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「川神水・・・ダメですか?」
「ダメじゃないが・・・」
瞭太は決闘の後で決闘で川神水を飲んだ酔拳に関して鉄心に川神水の持ち込みの許可を貰っていた。
「ちなみに、こっちの瓢箪は酔拳を教えてくれた師匠がくれた薬湯なんですけど・・・」
瞭太はもう一つの瓢箪を取り出す
「薬湯じゃと?」
「俺は苦手なので川神水で代用してるんです」トクトクトク
瞭太は鉄心にジェイミーが飲んでいる薬湯を用意したコップに注いで鉄心に渡す。
「どうぞ」
「う、うむ」グビッ
鉄心は薬湯を飲んだ瞬間・・・
「ブウウウウウウウウ!!!」
薬湯を口から噴射した。
「な、なんじゃこれは!!?」
「師匠曰く【エナドリみたいなもん】だそうです。一応、飲めますけど俺は確実にグロッキーになります」
鉄心は自分の顔が熱くなってきてる事を自覚した。
「分かった。お主の川神水の持ち込みを許可する。ただし!川神水を飲む時は決闘の時と放課後だけじゃぞ!」
「ありがとうございます!」
弁慶みたいに学年順位の条件は無かったが、何とか許可を貰えた瞭太だった。
「(エナドリみたいなもんって・・・エナドリのレベルじゃないわいコレ)」
鉄心は瞭太の持っている薬湯の入った瓢箪を見て思った。
そして今回の決闘で瞭太に興味を持った人物が現れた。
「お前中々やるじゃないか」
武神 川神百代が瞭太の前に現れた。
「朝礼の時は大道芸で奇妙な奴だと思ってたが、やるじゃないか」
そう言い百代は闘気を高める。
「それはどうも」
瞭太も闘気を感じて構える。
鉄心はやれやれとした感じに百代に注意する。
「これモモ「川神流!」モモ!!」
百代が技を繰り出そうとし、瞭太は防御体勢を取る。
「無双正拳突き!!」
ドォン!
「・・・ん?」
ガードした瞭太は違和感を感じた。違和感を感じたが切り替えて反撃をする。
「ファランクス!!」
前方へ跳び込んで、強烈なパンチで百代に殴り掛かる。
瞭太の武は相手が自分より格上だろうが格下だろうが、全身全霊で全力で闘うスタイル。
そもそも世界各国にいる瞭太の師匠達が全身全霊で全力で闘うスタイル。瞭太の弟子入りの時の手合わせは
豪鬼とかが良い例えだろう。
ファランクスを受けた百代は後方に後ずさる。
「ハハハ!!やるじゃないか!!もう一度、川神流無双正拳突き!!」
再び百代が技を繰り出し、瞭太はガードすると・・・
ドォン!
「・・・・」ギリッ!
2発目で瞭太は気づいた。
「やめんか!!」
鉄心の怒号で2人は動きを止める。
「ジジイ!邪魔するな!!」
「邪魔をするに決まっとるわい!!」
「・・・・・」
瞭太は自分の右拳を見て鉄心に言う。
「鉄心さん。今週の金曜日に川神百代と決闘をさせてください」
その声を聞いて鉄心と百代は振り返る。
「お!!」
百代は久々の挑戦者で更に気を高める。
「・・・(こやつ)」
百代は気づかなかったが、鉄心は気づいた。
瞭太の眼がつまらない眼をしたと同時に・・・
「分かった。今週の金曜日にモモとの試合を許可しよう」
怒りに満ちた眼をしていた事に・・・。
「金曜日じゃなくても今日でも良いぞ!」
「ええい!少しは落ち着かんかい!」
「うわ!離せジジイ!」
「喝!今日は滝に打たれて精神統一じゃ!!」
精神修行が足らない百代は鉄心に連れてかれてその場から消えた。
しかし消えた後で川神学園の生徒達が瞭太を見てヒソヒソする。
「命知らずの奴が現れたな」
「どうせ自分の実力の低さに思い知る結果だよ」
「モモ先輩に勝てる訳ないのに」
「モモ先輩のワンパンで終わりだよ」
だけど、この後の瞭太の行動で川神学園の生徒達は静かになる。
ドォォォン!!
瞭太は大きく右腕を振りかぶって地面に叩きつけて、グラウンドにクレーターが出来上がった。
「ふざけやがってぇぇぇ!!!!」
瞭太は豪鬼やリュウ達との修行で相手の実力を拳を通じて分かるようになっていた。
そして川神百代の攻撃を受けた時、その拳は、あまりにも・・・
「井の中の蛙が・・・思い知らせてやる川神百代」
軽すぎた。
ジェイミーが飲んでいる薬湯は度数の高い酒と自分は認識してます。薬湯とジェイミー本人は言いますけどねw
百代の拳が軽すぎる理由は小説のオリジナル仕様です。
ここからコブーなりの百代との激突を書いていきます。