「お前は一生を掛けて六眼を欺くんだ」って言われた件   作:赤福かき氷

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青の弔い

 眩い太陽の光が降り注ぎ、目を細める。

 

 

 澄んだ青い青い空には白い入道雲が浮かび、空の下では木々の新緑が風に吹かれて靡いている。

 蝉の鳴き声に混ざり聴こえており、金魚模様の風鈴の爽やかな音がなんとも心地よい。

 

 己の基準と比べれば随分とこぢんまりとした庭に緑の青々とした庭木や夏花が咲き乱れている。庭の花壇の端には、世間の小学生が夏休み前に持ち帰ってくる例のアサガオのアレが鎮座していた。

 

 

 後ろを振り返ると何の変哲もない普通の住宅がある。庭先に面した縁側があり、その先に広がる光景も至って普通の和室であった。

 

 縁側には食べ終わったスイカの皮が5切れと、中身の無いガラスのコップが2つ。

 

 

「麦茶しかねぇけどいいよな?」

 

 

 からり、と音を立てて麦茶の中の氷が揺れる。和室の奥の台所から現れたのは、先程まで己と殺し合っていたはずの教え子。

 

 縁側に腰掛けるように促され、従った己の隣に彼も腰を下ろした。訝しみつつも口にした麦茶は、当然ながら何の味もしない。2人で縁側に腰掛け、空を揺蕩う入道雲を眺めているという事実は拍子抜けするくらいに平和だ。

 

 

 

 

 

「悟くん、やっぱ強かったな」

 

「......僕、最強だから」

 

「だよな、知ってる」

 

 

 

 

 

 高専の制服に身を包んだ睡蓮が戯けて笑ってみせる。目の前の彼は健やかな健康体に見えるが、現実は残酷極まりない結果で終わったはずだ。

 

 生憎とうの昔に慣れてしまった鼻を突く鉄錆の香り。

 

 最後に見た、赤い海に横たわる血の気の失せた教え子の顔が脳裏をよぎる。

 それと共に、7年前の生気を失った彼の顔も表情も。

 

 

「で、ここはどこ?」

 

「俺んち。正確には俺の生得領域みたいなもんだな」

 

「......最後、無量空処に適応した時のバグだね」

 

「正解!アンタ面白味ねぇな」

 

 

 うへぇ、とでも言いたげな表情の睡蓮が麦茶を一気に呷った。この状況で自分を目の前に、普段と何ら変わらない様子の睡蓮に違和感すら感じる。

 

 

「何でスイカの残骸が置いてある訳?」

 

「夏と言えばスイカだろ。3つは俺が喰ったんだっけな」

 

 

 懐かしそうに目を細める睡蓮に、何と言葉をかけたら良いかわからなかった。

 

 

「こんな場所で油売ってていいの?」

 

「らしくねぇな。胴体ぶった斬られた人間に()がある訳ねぇだろ」

 

 

 本当にらしくないことを聞いた。あの傷で生存が絶望的であることくらい、手を下した自分自身が1番理解している。

 或いは、ありもしない可能性に縋りたかったのか。

 

 

「......延長戦、する?」

 

「そんな腑抜けたツラで言われてもな。伝えそびれた事があった、だから俺がアンタを呼んだんだ」

 

「そっか。恨み言なら聞くよ」

 

「別にもういいわそんなもん」

 

 

 本当にどうでも良さそうな声音だ。彼の表情は存外穏やかで、それが本当に不思議でならない。彼にとって、僕自身は兄を奪った何よりも恨むべき仇であるはずなのに。

 

 

「今更だけどさ、その術式はどういう事情?」

 

「兄さんが六眼にバレたら碌なことにならねぇって言うから誤魔化した。......重力の仕組みはわかんねぇ。強いて言うなら兄の愛ってヤツだろ」

 

 

 無理もない。"式業と天眼"が作り出された理由や江戸だか慶長だかの御前試合の件を考慮するならば、隠蔽は極めて適切な選択である。

 

 そうだとして、誤魔化したとは随分とアッサリ言ってくれるものだ。その言葉を何気なく溢せるまでに積み上げられた修練は察するに余りある。

 

 式業の適応か、それとも同一遺伝子における呪術的なアレコレかと考えを巡らせ思考の海に沈み掛けた己を、水上に咲く花の名を冠する彼が引っ張り上げる。

 

 

「俺の話はもういいだろ?死人について掘り下げても仕方ねぇよ」

 

 

 あっけらかんと言われた言葉に再び深海の底へ沈みそうな心地になったのだが。

 そんなどうでも良いことより俺の質問に答えろ、と言い放った睡蓮の灰色と視線が交差する。

 

 

 

 

 

 

「.....誰が悟くんを嵌めた?」

 

「ごめん、わからない」

 

 

 きっと手掛かりはあの地に眠っているのだろうけど、天元様の結界によって調査は不可能だった。浄界に絡みついた重力操術は全てを拒絶したのだ。

 

 先輩にとっては残念極まりない事だろうが、結果的に僕にとって都合の悪い真実は一切出てこなかった。なんせ現場があのザマだったのだから。

 

 

「たぶん"腐った蜜柑"も1枚噛んでるぞ」

 

「だろうね。蜥蜴の尻尾よろしく切り捨てられた蜜柑の処理は終わったんだ。...でも、それ以上は何も」

 

「ははは、やるじゃん。俺はそこまですら手が回らなかったからなぁ」

 

 

 上の上やら総監部やら、心当たりなどなど掃いて捨てるほどある。だとしても、証拠も無しに鏖殺したらただ首がすげ変わるだけ。

 

 その事実が何よりも歯痒かった。

 

 次代を担う強く聡い仲間を共に育てようと共に志した先輩は、己の手でその道を終わらせてしまった。

 それでも、正当な理由のない鏖殺を選べば、彼と夢想したその未来すら机上の空論で終わってしまう。

 

 何より、己の傲慢さが先輩の命を奪う結果となったのだから。今更何かを言ってももう遅い。

 

 

「睡蓮ならやっちゃうと思ったんだけどね」

 

「勿論腑抉り出して八つ裂きにしてやろうと思ったぜ。でも、そんなことしたらまずアンタに諸々バレるだろ」

 

 

 "一生を掛けて六眼を欺く"という兄との約束が果たせなくなるからと。

 

 彼は見事に騙しきってみせた。僕は今日というこの日まで、睡蓮の欺瞞を一切気取る事が出来なかったのだ。

 

 他人の心情に寄り添おうなどとは思わない。それでも、せめて生徒らだけにはと心掛けてきたのだ。

 

 その結果は、睡蓮の惨殺死体を見れば火を見るよりも明らかなのだが。

 

 

「二兎を追う者一兎を得ず。だから俺は()()()を選んだ」

 

 

 復讐対象として、という副音声が聞こえた。

 

 

「塵箱の中で幾ら考えたところで、悟くん以外の仇なんてわかんねぇからな」

 

「.....ちょっと待って。塵箱って?」

 

 

 己の心臓が柄にもなく音を立てて大きく跳ねた。多分、単なるゴミ箱なんぞの話ではない。"塵箱"という単語に聞き覚えはあるが、碌なものではなかったはずだ。

 

 

「兄さんが死んだ後、五条家の不審者にしてやられたんだ。ほら、俺ってしばらく失踪してただろ?」

 

 

 蘆屋道満の子取箱。五条家が"塵箱"代わりに使用してきた業の結晶。当然僕がその存在を知らない筈はない。ある機会を境に紛失したと思っていたのに。

 

 

 

「そもそも、わからなかったんだ」

 

「え?」

 

「10歳のガキに、アンタ以外の仇のツラはわからなかった」

 

 

 今まで穏やかな表情だった睡蓮が、ここに来て初めて剣呑な表情を浮かべる。彼の心情に比例してか、穏やかな夏風はその風力を強めて自分たちの前髪を跳ね上げた。

 

 

「やっと出られたと思ったら世間は5年も経っていた。全てが変わっていた。今更クソ爺共の中から犯人を探すには、何もかもが足りなかった」

 

 

 握り込んだ睡蓮の拳から血が滴る。それも一瞬のこと、跡形もなくその傷は消え去った。

 

 

 

 

 それでは、ぜんぶ、自分のせいではないか。

 

 

 

 

 カラカラに渇いた喉に冷たい空気が入り込み、喉仏が不自然に上下する。開いて渇いた瞳孔に空気が触れて不快な痛みが走った。

 

 先輩の件に追われて実家の細部に目が行き届いていなかった。その結果、睡蓮は永遠の無限地獄を彷徨う羽目になったのではないか。

 

 

 彼から復讐の機会すらも奪ってしまったのではないか。

 

 

「ぜんぶ、僕のせいじゃん」

 

 

 僕だけ強くても駄目だった。10年前のあの日悟ったその事実が全てだったのだ。

 

 

 

 

 

「.....神にでもなったつもりか?」

 

 

 一転、笑顔の消え去った無表情の睡蓮と目が合う。数秒にも満たない時間を経た後、彼の表情には呆れの色が浮かぶ。

 

 

「人間が抱えきれる物事の量には限界があんだろ。千手観音でもあるまいし」

 

 

 傷一つない腕が伸ばされ、眉間によった皺を些か強引に伸ばされる。

 

 

   

 

『悟には敵わないけどな、俺だってそれなりに強いんだ。流石に後輩に丸投げする情けない先輩にしないでくれ』

 

 事実がどうであれ、自分が取りこぼす前提で当然のように手を差し出された遠い日の記憶が甦る。

 

 

 

 

 

 普段から他人の言葉に感傷を抱くほど殊勝な性格はしていない。それでも、どうしたって青い春の記憶だけはそうもいかない。何年経っても色褪せることのないソレは、馬鹿馬鹿しいと捨て去るにはあまりにも重かったのだ。

 

 

(本当に、先輩そっくりだ)

 

 

 傑よりも憂太よりも伏黒甚爾よりも、そして先輩よりも間藤睡蓮は強かった。僕が人生で出会った人間の中で1番。

 

 これから教師として歩み続ける限り、術師として歩み続ける限り、どう足掻いたって睡蓮のことを思い出さざるを得ない。

 

 それに追従して記憶の底から躍り出る、青い青い春の記憶。

 

 

「もしかして"そういうこと"?」

 

「"そういうこと"だ」

 

 

 血に塗れた、生気の消えかかった睡蓮の顔が脳裏をよぎる。忘れるな、と念押しするように。

 

 

(忘れたくても忘れられないでしょ、コレは)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕が故意に殺したとは思わないの?」

 

「アホくさ。...えっ、実際どうなの?」

 

「ある訳ないでしょ」

 

「だよな、知ってた」

 

 

 押し黙った僕をみて満足したのか、眉間から手を離した睡蓮はどこからともなく湧いた麦茶を口元に運ぶ。その麦茶には味などないというのに。

 

 先程までの重々しい雰囲気は消え去り、夏風が運ぶ青い葉の散らばる縁側で2人して会話に興じる。

 とは言え、睡蓮の纏う雰囲気は一貫して変わらない。僕より余程落ち着いている。

 

 

「悟くん兄さんのこと大好きだもんな」

 

 

 至極当然の様に言われた単語に思わず咽せる。心象風景のインテリアに過ぎない麦茶でもこうなるんだな、と他人事のように考えてしまう。

 

 

「君さぁ、ここでそれ聞いちゃう?」

 

「や、だって俺別に後から困るとかないし」

 

「豪快だね」

 

「悟くんだっていざ死んだらどうせこんなもんだろ。俺としては長生きしてもらわなきゃ困るけどな」

 

 

 いつのまにか蝉の鳴き声は止み、風の音だけがこの空間を優雅に流れる。

 

 

「やっぱ睡蓮もちゃんとイカれてたかぁ」

 

「純愛系男子と一緒にしないでくれ」

 

 

 心外だという視線を向けられる。縁側に舞い落ちる青葉の中に、虫喰い穴の空いた枯葉が混ざり始めた。

 

 

「普通は自分を殺した相手とのんびりお茶なんてしないでしょ」

 

「悟くんにだけは言われたくねぇな。戦闘中もちゃっかり楽しんでたクセに」

 

 

 核心を突かれて軽く目を見開く。もし、全てをぶつけた僕を殺し得る程の存在に出逢えたならば、相手に抱くのは純粋な賞賛だったはずだ。

 

 ここまで心躍る戦いは生まれて初めてだった。眺めるだけだったはずの水上の蓮は、いつのまにか己の隣で見事に咲き誇っていたのだ。

 

 

「...俺、強かった?」

 

「僕が今まで戦った中で1番」

 

「そっか」

 

 

 何処かやり切ったような、満足気な笑みを浮かべる睡蓮にやるせない気分を抱く。彼がここまでの実力を手に入れることになった経緯と理由を考えると致し方ないことではあるが。

 

 無意識に空を見上げる。雲一つない、澄んだ群青色が広がる。先程まで浮かんでいた入道雲は一体何処へ。

 

 

「じゃ、帰ったら言い訳頑張れよ」

 

「随分と簡単に言ってくれるね」

 

 

 

 今更どのツラ下げて彼らに会えと。父親から息子を2人とも奪い、生徒からは1年を共に過ごした同級生を奪ったのだから。

 

 

「パパも出来た人間だよなぁ。同じモノの()()()()、5年分の記憶がすっぽ抜けた怪しさ満点の俺をちゃんと気にかけてたんだから」

 

 

 感心するように睡蓮が言った。

 もう再会はないとわかりきっているのか、彼の声音に悲壮感はない。或いは、結末がわかりきっていたのだから覚悟はとうに決まっていたか。

 

 

「命日が2人分あったら面倒だろ。最期の気遣いだな」

 

「睡蓮、流石の僕でもそれはないと思う」

 

 

 自分が言えた義理はないが、軽率に倫理観をぶっ飛ばすのはやめて欲しい。呪術界で倫理観ほどクソの役に立たないものはないが。

 この世界は正しい倫理観を持った、真っ当な人間から死んでいく。

 

 

「パパ怒ると怖いからなぁ.....アイツらにもタコ殴りにされそうだし、俺絶対高専戻らねぇから」

 

 

 戻れない、だろう。怯えも興奮も抱く様子もなく当たり前の事象として淡々と言ってのける姿に、最初からずっとこうするつもりであっただろう事が嫌でも実感させられる。

 

 

「.....タコ殴りにされるのは僕のほうでしょ」

 

「そこは多分大丈夫だろ。別にアイツらとギスって欲しい訳じゃねぇからな」

 

「何をどうしたって?」

 

「買収した」

 

 

 脳裏に鴉使いの守銭奴の姿が思い浮かぶ。不確かなことに気を取られて有限の時間を無駄に浪費する訳にはいかない。

 

 

 

 

 

 何となく、先輩の墓石の前で聞くのは憚られた、小さな小さな疑問。この場においてどうでもよいはずのそれが、今の己にはどうしても気になったのだ。

 

 

「霊園で会った日のこと覚えてる?」

 

「何かあったっけ」

 

 

 そういや妖怪ウォッチの話はしてたよな、と勝手に納得する睡蓮に待ったをかける。

 

 女の子みたいな名前だと昔から思っていたのだ。恵という例もあるため珍しいことではないし気にする事でも無いのだが、聞きたい理由が他にあった。

 

 

「睡蓮の名前って先輩がつけたんでしょ」

 

「『数多の困難を乗り越えて己の道を悟ることができるように』だとよ。後は「蓮」ってお揃いの漢字が欲しかったって」

 

 

 "睡蓮"とは仏教において「高貴な仏の悟り」を表す。(世俗や煩悩)の中で深く根を伸ばし、清らかに花開く(悟る)様は仏教の教えと通ずるものがあると。

 

 名前は人生で最初の贈り物だと言う。きっと幼かった先輩は必死に意味を調べて名を見繕ったのだろう。それだけ彼は兄に愛されていたのだ。

 何より、先輩が愛情深い人だったから。

 

 結局のところ、その先輩の願いを生徒の命と共に刈り取ったのは自分ではないか。睡蓮は復讐を己の道と定め、泥の中で足掻く羽目になったのだから。

 

 

「そんなツラになるなら聞かなきゃよかったじゃねぇか。グッドルッキングガイが台無しだぜ」

 

 

 呆れるような教え子のため息がいやに大きく響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この空間の風が止む。足元には青い落ち葉と枯葉が半々くらいで散らばっていた。庭先の向日葵やアサガオは枯れ、夏にしては随分な光景だ。

 

 静寂な空間に、睡蓮の声のみが響く。

 

 

 

「楽しかったんだ」

 

「そっか」

 

「最初は不可侵の適応以外に目的はなかった。それでも、今際の際に惜しむくらいには楽しかったんだ」

 

「......そっか」

 

 

「悟くんの青春時代は、楽しかった?」

 

「楽しかったよ。本当に、何物にも代え難いくらい」

 

 

 普段の己ならばこれ程感傷的になることはない。ここが非現実的な空間だからか、それとも死に行く教え子相手だからか。

 

 

「アンタにとって兄さんは何だった?」

 

「大好きな先輩。勿論今でもずっと」

 

「......そっか」

 

 

 不意に睡蓮が立ち上がる。

 雑草の生えた庭先を歩き、縁側に腰掛ける己の前に立つ。こちらを見下ろす灰色の瞳と目が合う。

 

 

「兄さんだって、今でも悟くんのこと大好きだぞ」

 

 

 余りにも馬鹿馬鹿しい、僕にとって都合の良すぎる言葉が先輩と瓜二つのツラから溢される。

 思わず顔を逸らし、地面に視線を落とす。足元には()()が飛ばしたであろうスイカの種が落ちていた。

 

 少し間を置き"そんなはずはない"と反論しようとした僕に向けて、見慣れた高専の制服に包まれた腕が伸ばされた。

 

 

 

 

 

 ぐしゃりと己の頭が撫で回される。顔を上げると、7年ぶりに見た陽だまりの様な先輩の笑顔。

 それが睡蓮であることは勿論理解している。それでも、どうしたって懐かしさが胸に込み上げる。

 

 

 血の気が失せた無機質な死に顔で止まっていた先輩の記憶が、蘇った青い春の記憶に塗り替えられていく。

 

 

 ()()に思い出させてくれた暖かな記憶。()()()の頭を無遠慮に撫で回すのはあの人くらいだった。

 

 

 その記憶と共に過ぎる拭い去れない罪悪感と後悔。睡蓮が命をかけてまで望んだソレ。それすらも僕の咎だとすれば。

 

 

「お前の所為じゃない、悟」

 

 

 見慣れた笑顔を最後に、青が崩壊する。

 

 

 

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