毎回、誤字報告ありがとうございます!
「なに、ここ……」
暗闇の中で少女の声が響き渡る。
湿った空気。泣きたくなるほどの腐臭。一寸先が見えない暗闇。
そのすべてが彼女の精神にやすりを掛ける。
何故こんな場所にいるのか分からない。
いつものように学校に行ってつまらない授業を聞いて。
いつものように友達と他愛ないくだらない話をして。
いつものようにお母さんが作ったお弁当を食べながら好きな男子の話題で盛り上がって。
いつものように変わらない日常を送る。
そのはずだったのに──。
「どこなのよ、ここぉ……!」
気がつくと、彼女は地獄のただ中にいた。
「あ……ああ、ああああ、あぁ……!」
暗闇に怯えて壁に手をつく。ぬちゃっと指に付着する粘性のナニか。生臭く、柔らかい。
それが人の臓物が飛び散った跡だと知って、泣きながら手を這わせる。
何故なら、そうしないと先に進めないから。
先ほどから、ヒタヒタとついてくる足音から逃げられないから。
「いや、いや、いやぁ……!」
生暖かい臓物を掻き落とし、顔をくしゃくしゃに歪めながら歩く。
『アア、アアアアアア、アアア……』
『あんたは人間か!? 頼む、ここから出してくれ!』
『お母さん……お母さァァァァン……』
『出して、出して出して出して出して──』
進むたびに壁の中から金属を擦り合わせるような絶叫が聞こえてくる。
「ひぃ……ひぃぃぃ、ひぃいいいいいッ!」
とても同じ人間の声とは思えない。喉と肺を破裂させるような絶叫だった。それくらいの怪我は構わない、と彼らは声を上げていた。
しかし、彼らの体はもうどうしようもない。
手足もなく、ミノムシのように、天井から吊り下げられているのだから。
「やだやだやだやだやだやだ! 死にたくない、死にたくない……!」
運命の定まった者たちの嘆願を無視して逃げる。
光。灯り。とにかく灯りが欲しかった。
「灯り……! 灯り、灯り、灯り、灯り……!」
不意に闇が途切れた。
探していた灯りがあったのだ。
それも、自分の内側に。
「ひ、え──?」
彼女は、燃え盛る自分を見た。
「なに、これ……手が、灰みたいに、ボロボロになって……」
壁に伸ばした腕は、もう肘までしか存在しない。
慌てて見下ろす体。とっくに服は焼け、皮膚は炭化し、内臓と肉が炙れている。
肉の脂が、見とれるくらい、赤く赤く燃え盛っている。
「あは……燃えてる……わたし燃えてる! あははははは! すごいすごい! 見て、わたし燃えてる! 燃えてるんだだだダだダダダ!」
燃え盛る己を見てはしゃぐ少女。沸騰した血が地面に飛び散り、一瞬で蒸発した。
そして、少女は燃え尽き──その温度を味わうかのように、ソレは鮮血を飲み下した。
地獄は元の暗闇に戻る。
最低限の食事を終えたソレは、地獄の真っ只中を横断する。
背後には無数の死体。
迷子になった人間も、元からこの墓地で暮らしていた先住民も、等しく灰となった。
「──ここは、寒い」
吐き出す息さえ煙っている。ナメクジのように赤い跡を残しながら、ソレは鈍重な足取りで地上を目指す。
「──真祖の心臓を、我が手に」
1
時刻は夜の六時。
日が暮れたため、言われていた通りアルクェイドを起こした俺は再度確認を行っていた。
「それじゃあ、俺は部屋の外を見張ってればいいんだな」
「ええ。とりあえず日が昇るまでお願いね。わたしは部屋から出ないから、志岐は誰かがこのフロアにやってくるようだったら用心して」
「りょーかい。廊下のど真ん中に椅子でも置いて見張っておくよ。それで聞いておきたいんだけど、アルクェイドが追っている吸血鬼ってどんな奴なの?」
「私が追っている死徒は古いタイプの吸血鬼よ。死徒の中でも最上位に位置する二十七体の個体の一つ。そうね、いい機会だから吸血鬼について詳しく教えてあげる。死徒には階梯というランクが存在するの」
アルクェイド曰く、吸血鬼には第Ⅰ~第Ⅸ階梯まで存在するらしい。
第Ⅰ階梯:死者
親の命令通りにしか行動できない文字通りの操り人形。自我もなく、命令がなければ死体のまま放置され、朽ちていく。親に血を吸われ、血を送られただけの下級兵士。死者と呼ばれるモノの一つ。
第Ⅱ階梯:屍鬼
意思はあるものの明確な思考はできない、生前の姿に擬態している死者。親の魔力で腐敗こそしないものの、それは外見だけ。脳が腐っているため本能で血肉を求める分、第Ⅰ階梯の死者より凶暴。死者に分類される。
第Ⅲ階梯:不死
生前ほどの思考能力こそないものの、自分だけで人間生活を偽装できる。日光も平気だが正体を秘するためには定期的な防腐処理が必要となる。死者に分類されるが、ここからようやく吸血鬼と呼べる程度の生き物になる。
第Ⅳ階梯:夜属
生前のパーソナリティを維持したまま、吸血鬼見習いとして活動する不死者。人間離れした身体能力を有するが極度の冷えと渇きを覚える半人前の吸血鬼。いわば下級騎士。日光を浴びると貧血になる程度で焼かれはしない。
第Ⅴ階梯:夜魔
第Ⅳ階梯の深度に加え、その血液に宿った呪いによって親、あるいは個人に起因する異能を発揮できる。上級騎士。一人前の吸血鬼。
第Ⅵ階梯:死徒(下級)
完全に吸血種として自立。吸血・侵食によって子を作ることも出来るが、第Ⅵ階梯以上の子は作れない。いわゆる成り上がりものの限界。あえていうなら城塞。
第Ⅶ階梯:死徒(上級)
第Ⅵ階梯のモノが祖に認められ、更なる異能を与えられたもの。同じ死徒でもその規模は第Ⅵ階梯とは別物。この階梯になると存在するだけでその地域を汚染する毒となる。貴族として自らの意志を許された吸血鬼。親である祖に絶対服従というわけではなく、機会さえあれば祖を倒して、その呪いを受け継ぐことも出来る。
第Ⅷ階梯:後継者
祖が自分の後継に認めた、才ある吸血鬼。いうなれば王子・王女。第Ⅷ階梯は一人の祖に最低二人はいるとされており、単純計算で五十匹以上はいると言われている。
第Ⅸ階梯:祖
非常食という立場から抜け出し、まったく違うモノとして独立を勝ち取った旧い死徒。決して他と相容れない世界を持った猛毒。第Ⅵ階梯の死徒を生み出し、人間を“寿命”として摂取する長命者。現在に至る吸血鬼社会を作ったとされ、西暦以前から活動しているモノを『古参』。西暦以後から活動を始めたのが『新参』と呼ばれている。
「そして、死徒の頂点に立つ二十七体の吸血鬼、死徒二十七祖。死徒にとっての冠位がわたしの追っている吸血鬼よ」
改めて情報を整理し、吸血鬼の特徴を理解する。
つまり、第Ⅲ階梯より上の下僕たちは人間に擬態して少しずつ他の人たちを捕食。人間の血肉は親に送られ、親は棺に眠ったまま力を蓄える。で、最後にはコミュニティごと自分の血肉に変えてしまうと。改めて聞くと厄介な存在だな……。
そんな奴らの頂点、それも世界で二十七体しかいない大物がターゲットなのか。
「弱点は日光に弱いのと魔力枯渇だけなの?」
「そうね……最大の弱点は敵が多い、ということかしら」
「敵っていうと、アルクェイドみたいなのが他にも?」
「わたしは例外──というか、特例よ。吸血鬼はね、人間に嫌われてるの。人間の最大の武器は数と共有でしょ? いるのよ。世界には吸血鬼が事件を起こせば駆け付けてくる、吸血鬼を殺すことだけを目的とした連中が」
それを聞いて真っ先に思い浮かんだのは、前々世で愛読していた漫画。
独特な画風と濃密なキャラ設定に一目ぼれした作品。
人間讃歌を謳う吸血鬼の話。
「特に陰湿で執念深いのは教会──西欧を中心とした宗教の異端狩り。主の意志を人の手で代行する、なんてお題目から代行者と呼ばれてるわ。もう何百年も死徒を殺す技術を磨いてきた人間たちでね、こいつらは並みの吸血鬼より厄介よ」
ま、まさか! バチカン法王庁特務局第十三課! 特務機関イスカリオテですか!
俺の中で異端狩りに全力を注ぐ組織というと、バチカンが極秘に保有する唯一の武力組織。高度な戦闘訓練を受け、一部の例外を除いて祝福儀礼を施した拳銃を装備した神父たち──武装神父隊で構成されるバチカンの暗部なんだけど!
首切り判事、バヨネット神父、再生者ことアン◯ルセン神父が居たらすぐに吸血鬼たちも撲滅してくれるに違いない。
まあ、漫画の話だからあり得ないんだけどネ。
話に夢中で気づかなかったが、時刻は零時前になっていた。
道理でお腹が空くわけだ、とルームサービスでお夜食を頼んだ。
「あ、そうだ。わたしも大事なことを聞き忘れてた」
ホテルマンが運んでくれたサンドウィッチをアルクェイドと一緒に食べていると、そんなことを言い出す彼女。
俺に興味を示すのは嬉しい限りだ。何でも聞いて頂戴な。
「それじゃあ聞くけど志岐。あなた、どうやってわたしを殺したの?」
「ん?」
それは、どういう意味でしょうか?
「だから、どんな手段を使ったのかって聞いてるの。ルーンやカバラあたりの秘術には抗体が出来ているから効かないし、抗体耐性が出来てない神秘──わたしがまだ経験したことのない魔術となると、この国の古神道と南米の秘宝ぐらいなものよ。いえ、それだってあそこまでわたしを“殺して”おく事はできない。あなたが退魔四家の人間だとしても。答えて志岐。あなた、どんな年代物の神秘で、わたしを再起不能にしてくれたの?」
「んー? 特に可笑しなことはしてないけど」
真剣な顔で尋ねてくるアルクェイドだが、本当にこれといって特別なことはしてない。
ただ直死の魔眼モードをオンにしただけで──あ。
「そういえば言い忘れてたんだけど……」
そう枕詞を置いて、生まれつき黒い線が見えることを話した。
生き物はもちろん壁や地面などの無機物にも走っている黒い線。最近では点も見えてきたり、時々空間にも線が走っているのを見掛けることがあると伝えると。
「────」
アルクェイドの表現が一変。
思わず呼吸を止めてしまいそうになるほど強い視線を向けてきた。
えっ? ど、どうしたの急に?
「──そう。直死の魔眼なんて童話の中だけの話だと思ってたけど、いるところにはいるものね。あなたみたいな、突然変異の化物が。モノの死を見る魔眼なんて、わたしたちでさえ保有しているものはいないというのに」
ば、化け物!? いきなり暴言吐くなんて酷い!
って、今なんて……?
「モノの死を見る?」
「それ以外の何だっていうの? 志岐、貴方の目は生物として繋がってはいけない場所と回線が開いているんでしょうね。その目は生まれついてのものなの?」
そ、そうです。先天的なものでございます。
あ、あの、そろそろ敵を見るような目を止めていただくと……俺の心のHPがガリガリ削れていくのですが。
「直死の魔眼、か。たしかにそれなら、間違いなくわたしを殺せるわ」
ふん、と不機嫌そうに鼻を鳴らしてアルクェイドが視線を逸らした。
でも、明らかな嫌悪を向けてくるんですけど……。
「……この線のこと知ってるの?」
「あなたほどじゃないけど、知識としてなら説明できるわ。あなたが見ているものはね、万物の結果。物の死に易い箇所なのよ。もっと解りやすく言うなら、あらゆる存在の死期……“死”そのものよ」
再びこちらに目を向けてくるアルクェイドだが、今度はあのドキツイ視線ではなかった。
「いい、志岐。ありとあらゆるものには終わりがある。それがいつになるかは個別差があるけど、とにかく果てというのは存在するわ。死は到来するものではなく、誕生した瞬間に内包していて、いつか発現するもの。それが原因と結果。因果律って言葉、聞いたことあるでしょ?
発生している以上、あらゆるものには終わりがある。その終わりは初めから定められているの。たった一つの例外、ほんの小さな間違いも秩序は許容しない。だってそんなものがあったら、この宇宙の前提が崩れてしまうんだもの。それこそ泡のように消えてしまうわ」
な、なんか壮大な話になってきました。
「いい? 消滅は万物にあらかじめ設計された決まりなの。どんなに長い寿命、どんなに強大な生命にだってこれはある。たとえ宇宙の寿命より長い寿命を持つ生命があるとしても、無限に生き続けるわけじゃない。この、定められた『消滅』が物の『死期』。で、それは初めから在るわけだから、『死期』という概念を理解できる機能、それと回線が合っている脳髄と眼球があるのなら、目で見ることは不可能じゃない。それがあなたの見ている『線』の正体よ」
真剣な表情のままビシッと指を差してくる。
「とにかく。貴方が見ている線が“モノの死に易い箇所”、そしてそれらの発生源である“死そのもの”が点よ。よくそんな状態で今まで生きてこれたものだわ。よっぽどあなたは心が穏やかなんでしょうね、志岐」
いやぁ、今でこそ慣れたものだけど幼少期には何度か発狂しかけたことがありましたから。今思うと、一歩間違えれば廃人と化す綱渡りをしていたんだなぁ。
でも、長年正体不明だったこの線がなんなのか分かってちょっとすっきり。
「その両目は今まで生まれてきたどんな異能より特異なものよ。あなたはね、あらゆるものを殺してしまう、死神みたいな目を持っているんだから」
無敵回避対粛清防御即死耐性貫通とか控えめに言って俺最強じゃん!
なんで鬼殺隊の頃に開眼しなかったんだ俺ッ!
「ていうことは、アルクェイドすら殺せることになるんだけど……」
そんな男と一緒に居ていいの? もちろん殺すつもりは微塵もないけど。
「そう? じゃあ試しにやってみよっか」
部屋の電気を消して窓際に移動したアルクェイドは、徐にカーテンを開く。
電気のない部屋の中、窓越しの月明かりが白い女の影を作る。
「ほら、いいから本気になってみて」
アルクェイドに促されるまま、俺は再び瞳の焦点を合わせた。
部屋中に張り巡っている死の線、その濃度が上がりくっきりと視界に映し出される。
窓の外には白い月。昼間は強い日差しのおかげで尚見にくいけど、微弱な月明かりの下では、線は光ってさえ視えてしまう。
世界が、死の結末に満ちていく、その中で──。
「──」
アルクェイドの体にある線は非常にか細く、意識を集中させないと視えないほどだった。
──綺麗……。
血の繋がった家族であろうと体や顔には黒い線があり、それを直視しないためピントをボヤけさせて、世界を見てきた。
まともに人の輪郭を捉えることなど出来ず、俺の記憶にある人の顔はそのほとんどがあやふやな顔をしていて。
どんなに美人であろうと、どんなに可愛い子であろうと、体に黒い線がある限り欲情することはない。
そんな俺が、月明かりに照らされたアルクェイドの姿に思わず見惚れた。
「どう? ほとんど視えないでしょう? わたしね、夜は『死期』のない生き物なの」
白い月を背に、わたしを見てと言わんばかりに両手を広げるアルクェイド。
幻想的な白さの彼女に黒い線は皆無と言ってもいい。もはや誤差の範囲と言っても過言ではないほど、薄くか細い小さな線。
「んー、それでもちょっとは視えちゃうのかなぁ。夜は死なないわたしだけど、昼間は多少できてしまうのよ。志岐がわたしを殺せたのは昼間という弱点を突かれたのね。あの時は大仕事の後で、即死耐性も落ちてたしね」
彼女のシルエットを邪魔するノイズはなく、淡い微笑みを浮かべる顔は筆舌にし難いほど美しく。
どつしようもないほど見惚れた。
「結果、わたしはあなたに殺されて、この通り夜でも『死期』ができるほど弱ってしまった。ようするに不老不死でなくなった訳だけど、志岐わたしの線を切れる?」
「えっ、ヤダ! 切りたくない!」
衝撃のあまり話の半分も入って来なかったが、後半の言葉に思わずシャウトしていた。
「そうじゃなくて、技術的に切れるかどうか聞いてるの」
「うーん、あまり考えたくないが……」
桃色に染まっていた脳細胞を灰色に戻し、脳内でシミュレートしてみる。
彼女の身体能力がどれ程のものなのか、今朝のバーニングゾンビを叩き潰した壮絶ビンタしか判断材料はないが、間違いなく素の身体能力は俺を越えているだろう。
恐らく、呼吸法を使っても勝てないと思う。呼吸使ったからといって人間辞めるほどじゃないし。
「うん。たぶん無理だわ」
「でしょう? それが、あなたの最大の欠点ね。どんなに“死”が見えていようと、その『線』を切るのは志岐自身の腕じゃないといけない。弱ったわたしだけど、志岐に捕まるほど運動能力は低下してないもの」
「だよねー」
完全に油断している上で奇襲するならまだしも、正面からのやり合いでは分が悪過ぎる。
まあ敵対するなんてありえないけどな!
「ところで話は変わるんだけど、アルクェイドって血を吸わなくても生きていけるんだよね。でも、そのエネルギーって何処から摂取してるの? まさか、腹ペコキャラの如く……」
「わたしは星の触覚だから、星からのバックアップがあるの。分かりやすく言うと、地球にいる限りエネルギー無限ってこと」
「なんだ、腹ペコキャラじゃないのか。お腹が出るほど食べまくるアルクェイドも見てみたかったのに……」
「腹ペコキャラって、いつもお腹を空かせてるってことよね? わたし、そこまで腹ペコじゃないけど」
「でも常時バックアップがあるからエネルギー即チャージってことだよな。ていうことは、余剰分のエネルギーは……」
「──! ちょっと志岐、目がエッチ」
「真祖の吸血鬼は成長するのかをテーマに学会で発表するのでオパーイを測らせて下さい」
「~~っ! 志岐のバカー!」
どの程度、月姫について知っていますか?
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無印、リメイクともにプレイ済み
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無印のみプレイ済
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リメイクのみプレイ済
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未プレイだけど設定・世界観は知ってる
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まったく知らない