東方妖精記   作: MIX

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最近気づいたのですが「東方霊々夢」に六話がありました。(多分皆知ってると思うけれど)
やっぱり泣きそうになりましたね!
それでは本編へどうぞ!


六、光の三妖精

 私たちは霖之助が言っていた、三人組の妖精を探していた。まあ実際言っちゃうと私たちも三人組だけど。周りはとてもでかい一本一本の木が邪魔してよく見えない状態にある。私だけではなく大ちゃんやチルノも同じく視界は良好ではない。これだともし近くにいても木が邪魔で会えないかもしれないなぁと私が考えているとチルノが疑うような顔で私に言ってきた。

 

「ねえ、フィリ~、本当にこっちで合ってるの?」

「うん、合ってるはず。霖之助さんが店を出てそのまままっすぐのところによくいるって言ってたから」

 

 私は疑ってるチルノを霖之助の名前を出して、いなかった時の主犯を私から霖之助に変えた。我ながらひどいことをするな、本当は何も聞かずに来てるのに、そしてなぜかさっきから気になっていたんだがどうも後ろからすごい視線を感じている。がしかし、後ろを見てみると誰もいないし音も聞こえてこないのだ。唯そこにあるのは私たちが歩いていた跡だけ、ほかは何も無い。

 

「・・・・・」

「どうしたの?ずっと後ろなんか見て」

「いや、なんでもないよ、ただもしかしたら近くにいるんじゃないかなって思って」

 

 私がそういうとチルノと大ちゃんも私と同じように後ろとかを見始めたが、だがそこにはやっぱり何もいない。しかし、私はその後ろの風景を見てある違和感を覚えた。それはというとさっき来たときと風景が変わってるような感じがしたのだ。だが確かめる方法が今のところ思いつかないため、私は仕方なく歩き出した。

 

 

 

       □ □ □ □ □ □ □ □

 

 

 

「フィリ!全然いないじゃん!もしかして霖之助間違えた?」

「いや、それはないと思う、だってさっきから見えないだけでずっといるもん。でしょ?後ろの人」

 

 私がいきなり意味不明なことを言ってると思ってるチルノと大ちゃんは首をかしげてした。だが私には分かった、なぜならあることをしていたからだ。私は後ろを向いて指を立てながら言った。

 

「私の能力は氷なんだけど、私はね地面に絶対に溶けないし砕けない氷を置きながら歩いて時々、後ろを見るようにしてたんだけど、なぜか置いたはずの氷が見えなくなってたんだよね。だからこれはもしかしたら能力で自分達を見えなくしてるんじゃないかと思い始めたんだよね。どう?合ってる?」

「あれ?全然バレて無いと思ってたんだけどな」

「だから、この作戦はダメだって言ったのに!」

「何でよ!スターだってそれに賛成とか言ってたくせに!」

 

 私がある程度の説明を言った後、その場所からある三人の妖精が出てきた。まず一番前にいるのは、金髪で頭にカチューシャをつけていて、白が基準のメイドの服を着ていて、口には八重歯が生えていて、羽は一般的な妖精の羽だ。もう一人は同じく金髪だが縦ロールの髪型で、白の服だがところどころ黒のリボンが着いている。羽が上方にそりあがっていて三日月のような形をしていた。最後の一人は黒髪で腰ぐらいまでのびていて前髪はぱっつんになっている。服は青色を中心とした服で、頭には中くらいの大きさのリボンがついていて、羽は蝶のような羽をしていた。

 三人は出てきた後、三人でなにやら揉み合いをしていた。当の私たちは唯それを見てることしかできなかった。苦笑いで。するとやっと終わったのか私たちの方に向き直って真ん中にいる妖精が言った。

 

「それにしても、よく分かったね、光の反射で隠してたんだけど。あ、私の名前はサニーミルクって言うのよろしくね!ほら、二人も」

「私はルナチャイルド。能力は音を消す能力よ、宜しく」

「私はスターサファイアです。能力は気配を探る能力です、宜しくお願いします」

「あ、私はフィリって言うの、宜しく。能力はさっきも言ったとおり氷を操る能力だよ」

「私はチルノ!宜しく!」

「私は大妖精って言います!宜しくお願いします!」

「へえ、大妖精がいるんだ」

 

 ある程度私たちは自己紹介を終えた後、仲良く話そうかなと私は思っていたのだが・・・不意にサニーが言い出した。

 

「うーん、今ちょうど三人トリオができてるから三対三で勝負しない?」

「えぇ、私そういうの嫌なんだけど・・・」

「私はやってもいいよ!面白そう!」

「チルノちゃん、危ないよぅ!だよね、フィリちゃん」

「・・・・・別にそれでも良いんじゃないのかな?まあ、本当は普通に話したかったけど、こういう方法も良いかもね」

「じゃあ、決まりだね!やろう!ルールは最初に全員気絶させたチームが勝ちってことで」

 

 そうして私たちとサニーたちの合戦が始まった。はじめからなんとサニーたちは三人同時に私たち三人を狙うような三色の妖力弾を打ってきた。私はチルノと大ちゃんの前に出て、氷の結晶の盾を出して妖力弾を跳ね返した。サニーたちは多少驚いたものの三人散らばってそれぞれ避けた。サニーはニッと笑いながら言った。

 

「今のはびっくりしたなぁ、跳ね返してくるなんてね。でも私たち三人のコンビネーションの前では無理だよ!行くよ!ルナ!スター!」

「「うん!」」

 

 サニーが二人に合図を送ったかと思うといきなりサニーたちが全員消えた。おそらくサニーの光の屈折の能力で見えないようにしたんだろう。私は音で探そうともしたけどまったく音が聞こえてこない。これもルナの能力なのかな?だとするとあの三人って能力を掛け合わせると強いなぁ。

 私は咄嗟に自分達の周りに薄いけど高密度の妖力を詰め込んだ透明なバリアみたいなものを張った。するとチルノが心配そうな顔をしながら言った。

 

「サニーたちが何処にいるかわかんないから攻撃しようにもできないよ!どうするの?フィリ!」

「うーん、見えないし、聞こえもしないし、かといって探知もできないからなぁ。とりあえず隙ができるまで待つしかないよ」

 

 そう言ってはみるけど実際はまったく隙を作る方法すら思いつかない。多分このままずっといればこのバリアは破られちゃうしな・・・こうなったら、あれをやってみようかな。

 そう思い、私は手に氷を溜めた。




・・・えー、非常に言いにくいのですが・・・
この「東方妖精記」なのですが・・・
あともう少しで最終回を迎えそうです。
この展開から!?と思う人も多いでしょう。(見てくれてる人が多いかは分からないけど)
まあ、僕の頭の中のストーリーだとそうなってしまいます。
でも、結構自分の中では良い話になるんじゃないかと思っています。
それでは次回も見てくれたら嬉しいです!
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