兎の方が分かりやすいけどね。

 

『いいえ、駄目です!無茶して悪化したらどうするんですか?』

 

『////あ、ありがとう‥////』

 

という訳でアリスさんを家までおぶって行くことになりました。

 

〜少年移動中〜

 

『着いたわ。ここが私の家よ。』

 

『ここが……』

 

へえーアリスさんって洋館に住んでたんだ。

 

『お、おじゃまします。』

 

中はかなり綺麗だ。流石女の子って感じかな。

 

『レイ流石にもう降ろしていいわ。家まで送ってくれてありがとう。』

 

『え?は、はい。いえ、こちらこそ。』

 

んー。やっぱり慣れないなお礼の言葉を言われるのは。

 

『あ、じゃ僕はこの辺で帰らさせていただきます。』

 

『帰るって…貴方迷子なんでしょ?』

 

『あ、そうだった!すっかり忘れてた⁉︎』

 

『『………ぷっ。あはははは』』

 

『私ね、今日レイに会って分かった事があるの。』

 

『ふ、二つ?』

 

『ひとつは少し抜けてる所。直した方がいいわよレイ?』

 

『うっ⁉︎』

 

た、確かに僕は抜けてる所がある。一兎にかなり指摘されてたけど結局直らなかった。

 

『//もう一つは凄く……や、優しい所。//レイがいなかったら一日森で過ごすことになってたかもしれなかったわ。だから、その………ありがとう!』

 

顔を赤くしてまたお礼を言ったアリスさん。なんか恥ずかしくなってきた。しかも何故か緊張してる。

 

『えっ、いやその……………』

 

あはは、なんか頭の中真っ白になってきた!ただ一つ分かった事がある。女の子の恥ずかしがってる顔や笑顔はかなり強力だということだ!(真面目)

一部例外はあるけどね。

 

『おーっす!アリスはいるか…ってレイ⁉︎何でお前がアリスの家にいるんだ?』

 

うおー!きゅ、救世主が来たー!!

 

『実は森を散歩している最中に出会いまして…………』

 

〜ただいま説明中〜

 

『ふーん。相変わらずだな、お前。』

 

『あはは』

 

何も言い返せない。

 

『あっそうだった!なぁアリス、今夜レイの歓迎会をやるんだが、来てくれないか?』

 

『喜んで行かせてもらうわ。』

 

『おう!そいつは良かったぜ。じゃまたな。行こうぜ、レイ。』

 

『じ、じゃあアリスさんまた今夜。』

 

『うん。またね。』

 

ヤバイ。今のやり取りムチャ恥ずかしい。

…………歓迎会か〜。僕はそういうのも苦手だな〜。




今回のゲストはアリスさんで〜す。

『よろしくお願いね。』

いや〜アリスさん可愛いかったですよ。特に後半なんかいい雰囲気だったじゃないですか?

『凄い恥ずかしかったわ。』

てかレイさん何隠れてるんですか?こっちに来てくださいよ。

『む、無茶いわないでよ主さん。僕ァさっきのやり取りで顔を合わせるのも恥ずかしいんだからさ!』

は、はぁ。もしかしてアリスさんもですか?

『私も流石に恥ずかしいわね。ちょっと……』

……二人とも顔が真っ赤ですね。仕方ない今回はここでおわらせますか。

次回はレイさんの歓迎会が行われますよ!次回も楽しみにしていて下さいね。
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