ようこそ俺小路くんの無念を晴らす教室へ   作:おこむね

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♯002 『隣の堀北さんは非常識』

 ――時は流れて4月。入学式。オレは学校へ向かうバスの中で、原作の始まりを感じ取っていた。

 

 隣の席には堀北鈴音らしき黒髪の少女が座り、前の席には高円寺六助と櫛田桔梗と思わしき人間の姿が見える。俺の記憶の通りに、老婆に席を譲るかどうか揉めており、堀北は完全に騒動を無視していた。

 

 まぁ、気持ちはわかる。別に絶対に老婆に席を譲る決まりがある訳でもない。周囲からの印象が気にならないのであれば、無視しても問題はないだろう。

 実際、オレもここで無視したとしても誰の迷惑にもならないだろうと思っているし、仮に席を譲れば隣の堀北に迷惑をかける可能性すらある。総合的な観点から見ても、動かないのが合理的だ。

 

 そう思って黙って様子を見ていると、原作通りに居た堪れなくなった社会人女性が席を譲っていた。

 

 これで何も問題はないだろうと思っていると、学校に着いたのでバスを降りる――と同時に、どうやらオレの探る視線が気に入らなかったのか、原作通りに堀北が後ろから声をかけてきた。

 

「ちょっと、あなた。さっき私の方をみていたけれど、なんなの?」

 

 後ろを振り返ると、不機嫌そうな顔をした堀北がバスの上からこちらを見下ろしている。

 

 しかし、雪もそうだったが、俺のいう原作キャラたちは容姿が整い過ぎているな。櫛田もそうだったし、こいつらを食べられると思うと今から笑みが浮かんでしまう。

 

「……いきなり、笑い出してなんなの?」

「いや、済まない。随分、自意識が高いんだなと思ってな」

 

 誤魔化すようにそう挑発する。実際、多少見たくらいで文句をいうのは自意識過剰というものだろう。

 

「何ですって?」

「確かに、オレはお前の方を見たが、あれだけ声をかけられれば普通は席を譲ろうか考えるものだろう。ただ、オレが無理に動けばお前にも迷惑がかかりそうだったからな。オレ自身が立たなくてはいけないデメリットも合わせると、あそこは動かない方が結果的に良いと判断しただけだ」

「それは……私が隣にいたせいだと言いたいの?」

「違う。お前が思考する要因になったのは事実だが、結論を出したのはオレだ。つまり、オレはオレの意思であの老婆を見捨てた。それに違いはない。席を譲るメリットもなかったしな」

 

 原作のオレは事なかれ主義がどうとか~という、意味不明な言い訳をしていたが、俺の知識で事なかれ主義のオレの結末はもう知っている。同じことを繰り返す意味はなかった。

 

「……そう、ならいいわ」

 

 堀北自身も、老婆に席を譲るメリットがないと判断して譲らなかったのだろうし、オレが堀北を見たのも一瞬だ。これ以上、難癖をつけるのは、オレの言う通り自意識が高い行動だと思ったようで矛を収めて去っていった。

 

 学校に着いて初めての会話だったが、俺の知識のおかげでスムーズに話をすることが出来ている。原作でのオレのポンコツぶりを考えれば、間違いなくオレの方が有能だろう。

 

 面白くなってきた。

 

 ようやく、原作が始まったのだ。オレは今日、この日が来るのをずっと心待ちにしていた。ここからオレは俺の意思を継いで、この高度育成高校で自由に生きていく――

 

「おはよう、清隆っ!」

 

 ――と、決意を新たにしていると、後ろから声をかけられた。

 

 オレのことを名前で呼ぶ女は、ホワイトルーム5教官たちを除けば一人しかいない。

 振り返ると、そこには高度育成高校の制服に身を包んだ雪が、満面の笑みを浮かべてこちらを見ていた。

 

「久しぶりだな、雪」

「うんっ! 私、頑張ったよっ」

 

 そうだろう。一度、ホワイトルームから脱落している雪にとって、高校受験で感じたプレッシャーは並大抵のものではなかったはずだ。

 

 だが、雪はオレに会いたいという一心で、その恐怖心を乗り越えてここに立っている。それは言い換えれば、それだけオレに強く依存しているということでもあった。

 

「良く合格できたな。正直、確率は半々だと考えていた」

「私もね、正直不安だった。倍率も凄かったしね。でも、清隆に会うために努力したよ! ホワ――あの場所に居た時と同じか、それ以上の力は付けたつもり!」

 

 もし、その言葉が本当なのだとしたら、この学校で雪に勝てる生徒はそういないはずだ。

 

 学力だけなら坂柳有栖がいるが、運動能力なら堀北ですら相手にならないだろう。来年に入ってくるホワイトルーム生の天沢クラスには勝てないかもしれないが、近い実力は備えていると考えていい。今の時点では十分な戦力だ。

 

「……そうか。偉いぞ、雪」

「っ、うん!」

 

 頑張った雪の頭を撫でてやると蕩けるような笑みを浮かべている。オレと一緒にいることが何よりの幸せ。オレに拒絶されることが世界で一番嫌――そう考えるように刷り込んできた甲斐があった。

 

「まずはクラスの確認だな。行こうか」

 

 雪の出来を確認しながら、自分のクラスを確認していく。俺が授けてくれた原作にやはり間違いはないようで、オレはDクラスだった。

 

 ついでに雪の名前を確認すると、同じDクラスに名前がある。別のクラスならスパイとして使えたのだが――いや、よく考えてみれば雪はホワイトルームを抜けてからずっと学校に通っていなかったし、その理由も心身の不調からだ。

 

 俺の原作知識によれば、能力が高くても過去の経歴でマイナス判定をくらうこともあるようだし、その辺からDクラスという判定を受けたのだろう。

 

 まぁ、同じクラスなら同じクラスで使い道はある。

 

「清隆、一緒のクラスだね!」

「ああ、同じクラスなら休みの日以外、毎日会えるな」

「うんっ」

 

 嬉しそうな笑みを浮かべる雪。

 

 オレの中の獣が、早く食わせろと叫んでいる。まぁ落ち着け、お楽しみは夜まで取っておこうじゃないか。

 

 とりあえず、今は雪と携帯の連絡先を交換して置こう。これで、いつでも雪に連絡が出来るようになった。

 

 そのまま、雪と一緒に一年Dクラスへと向かう。席はやはり窓際近くの後ろの席だった。雪は流石に近くではないようで、真ん中の方の席にネームプレートが置かれている。

 

 流石の雪も、ここでオレと離れたくないと言ってオレに迷惑をかけるほど我が儘ではないようで、適当に近くの席の女子と話を始めた。これは、オレが「嫌われない程度にはクラスに馴染んでおけ」という指示をしたからでもある。

 

「入学早々縁があるわね、悪縁みたいだけれど。まさか、またあなたと再会するとはね」

 

 ――と、考えていると、堀北が教室に入って来たようで、オレの席の隣まで来るとそう悪態をついてきた。

 

「……同じクラスだったなんてな」

「ええ、私もあなたとの再会にため息をつきたい気分よ」

 

 どうやら嫌われてしまったらしい。いや、堀北は原作でもこれがデフォルトだったか。

 

「オレは綾小路清隆。よろしくな」

「いきなり自己紹介?」

「いきなりって、普通は最初に自己紹介をするものだろう。互いの名前も知らずにこの一年過ごすつもりか?」

「私はそれで問題ないわ」

 

 やはり堀北は原作通りに自己紹介はしないつもりらしい。俺の記憶からわかっていたことだが、ハッキリ言ってヤバい女だ。

 

「……そうか、常識がないんだな」

「なんですって?」

「そりゃそうだろう。仮にお前が社会に出て会社に勤めたとして、自己紹介をしない人間をまともな人間だと思うか?」

「ここは会社ではなく学校よ」

「尚悪いだろう。学校とは社会に出るために必要なことを学ぶ場だぞ? それは勉強だけでなく、人間同士のコミュニケーションだってそうだ。一人で学習するだけなら通信教育で学べばいい。学校に来るという意味を理解できていれば、自己紹介をしないなんてことはまずしないと思うが?」

 

 と、突きつけると、流石に堀北も自分の行動がおかしいとわかったようで、こちらを睨みつけてくる。不利になったら他人を睨みつけるっていうのもわかりやすい奴だ。

 

「……言葉の揚げ足を取るのが上手みたいね。人間同士のコミュニケーションが何の役に立つというのかしら?」

「冗談だろう? まさか、社会が一人の人間だけで成り立っていると思っているのか? どんな会社だって、人間が協力して動かしている。人間同士のコミュニケーションはむしろ社会の必須スキルと言っていい」

 

 それこそ、古い職人や農家なら一人でもやっているかもしれないが、そういう特殊な事情を持っている所だって、人手が足りないから一人でやっているだけであって、別に望んで一人でやっている訳ではない。

 

「……優秀な人間なら一人で解決できる問題でしょう? 少なくとも、わざわざ能力の低い人間に関わる必要はないわ」

 

 苦しさも限界だな。人間一人に出来ることには限界がある。普通に考えればわかることだ。こいつに理解できていないとは思えない。

 

 しかし、それにしてもこいつはナチュラルに他人を下に見るんだな。

 

「……つまり、お前はオレが自分の下だから自己紹介しないってことか? お前、オレの何を知っている? 何を基準にオレをお前の下と判断したんだ? まさか、見た目だけで能力を判断しているとか言わないよな?」

「それは……私は入試の試験を殆ど正解している自信があるってだけよ。それに、あなたを下に見たつもりはない。話していてわかると思うけど、私は他人と話すのがあまり好きじゃないの」

「正直、好き嫌いのレベルじゃないと思うけどな。ちなみに、オレが感じたお前の第一印象は、まともに自己紹介も出来ない上に他人を見た目で判断する協調性のないヤバい女なんだが?」

 

 と、追撃すると、もう反論できないようで、堀北がため息をついてこちらを見た。

 

「……私は堀北鈴音よ」

 

 初対面の男子にヤバい奴認定されるのは流石に嫌だったようで、堀北もようやく自己紹介を行ってくれた。

 

 そのまましばらく堀北と話していると、バスの中で一緒だった高円寺が教室に入ってきてクラスが騒然となる。あいつだけは、オレと互角に戦えるスペックを持っているから気を付けておかないとな――と、考えていると、ようやく始業を始めるチャイムが鳴った。

 

 同時に、担任である茶柱が教室に入ってくる。見た目だけなら美人だが、こいつは心が学生時代に取り残された行き遅れ処女だ。いずれ、美味しく頂いてやるつもりでいる。

 

「新入生諸君。私はこのDクラスを担当する茶柱佐枝だ。この学校には基本的に学年ごとのクラス替えは存在しない。卒業までの三年間、私が担任としてお前たちと学ぶことになる。今から一時間後に入学式が行われるが、その前にこの学校の特殊なルールについて資料を配らせて貰う。以前、入学案内と一緒に配布はしてあるがな」

 

 俺の持っていた原作知識の通りだな。ここからSシステムの説明が始まるが、PPが金の代わりになるとかはスルーして問題ないだろう。

 

 重要な点は、毎月10万ポイントを配られる訳ではないという点。ポイントは増減するという点。ポイントは金の代替だけではない点だ。

 

「ポイントの支給額が多いことに驚いたか? この学校は実力で生徒を測る。10万PPは入学したお前たちに対する評価みたいなものだ。遠慮することなく使え。ただし、このポイントは卒業時に全て学校側が回収することになっているから貯めても意味は無い。ポイントを使う必要が無いと思うのであれば、誰かに譲渡しても構わないがカツアゲするような真似だけはするなよ。学校はいじめ問題だけには敏感だからな」

 

 そう言って、クラスを見渡す茶柱。

 

 他に質問はないか確認しているようだが、そのタイミングで雪がスッと手を挙げた。

 

「先生、質問よろしいでしょうか?」

「お前は……確か、椿だったな。いいぞ」

「ポイントは、毎月10万ポイント振り込まれるのでしょうか?」

「先程も言った通りだ。ポイントは毎月支給される。10万ポイントは入学を果たしたお前たちへの評価だ」

 

 上手い言い回しだ。必ず10万振り込まれるとは言っていないが、そう取られてもおかしくはない。

 

「もう一つ。実力で生徒を測るということは、評価次第でポイントは増減しますか?」

「勉学や運動の成績次第でボーナスポイントを支給する場合もあるな」

 

 場合“も”か。原作通り、クラスポイントの存在やそれらのポイントが下がることについては、今の段階だと意図的に伏せているようだな。

 

「最後に一つ。この学校のポイントで買えるもので買えない物はない。それに間違いはありませんか?」

「ああ」

「では、仮にホームルームの時間を買う場合は何ポイントかかりますか?」

 

 いい質問だ。雪はちゃんとポイントの重要性について理解が出来ているし、この質問でポイントを使って何かする場合の指針にもなる。

 

 また他の生徒達も雪の質問のおかげで、PPの使い方について、金以外の用途もあると理解したようで驚いた声を上げていた。原作から道を逸れ、堀北ではなく、このまま雪をクラスのリーダーにするのも悪くないかもしれないな。

 

「……自分のクラスであれば一時間1万PP、他のクラスであれば5万PPと言った所だろう」

「わかりました。ありがとうございます。またわからないことがあれば聞きに行きます」

 

 ここで一々、何をするのにいくらポイントがかかるかについて確認しても時間の無駄だと思ったのだろう。後は、必要になった時に確認をすればいい。今はポイントの使用法について理解できただけでも十分だ。

 

 茶柱はDクラスに優秀な生徒が多ければ多いほど、Aクラスへ下剋上する夢を諦めきれずにオレを脅しに来るだろう。その時が茶柱の最後だ。

 

「他に質問は無いようだな。では、良い学生ライフを送ってくれたまえ」

 

 最後に、茶柱が一瞬雪に意味深な視線を向け、そのまま教室から出て行った。雪がただ者ではないとわかったのだろう。

 

「皆、少し話を聞いて貰っても良いかな?」

 

 茶柱が出て行った後、教室内が10万ポイントという大金についてざわついていると、原作通りに平田が手を上げてクラスメイトに声かけをし始めた。

 

 自己紹介の流れだな。ここは素直に乗っておこう。原作のオレは完全に自己紹介に失敗していたが、雪も見ているしここではしっかりと自己紹介を行ってみせる。

 

「僕らは今日から同じクラスで過ごすことになる。だから今から自己紹介をして一日も早く友達になれたらと思うんだ。入学式まで時間もあるしどうかな?」

「うん、いいと思う! 私たち、まだみんなの名前とか、全然わからないし」

 

 櫛田が率先して賛成の意を示し、特に反対意見も無く、賛成多数により自己紹介が始まった。

 

 まず、言い出しっぺの平田に始まり、席順で井の頭、山内、櫛田、そして須藤に順番が回り、反抗期真っ只中の須藤がクラスメイトに噛み付いて教室を出て行く。

 原作同様、「ガキじゃねーんだ。自己紹介なんか、やってられっか!」的なやつである。

 

 原作だと堀北もここで立ち上がっていたような気がするのだが、どうも先程のオレとのやり取りで自己紹介くらいはしておかないと須藤と同レベルと思われると思ったのか、知らん顔で席に座っていた。

 

 その後、少しの間、教室がざわついていたが、池や高円寺が自己紹介を終えて順々に行き、ようやく雪の番になる。

 

「椿雪です! 中学の頃は体が弱かったんですけど、治ってからはこうして元気になりました! 是非、仲良くしてください。後、窓際に座っている綾小路清隆くんとは小さい頃からの幼馴染です! よろしくお願いします!」

 

 と、雪がオレの名前も名乗ってしまったので、ここは流れを変えてしまうが立つしかなくなった。ここでオレが名乗り出ないと、「綾小路って誰?」という雰囲気になって雪が孤立してしまう恐れがある。

 

「すまない。順番的にはまだなんだが、名前が出たので立たせてもらった。今自己紹介した椿雪の幼馴染で、綾小路清隆という。雪だけでなく、ここにいる全員と仲良くしていきたいと思っているので、何か困りごとがあればいつでも相談してほしい」

 

 サクッと終わらせて席に座った。長々と喋ってもウザいだけだし、雪と幼馴染というだけで話題性は問題ないだろう。

 

 実際、雪とオレが続けて自己紹介をしたことで、クラスは雪とオレの話で持ちきりだ。中には雪がオレの彼女なんじゃないかという僻みの声もあるが、平田は気にした様子もなく「よろしくね、椿さん、綾小路くん。こちらこそ、是非仲良くして欲しい」と、場を纏めている。

 

「……あなた、友達がいたのね」

 

 堀北は雪とオレが幼馴染と聞いて少し驚いた顔をしていた。多分、原作のようにオレがぼっちだと思ったのだろう。

 

 残念ながら、原作のオレとは違い、今回のオレはある程度のリア充ルートを進む予定だ。勿論、堀北を食べるためにも関係は持つつもりだが、原作のオレのように堀北だけを贔屓するつもりはない。

 

「……堀北鈴音よ」

 

 その後、堀北も自分の名前を名乗るだけという微妙な自己紹介を終え、全員の自己紹介が終わると一旦解散となった。入学式まではまだ間があるので、ここからは各々自由行動になるが、オレは原作通りコンビニで日用品を買い出しに行くつもりだ。

 

 雪も一緒に行くつもりなのか、お茶やカラオケに行こうと誘われる声を断ってこちらについてくる。別にクラスメイトのことを優先してもいいのだが、どうやら雪はこれまで離れていた分、出来るだけオレの近くに居たいらしい。

 

 原作通りなら、堀北や須藤もいるはずだ。

 

 自己紹介が終わるなり、さっさと帰ってしまった堀北の後を追うように移動を開始する。

 堀北が自己紹介に参加するというイレギュラーがあったが、流れ自体は変わらないだろう。まぁ、仮にコンビニに堀北がいなかったとしても問題はない。堀北が使えなかったとしても、そのポジションに雪を置けば解決できる問題だしな。

 

 

 

 




 原作との変化点。

・堀北をレスバで圧倒した。
 初期の堀北は孤独云々の前に、病気レベルで常識がない。

・雪と再会した。
 原作では存在しない雪が入学した。長い時間を病院で過ごしていたため、Dクラス判定を受けているが、能力は清隆に次ぐ優秀さを持っている。学校の疑問にもしっかり気が付いた。



 今話登場人物一覧。


・綾小路清隆
 ようやく原作が始まり、内心ではウキウキ気分。原作知識があるため、既知である事なかれ主義を貫くつもりは欠片もなく、堀北も難なく撃退している。今日雪を食べるつもり。

・椿雪
 努力と親のコネで入学を果たした。清隆のためなら何でもできるが、あまり依存されても困るので、清隆からそれなりにクラスや学校に馴染んで友達を作るように言われている。現在成長期のため、どんどん胸が大きくなっている。現在サイズはB。

・堀北鈴音
 ヒロインその2。黒髪ロングの正統派ヒロインだが、目つきが悪くて協調性が皆無。非常識と言って良いほど世の中を斜めに見ており、優秀な自分に酔って周りを見下しているやべー女。清隆とのレスババトルの末、自己紹介だけはした。サイズはD寄りのC。

・茶柱佐枝
 ヒロインその3。目を付けていた清隆とは別に目立つ優秀な生徒がいて驚いている。理事長からは清隆のことについては聞いていても、雪のことは何も聞いていなかった。サイズはF。

・櫛田桔梗
 ヒロインその4。実は堀北と同じ中学で、一方的に嫌っている。しかし、今はまだその本性を上手く隠している。清隆のことは、まだ特に気にした様子はない。サイズはD。

・平田洋介
 ホモ。


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