「がっはっはっは!いやー!負けちまったぜ!!俺の完敗だ!」
意識を回復した長宗我部は豪快に笑う。
「まさかこうも早くオイルレスリングに適応するとはな!」
「1度オイルレスリング・・・いや、ヤールギュレシュ使いと手合わせをした事があってな」
「ヤールギュレシュ・・・トルコの油相撲か?」
「まあな」
「なるほどな。だからオイルに抵抗無しで間合いを詰めれたのか」
「流石に掴みにくかったけどな。俺も、まだまだ修練が足りんか」
「そう謙遜するな!おかげで俺もまだまだだと思い知ったさ!俺は大いなる四万十川にてまた鍛え直すとするぜ!」
そう言うと長宗我部は立ち上がる。
「おいおい。それだとオイル流されないか?」
「それだけ四万十川の恵みは偉大って事さ!・・・そいえばアンタ名前は?」
「池谷 瞭太だ」
「池谷瞭太か・・・では瞭太よ!さらばだ!」
「拳を通じて分かったぜチョーさん。また会おう!」
互いにそう言い2人は去っていった。
2人の闘いを見ていた一子。
「す、凄い・・・よーし!!私も頑張るぞ!!勇往邁進!!」
より一層に修行を再開する一子だった。
〜翌日〜
川神学園で全校朝礼が行われていた。
今回は武士道プランについての説明で全校生徒がグラウンドにて整列させられていた。
「皆も知っておるように、今回武士道プランの受け入れ先としてこの川神学園が選ばれた。この川神学園に7人の転入生が入る事になったぞい」
「7人?」
「ニュースで言っていたのは3人だったよな?」
川神学園の生徒達が騒ぎ始めた。
「おっとすまんの。転校生は7人じゃが正確に言うと武士道プランの関係者が6人で1人は武士道プランとは無関係じゃ」
「武士道プランが源義経、武蔵坊弁慶、那須与一の3人だったよな?」
「残り3人は誰だろうな?」
ざわつく全校朝礼の最中、一子は1人の人物を思い浮かべる。
「(昨日の人は池谷瞭太って言ってたから彼は無関係の転校生かな?)」
その瞭太は何をしているかと言うと・・・
「何で俺が1番最後の挨拶になるんだよ」
川神学園の屋上にいた。
川神学園の学長の川神鉄心によると・・・
『先にお主の自己紹介をしたら武士道プランのインパクトで存在感を忘れ去られそうじゃから1番最後に自己紹介じゃ。インパクトがある英雄にも負けない自己紹介するんじゃよ』
「インパクトね」
屋上から武士道プランの英雄達を見る瞭太。
1人目は3年S組に入る【葉桜清楚】。
「葉桜清楚?そんな英雄いたか?」
疑問に思っているとある人物が話し掛ける。
『オイ。聞こえるか瞭太』
「聞こえるぞ殺っちゃん」
殺意瞭太・・・殺ちゃんだった。
『その名前は止めてほしいがな』
ちなみにカタカナばかり喋っていたが、何とか通常の喋りにしてやった瞭太だった。
『あの女、別の人格が宿っているぞ』
「ん!?つまり俺と似た感じか?」
『そんな感じだな。今は眠ってるみたいだが・・・』
「・・・とはいえお前の力を使う時は豪鬼師匠のスタイルじゃないと使えないからな」
『まあ俺の力を使うならいつでも言ってくれ』
「おう」
会話をしていたら次の人物が紹介された。
「次は2年S組に3人じゃ」
武士道プラン2人目は源 義経。3人目は武蔵坊弁慶。4人目は那須与一だった。
義経が朝礼台に立ち、その後に弁慶が朝礼台に立つ。弁慶はグラマーな体型で色気たっぷりである。
「歴史だとどっちも男だけど武士道プランって全員が女性なのか?」
瞭太がそう言うと・・・
「ハッ!良くやるぜ。あんな馴れ合いに参加する意味があるのか?」
隣から声が聞こえて、振り向くと男が1人居た。
この男は那須与一。4人目の武士道プランである。
「くだらねぇ。このままHRもサボるか」
「おいおい。まさかの4人目が此処に来たのかよ」
「な、何だお前!!まさか組織の手先か!?」
「は?何を言ってんだ?」
ちなみに那須与一は中二病である。
「お前な下を見てみろよ」
「下?」
与一は下の朝礼台を見ると与一の事で必死にフォローを言う義経と義経を困らせて怒る弁慶と与一が居ない事で慌てる清楚を見る。
「皆、お前の心配しているぞ」
「いや姉御から殺意が溢れてるが・・・」
「それはお前が悪いだけだ」
そう言った瞭太はインパクトの自己紹介を思いついた。
そして瞭太は座禅をして宙に浮いた。
「さっさと義経達の元に行け」
「・・・は?な、何で浮いている?」
与一は目の前の出来事に( ゚д゚)ポカーンとする。
「さっさと行ってこーい!!」
「うおおおおおお!!!?」
瞭太の迫力ある顔に圧倒した与一はその場から退散した。
「ありがとうございます」
与一が居なくなると瞭太にお礼を言う人物が現れた。
「ん?アンタは?」
「九鬼従者部隊の桐山 鯉と申します」
九鬼従者部隊序列42位 桐山 鯉が瞭太に話し掛ける。
「那須与一を朝礼台に向かわせてもらってありがとうございます」
「あー。そう言う事ね。大丈夫ですよ俺もこの後自己紹介するので」
「おや?貴方も転校生だったんですね」
そんな会話をしていると武士道プランの関係者である2人が紹介された。
1年S組で九鬼英雄の妹、九鬼紋白と九鬼従者部隊序列0位ヒューム・ヘルシングの紹介が武士道プランの関係者で転校してきた。
「あ、あの金髪爺さんヤバすぎる」
九鬼揚羽と交流はあったが瞭太が九鬼で知り合っているのは揚羽と小十郎。父親の繋がりで九鬼 帝。母親の繋がりで九鬼 局。九鬼 帝と共に居た従者部隊序列4位のゾズマである。
瞭太が九鬼関係の繋がりがあるのは、この5名である。
そのうち2名は格別だが・・・。
「そんじゃ俺の自己紹介きたから行きますか」
瞭太は屋上の手摺を越えて、座禅をしながら降下した。
「・・・・」
「どうしたんですか桐山?」
「まぁ、目の前の光景を見ると驚くな」
桐山に話し掛けるのは同じ従者部隊。序列15位のステイシー・コナーと序列16位の李 静初だった
「それもそうですけど、彼・・・只者では無い事が分かりました」
瞭太の近くで会話した桐山だったから気づいた。瞭太の闘気に・・・。
〜全校朝礼Side〜
「それじゃ最後に武士道プランと関係の無い子の紹介じゃ」
「女の子ですかー!?」
「残念じゃが男じゃ」
鉄心がそう言うと男子のボルテージがダウンする。
「なんだよ男かよ」
「ちぇー」
「テンション下がりすぎだろ」
2年F組の風間翔一がそう言う。
「ちなみに2年S組に所属じゃが・・・転校生の関係で現在2年S組に在籍してる子は1人A組に変わってもらう。変わってもらう子には朝礼前に通達をしたぞい」
「っ!!?」ギリッ
2年S組の1人が歯を食いしばった。
「では紹介するぞ。おーい!」
鉄心が呼ぶが転校生は来なかった。
「那須与一と同じで現れないのかよ」
「いや、武士道プランの後で出づらいんじゃ」
「あー。同情するな」
ざわざわと川神学園の生徒が騒ぐと朝礼台に全力で走ってくる人物が現れた。
「お!誰か来たぞ!!」
「あれが転校生か?」
やって来た人物は・・・
「あ!与一!!」
那須与一だった。
「与一。今まで何処に行ってたんだ?主を困らせやがって」
「ま、待て姉御!聞いてくれ!この学園にヤバいのが居た」
「あ?また組織とか言うんじゃないだろうな?」
那須与一が中二病なのは九鬼関係者全員が知っている事だった。
「ち、違う!俺が見たヤバいのが・・・・」
与一は言う。
「宇宙人だったんだ!!」
「「「「・・・・・は?」」」」
その場に居た全員が声を出した。
「はぁ・・・お前の中二病は更に悪化したか」
弁慶はヤレヤレしながら言う。
「嘘じゃないって!!」
「あー。与一は中二病だから皆気にしないでね」
弁慶がそう言って川神学園生徒全員の方を見たら・・・
( ゚д゚)ポカーン
全員が( ゚д゚)ポカーンとしていた。
「え?何その顔?」
「誰が宇宙人だコラ」
弁慶と与一の間に瞭太が現れた・・・宙に浮いて座禅をしながら。
「出た!宇宙人だ!!コイツだよ!!」
「とりあえず黙ってろ!!」
ゴォン!
「ぐはっ!?」
「与一ぃぃぃぃ!!?」
瞭太は空中座禅をしながらその場を1回転して与一に頭突きした。スーパー頭突きとかの影響で瞭太の頭は石頭になってた。
「凄い・・・本当に浮いている」
その光景を見ていた清楚は瞭太が座禅をして浮いている空間に手を振って見ると改めて本当に浮いている事を理解した。
「・・・どうやって浮いているの?」
とりあえず弁慶はあまりの衝撃な出来事で何とか声を出して瞭太に聞く。
「・・・これはヨガだ」
瞭太はそう答えるしか無かった。
瞭太もかつてダルシムに【どうやって浮いているんですか?】と聞いたら【ヨガ】と答えたからだ。
「(ヨガって浮かぶものじゃったか?)」
鉄心の心の疑問に答える者はいなかった。
「(やっぱり彼が無関係の転校生だったんだ!S組・・・後で手合わせをお願いしてみよ!)」
一子は瞭太を見て手合わせを願った。
そして瞭太の登場で驚いた人物がいた。
「っ!!」
「・・・ユキ?どうしたんですか?」
「・・・うーうん。なんでも」
インパクトのありすぎる全校朝礼が終わった。
S組に入れた理由はF組に入れるの後に面倒な事になるのでS組に入れました。
次回はバトルです