ようこそ俺小路くんの無念を晴らす教室へ   作:おこむね

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♯045 『ゲームを始めよう』

 龍園との契約を終えた次の日。午後の体育の時間になったので、グラウンドに足を運んでいく。改めて、ジャージ姿の女子も悪くない――と、邪な考えを抱いていると、一年の各教室から視線が飛んできた。

 

 いや、正確にはAクラスやBクラスがこちらの様子見をしているだけで、別に咎められた訳ではない。しかし、AクラスやBクラスから視線を感じる中、龍園率いるCクラスだけは無関心を決め込んでいた。

 

 まぁ、体育祭の参加表が手に入ることが決まった以上、Cクラスはもう他クラスを気にする必要はないからな。

 

 こちらとしても、別に見られようと見られまいと別に困りはしない。実際にレクチャーの内容を理解されれば話は別だが、この距離では何を教えるかなど聞こえはしないだろう。

 

 今回の授業からは、個人のタイムや、二人三脚などで組む相方との適性を測っていくつもりであり、説明役の桔梗には先んじてそのための資料を頑張って覚えて貰っていた。

 

「まずはこの体育祭で一番行われるであろう、走る時のフォームについて説明をしていくね。一言に走ると言っても、これにも適切なフォームや姿勢があって、これが出来ていないだけで一秒から数秒のタイムロスが発生するから馬鹿には出来ないよ」

 

 数秒と聞いて、改めて全員が驚いている。今ここには、高円寺を除く全員が参加していた。

 

「最初に走り方の基礎を教えた後は、曜日毎に練習内容を替えていこうと思ってるからよろしくね。基本的には100メートル走、ハードル競争、障害物走、二人三脚、200メートル走の五つだね。団体競技は隙間を縫って練習して、これに体力増加用の毎週二回2キロのランニングをするのが主な内容かな」

 

 個別練習の他に2キロのランニングがあると聞いて嫌そうな顔をする生徒がいるが、2キロなんて慣れればあっという間にこなせるようになるはずだ。櫛田や佐倉の応援でそれとなくやる気を出させれば大丈夫だろう。

 

「じゃあ、次に走り方について説明していくね。綾小路くん、手助けお願い」

「ああ」

 

 桔梗のアシスタントとして前に出る。実際のフォームなどはオレじゃないと説明できないからな。

 

「まず最初に姿勢から。よく、前傾姿勢で走っている人がいるけど、基本的に人間の体は背筋を伸ばして体を真っすぐにした方が、力を無駄なく発揮できるように出来てるんだ」

 

 オレが背筋を伸ばすと、真似して他のクラスメイト達も背筋を伸ばし始めた。

 

「走りながら背筋を伸ばすには慣れが必要だけど、やっていくうちに慣れるから今は意識を持つことを大切にして。続いて腕だけど、大体90度くらいに曲げて、拳は握らず、腕を振っていくこと、この時腕と足は必ず左右別々に動かしてね。腕の振りは加速や重心移動等に関わって来るから、これが出来ていないとスピードが出にくくなっちゃうの」

 

 と、実際に動きを再現しながら説明させていく。難しいことは言っていないし、理屈屋にも伝わるように話しているので、幸村なんかは納得したような声を上げていた。

 

「三つ目のポイントは、つま先だよ。正直、短距離を走るだけなら足はつま先立ちで十分なくらい、つま先というのは走りに大きく関わってくるんだって。まず、重要なのはつま先を上げて走ること。つま先を上げることで、踏ん張りが利くようになるし、しっかり地面を蹴って走れるから」

 

 走るという行為は、地面を蹴ってスピードを出している。つまり、その力が強くなれば自ずと足が速くなるという訳だ。

 

「続けて、着地時だけど、これもつま先周りで着地することを心掛けて。足の付け根に体重を乗せるイメージで走ると、さっき言ったつま先で走るというのがわかると思う。足全体で地面を蹴るよりも、つま先に力を集中した方が早くなるよ」

 

 このつま先で走るというのが、意外と馬鹿に出来ないスピードを出す。足の使い方一つで、足の速さは大分変わってくる。

 

「最後に太ももね。よく走る時に、足を上げろと言われない? あれは太ももを上げさせるためなんだけど、ただ上げるだけじゃ意味がないんだ。重要なのは足を下げる時で、上げた太ももを勢いよく下げるイメージを持つこと。足を降ろした時の力はそのままスピードに直結するから、太ももを強く降ろして地面をつま先で蹴るの」

 

 後はこの五つを繋げるだけだ。走る時に姿勢を真っすぐにし、つま先と太ももを上げて強く降ろし、つま先に力を入れて蹴り、腕を振って反対側の足を前に出し、つま先と太ももを上げて再び強く降ろし――と、繰り返せば、早く走れるようになる。

 

 とはいえ、口でいうだけなら簡単だが、実際にやろうとしても一朝一夕にはできない。

 

「むずかしーよ、桔梗ちゃーん。まだ背筋を伸ばすとか、腕を振るくらいならわかるけどさー」

「つま先って何よ? いや、太ももを強く降ろすのはわかるけど、つま先のイメージつたわんねーよ」

 

 当然のように池と山内が騒ぎ出した。まぁ、こうなるであろうことは想定済だ。

 

「じゃあ、緩衝材を靴に入れてみろ。多分、それでつま先で力を入れるコツがわかるはずだ」

 

 そう言って、池と山内の靴のかかとに予め用意していた緩衝材を仕込んでいく。最初はバランスを取るのが難しいかもしれないが、慣れれば走る時の正しい姿勢や体重移動がしやすくなるだろう。

 

「前かがみになって、逆に走りづらいんだけど……」

「真っすぐ立てねーよ」

「姿勢は後で正すから、とりあえずそれで走ってみろ」

 

 グチグチ文句をいう馬鹿二人だったが、少しずつ走っていくと、徐々に感覚が掴めてきたのか、地面を強く蹴って走ることが出来ていた。

 

 緩衝材がクッションになって、自然とつま先に力が集約するので感覚がわかってきたらしい。後は姿勢と、腕の振りを加えればもっと早くなるはずだ。

 

「おいおいおいおいおい、すげぇぞ綾小路! 早く走れる!」

「こんな裏技があったのかよ!」

 

 実際に効果が出れば、当然他にも興味を持つ生徒が出て来た。池や山内は馬鹿だが、こういう広告塔としてはなかなか役に立つ。

 

「とりあえず、少し練習して、最後にタイムを計ってみようか」

 

 クラスの空気が良くなったことを察した桔梗がそう声をかけると、各々走る練習を始めた。

 

 運動部に所属していてある程度走れるやつにも、この練習方法は受けが良かったようで、改めてフォームの見直し等をしている。実際、Dクラスの大半は、フォームがバラバラだった。

 

「綾小路くん、こっちも教えてー」

 

 と、軽井沢グループの佐藤から声をかけられたので、今度はそっちにいく。

 

「何がわからない?」

「あっ、ううん。わからないことはないんだけど、これで正しいのかちょっと見てくれる?」

「私もー」

 

 運動が苦手な篠原と、一緒にいる佐藤がそう声をかけてきたので、動きを一緒に確認することにした。

 

 ゆっくりとフォームを見て、問題がないことを確認すると、篠原も後は緩衝材で練習させる。続く佐藤も問題ないので、同じく緩衝材トレーニングを始めさせた。

 

「ありがとー、綾小路くん」

「ごめんね、忙しいのに」

「いや、大変かもしれないが、継続すれば必ずためになる。辛い時は休んでもいいから、出来るだけ継続していこう」

「オッケー、ちょっと走ってくる」

「あっ、私も」

 

 篠原と佐藤が感覚を掴むために走り出していくのを見送る。今の所、ストレスなどは表面化していないようなので、この先もケアしていこう。継続にストレスは大敵だからな――と、考えていると、軽井沢は松下にレクチャーを受けているのか、桔梗が話していたコツを改めて説明されていた。オレもついでなので、そのまま二人に合流する。

 

「「あ、綾小路くん」」

「どうだ?」

「松下さんは凄いよ、もう完璧に教えられたことが出来てる。私は今、教えて貰ってたとこ」

「元々運動は苦手じゃないんだよね。ただ面倒くさかっただけで……でも、流石にクラスポイントがかかってるんじゃ手は抜けないよ」

 

 ここで手抜きをしても、後でバレた時に印象が悪くなるだけだからな。むしろ、こういう時に隠していた力を出すことで、クラスメイトからは尊敬の視線を受ける。

 

 勿論、負の感情がゼロという訳ではないが、松下なら先程のようにその辺りも上手くやるだろう。

 

「お前なら、リレーの選手になれるかもな」

「出られるなら出るつもりだけどどうかな? 椿さんや堀北さん、小野寺さんもいるし、枠はいっぱいな気がする」

「そりゃ仕方ないよ。あの三人は女子の中でも別格だもん」

 

 松下も運動能力は高いが、それでも雪は当然として、万能の堀北、運動部である小野寺に比べたら、少し見劣りしてしまう。

 

「綾小路くんは当然だけど、足も自信あるんだよね? ってか、この内容も綾小路くんが考案したんでしょ?」

「松下にはわかるか……」

「そりゃね。クラスの裏側を身を以て体験したし……」

 

 そう言うと、松下が少し赤くなった。船での体験や、夏休みのことを思い出しているらしい。ここだけの話、こいつは澄ました顔の割に、拘束プレイに目覚めた変態だからな。

 

「わ、私も気付いたよ! だって、そうじゃなきゃこうして他人に教えられないし!」

 

 軽井沢も張り合うようにそう声を上げた。基本的に仲の良い二人だが、初体験がほぼ同時期だったのもあって、ライバル関係でもあるらしい。セフレたちの上下関係は、初期組が基本的に上位だが、それ以外は自由意志に任せているからな。

 

「はぁはぁ……」

「ふぅ、つかれたー」

 

 と、話していると、篠原と佐藤も帰ってきた。無事に感覚は掴めたらしく、さっきよりも自信があるように見える。

 

「じゃあ、タイムを計っていこうか」

 

 ある程度の生徒が感覚を掴むと、全体の流れを見ていた桔梗がそう声を上げた。他のメンバーも大体、感覚が掴めたようで文句の声は出ていない。

 

 そのまま、実際に走って記録を取っていくことになり、まずは男子から走ることになった。

 

 須藤が当たり前のようにトップレベルのスピードを見せ、その後を平田、三宅と続いていく。オレも須藤と同じくらいのレベルにしておいた。各クラスが見ている中、あまり本気を出しても良いことはない。

 

 事前にレクチャーをしたことで、運動が苦手な生徒は中学時代よりもスピードが上がったと喜ぶ声が聞こえてきた。他にも、そこそこ運動が出来る生徒も結果が良かったようで、握力の時に比べてかなりいい結果が出ている。

 

 須藤もこれには文句ないようで、「これならいけるぜ」と喜びの声を上げていた。

 

 続いて女子が走ると、やはり雪、堀北、小野寺がトップスリーで、そこに僅差で松下が続いている。どうやら、全力で走ったようだが、松下は小野寺に及ばなかったらしい。

 

 桔梗もそこそこ、他の軽井沢たちもまぁまぁな結果を出す中、愛里がやはりクラス内でもかなり遅い順位を叩き出していた。元々、愛里は運動能力が良くないので仕方ない部分もあるが、このトレーニングを続けて行けば多少は改善されるだろう。

 

「はう、あう、はふぅ……」

 

 息を切らしている愛里に声をかけに行く。

 

「お疲れ、愛里。頑張っているな」

「う、うん……でも、すぐに……息が……切れちゃって……ふぅっ」

 

 愛里の場合はただでさえ重いその二つのメロンが、空気抵抗を生んで走るのを妨害しているから余計に疲れるのだろう。大きいのは大きいので苦労があるということだな。

 

「体力は継続すれば付いていくさ。後はフォームと体重移動をもっとスムーズに行うことだ」

「うん。緩衝材のおかげで、何となくわかる……何となくだけど」

 

 まぁ、こればかりは時間をかけて慣らすしかない。しかし、何だかんだ中学の時よりは結果が良かったということで本人も喜んでいた。

 

 最初はどうなるかとも思ったが、想定していたよりも空気が良い。原作では纏まりがないDクラスだが、高円寺以外に輪を乱す存在がいないことで、原作以上の纏まりを見せていた。

 

 

 

◇◆

 

 

 

 体育祭や生徒会総選挙の準備を進める中、オレは龍園に正体がバレたのを良い事に、真鍋、藪、山下、諸藤の四人に手を出し始めることにした。

 今までメール越しに指示するだけで、正体を明かして来なかったのは、偏に龍園にバレるのを恐れていたからである。しかし、その問題が解決した今、軽井沢虐めというわかりやすい弱みがあるこいつらに手を出さない理由はなかった。

 

 とはいえ、流石に四人同時というのは大変なので、今回は雪をアシスタントに連れてきている。生徒会総選挙で大変な中、雪は顔色一つ変えずにオレの呼び出しに応じてくれた。

 

 あいつらも龍園の制裁を食らってもうスパイにはならないだろうが、それでもこちらに軽井沢を虐めた証拠が残っている以上、向こうはこちらの指示に従わざるを得ないだろう。

 

 お互いに因縁のある特別棟の三階、そこの男子トイレに真鍋たちを呼び出す。

 

 虐め実行犯の四人は渋々という感じでやってきた。リーダー格であるショートヘアの真鍋、カチューシャを付けたロングヘア―の藪、長い黒髪を二つ結びにしている山下、そして問題のキッカケとなったお団子頭で眼鏡をかけた気の弱そうな諸藤。

 四人はオレと雪の姿を見るなり、強気な視線を向けてくるが、本気でこちらを睨んでいるのは真鍋だけで、残りの三人からはこれから何をさせられるかという不安が感じ取れた。

 

 思った以上に、オレへの恐怖心が強い。

 

 おそらく、制裁を受けた際に、龍園から何か吹き込まれたのだろう――が、問題は何もなかった。とはいえ、向こうもただ黙って呼び出しを受けはしないはずだ。

 おそらく、龍園の指示でこちらの弱みを握るために、ビデオカメラやICレコーダーを仕込んでいる可能性が高い。

 

 だが、そんなものはボディチェックをしてしまえばいいだけの話で、雪に頼んでやってきた四人の制服からICレコーダーと通話や録音になっている携帯を探して貰った。

 

「龍園、そんなに心配するな。もうこいつらをスパイにする気はない。ちょっと軽井沢を虐めてくれた借りを返すだけだ」

『テメェ……尻尾を出したかと思えば、早速やりたい放題やりやがって』

「用の終わった女スパイの末路は決まってるもんだ。そうだろ?」

『……AVの見過ぎだ馬鹿野郎。まぁいい。軽井沢の件については、そいつらの自業自得だ。俺も特に文句を言うつもりはねぇ』

「何なら、このまま声を聞かせてやってもいいぞ? 録音されても問題ないしな」

『ケッ、テメェの弱点にならねーんじゃ、真鍋たちの喘ぎ声なんて聞いた所で時間の無駄だ』

 

 そう言って、龍園は電話を切った。

 

 助けが来ないとわかると、真鍋を始めとした四人の顔が打って変わって真っ青になる。さて、まずは視界を塞ごう。雪に指示して、四人に目隠しをさせていく。

 

 龍園というわかりやすい保護がなくなったことで、真鍋たちももうされるがままになるしかなかった。続けて、男子便器の前でスカートを脱ぐように命じる。

 流石に奴隷にした訳ではないのですぐに行動できず、若干躊躇う様子を見せたが、軽井沢を楽しそうに虐める動画を流してやると、渋々と言う感じで命令に従った。

 

 目隠しをしているというのも大きいだろう。他の仲間には見られないということで、精神的な逃げ道が出来ている。本来なら、声を出してごねてもおかしくない場面だが、若干躊躇うくらいの態度で収まっていた。

 

 最初に動いたのは諸藤、続いて藪、真鍋、最後に山下――諸藤は、気の弱そうな性格をしているみたいだし、脅せば何でもしてくれそうだ。

 逆に山下は羞恥心が強いようで真っ赤になっていた。こういうタイプは一度振り切ってしまえば、何でもいうことを聞くようになる。藪と真鍋はまだ方向性が見えてこないが、まぁ遊んでいる内にどんなタイプかはわかってくるだろう。

 

 今回は趣向を凝らして、普通に食べるのではなく、真鍋たちからオレを求めるように長い時間をかけて躾をするつもりでいる。その記念すべき第一歩だな。

 

 今日のメニューはマ○ターベーション――自慰だ。

 

 この四人には雪の合図で一斉に限界を迎えるまで自分を慰めて貰う。当然、嘘かどうかは見ればわかるので、四人には全力で頑張って貰うつもりだ。

 

 着順も決めるつもりで、一番から順に、次以降の躾をする順番が変わる。が、それを言っては面白くないので、四人には着順を決めるとだけ言っておいた。

 

 しかし、スカートは脱げても、流石にまだ顔もろくに知らない男子の前で自分を慰めろと言われて出来ないようで、目隠しによって何も見えない中、困ったように四人が右往左往している。

 特に真鍋は意外とこういう行為をした経験がないのか、面白いくらいに戸惑っていた。リーダー格の真鍋が一番経験がないというのは予想外だが、それはそれで面白い。

 

 また、藪は見られて興奮するタイプなのか、何もしていないのに変化が出始めていた。もじもじと内またをすり合わせるように落ち着きがなくなってきている。

 

 このまま見ているだけでも面白いが、時間も無限にある訳ではなかった。背中を後押しするように、再び軽井沢の動画を流すと、一斉に四人が手を動かし出す。

 

 最初は探り探りだが、視界が塞がれ、声しか聞こえないというのは感覚を敏感にする。徐々に各々が自分の世界に入り、声を漏らせばそこからはもう一直線だった。

 

 四人の狂乱によって、男子トイレに女子の四重奏がこだまする。目隠ししているので気づかないだろうが、雪がビデオカメラを構えて四人の痴態をしっかりと撮影していた。

 

 これで脅しの道具は増え、もうこの四人はオレの手から逃れることは出来なくなる。

 

 まぁ、流石に龍園のスパイには出来ないだろうが、たまにはセフレとは別にこうして女を飼うのも面白い――と、考えていると、諸藤が一番乗りで限界を迎えた。僅差で藪も倒れ、声が少なくなったことで焦った真鍋と山下が頑張っている。

 

 だが、焦りのせいか、快感よりも緊張の方が勝るようで、なかなか限界に達することが出来ていない。特に真鍋はどうすればいいかわからないらしく、困惑する様子の方が強かった。

 

 可哀想なので、援護してやることにする。

 

 こんな時のために用意しておいた、大人の玩具であるダイノシリーズ――アロサウルスくん2頭にご登場願い、こちらで無理やり刺激を与えていく。

 

 ずっと見ていたので、真鍋と山下の好きそうな場所は大体把握していた。アロサウルスくんの振動を受けて、真鍋と山下が崩れ落ちていく。それでも、責めるのを止めずにいると、二人同時に限界に達し、三位同着で今回の躾は終了した。

 

 

 




 原作との変化点。

・Dクラスに各種目のレクチャーを始めた。
 清隆印の基礎講座。いろいろアイテムを使って、馬鹿にもわかりやすく説明している。地味に基礎が出来るだけで、素人は足が速くなるので試してみてもいいかも。

・真鍋、藪、山下、諸藤の四人に手を出し始めた。
 とはいえ、普通にセフレにする気はなく、個人の素質に合わせた調教を始めるつもりでいる。いわば、自由に動かせる玩具感覚。各個性については独自解釈。



 今話の登場人物一覧。


・綾小路清隆
 櫛田の後ろに隠れながらクラスをけん引中。裏ではCクラス4人にイタズラを始めた。一番最初は様子見と言うことで、ちょっと遊ぶだけにしているが、いろいろ見えてきている。

・椿雪
 生徒会関連で忙しいが、一番は清隆なので呼び出しにすぐに答えた。真鍋たち4人の躾を手伝っている。

・櫛田桔梗
 クラスをけん引してレクチャーを始めた。全体を見ているため、いろいろ手が届かないが、細かい所は軽井沢や松下に任せている。

・佐倉愛里
 一生懸命練習しているだけだが、その姿が人を惹きつけつつある。特に男は揺れるものに目が行くのでどうしても視線は集中し、目の保養と頑張っている姿を見て自分もと奮起する独自のサイクルを形成している。

・軽井沢恵
 松下と仲良くしつつも、どっちが上か競っている。しかし、他に増える可能性や、上のセフレメンバーに勝つためにも、地味に手を組んだ方がいいのではないかと思考中。

・松下千秋
 軽井沢からライバル視されているが、本人としては特に気にしていない。夏休みに手を縛られて拘束プレイに目覚めつつある。

・佐藤麻耶
 地味に前から清隆に注目している。しかし、今回は体育祭を頑張るために、邪な考えは捨てて運動に注視している。

・篠原さつき
 やると決まった以上はやるということで、努力を重ねている。今の所、池を気にする様子はそこまでない。

・真鍋志保
 遂に呼び出しを受けた。四人の中で一番性に疎い。今はまだ清隆や雪を睨みつける余裕がある。

・藪菜々美
 性的な視線を受けると興奮するタイプ。基本的に少し強気な態度をしているが、心の奥底では何をされるのか恐れている。

・山下沙希
 羞恥心が強く、恥ずかしいと感じると興奮するタイプ。自然体を取り繕っているが、心の奥底では何をされるのか恐れている。

・諸藤リカ
 裏切り行為を働いていたのは上記三名の為、四人の中で唯一龍園からの制裁を受けていない。しかし、軽井沢虐めには関与していたので呼び出しを受けた。気が弱くて押しに弱く、相手の言うことを何でも受け入れるタイプ。最初から何をされるのか恐れていた。

・龍園翔
 真鍋たちから、綾小路に呼び出しを受けたと言われ、何をする気なのかわからずに盗聴することを決める。しかし、結局は軽井沢の件の報復とわかり、真鍋たちを食べるつもりだと理解したため好きにさせることにした。問題を起こして裏切りまで働いたやつらを助ける義理は欠片もないという考え。


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