真剣で弟子に恋しなさい!   作:コブー

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テリーのトレーラーが出ましたね!
テリーとの絡みを書くのが楽しみです!

余談ですがこの小説を執筆する時はストリートファイターのBGMか、恋しさとせつなさと心強さと、を聞いてます。



それと鉄拳の平八の爺さん。

まぁ・・・簡単に殺られるイメージが浮かばないw


ROUND16 榊原 小雪

 

瞭太がグラウンドのクレーターを埋めてる最中、風間ファミリーの皆は帰宅していた。

 

【風間ファミリー】

 

風間翔一を中心にした仲良しグループ。

 

リーダーの風間翔一。

 

直江大和。島津岳人。師岡卓也。椎名 京。クリスティアーネ・フリードリヒ。黛 由紀江。川神 一子。そして武神の川神 百代をメンバーとしたグループである。

 

「しかし瞭太の奴、モモ先輩と闘うのか」

 

風間翔一がそう言う。

 

「そいえばキャップ池谷くんと自己紹介したの?」

 

「おう!賭け事の時にな」

 

「ちぇ!俺はA落ちしたアイツに賭けてたからやられたぜ」

 

ガクトが賭け事を思い出し、それに続くように瞭太に関する会話が始まる。

 

「しかし転入初日に姉さんに決闘を挑むなんて」

 

「どうせ自分の実力の低さに思い知ると思うよ」

 

大和とモロがそう言う会話をするが、黛 由紀江が否定する。

 

「・・・今回の決闘はどうなるか分かりません」

 

「まゆっち?」

 

「皆さんも見ましたよね。モモ先輩と学長が去った後の出来事を・・・」

 

風間ファミリーも川神学園生を黙らす瞭太の一撃を見ていた。

 

「(彼の一撃・・・怒りと同時に殺意があった)」

 

あの時の由紀江は瞭太の殺意に反応して自身の刀を抜こうとした。その後の瞭太の怒号でビックリして抜く事は無かったが・・・。

 

「でもグラウンドを破壊させる程度でモモ先輩に勝てるとは思わないけどね」

 

「だな」

 

「(そうだ。姉さんに勝てる相手は誰もいないんだ)」

 

しかし彼らは思い知るだろう。

 

自分達が見てきた世界がどれほど狭かったのか・・・。

 

 

 

ー川神学園グラウンドー

 

「恋しさと!せつなさと!心強さと!」ザクッ!ザクッ!ザクッ!

 

何処かで聞いた事のあるワードを口にしながら作業をしていた瞭太。瞭太がグラウンドを元に戻す頃にはすっかり夕暮れだった。

 

「終わったぁぁぁ!!」

 

無事に埋め終えた瞭太は精一杯背伸びをした。

 

埋めたせいで硬いグラウンドの一部の土は柔らかくなってた。

 

「・・・作業中ずっと視線を感じたけど誰だ?」

 

瞭太が埋め立て作業中に自分を見てる視線を感じていた。

 

視線があった場所を見ると髪が白く、肌も白くて、赤い目が特徴の女の子がいた。

 

「・・・・」

 

「確か同じクラスの榊原さん・・・だったな?」

 

 

瞭太はスコップを持って近づいていた。

 

 

ドクン

 

 

彼女に近づく瞭太は何故か昔の事を思い出す。

 

 

ドクン

 

 

幼い頃、1人で砂山で遊んでた瞭太。その時も視線を感じた。

 

 

ドクン

 

 

幼い自分を見ていたのは髪が白く、肌も白くて、赤い目が特徴の女の子だった。

 

 

 

「俺に何か用か?」

 

 

『僕に何か用ー?』

 

 

その時の女の子は何を言えば良いか分からなかった。だから彼女は瞭太にこう言った。

 

 

「マシュマロ食べるー?」

 

 

『ま、マシュマロたべる?』

 

 

瞭太にマシュマロを差し出す榊原 小雪。

 

 

「お!ありがとう!ちょうどお腹が空いてたんだ!」

 

 

『わーい!ありがとう!ちょうどお腹が空いてたんだ!』

 

 

 

ドクン

 

 

 

「っ!!?」

 

 

マシュマロを貰った瞭太はマシュマロを口にした瞬間に何故、子供の頃を思い出してたのか漸く分かった。

 

 

鮮明に思い出す幼い記憶、一緒に遊んだ白い女の子、そして・・・母さんが迎えに来た時に彼女の異変に気づいた母さんが彼女を連れて児童相談所に行った・・・。

 

 

「ユキ・・・なのか?」

 

「うぇーい!」

 

正解!と言わんばかりに彼女は瞭太に抱きついた。

 

 

 

ー通学路ー

 

「そうだったのか」

 

あの日の別れた出来事を彼女から聞いた瞭太。当時の小雪は母親から虐待をされていた。何も知らない瞭太は、あの日瞭太を迎えに来た母さんが小雪の至る所にある身体の痣を見て虐待されている事が分かったようだった。

 

 

「俺、お前に何もしてやれなかったな」

 

たった1度しか遊ばなかった2人。

 

「でも、あの日に僕は初めて友達と遊んだんだ。僕にとって瞭太は大切な友達。これを忘れた事は1度も無かったよ」

 

小雪はカバンから子供サイズのスコップを取り出した。

 

「そのスコップ・・・」

 

『初めての友達記念に、このスコップあげる!』

 

『ありがとう!!』

 

それは子供の時に小雪にあげたスコップだった。

 

 

「ねーねー瞭太」

 

小雪は瞭太の前に止まって振り返る。

 

「また・・・僕と遊んでくれる?」

 

「・・・何回だって遊ぶよ」

 

 

瞭太は小雪が持ってる子供サイズのスコップを一緒に触る。

 

 

 

 

 

「小雪は大切な友達だからな」

 





小雪が好きなんだけど、会話が難しい(^_^;)
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