恋愛要素はそこまで意識していませんが、少しは増やそうかとも思案中。
「……(ギシギシ)」
「くっふふふぅ♪ 脳筋系美少女コンちゃんの脳筋殺法はどうですかぁ?(バキッ)
あっ、もげちゃいましたぁ♪」
『朽ちた巨人の森』にて、“最後の巨人”を倒したわたちは『忘却の牢』へと向かうため、一応エリアボスを張っている“呪縛者”さんを最強のプロレス技:タワーブリッジで背骨を鎧ごと折り砕いて爆発四散させている最中♪
最強の定義は色々と人によってあるかもだけど、「わたちが好きな」という条件をつけるなら、やっぱりこの技が一番ね。
最初は普通に殴っていたのだけれど、段々と反応が鈍くなって動きもトロくなっちゃったから、いっそのことへし折ることにしたの♪
どういう原理か分からないけど、空中に数センチ浮かんでのホバー移動と、ビカーンと光り輝くモノアイは敵らしい敵と言えるかもしれないわね。
わたちも同じようにハヴォック神の加護を使ってジャンプ姿勢のままホバー移動。これはバグですか? いいえ、トゥルから教わったインドのカラテの力よん♪
TASさんだって色々とやってるし、生身の人間がありえない現象を起こしても不思議じゃないでしょう。
「それじゃ、カラスさんよろしくぅ~♪
わたちは『忘却の牢』に行きたいの♪」
「カー……アァー!?」
「どしたの?」
何やら苦しそうなカラスさん。
「カーカーカー!」
「わたちが重いって? わたちはただの脳筋だよ?
……あぁ、“呪縛者”の鎧を着ているからかな? これ位頑張ってよぉ~」
そういえば今のわたちは、呪縛者を爆発四散させたあとに何故かゲームと違って鎧だけ残ったから興味本位で着込んでいるんだっけ。
だからかもしれないけど、それでも女の子に「重い」ってのは禁句よぉ!
「おいテメェ……、あんまふざけたこと言ってっとバイオでハザードな洋館にカラス合唱団の下っ端として送り込むぞ!? アァン!!」
「……カー」
ちょっとドスを利かせて脅してみればアラ不思議♪
鎧を着込んだわたちを持ち上げ、『忘却の牢』までひとっ飛びしれくれたのん。
もしかしたらこの子、『隙間の洞』にいる、つるスベ交換のカラス達ドネ&ティロのコンビの親かもねん。
あの子達は可愛いし、もう少しやさしくしてあげても良かったかしら?
かくして! 『忘却の牢』に向かったわたちを出迎える者とは!?
◆ ◆ ◆
呪縛者装備からガチョンガチョン音を立てて『忘却の牢』を探索していて、ある人物と出会っちゃいました♪
「……という訳で、私はこの地に兄を探しに来たのだよ」
「そーなのかー」
「聞いているのですか、コンちゃん?
何なら最初から話しますよ?」
「いや、それはもういいから話を進めてほしいな」
はい、『忘却の牢』と言えばこの人! ルカのミカティエル……っと間違えちゃった。
騎士の国ミラからやってきた剣の腕はかなり強いという設定のルカティエルちゃん。
彼女にはお兄さんがいるみたいだけど、そのお兄さんが突如として行方不明になり、この国に来ているっぽいから自分にも呪いが発症したことで国を出奔したんだって。
でもゲームの時とはちょっと違うところがあるみたいなのよねん。
「私の兄は確かに剣では私よりもずっと強い。
しかし……、変態だったのだ!
分かるか、コンちゃん!? 私のこの苦悩を!!」
「分かった分かったって、だから話を続けてよ。
さっきから同じことの繰り返しばかりいるじゃん。
その変態のお兄さんがどうしたってのよん?」
「あぁ、すまない。
それで変態の兄だが、兄は騎士の国の騎士の家柄に生まれながら、年端も行かぬ幼女にしかトキメかない変態だったのだ……。
あれは私がまだ5歳だった頃、私がお風呂に入っていた時、女としての初めてを……うぅぅ」
「え? 処女を奪われちゃったの!?」
「いや、奪われはしなかった。
初めて裸体を見られたのが兄というのがな、嫌なんだ。
ちなみにその時は、母が飛び込んできて兄を寸刻みに切り刻んだから事なきを得たのです」
しかしお兄さんは持ち前の騎士耐久力によって、ある程度の
本当にこの世界は何が何だか訳が分からないよ。
なんでも東に位置するミラという国を作った初代国王も伝説的騎士団“沈黙”の長だったけれど、その騎士団が崩壊したあと暗殺者として活躍し、なんだかんだと紆余曲折があって沈黙の長が王様になったのだとか。
建国の時のスピーチは「ロリコンのロリコンによるロリコンのための王国」……これはきっとフロム・ソフトウェアの別ゲーム『デモンズソウル』に出てきた“沈黙の長”ユルトが関わっているわね。
「そして兄は幼女を愛でることのみを目的とし、国を出ました。
私が幼き頃に着ていた鎧一式をわざわざ手を加えて自分で着られるサイズに直してから……」
「あー……つまりルカたんに似た鎧の騎士に注意しろってことよね?」
「そうです。コンちゃんは近くで見れば筋肉質な体型なのですが、背が低く発育途上に見える幼さがあります。
きっと兄は、コンちゃんを見つけ次第ハグしてくるでしょう」
まぁ、わたちの体は“混沌の娘”ちゃんをモデルにしたキャラメイキングしたからね。
「うん、分かった。
会ったら、わたち的必殺問答無用拳を叩き込んであげる♪」
「よろしくお願いします。
兄は剣の腕は立ちますが、とにかく女性には優しいので暴力的な危険はないでしょうから」
そうしてルカたんとガールズトーク(現実世界でお前はおっさんだろ、というツッコミは却下)を楽しんだ後、二人で一緒にこのエリアのボス“虚ろの衛兵”三人衆とバトル。
名前が被っとるんじゃボケェー、というルカたんのマジギレもあって速攻でクリアし、キャッキャウフフでムーチョムーチョなわたち達の旅は始まるのだった。
ンッン~、名言ね♪
「あっ、んぅ……! ちょ、コンちゃん!!」
「んふふ~、ボス退治ってなひと仕事を終えたあとの心の緩みを刺激で解すコンちゃん式愛撫。どう?」
彼女の耳たぶをはみはみすることで心を快楽で支配する。
うん、恋愛とはいかに相手を自分色に染、自分を相手色に染めるかが重要なのよね。
どうにも男嫌いというか、百合の素質がりそうだし、今後の旅はルカたんを完全に目覚めさせてみることを主軸に置いてエリア攻略を進めていこうかしらねん♪
“沈黙の長”ユルトがロリコンというのは私の持つイメージです。
過去作でもそんな扱いですが、実際のユルトは腕の良い暗殺者であり、吊篭に捕まったりショーテルを振り回したりとカッコイイところもあるのです。
まぁ、「人の数だけフロム脳」といいますからね。(言っているのは私だけみたいですが)
コンちゃんとルカたんの恋愛描写は恋愛メインではないですが、何処までやりましょうかねぇ~。
自身22作目がR18作品なので、一度書き始めるとエロ方面に引っ張られそうな気がします。