SEED世界に転生したがオーブ語しか分からない 作:黒巛清流
アンケートの結果
残り二つを合計しても「出さないでほしい」より少ないので
出さない方針にしようと思います。
それと何か独房とかなくて外からロックできる部屋みたいな感じだったので前話の話を少し変更しました。
救命ポットを拾ってアークエンジェル内に戻り。全員で救命ポットの前に集まる。
何人かは銃を持ち待機していた、そりゃ民間船とは言えザフトらしいしそうか。
マードックが声と共に救命ポットを開ける。みんなに一瞬の緊張が走った、すると…。
『ハローハロー』
ポットからピンク…いやマゼンタってやつか? そんな色の丸いロボットが出てきた。
あ、あれはなんか知ってる。ハロだっけ、へぇーどの作品で出てるか知らなかったけどSEEDのやつなんだなハロって。ん? いや水星の魔女でも出てたな、ガンダムシリーズにいつもいるーみたいな感じか。
『ありがとう。御苦労様です』
そしてその綺麗な声と共に一人の少女が出てきた。
…ん? あれラクス・クラインじゃね? 何か映画で見た時よりだいぶ幼い感じがするけどラクス・クラインじゃね?
えーっと確かFREEDOMが2~3年後だったっけSEEDより(実際は4年後)。
映画が20歳ぐらいって聞いたからまだ高校生ぐらいか。ならまだ幼くてもしょうがないか。
ふわりと飛んだラクスをキラが受け止める。
『あらあら?まぁ!これはザフトの船ではありませんのね!?』
…なんだか世間知らずのお嬢様感あるな。
地球軍のマーク見てたしザフトじゃないって分かった感じなのかな。
キラのお嫁さんとの初邂逅はここなんだね、どうするんだろここから。
その後ラクスは艦長たちに連れていかれて、その様子を廊下からトール達が扉越しに聞いていて俺はキラと共に少し離れた所から見ていた。というか普通にトールたち以外にもチャンドラさんとかいるのが凄いな。
バジルールさんが扉を開けて怒り他のみんなは逃げる、開いた扉からラクスが俺達に手を振った。俺は振り返すがキラはなんだなんだと言いたげな感じでその場を去った。
氷の切り出し作業も終わったようだし俺とキラはMSで氷を運んだ、縛る必要はないし運ぶのは楽だし。
積み込み作業が終わりユニウスセブン跡地を脱する。みんな何かを思う様にそこを見ていた。物資の問題は一応は解決したと言ってもいいだろう、避難民の空気も少し落ち着いた気がする。
「…とにかく、一応は一安心だな」
「そうですね…」
そう言って歩くキラの表情はどことなく暗い、恐らく先ほどのことだろう…。
「あの…グエルさん。あのジンのことですが…」
「あぁ…恐らくだがあのお嬢さんの捜索に来ていたんだろう。見るからに位の高いご令嬢だ」
「そんな…」
「だが相手は撃ってきていた…。やらなきゃ、チャンドラさん達がやられていたさ…」
「…」
そううつむいた所に女の声が響く
『嫌よ!』
『フレイー!』
『嫌ったら嫌!』
『なんでよー!』
食堂に入るとフレイとミリアリアが言い争っておりカズイがその二人の様子を見ていた。
『どうしたの?』
「何があった?」
二人してカズイに声をかけるとどうやらラクスに食事を持っていってとミリアリアがフレイに頼んだら嫌だって揉めているらしい。
敵国の捕虜とはいえあまり変わらないあんなお嬢さんにそこまで拒否するものか?
話を聞いてるとどうやらコーディネーターに強い敵愾心があるらしい…そういえば何か映画でもいたな…なんだっけ…ロゴス? いや、ブルーコスモスだっけ? フレイももしかしたらそういうのなのかもしれない。
まぁ確かにキラも華奢だが十分強い方だしな。
「なんなら俺が付いていこうか? どれだけ強くたってあの体格なら問題ないぞ」
『…グエルさんが付いていこうかだって』
『…そうね、グエルさんならあの子が例え凄い強くても…』
『まぁ!誰が凄く強いんですの?』
『ハーロー。ゲンキ!オマエモナ!』
え、何か部屋から出とる。あの子の部屋外から鍵かかるようになってたよな確か。
…この子は立場がかなり重い、民間人とは言え映画では総裁の立場になれるほど。おまけにおそらくクライン家のご令嬢みたいな感じの立場。…聡い人だ、自分の立場も理解しているのかもしれない。
この雰囲気もポーズの可能性がある。
『わぁー…驚かせてしまったのならすみません。私、喉が渇いて……それに笑わないで下さいね、大分お腹も空いてしまいましたの。こちらは食堂ですか?なにか頂けると嬉しいのですけど…』
『っで、ってちょっと待って!』
「あそこってちゃんと鍵してるはずだよな確か…」
その後は何か歩み寄ろうとするラクスと反発するフレイ
『コーディネイターのくせに!馴れ馴れしくしないで!』
言葉は理解できなかった。何を言っているのか分からなかった。
だが、それだけは言っちゃいけないことなのだろうと。その台詞を聞いたキラの顔を見た時、心で理解できた。
俺は感情に身を任せフレイの胸倉をつかみ上げてしまい、フレイの体がわずかに浮く。
『ひっ!?』
『グ、グエルさん!?』
「…はっ! グエルさん! ダメです!」
「…ッ!」
俺は頭に上っていた血が冷え、フレイを下におろす。
戻らない顔のまま、「いまこいつは何を言った?」というようにキラに顔を向ける…。
「えっと…コーディネイターのくせに…馴れ馴れしくしないで……と……」
「…フゥー」
額に手を当てて大きくため息を吐く、フレイは先ほどの恐怖かカウンターに背を預けた。
「キラ、頼む…フレイ、お前がコーディネーターをどう思っているのかは知らん。だが、自分の感情だけに身を任せて言葉をばらまくな……俺が言えた義理ではないが」
俺はキラを見る、フレイは俺が何を思ったのか理解したのか大きくうつむいた。
「このことはまた後で話そう、食事は俺達が持っていく。キラ、頼めるか」
「え、あ、はい」
俺は食事のトレイをキラに渡し、ラクスとキラの三人で食堂を去った。
…言葉は通じるのに分かり合えない…言葉が通じない俺なんかよりよっぽど深刻だな。
『あの…』
部屋に戻る途中、ラクスに声をかけられた。キラが間に入る。
『あ、すいません。彼…グエルさんは共通語が話せなくて…僕が間に入ります』
「どうかしたのか?」
『あら、そうなんですか…。先ほどはありがとうございました。もしかしてあなたもコーディネーターなのですか?』
「キラはそうですが俺は違いますよ、俺はナチュラルです」
『…? でしたら先ほどは何故?』
「…いや、俺からすればコーディネーターだナチュラルだで言い争っていること自体がおかしいって思っててな。それに…あの発言はキラすらも…」
そういいながら部屋の前に着く。
『またここに居なくてはいけませんの?』
ラクスがつまらなさそうに溜息を吐きながら言葉を漏らす。
『詰まりませんわー…ずーっと一人で。私も向こうで皆さんとお話ししながら頂きたいのに…』
「この船にはさっきみたいにコーディネーターを憎んでいるものもいるからな、迂闊に争いになられても困る」
『今は…敵同士ですし』
『残念ですわねぇ。でも、貴方達は優しいんですのね! ありがとう。』
『ぼ、…僕も…コーディネイターですから…』
微笑みかけられたキラの顔は真っ赤に…ラブコメの波動を感じる。
俺はちょっと意地の悪い顔をしながらキラを小突く。
「なんだ、惚れちまったか。キラ」
「ぐ、グエルさん! 揶揄わないでくださいよ!」
一応、ラスティにもラクスが来たことは伝えた方がいいのかなぁと食事を持ってきたがキラはラクスに引き留められてしまった。一応自己紹介はしたから名前は知っててもおかしくない状況になったし。
ラスティは軍人のため部屋の中でも片手に手錠を付けている。部屋の中では動くことに問題が有るぐらいだが変な行動をすれば電流が流れるとか。人質作戦とかも使えないからかラスティは基本大人しい。人当たりもそんなに悪くないからか絆されそうで船内活動を少し任せてもいいんじゃないかという話も出ている。
部屋に入るとラスティが本を読んでいた。俺を見ると手をあげてくれる。
俺は一人であることを身振りで伝えるとその場を去ろうと思ったが。
「あー、こんなかんじのはつおんでよかったか?」
ラスティの口から出たのは日本語、こちらで言えばオーブの言葉だ。俺は思わず驚いた顔で顔を見る。
「お前…話せるのか?」
「すこーしだけべんきょうしてな、まだはつおん…発音はあやしいが」
少しイントネーションが怪しい所はあるがそれでも少しずつ改善されて行っている。
見てみれば読んでいる本もオーブの本だ、俺でも見慣れた文字が所々に見える。
こんな短時間で覚えられるほどなのか…凄いな…コーディネーターってのは…それともラスティの実力か。
「多少は話せるようになってよかったよ。言葉が通じるやつは少ないからな」
「いつまでかは分からないがな」
それもそうだ、月に行ったら恐らくラスティ達は引き渡される。
こういっちゃあれだがそうなったら戦時国際法は無視されるだろうなぁ。守られないことが多いし。
そう言って俺はラスティと別れる。ブリッジの方に向かうと何か明るいというか士気が明らかに向上している。どうしてだ?
「ノイマン曹長、何かあったんです?」
「あぁ、合流できる艦隊が見つかったんだ。これで少しは安心できる」
なんと…それはよかった。
合流できるならある程度は安心できる。
その後、機体の元に向かい出来なかったパーツ洗浄などの整備を行った。
整備の人達も表情が朗らかだ…このまま行けば避難民達も送ることが出来るし安心だ…そのはずなんだが…。
なんだ…この胸騒ぎは…。キラとムウさんに共有しておこう。
杞憂で済めばいいが…。
ちなみに出す場合は救命ポットにラクスとミオリネが乗ってました。
他の水星の魔女キャラを登場させるか?
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出してほしい
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出さないでほしい
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少人数なら出してほしい