仮面ライダーディケイドセカンド   作:akua_opuki

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続けての投稿です。


第5話 破壊者の忠告

「ふぁ~、眠い………」

俺等は“願いが叶うガイアメモリ”を求め風雲町へきたのだったがメモリがある場所まで行けたのはた良かったのだが妨害が入り、手に入れる事ができなかった。

旅館で一泊をし帰りの支度をしていた。

「ボサっとしてないで早くしたまえ。」

「うるせぇな、なんでそんなに元気なんだよ。」

「司は底血圧だもんね~」

つぐみが茶々をいれる。

「まぁ、僕は司と違って朝は得意だからね。」

「ったく…………。支度できたぞ。」

「それでは帰るとしよう!」

俺達は荷物を持って部屋を出た。

 

 

 

「皆様、お気をつけてお帰り下さいませ。」

睦美さんが頭を下げる。

「無論さ!」

「ありがとうございます!」

「睦美さん!また会いましょう!」

大樹、俺、つぐみの順で挨拶をする。

「はい!またいらっしゃって下さいね。…………それと坊っちゃま、司様。イタズラはいけませんからね!」

「あはは、わかってるよ。」 「はい、気をつけます。」

「イタズラって何?大樹君、司!」

睦美さんが言ったイタズラとは昨日俺達がした女湯を覗いた事だろう。

つぐみにはバレずそして睦美さんも内緒にしてくれたのだった。

「なんでもねぇよ。それでは!お世話になりました!」

別れの挨拶をして俺達は旅館を出ていった。

 

 

 

 

 

[空野町]

バイクを一時間程走らせ空野町へと帰ってきた。

「あぁ~疲れた~」

「本当だね~」

「君達は体力ないね。」

「うっせ~。そういえば大樹バイクはどうするんだ?」

「ん?それはもう司の物さ。好きにしたまえ。」

「は!?こんな高いもんもらえねぇよ!」

「僕のトレジャーに付き合ってくれた報酬さ。メモリは手に入らなかったからねその変わりさ。」

「いや…………でもよ…………」

流石に悪い気がするぞ。

「気にしないでくれたまえ。それじゃ、僕は帰る。またあおう!」

大樹はバイクを走らせ帰ってしまった。

「大樹!おい!ったく。」

「大樹君は相変わらずだね。」

「まぁな。俺達も帰えるか。」

「うん!」

 

 

「またね!司!」

「あぁ、ゆっくり休めよ!」

つぐみと別れた俺はバイクを家の車庫にいれた。

ニ台になったな。どうすっかな―。

「司~?帰ってきたの?」

「げっ…………義姉さん。」

「何よその態度。ん?司、そのバイクどうしたのよ?」

「大樹がくれたんだよ、俺はいらんって言ったけど大樹がもう俺のもんだから好きにしろと。」

「そうなのね。なら、古いバイクは使わないのかしら?」

「あぁ、使わんな。結構ガタきてるからな。」

「ねぇ、司。もらっても良い?」

「いや、良いけど。義姉さん乗るの?」

「乗らないわよ。学校の子のバイクが壊れてしまったのよ。格安で売ってあげようかと。その子一人暮らしだからねなんとかしようと思って。」

「そういう事なら全然良いよ。値段は義姉さんが決めてくれ少しくれれば良いし。」

「わかったわよ。司、ご飯は食べたの?」

「いや、まだ食ってない。」

「そう、準備してあるから食べなさい。」

「へーい。」

 

 

 

ご飯を食べた俺は自分の部屋でくつろぐ。

「ふぁ~、しかし色々あったな~。」

願いが叶うガイアメモリは手に入らなかったがあそこにあるのは間違いだろうな。

もし、手に入れられるなら俺は“過去に戻りたい”な。

「まぁ、もう俺達には関係ないか。」

大樹のトレジャーに付き合っただけだしそこまでして欲しいと思わないしな。

ただ、襲って来た奴とメモリを使う奴が気になるな。

「この力を使いこなせれば、つぐみを守る事ができるはず…………ふぁ~」

疲労が溜まっていたのか俺は眠りについた。

 

 

「たあぁ!」   「ハァァァァァァ!」

アレ?また夢だメモリを手にしてから見る事が多くなったな。

「その程度か。やぁ!」

ディケイドが“腰に蝙蝠を着けたライダー”と“赤い龍のライダー”を相手にしている。

力の差は圧倒的にディケイドの方が有利の様だ。

「なら!これで!」

<<ドッカ!ハンマー!ドッカバイト!>>

「しゃっ!」

<<ストライクベント!>>

「フウゥゥン!」   「たあぁぁぁぁぁ!」

二人の必殺技がディケイドに炸裂。

「しゃぁ!やったか!」

「油断できませんよ。」

<<FlNAL ATTACK RlDE……5・5・5・555!>>

「やあぁぁぁぁぁぁ!」

「うわぁぁぁぁぁ!…………」

ディケイドのキックが蝙蝠の戦士に当たり爆発する。

「キバ!くそぉ!ディケイド!」

赤い龍の戦士は爆発した先に向かって叫んだ。

<<Reformation>>

「弱過ぎる…………所詮は偽者か。」

「こうなったら!」

<<ファイナルベント!>>

<<FlNAL FORM RlDE…………キ・キ・キ・キバ!>>

倒れてるキバを強制変形させるディケイド。

「終わりだ…………」

<<FlNAL ATTACK RlDE…………キ・キ・キ・キバ!>>

「はぁぁぁぁぁ!だぁぁぁぁぁぁ!」

赤い龍の戦士は必殺技の“ドラゴンライダーキック”をディケイドに放つ。

<<キバッていくぜ!>>

対するディケイドは向かって来た龍の戦士に“ディケイドファング”を放つ。

互いの技がぶつかり合い爆発し煙に包まれる。

 

(一体、どっちが勝ったんだ…………)

 

 

爆風の中、立っていたのは

 

 

 

 

「もっとだ!もっと破壊してやる!」

世界の破壊者ただ一人だけだった。

 

「うっう~ん…………重い…………」

何かの重みで俺は目が覚めた。

「重いって何よ!」

「いて!?…………ねっ義姉さん?」

重みの正体は汐利義姉さんだった。

なぜに?

「私、そんなに重いかしら?」

「いっいや、重くないっす!」

「司、寝るならちゃんとベットで寝なさい。床で寝ないの。」

「それを教えるために?」

「えぇ、何か問題ある?」

ありますとも!

腰の上あたりで馬乗りになっているものそりゃ問題ありますわ。

俺だって思春期男子ですよ!

「何よ?はっきり言いなさい?」

「取り敢えず、降りて義姉さん。」

「しょうがないわね。」

そう言い汐利義姉さんは降りてくれた。

「じゃ、ちゃんとベットで寝るのよ?」

「わかったよ。」

え?本当にそれだけかい!?

「そうそう司、いくら血が繋がってなくても義姉相手に欲情しないでね。少し当たってたわよ。」

「義姉さん!?」

わかってて乗ってたのかよ。

マジかよ…………そりゃないぜ。

思春期男子で遊ぶなよ。

「それとも一緒に寝る?」

「いやっ!ちょっえっ?」

「ふふ、ごめんごめん。私部屋にいるから外出するなら声かけてね~。」

義姉さんは部屋から出ていった。

完全に目覚めた。

「ったく…………さてどうすっかな?」

 

1、頑張って寝る。

2、外出する。

3、義姉さんと一緒に寝る。

 

いやだから俺!

流石に3はマズいから!

俺が小学の頃は一緒に寝てたけど!

ってか義姉さん寝る時に抱きつく癖なおったのか?

ここは無難に

 

1、頑張って寝る。

→2、外出する。

3、義姉さんと一緒に寝る。

 

「出かけるか…………」

支度をし義姉さんの部屋の前に立つ。

「汐利義姉さん~俺出かけるわ。」

ノックをし声をかけた。

「んっ…………わかったわよ……夕飯までには帰ってきなさいよ……んぅ…………」

「はーい」

寝てたのか?なんか色っぽかったけど。

気になるけどまぁいいか。

玄関を出て鍵を閉める。

「公園にでも行くか」

<<キー!>>

メモリをバイクに差しエンジンをかけた。

「行きますか!」

ヘルメットを被り公園へとバイクを走らせた。

 

 

[桜公園]

「着いたっと」

バイクを停め公園の中に入る。

周りには家族連れやカップルなどがいる。

とても、怪物が現われた所には見えない。

でも確かにこの公園で怪物が出て俺はディケイドに変身した。

「でもな~」

公園のベンチに座り空を見上げる。

青い空に白い雲穏やかな雰囲気だ。

「はぁ~」

溜め息をつく。

 

 

「やぁ、ディケイド」

「!?」

突然声をかけられた。

「お前は行明!」

「何やら悩んでいるようだね。」

「まぁな…………!?」

話をしている最中異変に気づく。

さっきまで、人があんなに居たのに俺と行明以外誰もいない。

「気づくのが早いね。さてここで君の為に力を貸そうじゃないか!…………生きてればね。」

「おい!それってどういう!」

オーロラが出現し行明は姿を消しその変わりに“ギターを持ったライダー”が現る。

「せやぁ!」

ギターを持ったライダーは襲いかかってくる。

「くそっ…………」

攻撃をかわす。

「一体なんだっていうんだよ!」

<<ディケイド!>>

セカンドドライバーを装着しメモリを起動。

「そっちがその気ならやってやるよ!変身!」

<<ディケイド!KAMEN RlDE ディケイドゥ>>

「うらぁ!」

変身した直後にパンチをかます。

「ふん!せや!」

パンチをかわされ大剣のようなギターを振りまわす。

「あぶねぇ…………おい!お前!どうして襲ってくるんだ!」

「口の聞き方がなってない小僧だな。鬼闘術・雷撃拳!」

ギターを地面に刺し拳に雷を纏ったパンチを俺の腹目がけて放つ。

「ガハァッ!」

腹部に激痛が走る。

(意識がもってかれる…………けど、俺は負ける訳にはいかないんだ!つぐみを守らないといけないのにこんなんじゃ駄目なんだよ!)

「ほぉう。この技を喰らっても耐えるか。」

「うおぉぉぉ!」

(夢の中のディケイドは色んなカードを使ってたな。俺のディケイドはカードはないけどメモリなら使えるのか?試してみるか!)

「こんどはこっちから行くぜ!」

<<ヒート!マキシナムドライブ!>>

大樹に返すのを忘れていたヒートメモリをマキシナムスロットに装填。

すると、右拳に炎が纏う。

「うらぁ!」

右手に力を込め“ギターを持ったライダー”に必殺パンチをお見舞させる。

「ぐおぉ…………やるな小僧!だが!」

“ギターを持ったライダー”は腰に着いてるベルトをギターに装着。

「うあっ!」

ギターが俺の腹に刺さる。

「音撃斬・雷電激震!」

美しいくそして激しいメロディが公園に響きわたる。

「ぐぁっうっ…………」

(動けねぇ…………くそぉ)

「セェイ!」

演奏が終わった途端、爆発する。

「ウワァァァ……………………」

俺はそのまま地面に倒れた。

「どうした?さっきまでの勢いはどこにいった?聞こえてないか…………」

「………だ………い……」

“ギターを持ったライダー”はこの場から離れようとする。

「ん?」

「まだ……終わって…な…い」

「まだ喋ベれるか。戦える程、力は残ってない様に見えるが?」

「………はぁっ……はぁっ……まだ生きてるぜ……………俺は!」

「“破壊者のメモリ”がそこまでの力があるのかそれとも小僧に力があるのか。」

「何……独り言…言ってるん………だよ……」

「修行はここまでた小僧、これを持ってけ!」

一つのメモリを俺に渡してくる。

「これは?」

「俺の力だ。」

「お前の?」

「小僧、歳上には敬語を使え。ふん、まぁいい。」

「小僧じゃない!俺は士坂司だ!覚えておけ!」

「司か……俺はザンキだ、じゃな。」

ザンキはオーロラに包まれ姿を消した。

「消えた?」

俺はメモリを抜き変身を解除した。

「生きているとはねディケイドいや、士坂司。」

「行明、お前!」

「まぁまぁ、ほんの特訓だよ。破壊者の力を使いこなす為のね。」

「特訓?こっちは死にかけたんだぞ!」

「それぐらいやらないとディケイドは力を発揮しないからさ。」

「だからって!」

「涼白つぐみを守りたいんだろう?協力してあげてるんだから感謝しなよ。それと忠告だ。」

「忠告?」

「“涼白つぐみと結ばれてはならない”」

「はぁ?それって…………いない。」

周りを見渡しても行明の姿はいなかった。

変わりにさっきまでいなかった人がいたのだった。

 

 

 

[???]

「ようやく世界は動き出す。ククッ」

「待ちたまえよ。“怪行明”」

「なんだい?“党堂大樹”」

「なぜ、司に忠告したんだ?」

「あぁそのことか。“どっちみち避けられない運命だからさ”」

「司やつぐみちゃんは僕が守る、手を出さないでくれたまえ!」

「ククッ。君にできるのかい?“2回目”なのに?」

「あぁ!」

「面白い、やってみなよディエンド。」

「最初からそのつもりさ!」

「そうかい。せいぜい足掻くんだね人間。」

「君達の思い通りにはさせないさ。」

「…………やれやれ。さてと僕は次の準備でもしようかね。」

 

 

 

 

 

[土坂家]

戦いが終わった俺は公園にいるのも嫌になり家に帰った。

行明が言ってた言葉の意味ってなんだ?

どうして、つぐみと結ばれてはいけないんだ?

まぁ、付き合う事はないだろ。

つぐみはただの幼馴染みだし。

「大丈夫だよな…………」

「あら?何が?」

「うわぁ!?びっくりした~」

「そんなに驚かなくても良いじゃない。で、何が大丈夫なの?」

「なんでもねぇよ。」

「あら、私に隠し事する訳?」

「隠すも何もなんでもねぇから!」

「あら?良いの?司のお宝本捨てても?」

「なっ!?どうしてそれを!」

「ベットの下に隠してたから。」

「なんで見つけるんだよ!」

「別に良いじゃない。」

「良くねぇよ!」

「なら、人が寝ている姿を撮っても良いのかしら?」

(いつバレたんだ?)

「そっそれは…………あはは」

「消しなさいよ」

「はい」

「……………見たかったら…いつでも良いのに……」

「え?なんだって?」

「早く消しなさいって言ったのよ!」

「すみません」

義姉さんの隠し撮りは危険だという事か…………

こうして俺の一日は終わるのだった。

 

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