そして、最後が雑です。
それでもよければ本編へどうぞ!
チルノといった彼女は名前を名乗った後、私に恐る恐る聞いてきた。
「フィリには能力ってあるの?」
「能力?何それ?」
「え、知らないの?能力っていうのはね何か特殊な普通ではできない力のことだよ」
チルノは珍しいものを見たような顔をした後能力のことを教えてくれた。私は何かそれらしいことがないか記憶を辿ってみた。するといくつか思い当たる節があった。まず私が捨てられる前と捨てられた後に絶対私がいた場所に雪が降っていたこと、そして私がその雪をどれだけ浴びても風邪をひかなかったこと、そしていろんな所に行ってる時に湖に落ちそうになったときになぜか落ちた場所だけが氷になっていたりしたことがあった。つまりこのことから考えられることは・・・・・
「私の能力は氷が関係してる?」
「へぇ、やっぱり能力が使えるんだ。氷かぁ、確かにフィリの羽って氷っぽいよね」
最初は私の褒めていたけど、その後チルノはどこか遠い目をしながら力なく言っていた。私はそんなチルノにこんなことを言った。
「そういえばチルノってさっきから能力能力って言ってるけどチルノにはないの?」
なにかと能力について言ってくるチルノに私は首をかしげて言った。するとチルノはその言葉を聞いていきなり顔を手で覆って泣き出してしまった。私はいきなり泣かれてしまったので慌ててチルノに言った。
「いや、あの、もし気を悪くしたなら謝るけど!で、でもなんでかなぁと思って言っただけだから!」
「・・・ううん、違うの、フィリは悪くないの。ただ私にはそういうのないから羨ましいなと思ってたら悲しくなっちゃって」
私の言葉を聞いてチルノは腕で涙を拭いて顔を赤くしながら言った。私はチルノの肩に手を置いて優しく目を細めてささやくように言った。
「チルノが言いたいことは分かるよ。確かに羨ましくもなるしそれでそれに比べて自分はって思って泣きたくなっちゃうんでしょ?分かるよ、だったらさ」
「?」
「私と一緒に来て、能力を探す旅をしようよ!」
そう言って私はチルノに向かって手を差しのべた。チルノはその手を見て、またポロポロと涙を流した。だけど今度の涙は羨ましいとかの涙とかでなく、とても嬉しいという涙だった。私の手をチルノは涙を流して微笑みながら手に取って言った。
「フィリ、ありがとう!」
「どうしたしまして、さて、じゃあ行こうか!」
「うん!何処に行くの?もし宛てが無いなら私がお勧めする場所があるんだけど行く?」
「本当?じゃあチルノ、案内してくれる?」
そういうとチルノは良いよと言って綺麗な背中の透明な羽を羽ばたかせながら飛んでいった。私もチルノについて行く為に氷の羽を羽ばたかせる。私はチルノと飛行移動しながらあることを思った。
・・・・・何でだろうかな?今まで生きていた中でこの今の時が一番楽しいような気がする。それと懐かしい感じがするかな。この感じは私が生まれたばっかの時の親しまれた時に似ているかも。そして今この時間がずっと続いてくれれば良いんだけどなぁ
そう思う私は心に絶対チルノを悲しませないと誓ったのだった。
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「さて、着いたよ!ここが私たちにとっては一番良い場所だと思われてる場所だよ」
チルノが案内してくれた場所の前には色取り取りのいろんな種類の花でできたアーチがあった。花はまぶしいようなイメージを持たせるポピーの花や、鮮やかな赤のフロックス、そして中心から先端にかけて色がオレンジから薄くなっていく綺麗なガーベラなどがあった。私が花に見とれているとチルノがポカンとした顔をしながら私の目の前に手を出して振りながら言った。
「あれ?おーい、フィリ?大丈夫?」
「え、大丈夫だけど?でもチルノってこの花を見たときどう思ったの?」
「え?別に?普通に花があるなぁって思っただけだけど?」
何にも花に関して気にしていないチルノに対して私は少し残念な気持ちを抱いたがとりあえず言葉に発するのは伏せておいた。そんな事を言ってチルノを傷つけたら悪いから。そして気を取り直してチルノに中に入ろうと言った。チルノはうんと言って中に入って行った。
花のアーチは結構長くてかれこれ三分以上歩いているけどいっこうにつく気配が無かった。私は心配になってチルノに言った。
「ねえ、本当にここで合ってるの?」
「大丈夫だよ、私ここには二回も来てるんだから!」
に、二回!?それしか来てないの!?本当に大丈夫なのかな?
そんな不安を持ちながらやっと出口が見えて、その次の光景を見た瞬間、私の不安は一瞬にして消え去った。そこは花畑だった。しかもただ花畑と言うわけはなく、そこには私と同じ妖精達がおっかけっこをしたり、花を摘んで花飾りを作ったりとそれはまるで私がいた村のように楽しそうな雰囲気だった。チルノはそれを見ながら言った。
「ここにはねいろんな妖精がいるんだよ。例えばフィリみたいに能力を持った奴や、ただ皆といるだけで嬉しい奴とか、だから私はここが好きなんだよね。・・・でもね、全部が全部楽しいって訳じゃないんだよね。ほら、あそこの子見てみて、一人でいるでしょ?最近あの子がここにいるんだけどいつ見ても一人なんだよね」
チルノが指差していた方向にいたのは木の裏に隠れるようにいて、緑色のサイドテールの髪型をしていて黄色のリボンが特徴的な子だった。その子は何度も遊んでる子達をチラチラ見ていた。私はどうもその子が気になってその子に話しかけるため近づいて行った。
チルノの一人称が私なのは間違いじゃなくてわざとなので誤解しないでください。
さて最後らへんを見てくれれば分かりますが次回出てくるのはあの子ですね!
それでは次回も見てくれたら嬉しいです!