ようこそ俺小路くんの無念を晴らす教室へ   作:おこむね

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♯064 『大グループ作成』

「もう少し時間がかかると思ったが意外と早かったな。どうだ1年、これからすぐにでも大グループを作らないか?」

 

 1年のグループが出来上がったことを確認すると、南雲がそう提案してきた。

 本来であれば、今日の夜に決めるであろうことだが、このまま移行してしまった方が面倒が少ないと考えたのだろう。

 

 これに驚いたのは教師側だ。まさか、生徒側がいきなり大グループを作る動きを見せるとは思わなかったのか、慌ただしく動き始めている。

 

「3年も問題ないですよね、堀北先輩」

「ああ。こちらもその方が都合がいい」

 

 元生徒会長と、現副会長がそう声を上げれば、反対できる生徒など1年の中にはいない。いや、正確にはいないこともないが、反対した所で無意味だ。

 結局、大グループを作る以上、彼らの言っていることは特に間違っていない。

 

「どうスかね。ドラフト制度みたいなもので決めるのも面白くないッスか? 1年の小グループの責任者6人がじゃんけんして指名順を決める。勝った順に、2年と3年の小グループを指名していけば大グループの完成です」

「1年の持つ情報量は少ない。公平性に欠けていると思われる」

「公平に決めるなんて不可能ですよ。結局、個人で持っている情報に差はあるんですから」

「……一年に問題がないのであれば、こちらは異存ない」

 

 堀北兄がそう声を上げると、一番前にいた的場が1年を代表するように、「問題ありません」と声を上げた。どの道、こちらに何かをいう権利などないだろう。

 

「んじゃ、すぐにでも始めようか」

 

 南雲はそう言って笑みを見せると、自分のグループに合流した。1年にわかりやすくするためだろう、各自6つのグループに分かれていく。

 

 1年は責任者が前へ出て行った。

 

 葛城、神崎、平田、金田、森山、オレの6人でスッと手を前に出していく。最初はグーから始まる古来よりある戦いは、金田が一番に指名順を勝ち取った。

 

「どのグループを選ぶか、相談しあってもいいぞ」

「いや、選ぶグループは決まってるぜ」

 

 南雲の優しい言葉を蹴るように、金田ではなく龍園が、堀北兄がいるグループを指名する。それを見て的場が舌打ちをした。どうやらあいつらも堀北兄がいるグループを狙っていたらしい。

 

 続く2番手のオレは南雲を指名した。確か、原作でも南雲のグループは2位になるはず――と、考えていたが、よく見ると変わっている所もあった。

 原作では、南雲以外の二年はCクラスやDクラスのメンバーが多い中、今回の南雲は自分の周りをAやBクラスで固めている。

 

「よくやったぞ、清隆。堀北先輩か南雲先輩は鉄板だ。やはり、他のグループに比べても、頭一つ抜けてる」

 

 と、啓誠ですら、喜びを見せるほどだった。

 

 続けて、的場が3年のAクラスが多いグループを。平田が自分の知っている先輩が多くいるグループを選択し、神崎、森山もそれぞれ残りの中で優秀なグループを順に選んでいく。

 二巡目からは、先程と逆に森山から指名が始まり、オレも選ぶ間もなく残った3年のグループと合流することになった。

 

「堀北先輩。偶然にも別々のグループになったことですし、一つ勝負をしませんか?」

 

 南雲がまさに今思いついたとばかりにそう声を上げるが、3年からはため息のようなものが返ってくる。堀北兄も鋭い視線を向ける中、体育祭でも仕切りをやっていた藤巻が前へと出てきた。

 

「南雲。これで何度目だ、いい加減にしろ」

「何度目とはどういうことでしょうか? 藤巻先輩」

「お前がそうやって堀北に勝負を挑むことに、これまで口出しすることはしてこなかった。だが、今回は1年を含めた大規模な特別試験だ。お前個人の玩具にするような行為を認める訳にはいかない」

「どうしてッスかね? この学校では1年も3年もありませんよ。それに、特別試験のルールブックにも宣戦布告を禁止する条項は書いていません」

「基本的なモラルの話をしている。書かれていなくとも、やっていいことと悪いことがあるだろう」

「俺はむしろ、同じ学年の争いを望んでいる先輩たちこそ、在校生の伸びしろを潰そうとする悪いことだと思いますけどね」

「……お前は無暗に敵を作りすぎる。だから、生徒会長になれなかったんじゃないか?」

 

 1年に負けた生徒会副会長――それは、南雲の逆鱗だ。藤巻は諭すように口にしたが、南雲にしてみれば怒りのツボを全力で踏まれた気分だろう。

 

 その証拠に、先程までの余裕ぶった態度が一変、殺気をまき散らすように藤巻を睨みつける。

 

「なら、その会長になれなかったやつの実力見てみますか? 俺は別に藤巻先輩が相手でも構いませんよ。あなたが俺と戦ってくれるなら、今回は堀北先輩への挑戦を諦めたっていい」

 

 暗に潰すと言われ、無意識に藤巻が後ずさった。龍の逆鱗に触れたことに気づいたのだろう。他の3年も南雲の殺気に怯えて口を閉ざしている。

 

「……南雲。俺は今までお前の要望を断ってきた。何故だか、わかるか?」

 

 だが、他の3年が動けなくなる中、堀北兄が入れ替わるように前へ出て南雲の殺気を受け止めていく。南雲も、それを見て、渋々といった様子で矛を収めた。

 

「……まぁ、単純に考えれば、無益な争いを望まないからッスかね」

「そうだ。お前の好む争いは、他人を巻き込みすぎる」

「それがこの学校のやり方だと思うんですけどね。まぁ、そこは平行線――言い争ってもお互いに納得はしないでしょう」

「2年と3年で勝負することに意味のある試験だとは思わない」

「意味なんかいりませんよ。俺はあくまでも堀北学という一人の男に挑戦したいだけです。体育祭ではイレギュラーの乱入もあってしてやられましたからね。その鬱憤を晴らしたいという気持ちもあります。何せ、あなたはもうすぐ卒業していなくなってしまうのだから」

 

 今の南雲を放置すれば、憂さ晴らしに何をするかわからない。堀北兄がため息を一つ吐く。

 

「何を以て勝負とするつもりだ?」

「どちらがより多くの生徒を退学させられるか――ってのはどうです?」

「冗談はよせ」

「割と本気です」

「なら、お前との勝負は実現することはないだろう。他人を巻き込むような勝負をするつもりはない」

「……わかりました。今回は堀北先輩の顔を立てます。では、どちらのグループがより高い平均点を取れるか。それがシンプルでわかりやすいでしょう」

「わかった。それなら受けて構わない。ただし、再度念を押すが、俺とお前の個人的な戦いだ。他を巻き込むな」

 

 特別試験の方法からしても、相手グループの足を引っ張るのは一つの策でもある。南雲としては、それで堀北兄の持ち駒を減らすつもりだったのだろう。

 

「この試験の本質は、あくまでもグループの結束力を問われるものだ。間違っても相手グループの隙を突き、かき乱していくものではない」

「……成程。勝つために堀北先輩の駒を攻撃する方法はなし、ということですね。わかりました、それでいいッスよ」

「こちらのグループに限らずだ。他の生徒を潰すようなやり方は認めない。お前が何かしらに関与したと判明した時点で、この勝負は無効とする」

 

 これで堀北兄以外のグループを使って、間接的に攻撃する――という手段も取れなくなった。しかし、南雲の真の狙いが橘潰しである以上、意味のない約束をしただけだ。

 

「……わかりました。勝負を熱望しているのは俺だけのようですし、その条件を受け入れますよ。あくまでも正々堂々、どちらがよりグループの結束力とやらで高い点数を取るか。その勝負をしましょう。互いのプライドを懸けて」

 

 南雲の言葉に、堀北兄は返事をしなかった。プライドを懸ける必要もないと考えているのだろう。堀北兄にしてみれば、子供の遊びに付き合う親戚の気分に違いない。

 

 しかし、そうやってまともに南雲を相手にしなかったからこそ、お前は橘を狙われた。オレや雪に任せるのではなく、どこかで一対一の勝負を受け、ガス抜きをしてやるべきだったんだ。

 

 まぁ、そのおかげで橘を助けて恩を売れると考えれば、こちらとしては別に悪いことでもないのだが――

 

 

 

◇◆

 

 

 

 大グループの作成が終わると、男子はグループ毎に1週間生活する部屋に案内された。部屋の中は、木製の2段ベッドが設置されており、各々が好きにベッドに荷物を置いていく。

 

 まぁ、喧嘩さえしなければ、誰がどのベッドだろうと構わない。Dクラスが多いから、まずはDクラスに決めさせ、次に余った場所を戸塚に選ばせる。

 残りの3か所がCクラスの場所ということで、オレは一番最後まで余ったベッドに鞄を置いた。

 

 部屋の割り振りが完了すると、後は自由時間。男子は大グループも出来ているので夕食まで何もすることがなくなった。

 おそらく女子は原作通りに昼過ぎまで揉めているのだろう――夕食の報告が楽しみだと思いながら時間を潰して、食堂まで歩いていく。

 

 夕食の時間になると、ようやく女子と接触が出来る。どうやら、食堂は500人が入れる広さになっているようで、かなりの数の生徒が溢れていた。

 

 携帯もないので、なかなか合流は難しいかもしれないが、予めセフレたちにはオレが食堂入り口の右奥にいると伝えてある。丁度、席も空いているので、先に食事を持って待っておくことにした。

 

「清隆、お待たせ」

 

 雪を筆頭にセフレたちが全員集合する。今回、小グループを作る際、雪には責任者になって他のセフレを集めるように指示していた。

 

 その甲斐はあったようで、Cクラスは雪、桔梗、愛里、堀北、軽井沢――いや、恵に千秋、佐藤、波瑠加、篠原、前園、森と、セフレが全員固まっている。

 その他のメンバーも、Dは伊吹とひより、Bは一之瀬、Aは真澄と完璧に合流できていた。

 

「上手くいったようだな」

「大変だったけどねー、BクラスがDクラスと一緒になるのは嫌だーってごねてね。グループが決まるのかなりギリギリになったんだ」

 

 桔梗が困ったようにそう笑みを浮かべる。やはり、女子でもBクラスとDクラスは揉めたようだ。

 

「そちらはうちも似たようなものだな。で、坂柳はどう動いた?」

「真っ先にAクラスの女子を9人集めて、B、C、Dから残りのメンバーを集めていたわ。最初にAクラスが固まってグループを作ったのよ」

 

 堀北がすぐに情報を伝える。やはり、坂柳は原作通りに12人ではなく9人チームを作ったか。

 

 これは推測だが、今回の坂柳はあまり攻める気がない。おそらく、男女別ということで、オレと同じく萎えているのだろう。相手になりそうなオレや龍園がいないのだからな。

 

 だからこそ、自分以外のAクラスの生徒がグループの半分になるようにグループを作った。

 そうすれば、坂柳の持つ身体的デメリットを理由に、あいつを道連れにすることは出来なくなる。とりあえず、様子見といった所か。

 

「ずるいよね。Aクラスは守っていればいいんだから」

「そうだな。で、他のグループはどうなった?」

 

 佐藤の愚痴に相槌を打ちながら、他のグループの確認もしていく。

 どうも原作知識だといろいろ情報が足りないせいで、どうポイントが動くのが不鮮明な部分がある。グループの確認は急務だ。

 

「AクラスとCクラスは特に問題はなかったんだけど、BクラスとDクラスがもう犬猿の仲って感じだね。キョーちゃんも言ってたけど、絶対組みたくないって大騒ぎ」

「男子も似たような感じだな」

「で、でも、そのおかげで、真澄さんやひよりちゃんたちを引き込めたんだよ」

 

 波瑠加と愛里がそう話す。どうやら、どさくさに紛れて上手くやってくれたらしい。

 

「うちのグループは、11人4クラス構成でかなりバランスがいいね。後はBクラスが11人3クラス構成で、AとCから2人ずつ連れて行ったよ」

「Dクラスは10人3クラス構成だった。うちから2人とAから3人連れて行ってる」

 

 先程の堀北や、今の千秋、恵の話をまとめると、Aクラスは15人4クラス構成で内訳はAが9人、B、C、Dが2人ずつ。Bクラスが15人3クラス構成で内訳はBが11人、AとCが2人ずつ。

 で、うちが15人4クラス構成で、内訳はCが11人、AとBが1人、Dが2人。Dクラスが15人3クラス構成で内訳はDが10人、Cが2人、Aが3人――つまり、残りはAが5人、Bが6人、Cが3人、Dが6人となる。

 

「残りがもう荒れに荒れちゃってねー。BクラスはDクラスを断固拒否しちゃってるし、Cクラスの子も別れたくないって言うし、Aクラスは問題の多いBとDを避けて勝手にCクラスと8人グループ作っちゃうし、DクラスはDクラスで分かれる気ないし」

「結局、5つ目のグループはAが5人、Bが2、Cが3人の3クラス構成。6つ目が数合わせでBが4人、Dが6人の2クラス構成になったわ」

 

 一之瀬と真澄がそう話を纏めた。結局、一之瀬の説得でBクラスが妥協して二つに分かれたらしいが、6つ目の数合わせチームは雰囲気が最悪だという。女子も大変そうだが、これも龍園の策略のせいだろう。

 

 まだ推測の段階だが、あいつもあいつで、おそらくこの試験で何かをするつもりだ。

 

「それで、あんたは今回何を企んでる訳?」

「確かに、清隆くんがこのまま黙って様子を見ているとは思えないですね」

 

 と、伊吹とひよりが探りを入れてくるが、全く動く気はなかった。

 勿論、試験は無難にこなすが、橘を救済する以外で動くつもりはない。どうも、他にオレが動く事態にはならなそうだしな。

 

「今は秘密だ」

 

 セフレたちが同じグループになれた時点で、この試験でオレが危惧することはほぼなくなった。とりあえず、意味深な返事をしてはおくが、彼女たちの期待に応えることはないだろう。

 

「とりあえず、大グループが決まったらまた状況を教えてくれ。特に雪、例のあの人のグループの様子はしっかり見てくれ」

「了解だよっ」

 

 もし、オレの予想が正しければ動いてくるはずだ。しかし、男女別の試験である以上、もうオレに出来ることはない。

 

「清隆、元気ないね」

「男子も大変だったの? さっきすれ違った時、平田くんからは割とスムーズに決まったって聞いたけど」

 

 雪や桔梗がオレを心配してくるが、別に体調が悪いわけではなかった。

 ただ、何故こんなに美少女が揃っているのに、オレはこんなに虚しさを感じるのか――と、自問自答していただけ。

 

 とりあえず、雪たちにも男子の状況を説明していく。オレが数合わせのグループになったと聞いた時点で、勘のいい奴らはオレがやる気ないことに気づいたようで苦笑いを浮かべていた。

 

「ねぇ、清隆。溜まってるならお口でしてあげようか? これだけ人数がいれば隠せるだろうし」

 

 と、雪が耳打ちしてくる。魅力的な提案ではあるが、これだけ人が多いと万が一のことも十分起こりえる可能性があった。

 

「いや、気遣いだけ受け取っておく。それよりも、頼んだことをしっかりしてくれ」

 

 何だかんだ、もう食べ始めてから結構経つ。オレは先に食べ終えていたので、そろそろ部屋に戻ることにした。

 

「とりあえず、揉めないようにな。まぁ、お前たちには言うまでもないことか」

 

 揉めればオレの不興を買うとわかっている以上、目に見えて騒ぎを起こすバカはセフレたちの中にはいない。

 心配なのは、セフレじゃない数合わせの篠原、森、前園だが、こいつらもグループの上位カーストである恵や千秋がいれば揉め事を起こすこともないだろう。

 

 貴重な情報は収集できたし、誰がどういう風に動こうとしているかも見えてきた。

 

 後はオレにメリットが多く来るように動くだけだ。後はマイナスにならない程度に適当に流していけばいい。

 問題は、1週間の禁欲生活だ。見栄を張らずに、雪の提案を受け入れておくべきだったかもしれないと思うのは、そう時間がかからなかった――

 

 

 




 原作との変化点。

・大グループの内約が多少変化している。
 龍園が堀北兄を指名したり、南雲のグループがAやBクラスのメンバーで固まっていたりと小さな変化があった。が、大まかな流れは変わらずに南雲が堀北兄に喧嘩(嘘)を売っている。

・女子はセフレ組でグループを作らせた。
 退学しないという観点では、これが一番確実。神室や椎名を退学させて自クラスに移すことも考えはしたが、後々の後遺症が大きすぎるので無難な策に切り替えている。

・坂柳も動く気なし。
 原作のように一之瀬を拒絶するようなことはなく、無難に全クラスからメンバーを募集している。その代わりに、男子と同じくBクラスがDクラスを拒絶しているのを見ながらいろいろ様子を探っていた。



 今話の登場人物一覧。


・綾小路清隆
 原作知識と現在の状況から、何が起きようとしているかを大体察している。が、内心ではがんばれーと言うような感じ。

・椿雪
 Cクラス小グループのリーダーとして、セフレ組を纏めた。普段、こういう時は櫛田が仕切るが、雪が仕切っても問題なくクラスは指示に従っている。

・堀北鈴音
 Aクラスを強く警戒している。その上で、今の自分たちのグループのメリットを生かすためにも結果を出そうと考えている。

・櫛田桔梗
 今回は雪に指揮を任せている。代わりに、あぶれてしまったメンバーのメンタルケアに回ってクラスを支えている。

・佐倉愛里
 仲の良いメンバーでグループが出来て満足している。清隆のためにも、結果を出そうと奮起している。

・軽井沢恵
 櫛田と共にクラスのメンタルケアに回っている。また、同じグループでもセフレではない篠原や前園、森が暴走しないようにも目を光らせている。

・松下千秋
 堀北と共に、他クラスの情報収集に注視している。Aクラスも不気味だが、BクラスとDクラスの状況にも目を光らせている。

・佐藤麻耶
 まだ役割などはわからないが、とりあえず頑張ろうと意気込んでいる。

・長谷部波瑠加
 レア枠故に、役割などないが、愛里の手伝いをしながら頑張ろうとは思っている。

・篠原、前園、森
 あぶれたメンバーで上手くグループに入れた組。全員、前向きに試験に取り組もうとしている。

・坂柳有栖
 清隆同様に、今回は動く気がゼロ。無難に試験をこなすことを考えている。

・神室真澄
 Aクラスで浮いていた所を、上手くCの小グループに連れていかれた。自分のクラスよりも居心地の良さを感じている。

・一之瀬帆波
 Bクラスのメンバーが想像以上に頑なにDクラスを拒絶するので説得に苦労していた。そのどさくさで、雪が一之瀬を何とか自グループに引き込んでいる。

・伊吹澪
 いい笑顔をした櫛田に肩を掴まれた時点で白旗を上げた。龍園からも大きな指示がなかったことから好きにしている。

・椎名ひより
 龍園に狙われる可能性があったので、雪が早い段階で保護した。Cクラスメンバーの動きを見て、自分も負けないようにせねばと気合を入れていた。

・堀北学
 原作通りに南雲の挑戦を受けた。何かきな臭いものは感じているが、南雲が自分との勝負に不正をするわけがないと信じ切っている。

・南雲雅
 副会長ではあるが、まだ雪が新米生徒会長と言うことで今回の試験の全権を任されている。原作通りに、橘退学計画を遂行中。もし、ここで堀北兄が本気で戦ってくれるようなことがあれば、違う道もあったかもしれねぇ。

・龍園翔
 原作と違って意欲的に動いている。大グループメンバーも、無難に勝ちの目が高い堀北兄のグループを選んでいた。


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