世界異種能力大会   作:堕落と強欲の権化

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第11話:対 九州侵攻

 

此花基地・中央指揮所

 

犬神「状況報告!」

オペレーター1「数時間前、剣などで武装された集団が佐世保に襲来しました...!」

犬神「数は!?」

オペレーター1「約20個師団、です...」

師団、というのは軍事用語で、一万人規模のことを師団という

犬神「政府の対応は...?」

オペレーター1「治安維持という名目で機動警務隊第七連隊が出動しました」

機動警務隊、特務機関の警察的な役割をしている。大規模テロ攻撃、ゲリラ的に勃発する事件などを担当する。

犬神「機動警務隊を投入...?」

機動警務隊にはパトカーだけではなく、旧式戦車や戦闘ヘリなども所属している。つまり小国相手ならば機動警務隊だけで制圧が可能なのだ。

だが、それは人間ならばの話。

 

刀持ちの烏「刀で武装してるってことは薩摩藩ですか?異世界軍ってやつは」

名無しの刀「いや、衛星からの情報だと所々猛獣が見える...んなわけな」

刀持ちの烏「まぁ言ってるだからそうなのではないすか?」

名無しの刀「...流石にそうか」

刀持ちの烏「というか佐世保あたりは壊滅するんじゃないすか?これ」

刀持ちの烏「まぁぼくもできることはやります」

菊岩光通「わたしも同じく」

赤上上「うちの天界軍精鋭を4人どうぞー?」

犬神「ありがとう、協力に感謝する」

オペレーター2「海上に200隻規模の木造船団視認!」

犬神「どこだ!?」

オペレーター2「東京湾です……!」

犬神「どうやって哨戒を潜りくけてきたんだ...!?」

犬神「(いやいや、言っている場合じゃないだろ!)」

犬神「陸上自衛隊第一師団出動命令!急げ……!」

 

ガブリエル「伝達の天使の私から一言。ここにもすでに敵は来ている」

名無しの刀「!?」

菊岩光通「え、もう敵が?」

赤上上「船はフェイクってことじゃないですか? 一般人に紛れてた奴が色々暴れてるとか。知らんけど」

刀持ちの烏「なるほど…つまりは戦力を割くためにこんな行動を起こしたということか…」

犬神「(待てよ、九州近くにもいるんじゃないか...?)」

オペレーター3「大阪湾に300隻規模の木造船団確認!」

犬神「距離は!?」

オペレーター3「約1万2000!速度7ノット!」

犬神(こっちにも来たか...!だがこっちが早い!)

犬神「第一種戦闘用意!対水上戦闘!攻撃用意...!」

名無しの刀「えらい事になったな」

犬神「ああ、彼らはどうするんだ?」

名無しの刀「僕がやる」

犬神「分かった」

赤上上「不由っ!」

不由「分かりました〜。私、水操れるんで手伝います〜。」

犬神「ありがとう!」

 

堕落「九州への進行と聞いて」

黙れよ、出身地バレるぞ。

犬神「ああ!ちょっと手間取ることになりそうだが空を取ったらこっちのもんよ。……だが、東京湾に出没した奴らは手に負えない。多分迎撃をしていると思うけど……」

犬神「まあ、たかが剣で武装された20万人が九州を落とすとは甘ったるい考え方だがな」

刀持ちの烏「でも被害がこれ以上拡大する前に食い止めるべきではありますね」

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