SEED世界に転生したがオーブ語しか分からない 作:黒巛清流
なんとなく書きたかったネタでとうとう書いてしまった…。
突然だが俺は転生することになるらしい。
友人の付き合いでガンプラを買って家で組むか積むかどうするかと帰宅途中、何か突然車が吹っ飛んできた。
良く見えてなかったが多分ハリウッド映画さながらの事故でもあってその影響だろう。
まぁともかく即死だったらしいが気が付いたら何か白い部屋にいて神から使わされた天使? ってやつが転生させてくれるらしく何かの世界に転生するらしい。
王道だとファンタジーだろうか。それともアニメ世界? だったら日常物がいいな。
そして目を開けると爆発音。
「へぇっ!? な、なんだ!?」
変な棺桶みたいな所に閉じ込められていた俺は前を思いっきり蹴った。
ガゴッ! という音と共に目の前にいた。赤い服の何かライダースーツとヘルメットを着用した人物に外れた蓋が激突した。ぶつかった時の声からして多分男だろう。
「ぐあっ!?」
『-ッ! ラスティ!』
そのままゴロゴロと転がりラスティと呼ばれた男に俺自身もぶつかり綺麗に顎キックを決めてしまった。
近くにいた同じ赤服も何か帽子被った作業員らしき男を撃った。
何々ほんとどういう状況!?
とりあえず火事場の馬鹿力でも出たのか気絶したラスティを引きずりながら赤服とは反対方向へと逃げる。
何か視線も高い気がする!
『
「はっ!? 今なんつった!? 何か聞いたことある声だけど!?」
その瞬間、何かでかいのに乗ってた女の人が赤服に向かって撃ってきた。俺は何か重いからラスティから何か色々外しながら逃げる。
うわ拳銃じゃんちょっともっとこ、うわおっも。ナイフとかは怖いからその辺に捨てとけ。
そのまま何か近くにある階段とか登ったりしてると何かの入り口みたいなのを見つける。これ緊急用のシェルター的なやつ!?
何か変だけど乗り込めェぇぇぇぇぇ! あとラスティお前も! 爆風みたいなの迫ってる迫ってる!!
そしてそこに乗り込んで何かハッチが閉まったが…座席!? 脱出ポッド的な!? 一人用かよとりあえずラスティお前は後ろに! 衝撃とかで死んだらすまんな!! 壁越えとかしそうな名前だけど!!
でもこの画面とか何か持ち手とか脱出ポッドというよりコクピット…。
「なっ…!」
ガラスに反射した自分の姿を見て驚く、自分の姿が生前の物と変わっていた。
190ほどある身長、浅黒い肌で右目側に泣きぼくろがありその姿はまるで俺が唯一知ってるガンダムの…。
その瞬間、俺に電流走る。
手が何かほぼ勝手に動いて電源が点き、キーボードが現れ無意識のままそれを操作する。
そして画面に何か文字列が現れた。
G eneral
U nilateral
N euro - link
D ispersive
A utonomic
M aneuver
はん? GUN…ガンダム!?
これガンダム!? っていうことはこれガンダム世界!? 俺ガンダムちゃんと見たの水星ぐらいなんだけど!? 見た目はもうあれだがこれ絶対水星じゃないだ…待て、赤服…?
………これSEEDじゃね?
ってことはさっきのめちゃくちゃ聞き覚えある声。もしかしてアスランじゃね?
何か外国語だったから分からなかったけど。
そんなこと言いながらも何か俺の手勝手に動く、まるで勝手知ったる我が家のように。
するとこの機体の情報がばーっと出てきたけど…。
「え、これダリルバルデじゃ…」
改修前の、へぇー両肩のあれスライドして一つの盾になるんだ。
あと腕は飛ばせたりしないのね。俺が知ってるダリルバルデとは何か微妙に違う、色塗り前なのか白黒だし…。『DARILBALDE』じゃなくて『BELOVED』って書いてあるし。ベラブド?
あ、ここ押せば何か装甲変わるのね。げっ、武装。頭部のバルカンとナイフ二本と薙刀…フリックブレードか…それしかない。
くそっ…!これだけか!
そして外に飛び出した俺は目の前でガンダムと量産型っぽいのが戦っている場面に出くわした。
あれは…たしか…ストライク! やっぱりSEEDかこれ!!! あ、じゃあ目の前のやつが敵か。
近くに民間人もいるやん!!!
「おらぁっ!!!」
目の前にいた敵を蹴り飛ばす、そしたら何か爆発した。
俺は動かし民間人の前に立って盾を展開し庇った。爆風やばっ…倒れなくてよかったわ…。
そして戦いが終わったらしくストライクからキラと……あ、思い出したマリュー大佐だ!
マリュー大佐は気絶してるらしく近くのベンチに寝かせられた。あ、俺も降りないと。
ハッチを開けてついでにラスティをコクピットにあったワイヤーでぐるぐる巻きにする。捕虜って感じにしておこ…大丈夫だよね? 殺されないよね?
降りるとキラたちの視線が俺にぶっ刺さる。えーっと…名前分かんね。そいつらは恐る恐るって感じだけどキラは勇気を出してこっちに近づいてきた。
『君は軍の人なのかな?』
「…え? 何て言った?」
ペラペーラペラペラ、擬音を使うかならそんな感じだろうか。
多分英語なんだろうけど何を言ってるかさっぱり分からなかった。
俺がそう返すとキラは驚いたような顔をして少し考えると言葉を返す。
「君…もしかしてオーブの人?」
「日本語だ…おーぶ? すまん今俺も何が何だか分からなくてな…」
そう会話しているとマリューさんが起きたようでキラがそっちに駆け寄っていった。
…何話してるかさっぱりわからん。俺SEED簡単なダイジェストと映画しか見てないんだけど。
多分この人もまだ大佐とかじゃないでしょ、つなぎだし。
と思ったらストライク乗ってる子たちに銃撃し始めたぞやばいやばいって!! キラも止めに入ったけど
多分これは機密だから触るな的なこと言ってるんだと思う。
すると俺の方にも銃口が向いた。
『…それにあなたもよ、ビラヴィードを勝手に…』
「…」
何言ってるか分からんが多分こっちに集まれ的なことなんだろう。俺はラスティを置いたままキラの隣に立つ。
『一人ずつ名前を…』
『サイ・アーガイル』
『カズイ・バスカーク』
『トール・ケーニヒ』
『ミリアリア・ハウ』
『…キラ・ヤマト』
そのままボーっとしているとマリューさんの銃がこっちに向く。え? と思ってるとキラが「名前を言えだって」と耳打ちしてくれた。あ、さっきのみんなの名前? あ、サイとかトールは何か聞き覚えあるわ。
名前…バリバリの日本名だとあれだしこの見た目なら…。
「グエル・ジェターク」
俺は、そう名乗っていこう。どんな逆境にも進み続けた彼のように。
その後、時々キラが翻訳してくれたが君達重要機密触れたから帰せなくなったからしかるべき処置するよとのこと。くそっ、SEEDちゃんと見ておけばよかったな。
俺は言葉の問題で出来ないがキラが友軍がいないか通信をやるらしい、さて俺はどうするべきか。
とりあえずキラに周知してもらって俺はオーブ語しか分からないということにしてもらった。この世界の日本ってオーブって所なんだな。
あ、ラスティ君はこのまま捕虜として扱うらしいです。即殺とかされないでよかった。
ストライクにストライカーパックっていう追加装備的なのを付けるとか、俺のビラヴィード(教えてもらった)は特になんもないし作業の手伝いをしている。操作は何か直感でやっててこうやればいける…! って感じ。俺も追加装備欲しいや。
最適化してると爆発音とともにMSが入ってきた。さっきのとは何か違う…隊長機か!?
赤い戦闘機と一緒に来たその機体はこっちに近づいてきたので急いでおれはビラヴィードへ搭乗する。
装甲をオンにしてビラヴィードが赤く染まった。俺は薙刀を手に取り迎撃態勢を取る。
そしたら爆発と共に何か飛行機のような……アークエンジェル…! アークエンジェルじゃないか!
知ってるぞ! 映画でも見た! すっげぇこんな感じなんだ!!
思わず見入る。あれが主人公達がのる船か……俺も入っていいんだよね?
そんな感じで見惚れてたらMSが迫ってきた。やっべこっちに銃撃してきそうじゃん…。
俺はマリューさん達を庇う様に盾を展開して庇う、あれキラそのバズーカ何…。
ビーム音、大穴が空いてしまった。
その後何かアークエンジェルに向かうことになって到着すると黒髪の軍服の人が他の人を伴って出てきた。なんか喋ってるが気にせずキラと二人で降りる。
『まだ二人とも子供じゃないか…?』
『一人はかなり大きいが…』
『へぇーこいつは驚いた』
ーッ! テラ子安。ということは!
振り向くとそこには金髪の男性がいた。ムウさんや!! ナチュラルなのに凄い人!!!
『地球軍第七機動艦隊所属ムウ・ラ・フラガ大尉、よろしく』
うーん。ムウ・ラ・フラガだけ分かった。
あ、グエル・ジェタークって聞こえた。俺のことも話してたのかな。
するとムウさんが近づいてくる。なんだろ。
『な、なんですか』
『君達、コーディネーターだろ?』
何かざわざわしてる、なんだろ。
『はい』
すると控えていた兵たちが銃を構えた。トールが前に出たので俺も庇おうと前に出る。
あかん、何かトールが言ってるけどさっぱりわからん。とりあえず銃を下ろせ的なことかな。
とりあえずキラ挟んで会話をしたい。話が勝手に進んでいく…。
話が一段落ついたらしいので口をはさむ。
「なぁ、悪いが俺の言葉が分かるやついるか?」
『なっ、何語だ?』
『オーブの言葉…だな』
『お前話せるか…?』
『私は全く…』
話せる人いないのかなぁと思ってると黒髪の男性が手をあげた。
「少しなら…話せる」
えーっとあ、アーノルド・ノイマンさんですか。では少し話しましょう。
ということで準備中の間別室でノイマンさんと会話を行う。
「コーディネーター、違う?」
「そうですね、私はコーディネーターではないです。ナチュラルかも分かりませんが」
「何故あそこに?」
「気が付いたら、棺桶みたいな所にいて…」
「…」
そんな感じでノイマンさんと会話というか質疑応答をしていた。
あと何か医療室みたいなところに連れてかれて何か色々健康診断みたいなことさせられた。
あれかな、病気持ってないかとかそういう…? と思ったけど違うっぽい。
何か『ナチュラル!?』みたいなこと言ってる。そういえばアコードとかなんかあったな。なんだっけ…遺伝子操作とかして凄いのがコーディネーターだったっけ?
俺はどうやらナチュラルらしい。キラ以外はナチュラルなんだっけ。
あ、終わり? とりあえずキラの所に行くかぁ。
「グエル・ジェタークは検査の結果、ナチュラルみたいです」
「あれでか…」
グエル・ジェタークの検査後。ノイマンはナタル、マリュー、ムウの三人に検査結果を報告していた。
結果はナチュラル、OSを見たムウはそれを聞くとゲッとしたような顔をする。
「あのOSでか? あんなもん使えるのはコーディネーターぐらいだと思ってたが…」
「そもそもなんですが…」
そう言葉を濁したノイマンに視線が向く。
「彼には記憶というかあの場で目覚めるまで何をやっていたか記憶が一切ないようです」
「記憶喪失ってこと?」
「名前も頭に残っていただけらしく、体が勝手に動いたそうです」
4人は頭を悩ませる。
「…彼は信用できません。ビラヴィードに乗せるのは…」
そういったのはナタル、だがムウがやれやれと言った風に首を振る。
「だが、現状乗れるのはキラ・ヤマトとグエル・ジェタークだけだ。それにグエル・ジェタークの方は…」
「えぇ、また戦闘が起きた場合乗って戦うことを了承しています」
「…本当に何者なんだあいつは」
「…今は味方、そう信じるしかないでしょ」
マリューはそう結論付けた。
個人的には量産機とかが好きです。
でもSEEDだとスカイグラスパーが好き