仮面ライダーディケイドセカンド   作:akua_opuki

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連続投稿申し訳ないです。


第4話 破壊者のトレジャー

クリスマス、お正月が過ぎ俺達の学校は冬休みに入っていた。

宿題は追々やるとしてどうするかな?

義姉さんは先生だから学校だし。

つぐみは何してるかな、暇か?

いやでも呼び出すのも悪いよな。

「う~んどうしようかな~」

<<ピンポーン>>

「ん?誰だ?」

迷ってたらチャイムが鳴った。

「はい?どちら様~?」

ドアを開けた

「やぁ、つかっ」

うん、気のせいだったな。

「君!ドアを開けたまえ!」

何も聞こえない。

気のせいだ気のせい。

そうに決ってる朝7時に普通、人の家訪ねるか?

俺なら絶対にしない。

「司ぁ!さっさと開けたまえ!この僕が風邪を引いても良いのか!」

近所迷惑な奴だな。

「わかったよ、ほらさっさと入れ。」

「全く、凍える所だったよ。」

お邪魔しますも言わないのかコイツは。

「で?何の様だ?大樹?」

「君は僕にお茶も出さないのかい?」

「ちっ…………へいへい。」

舌打ちをした俺は渋々お茶を淹れた。

「で?用件は?」

「そうそう司。君、今日暇だよな?いや暇だ。」

「勝手に決めるなよ、暇だけど。」

大樹の奴、人の話聞かないからな。

「ならば今日僕に付き合いたまえ!」

「は?」

よくわからない。

「だから、今日一日中この僕に付き合いたまえ。」

「一日中!?おいおいマジかよ!」

「大丈夫さ寝る所は現地で決める!」

「現地ってえっ!?」

「よし!そうと決れば着替えとかを準備して来たまえ!あっ、汐利さんの許可はいただいているから安心したまえ!」

「あっあぁ。」

あまりの急展開についていけなかった。

ってか義姉さんの許可いつ取ったんだよ大樹。

「さっさとしたまえ!」

「わかったよ!」

しょうがない支度するか。

支度をする為に俺は自分の部屋に戻った。

 

 

 

 

 

「やれやれ、まずはクリアかな。楽しみになってきたよ司。」

 

 

 

「なした?大樹?」

「はっはやいな!もう少しゆっくりしたまえ!」

「んだよ、ほら支度したぞ?」

「ならば行こうか!」

「だから何処に?」

「さぁ、着いて来たまえ!」

「聞けよ人の話。」

そして俺達は外に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[外]

「さぁ、行くぞ司。」

「いやだから何処に?」

「田舎に!」

「はぁ!?」

田舎ってどういうことだよ。

ってかこの街も田舎じゃないか。

「正くは町外れの所さ。」

「歩きか?」

「まさか!君は歩いて行く気かい?」

「なら、なんだよ?」

「学校に着いてからのお楽しみさ。」

一回学校行くのかよ。

コイツとまともに会話できないのか。

「司、失礼なことでも考えてないかい?」

「気のせいだ。」

エスパーかよ。

本当先が重いな。

そう言い俺と大樹の二人は学校へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

[学校]

「着いたか…………」

たわいもない会話をしながら歩いていたらあっという間に学校に着いた。

「あっ!司!大樹君!」

「つぐみ!?」

「やぁ、つぐみちゃん。流石、待ち合わせぴったりだね。」

「そんな、普通だよ。」

「なぁ、大樹!なんでつぐみが?」

「旅には華は必用だからさ。」

「華?…………いやいや間違いだろ?」

「あぁん!?」

つぐみに威嚇される。

「で、大樹何で移動するんだ?」

「司、君の目はふし穴かい?」

いちいち苛つくような事を言うなコイツは。

「見たまえ!あの“バイク”を!」

「なっ…………」

言われるがまま駐輪場を見ると2台のバイクが停められていた。

「そのバイク最新のじゃないのかよ!どうしたんだよ。」

「ん?用意させたに決ってるじゃないか。」

「司、突っ込んだら負け。」

「あっあぁ。そうだな俺等庶民にはわからないよな。」

忘れてた、大樹の家金持ちだった。

そして大樹は坊っちゃんだったな。

感覚が合わない訳だな。

「でも、寒くないか?」

「大丈夫さ!“コイツ”を使えばね。」

<<ヒート!キー!>>

なるほど“メモリ”を使うのか。

俺達が住んでいる街には“ガイアメモリ”と言う物がある。

メモリには様々な記憶が埋め込まれており、使えばその効果がある。

そして、ランクがありS,A,B,C,Dと分かれてあって俺達庶民が手が届くのはCまでである。

大樹が使ったのはDランクのキーメモリとSランクのヒートメモリだ。

ヒートメモリは熱の記憶が埋め込まており文字どおり対象に熱や炎の能力を与える。

バイクの差し込みにヒートを使いバイクを温かくしたわけか。

流石坊っちゃんだな~Sランクのメモリ持ってるとはいくらかけたんだか。

「さぁ、乗りたまえ!」

「大樹の方はメモリ使わないのか?」

「あぁ、慣れてるからね。それと、つぐみちゃんは無論、司の後ろに乗りたまえ!」

「うん!わかったよ!」

「準備オーケーだ。」

「なら、出発と行こうか!」

そう言い大樹と俺とつぐみはバイクに乗り学校を出た。

「乗りやすいなこのバイク」

「そうだろう!司、勝負するかい!」

「おっ、良いな!」

「二人共!安心運転!」

「「はーい」」

 

 

 

 

 

[風雲町]

「着いたな。」

「あぁ!なんて空気が美味しい所だ!」

この町は“風雲町”といって空野市から車で一時間かかる。

名物は温泉と栗だ。

栗は普通秋に収穫できるが風雲町は冬に収穫できるみたいだ。

不思議だよな。

「で、大樹君?私達は何をしに来たの?」

つぐみが大樹に質問する。

「無論!お宝探しさ!」

「えっと…………うん。」

つぐみが困った目で俺を見るが視線を逸らす。

「見つかるのか?」

「あぁ!」

「そうか。」

自信満々に答えるな大樹は。

「どこへ探しに行くんだ?」

「まぁまぁ、そうせかさないでくれたまえ!まずは泊まる所へ行こうか。予約はとってある!」

なるほどな~最初からこの予定をたててたのか。

「なら移動だね!」

 

 

 

 

「でっでかいな。」

「そうだね、私達ここにとまるんだ。」

大樹に連れられて着いたのはこの風雲町で一番大きい旅館だった。

普通は泊まれんぞ。

「早く中に入りたまえ。」

「あぁ。」

中に入ると女将さんと仲居さん達がお迎えしてくれた。

「お待ちしておりました坊っちゃま。」

「よしたまえ、もうそんな歳ではないよ。“睦美さん”は変らないね。」

大樹が話してるのはこの旅館の女将さんだ。

女将さんは見た目20代後半に見えるな。

そして何よりもスタイルが良い!

大人の色気が凄い伝わる!

「司、鼻の下伸ばさない。」

「伸ばしてねぇし。」

つぐみに注意をされた。

「お二人もようこそお越しいただきました。はじめましてこの旅館の女将をしております。“櫻井睦美”と申します。」

「あっ、士坂司です。」

「すっ涼白つぐみです。」

睦美さんに自己紹介をしてくれた。

「司様とつぐみ様ですね。それではお部屋に案内させていただきますねこちらです。」

睦美さんと仲居さんが俺達の荷物を持ってくれて部屋まで案内してくれた。

「ひっろーい!」

つぐみが部屋の中に入った第一声が聞こえた。

確かに広いな。というか広い過ぎないか。

「最高の場所だろう?僕はここを紹介したかったのさ!」

「あらあら、ありがとうございます。」

「司、君は睦美さんを見過ぎではないかね?」

「はぁ!?見てねぇし!」

「ははは、冗談だよ。そう熱くならないでくれたまえ。」

「あらあら。」

「司は綺麗な人を見るとそうだもんねー」

「つぐみ!余計な事言うなって!」

「なんのことー」

コイツはぐらかしやがったな。

「そうそう、司。睦美さんは独身だ安心したまえ!」

「どう安心しろと!」

「坊っちゃまそれは言わない約束ですよ。」

少し照れた感じで睦美さんがいった。

「ちなみに!歳は24だ!上からっ」

「坊っちゃま?」

初めて見たぞ笑顔で人を黙らせるのは。

「睦美さんこの馬鹿は無視して大丈夫ですよ。」

「大樹君デリカシーないよ。」

「君達は酷いいいようだね。」

「それではごゆっくりごつろぎ下さいませ。」

睦美さんは部屋のドアを閉めていった。

「さて、まずは休憩でもしようじゃないか。」

「さんせ~」

つぐみは窓際にあるソファーに横になった。

三人には広過ぎだな。

畳の部屋でまさに豪華な和室だ。

「で、それだけではないだろ大樹?」

「君は本当にせっかちだね。取り敢えず休憩したまえ、山を登るからね。」

「は!?冬に山登りか?」

「あぁそうさ。安心したまえ寒さ対策とかは全て準備してある!」

「いや、そうじゃなくてだな。つぐみも何か言えよ。」

「そこに大樹君が言うお宝があるんでしょ?なら大丈夫じゃない?」

「そういう問題かよ。」

お宝な。大樹が求めてるお宝ってなんだよ?

「どんなお宝なんだ?」

「そっかまだ言ってなかったね。それは、願いが叶う“ガイアメモリ”さ。」

「はぁ!?」

「えっ?」

思わぬ返事に俺とつぐみは唖然とした。

「本当にあるの?」

「無論、ある。」

「でも、危険じゃないのか?」

「多少リスクがあった方が燃えるってものさ。大丈夫、つぐみちゃんだけは怪我は絶対にさせない。」

「大樹俺は?」

「自分でなんとかしたまえ。」

「はぁ、言うと思ったぜ。」

仮に怪物が現てもこの力を使えば。

「僕は少し仮眠を取るよ、一時間後には出発するから準備でもしてくれたまえ。」

大樹は壁に寄り掛かり目蓋を閉じた。

「つぐみは…………寝てるか。」

俺一人で準備でもしますかね。

しかし、本当に大丈夫か?

願いが叶うガイアメモリなんてそう簡単には手にできないだろう。

存在するのかどうかも半信半疑なんだよな~

あれ?眠たく……………

 

 

 

 

 

「二人は寝たか。さて、僕も準備しないとね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら司!起きたまえ!」

「ん…………あぁ、すまん。」

どうやらあのまま寝てたみたいだ。

「全く、君は。さて、出発と行こうか!」

「はーい」

元気だなつぐみも大樹も。

「トレジャースタートだ!」

「おー!」

「おっおう!」

「つぐみちゃんはこれを持っていたまえ。」

「これは?」

大樹がつぐみに一つのメモリを渡す。

「それは“インビジブルメモリ”さ。使えば姿が消える事ができるメモリさ。」

「でも、端子がないよう?」

「押せば発動できるメモリなんだよ、安心して使いたまえ。」

「そうなんだ!ありがとう大樹君。」

「レディを守るのが紳士の役目さ。」

「変態紳士の間違いだろ」

「君は茶々をいれないでくれたまえ!」

「へいへい。ってかこの方向であってるのか?」

「問題ない、僕を信じたまえ!」

それが不安なんだよ。

「ここだ、つぐみちゃん、司。気をつけたまえ。」

俺達は登ってる途中で小屋にたどりついた。

「普通の小屋だね?」

「だな。」

「そう見えるだろう?これを見たまえ。」

大樹は石を拾うと小屋に向かって投げたが小屋にたどりつく前に跳ね返された。

「どっどういう事!?」

「なんらかの結界でも張ってるとでも言っておこう。」

「なら近づけねぇぞ?」

「大丈夫さ、見ててくれたまえ!」

<<キー!>>

大樹はキーメモリを鳴らし小屋に向かって投げた。

「凄い…………」

「マジかよ…………」

「さぁ、これで結界は破れた突入と行こう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうはさせないぜ?」

小屋の中から俺達とおない歳ぐらいの青年が出て来た。

「誰だね君は!」

大樹が青年に向かって叫んだ。

「少なくとも泥棒ではないな。」

「失礼な!トレジャーハンターと言いたまえ!」

「フン…………」

「この僕を笑ったな!後悔させるぞ!」

「やってみろよ?泥棒さん達…………いや、泥棒二人とお姫様だな。お姫様は良い身体してんな。」

青年はつぐみを舐めまわすような視線をむけた。

「いやっ…………」

「おい!テメェ!つぐみをそんな目で見るな!」

「失礼…………俺の本能がね。」

「ふざけるのも良い加減にしたまえ!」

「野郎共はよく吠えるな。…………しょうがない」

「は?…………」

青年はポケットから生卵を取り出し“何か”にぶつけて、生卵を飲んだ。

「なら、力づくでお姫様をいただくかな。」

<<α!>>

「アマゾン…………」

青年は赤い炎に包まれ、姿を変えた。

「!?…………大樹!つぐみは逃げろ!コイツは俺がなんとかする!」

「でも!司がっ!」

「大樹!早くつぐみを連れてけ!」

「あぁ!つぐみちゃん!」

「でも!司!大樹君放して!司!」

大樹はつぐみの腕を掴みこの場から離れて行った。

「お前は逃げんのか?」

「あぁ!そっちが好戦的だからな!」

「生身で立ち向かうのか…………馬鹿な奴だ。」

「おいおい、誰が生身って言った?」

<<ディケイド!>>

「変身!」

俺はセカンドドライバーを着けディケイドメモリを差し込んだ。

<<ディケイド!カメンライドディケイド!>>

「さぁ!生身じゃなくなったぜ?」

「面白い…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[大樹サイド]

「はぁっはぁっ……ここまで……くればっ」

「……はぁっ……はっ…司は大丈夫かな………」

「あんな所でくたばる奴じゃないさ。」

司の言われた通り、つぐみちゃんを連れて逃げてきた。

まさかのイレギュラーの登場とはね。

計算が狂ったじゃないか。

さて、どうするかね。

「大樹君?」

「あぁ、なんでもないさ。逃げて来たのはいいがどうするかね。」

「司が心配だから私っ!」

「戻るとでも?残念だけどそれはさせないさ。」

「でっでも!アイツが相手じゃ司が!」

「大丈夫!僕がどうにかする……あっ……」

「えっ?どうしたの?」

「トイレに行きたくなってね。」

「こっこんな時に!大樹君!」

「すぐ戻るさ!つぐみちゃんはここを動かないで!」

そう言い僕は木の多い所に行った。

これで策は思いついた。

「……痛みは一瞬さ……つぐみちゃん…………」

僕は一つのメモリを取り出し、“銃型ドライバー”に差し込んだ。

<<スリープ!>>

銃口をつぐみちゃんに向けトリガーを引いた。

「うっ………………すぅ……すぅ」

つぐみちゃんはその場に倒れ眠りについた。

「これで動けるね。さて!」

僕は水色のメモリを鳴らした。

 

 

 

       <<ディエーンド!>>

 

「イレギュラーは排除しないとね。変身!」

銃口ドライバーにメモリを差し込み銃口を天へ向けトリガーを引いた。

<<ディエンド!カメンライドディエ―ンド!>>

カードの雨がふり姿を変えさせた。

「つぐみちゃんには護衛が必用だね。」

<<ナイト!カメンライドナイト!>>

「頼むよ騎士さんお姫様を守りたまえ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

[司サイド]

「はっ!」

「ちっ…………オラっ!」

ディケイドと赤い戦士は互いの攻撃をかわしながら反撃を加えていく。

「……ディケイドの力か思ったよりは弱いな!」

「くっ!?」

赤い戦士の蹴りあげがディケイドにヒットする。

「願いが叶うガイアメモリを狙ってきたんだろ?そんなんじゃ手に入れれないぜ!」

「あっ……ぐぅっ……うるせぇよ!」

「おっと危ない危ない。まだ力を使いこなせてないみたいだな!」

「グァっ」

強い、でも時間稼ぎぐらいはできたはずだ。

「弱いな……お姫様は俺のもんだな。」

「……つぐみは渡せねぇし!……メモリも手に入れる!」

「威勢だけは良いな。そらぁっ!」

「くっ!」

防御するだけでもヤバイな。

向こうの方が力も経験も上か。

かっこ悪いな俺。

「終いにしてやる!」

<<Violentslash!>>

「ウオォォォォォ!」

まずいこの攻撃を喰らったら!

 

 

 

 

 

「ガアァァァ!?誰だ!」

赤い戦士の攻撃が止まる。

「ディエンドっと言っておこうかね。」

「邪魔すんじゃねぇよ!」

「全く、これだから“獣”は嫌いなんだよ。」

ディエンドは緑色のメモリを取り出した。

<<ギルス!>>

「獣は獣同士なかよくしたまえ!」

<<ギルス!カメンライドギルス!>>

「なっ召喚した?」

何だアイツのドライバーは銃型でしかもメモリを使い召喚したぞ!?

「ウワァァァァァオ!」

召喚された戦士は雄叫びをあげる。

「ディケイド!君はボサっとしてないで逃げたまえ!」

「あっあぁ!誰だかわからんけどサンキュー!」

俺は言葉に甘えこの場から離脱した。

 

 

 

 

 

 

「あとは頼むよギルス。アマゾンを足止めしたまえ!」

<<イリュージョン!アタックライド!イリュージョン!>>

ディエンドはメモリを使い姿を消した。

 

 

「ちっ!逃げやがったか!コイツの相手をしろってな。どっちが強いか力比べだ獣さんよぉ。」

「ワァッ!」

「ウオォォォォォ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここまでくれば大丈夫だな。変身解かないと大樹に見つかったら面倒だからな。」

ベルトからディケイドメモリを抜き変身を解除した。

「つぐみ達は何処だ?」

後方も注意しながらつぐみ達を探す。

「つぐみ―!馬鹿―!何処だ―!」

 

 

 

「司―!こっち―!」

おっ声が聞こえた。

「はぁっはぁっ、つぐみ!怪我ないか!」

「うっうん!司は大丈夫だったの?」

「あぁ、なんとかな。」

「良かった!」

つぐみが俺に抱きついて来た。

「おいおい、あんまりくっつくなよ。」

「だっだって~」

 

「ごほん!二人の空間を作るのはやめたまえ。あと、馬鹿ではない!」

「居たのか大樹。」

「お姫様を守ってたからね。」

「ありがとな大樹。」

「礼はいらないさ。さて一刻も早くこの山から撤退しようじゃないか。」

「そうだな!」

「それではーーーーーーー」

「え?なになに?」

「大樹?うわ!?まぶし!」

俺等の周りが光に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[旅館]

「ん…………ここは部屋?」

「そうさ、僕等が泊まる旅館の部屋さ。」

「でもどうやってだ?」

「司?大樹君?アレ?どうしてここに?」

「つぐみちゃんそれはね」

「あー疲れた!大樹君!温泉入ってくる!」

「え?わかったよ。」

つぐみは大樹の話を聞かないで着替えを持って温泉へと向かった。

「さて、司僕等も温泉にはいろうじゃないか。」

「大樹どうやって…………っていねぇし。」

相変わらずすぐいなくなるな。

でも願いが叶うガイアメモリがあの山にあるのは間違いないみたいだな。

襲って来たアイツと助けてくれたアイツは一体何者なんだ?

「司―早くしたまえ―おいて行くよ!」

ドアの方から聞こえた。

「いるのかよ…………へいへい!今行く!」

「司…………すまなかった…………」

「あ?なんか言ったか?」

「遅いと言ったんだ!温泉まで競争だ!」

「おっおい!待てよ!」

温泉へ向かう途中、睦美さんに見つかり注意された。

 

 

 

 

 

「僕の勝ちだ司。」

「お前、睦美さんに怒られたばっかだろ。」

「なんの事やら。そんな事より司!温泉と言えば覗きだろう!」

「いやいや!それはまずいだろ?」

「ふっ、怖じ気づいたのかい?」

「普通に考えて駄目だろ?」

「今!女子風呂にはつぐみちゃんしかいないのさ!」

「なん……だと……」

「どうする?司?男ならわかるよね?」

「あぁ…………」

俺等二人は戦場(男湯)へと向かった。

「策はあるのか大樹?」

「無論さ甘く見ないでくれたまえ。」

「教えろよ」

「そう焦らないでくれたまえ。まずは身体を洗って普通に温泉に入る。」

「あぁ、わかった。」

「それと僕の身体あんまり見ないでくれたまえよ。」

「誰が見るか!」

 

 

 

 

 

 

[つぐみサイド]

「う~ん温泉気持良い―!」

私一人しかいない貸切りしてるみたい。

「色々ありすぎて頭がついていってないし。司がまた危険な目にあったし本当なんなのよもう…………」

でも、襲われたって事は大樹君が言ってたガイアメモリが存在するって事なんだね。

怖かったけど、司が助けてくれた。

それだけで十分だよね。

「でも………ね…」

「悩事ですか?つぐみ様?」

「ふぇ!?睦美さん!どうして?」

「今日のお仕事は終わったので温泉にと。」

「そうなんですか…………大きい…………」

「え?そんなことないですよ。つぐみ様もなかなかじゃないですか?」

「私のは………そんなに……………」

「そうでしょうか?つぐみ様失礼しますね。」

「きゃっ!……睦美さん……んっ……やっ……」

「ほら、十分ですよつぐみ様。」

「仕返しです!」

「やぁん!………つぐみ様っ……強過ぎっ…あっ………ひゃん!………」

「どうですか!睦美さん!」

「はっ………はぁっ………まっ……参りました…………」

「やった!私の勝ち!でももう少し!」

「やん!……………だっだめっ…………あぁ……あっ…」

「大人の色気最高でした!」

「はぁっ………はぁっ…………つぐみ様……酷いですよ……」

「えへへ。すみません想像以上に柔らかかったのでつい。」

「もうつぐみ様ったら、でもこれで元気になりましたね?」

「私は元気ですよ?」

「つぐみ様、暗い顔されてたんですよ?少し心配だったのでお声をかけさせていただきました。」

「あっありがとうございます。」

睦美さん凄いな。

「今は元気そうですね。スキンシップも大事って事ですね。」

「そうですね!あはは。睦美さんどうやったら大きくなりますか?」

「ごめんなさい私にもわからないんですよ。」

「ですよね……………………」

「大きいくても肩が凝るだけすし殿方の視線も増えますよ?」

「肩はわかりますけど視線もですか?」

「やはり、殿方は大きい方が好きな方が多いですからね。」

「やっぱりそうですよね。はぁ~」

「大きさだけがすべてではないですよつぐみ様。」

「といいますと?」

「感度ですね。殿方の皆様は大きさよりも感度の方が大事と聞いたことがありまして。それに好きな子なら大きさとか拘らないともいいますし。」

「そうなんですね…………」

「ふふ、お相手は司様ですか?」

「えっ!?いやっその…………はい。司は胸が大きい子が好きみたいだし。」

「本当にそうでしょうか?」

「え?それってどういう?」

 

 

 

 

 

 

[司&大樹サイド]

「さて、司。ここからが真の戦場だ覚悟は良いね。」

「当然だ。さぁ、いくぜ。」

俺と大樹は女子風呂に近い風呂に尽かる。

「さて、周りに怪しまれずこの穴を覗くんだ。」

風呂の壁に瞳と同じぐらいの穴が空いてる。

「これは…………」

「僕が小さい時に開けたものだよ。当時のイタズラが役にたつとはね。」

「イタズラで開けるなよ。」

「そんな事より早くしたまえ。」

「わかってる。」

俺は穴を覗いた。

「こっこれは……………………って大樹…………お前も見ろよ。」

「なんだね…………な!?」

俺等が見た光景はつぐみの姿ではなく睦美さんが笑顔でコチラの穴を見ていたのだ。

「馬鹿な…………つぐみちゃんしか入ってないはずなのに。」

「おい、どうするんだ!」

「ここは戦略撤退をするしか…………!?」

「どうしたんだよ大樹…………嘘だろ。」

二人が目の当たりにしたのは男湯にタオルをまいた睦美さんがいたからだ。

いつのまにきたんだ。

「はははっむっ睦美さんここは男湯ですよ…………」

「そうですよハハハ…………」

「えぇ、わかってますよ。他の方もいませんしここには司様と坊っちゃましかいませんよ。…………お二人共、正座。」

「「はい」」

笑顔で正座の命令を出した睦美さんに逆らえないので大人しく俺と大樹は正座をする。

説教をされてる最中、睦美さんのタオルが落ちたハプニングはまた別のお話。

 

 

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