仮面ライダーディケイドセカンド   作:akua_opuki

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このお話から新章です。


第8話 破壊者の編入

突然の編入が決まり新たな学園生活を送る事になった俺。

今日はその初日だ。

バタバタしていたのでつぐみや大樹に説明もする暇もなく迎えた。

まぁ、どうにかなるだろう。

「やっぱ慣れないな。」

空野高等学校の制服をきた俺。

鏡を見ても違和感しかない。

「司~あら?似合ってるじゃない。」

義姉さんが部屋に入ってきて言う。

「そうかなぁ。」

「似合ってるって。さぁ、ご飯食べて早く行くわよ。」

「へーい」

朝食を済ませた俺は義姉さんの車に乗る。

「そうそう司のクラスは“2年C組”だから。」

「わかったよ。」

「あと、私が担任よ。」

「えっ?マジかよ。」

「何よ文句ある?」

「いっいや、ないけどさ。」

「なら、良いじゃない。」

義姉さんは車を走らせ学校へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[学校]

「司はまず生徒会室に行ってからクラスに来て。」

「あぁ、わかった。」

生徒会室かあの会長が居るんだよな。

「またあとでね司。」

「はいよー」

いったん別れた俺は生徒会室に向かった。

「はぁ…失礼します。」

ノックをした俺。

「はいはーい。入って入って~」

返事が返ってきたので中に入る。

「うんうん、似合ってるね。」

「ありがとうございます。」

「そんなに警戒しなくて良いよぉ。

 取って喰おうって訳ではないから。」

「そうっすか。」

「その顔は疑ってるな~。」

「えぇまぁ。」

「会長ショック~。」

「…………」

やっぱ苦手かも。

「黙らないでよ~……んじゃ、本代に入るね?」

「はい。」

「協力って言ったけど何をすればわからないよね?」

「えぇ。」

「まずは生徒会に入ってもらいたいの。」

「生徒会に!?」

「うん。バイトとかしてないでしょ?」

「してないけど。」

「なら大丈夫だね!」

「いや!でもっ」

「素直に言う事聞いてくれたらご褒美あげる♪」

「なっ!?」

ご褒美だと一体どんな?

「あっでも!私、彼氏いるからエッチな事はできないけど。」

「いやしねぇから!」

彼氏持ちかよ。

「しないの?魅力ないかなぁ?」

「いやっ黙ってれば綺麗っすよ。」

「本当?嬉しい!って酷くない!?」

「褒めてるんっよ。」

黙ってればね会長は綺麗だと思う。

そこは認めるよ素直にな。

「そっかなぁ。まっ良いよ生徒会入ってくれる?」

「別に良いっすよ義姉さんの許可がおりれば。」

「そう良かった。大丈夫、許可は事前に貰ってるから。」

「マジっすか。」

義姉さんは何も言ってなかったぞ。

「だからもう生徒会の一員だね。ご褒美の希望はある?」

「希望っすかまぁ考えときます。」

「了解~どんな事するんだろ私~。」

「良く考えときます。話はそれだけっすか?」

「うん、詳しい話は放課後にね~

 んじゃ早くクラスに慣れる良いね~」

「あざっす。失礼しました。」

俺は生徒会室をあとにし自分のクラスへと向かった。

「一歩前進かな。私も学園生活を楽しもうかな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[2年C組]

「やべぇ、緊張する~」

自分のクラスの前にくると急に緊張してきた。

「司?何してるのよ?」

「うわぁっ!?義姉さん!?」

教室から義姉さんが出てくる。

吃驚した~。

「ほら、入りなさい。」

「うん。」

緊張したまま俺は教室に入る。

「司、自己紹介。」

「とっ士坂司です。よろしくお願いします。」

「それだけ?」

「それだけって義姉さん!」

「学校では汐利先生って呼びなさいよ。」

「了解。」

「もぅ。今日からこのクラスの一員となる私の愚弟よ。

 皆仲良くしてあげてね見た目は不良っぽいけど案外小心者なのよ。」

「小心者言うなよ……」

「何よ?文句ある?」

「はいはいありませんよ。」

「はいは一回。それじゃ、席は“優奈ちゃん”の隣ね。」

義姉さんもとい汐利先生が指定した席に座る。

「よろしく」

「“奈々瀬優奈(ななせゆうな)”です。

 よろしくお願いしますね司君。」

可愛い子だな。

性格は大人しそうだしそれにおぉ!胸はDぐらいかな。

「司~女の子の胸ばっかり見ないの!」

「みっ見てねぇよ!」

「本当かしら?

 優奈ちゃん変な事されたらすぐ先生に言ってね!絞めとくから!」

「はい、わかりました汐利先生~」

「それじゃHRの続きをするわね~」

「ふふふ、汐利先生と仲が良いんですね?」

「まぁな。でもすぐ怒るぞ。」

「司!聞いてるの!」

「ほらな…聞いてるって!」

クラスから笑いがこぼれた。

「本当ですね。」

優奈ちゃんは微笑んだ。

可愛いな。

HRが終わり俺の周りにクラスの連中が集まった。

主に男子が。

「士坂君!汐利先生は家ではどんな感じ!?」

「やっぱ、違うのか!?」

「羨ましいぜあの汐利先生と一緒に住んでるなんて!」

男子達が質問責めする。

「えっと……そのっ」

前言撤回、小心者だわ俺。

「皆!士坂君が困ってるから!順番に!」

一人の女の子がクラスの連中に言った。

すると、一斉に一列になる。

すげぇな。

「ごめんね士坂君。皆、転校生が珍しいから昂奮しちゃったみたいで。」

「ありがとうえっと…」

「あっ、私。一条瑛花(いちじょうえいか)。このクラスの委員長をしてるの。」

「そうなんだ、ありがとう一条さん。」

「瑛花で良いよ。」

「それじゃ、瑛花さん。」

「さんもいらないって私も司って呼ぶから。」

「おやおやいきなり呼び捨てですか、瑛花ちゃん。」

優奈ちゃんが会話に参加する。

「そっその方が馴染めやすいでしょ!優奈。」

「ほんとですか~。」

「そうだよ!あっ待ちなさい優奈!」

「あはは、瑛花ちゃん可愛いです~」

二人は仲が良いみたいだ。

一条さんいや瑛花のお蔭でスムーズに質問が進んだ。

なんか楽しいな。

つぐみや大樹は元気でやってるだろうか。

ちょっと気になるな。

それから授業が始まり昼休みになる。

「司君、学食に行きませんか?」

「学食?あぁ良いよ。」

「なら行きましょう!席は瑛花ちゃんが取ってくれてるので。」

俺と優奈ちゃんは学食に向かった。

 

 

 

 

[学食]

「優奈!司!こっちこっち!」

瑛花が俺達を見つけると手を振る。

「瑛花ちゃん連れてきましたよ~」

「言わなくてもわかってるって!」

「えへへ。座りましょう司君。」

「あぁ。」

「あともう一人きますから!」

「うんわかったよ。」

女の子かな?

「来たみたいだよ、優奈。」

「えっ!?“彰君”~!」

「叫んばんくても聞こえてる。」

一人の男子が歩いてくる。

「紹介しますね!私の幼馴染みの“秋山彰(あきやましょう)”君です!」

優奈ちゃんが元気良く紹介する。

「おい、優奈。自分で言えるから。

 改めて秋山彰だクラスは“2年A組”だよろしくな。」

握手を求めてくる。

「士坂司だ。よろしく!」

秋山の手を取り握手する。

「俺の事は彰で良い君付けは一人で十分だからな。」

苦笑いで言う。

「なら俺も司で良いぜ。」

「自己紹介も終わったみたいだし。注文しようか。」

瑛花がしきる。

「それで凄いんですよ彰君!

 司君転校初日なのに授業についていってるですよ!」

「私も同じ事思ったよ。」

「それは凄いな。司、頭良いのか?」

「いや、自分ではそんな頭良いって思わないからな。悪くはないけどさ。」

「前の学校は?」

「桜高等学校だ。」

「なるほど理解した。」

「知ってるのか?一条?」

「知ってるも何もお金持ちや芸能人やなる子が通う学校だよ秋山。」

「そうなのか。知らんかった。」

「彰君は他校あんまり興味ないですもんね。」

「いっいや、そう言う訳ではないのだが。

 一条が知ってるのは納得いったけどな。」

「納得?」

「そっか言ってなかったね。私、“一条財閥”の娘なの。」

「マジで!?」

一条財閥といったらこの街で一番デカい企業だぞ!?

「親がだよ。次期当主になるけど。」

瑛花が淡々といった。

「それでもすげえよ!」

「そっかな。」

「あぁ!」

「ありがと……」

「瑛花ちゃん照れてる~」

「照れてない!」

「優奈あんまり一条をからかうなって言ってるだろ?」

「だって、瑛花ちゃん可愛いんですもん。」

「優奈~」

「あはは。本当に仲良しだな。」

「えぇ!私と瑛花ちゃんは親友ですから!」

「そっか。親友か………」

大樹の奴寂しがってないかな。

「司?どうした?」

「いやな、親友に挨拶する暇もなく転校したからな元気かなと。」

「そうか話せると良いな。」

「あぁ!そうだ瑛花。党堂大樹って知ってるか?」

「大樹君ね、知ってるよ。パーティとかで良く会うから。」

「やっぱり、大樹は金持ちの坊っちゃんだったんだな。」

こうして会話を楽しみながら昼休みを終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハックション!」

「どうしたの?大樹君?」

「う~ん多分司当たりが僕の噂でもしてるさ。」

「司………向こうで上手くやってるかな?」

「汐利さんも居るし大丈夫さ!

 まぁ、次会った時にでもご馳走にでもなろうじゃないか。」

「そうだね!私達に挨拶もなく居なくなるんだもの司の罰だね!」

「あぁ。僕達はこっちで楽しもうじゃないか!」

「うん!」

 

 

 

 

 

[放課後]

午後の授業を終え放課後になった。

「司君!部活とかやらはいんですか?」

「ん?あぁ、俺生徒会に入る事になったんだよ。」

「いきなりですか!?」

「そうなんだよ、会長に入ってくれと言われてな。」

「会長さんにですか。でも良かった!一緒に行きましょう!」

「えっ?一緒に?ちょっ優奈ちゃん!?」

俺は優奈ちゃんに引っぱられ生徒会室に連れて行かれた。

 

 

「失礼します会長さん。」

「ん?優奈ちゃんと……おや、司君。」

「失礼します。」

「司君、ご褒美何にするか決った?」

「ご褒美?」

「いっいや!そんな事より会長詳しく説明してくれ!」

「焦らないでもうすぐで集まるから。ほら、来た!」

「失礼します!」「失礼します会長」

彰と瑛花が生徒会室に入ってくる。

「えっ?二人共?」

「“雅人君”は休みだから取り敢えず揃ったね!

 よろしく頼むよ第二生徒会諸君。」

「はぁ!?説明になってないっすよ!」

「んもう、司君のせっかちさん。

 司君、秋山君、優奈ちゃん、瑛花ちゃんあともう一人の5人で

 第二生徒会に入って貰ったの。主に私達第一生徒会のサポートって事だよ。」

「世界を救うってのは?」

「あっまだ説明してなかった?私ってば忘れん妨さん♪」

「会長……」

「瑛花ちゃん睨まないでよぉ。ちゃんと司君に説明するから~」

「なぁ、彰。瑛花って」

「会長を睨む事ができるなんて凄いだろ?」

「まぁ、会長さんはあんな感じですからね~。」

「そこ!私の悪口だな~」

「はぁ……会長」

「わかったから瑛花ちゃん怒らないの。さて、説明するよ?」

おちゃらけてた会長が真剣な顔になる。

「世界を救うってのはね司君。“ディケイドの暴走”を止めるって事なんだよ。」

「ディケイドの!?」

「そう、司君が持ってる破壊者の記憶が刻まれてるメモリ。

 その影響でこの街、世界がね大きく変化してるんだ。」

「変化?」

「うん。この街にね怪人が現れるようになったの。」

「このメモリのせいで?」

「そう。まぁ今の司君には理解できないけどねその内分るから。

 んで、怪人を倒す為にはライダーの力が必用で多く集まってるのが

 この生徒会なんだよ。」

「じゃ、会長や皆も?」

「そだよ~って言っても第一生徒会メンバー3人と

 秋山君、瑛花ちゃんそして司君だけなんだよ。」

「そんなにいるんすか!?」

「そうだよ。でも世界を救うには怪人を倒すだけじゃなく

 “9つライダーメモリ”を集めないといけないの。それもね特殊な奴。」

「特殊とはなんすか?」

「“クウガ、アギト、龍騎、555、剣、響鬼、カブト、電王、キバ”の9つ。

 で、あるのが生徒会副会長の“クウガ”生徒会会計の“アギト”私の“電王”

 瑛花ちゃんの“響鬼”の4つ。あと、5つ必用なんだ。」

「あれ?彰は?」

「秋山君はメモリを使わないライダーそれもこの街だけのライダーだよ。」

「そうなのか!?彰?」

「あぁ、そうだ。」

「ライダーって色々なんだな。」

「理解してくれた?司君?」

「えぇ、一通りは。」

「なら、良かった。勿論!怪人を倒したりメモリを集めるだけじゃなく

 普通に生徒会の仕事もしてもらうからね!覚えておいて。」

「わかりました。」

「あとあと!正体は私達生徒会メンバーしか知らないから。

 他の人にはバレない様に!会長命令!」

「了解っす。」

「堅い話でこれで終わり!さて、司君!ご褒美の件だけど…」

「わぁっ!?会長それはあとで!」

「ご褒美って何だ?司?」

「こっちの話だよ彰!気にすんな!」

「えぇ~皆には言えない事~?」

「司君?」

「司まさか貴方って………」

「なんだよ二人共。」

「変態さん?」「変態?」

「どうしてそうなる!?」

「司………」

「いや、彰!肩に手をおいて黙りこむな!」

「あはは。青春だね~」

「会長が原因だろ!あぁもう!皆話を聞いてくれよ!」

誤解をとくのにひと苦労した一日だった。

 

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