YouTubeチャンネルにもボウリングの様子をアップさせてますので(コブーが唯一映ってる動画、後ろ姿だけど)
小雪との再会をした翌日、瞭太はトレーニングウェアに着替えていた。
朝ご飯まで時間がある瞭太は日々の鍛錬を怠らないようにする。
「よし!今日も1日がんばるぞー!」
日光を浴びようと、自分の部屋のカーテンを開けた。
「Good Morning 小僧」
「・・・・・」シャッ!
瞭太は一瞬でカーテンを戻した。
「・・・これは夢だな。うん。夢に決まってる」
そう言いカーテンを再び開けると・・・
「ところがどっこい。現実だ小僧」
「・・・お、おはようございます」
とりあえず朝の挨拶をする瞭太だった。
〜数分後〜
「小僧、多摩大橋の川辺に来い。話はそこからだ」
マスタークラスのヒュームは一瞬でその場から消えた。
「やっぱスゲーな。ヒュームさん」
そう言い瞭太は座禅をして浮かびだした。
「さてとヒュームさんの気は・・・」
瞭太は眼を閉じてヒュームの闘気を探る。
「見つけた!」
瞭太はヒュームの正確に居る場所を特定した。
「ヨガテレポート」
そう言い瞭太も一瞬でその場から消えた。
〜多摩大橋〜
多摩大橋の川辺で1人の男と4人姉弟が鍋をしていた。
「ししょー。もう腹ペコだぜー早くしてくれよー」
「うるせぇ!今煮込んでんだろうが!後すこし待てや!」
「おい天、俺の分はとるなよ」
「っは!どうだかな!」
「おいてめぇ!絶対にやめろよな!」
「・・・・」スピー
「いつまで寝てるんだい辰!」
板垣 亜巳、板垣 辰子、板垣
だが、その楽しい空気は崩れ去る。
「随分と腐ったものだなぁ、釈迦堂」
「あん?てめぇは・・・昔川神院で見たヒュームだったな。何の用だ?これから弟子達と楽しい朝飯なんだけどよ」
「この街は九鬼財閥にとって重要な人間が多く住むようになってな、少し街を掃除してるのだ。お前のような野獣がフラフラと野放しになっているのは危険だからな。そこで俺が就職口を斡旋してやる。カタギになるんだな釈迦堂」
「俺に就職しろと?」
「九鬼財閥なぞどうだ?マスターズ財閥にも負けないくらい優良企業だぞ」
「四六時中にそんな窮屈な服を着るのはゴメンだな」
釈迦堂はヒュームの提案を断った。
「ならば川神らしく腕ずくだ。俺が用意した相手に負けたら就職しろ」
「あ?お前が闘うんじゃないのか?」
釈迦堂がヒュームに聞き返すと2人の間に空間が歪む。
ヒュン!
「あ、いたいた。ヒュームさん来ましたよ」
「「・・・・・」」
空中座禅をしながらヨガテレポートで現れた瞭太に釈迦堂とヒュームは言葉を失った。
「・・・なぁヒュームさんよ。コイツが相手か?」
「・・・そうだ」
目の前の衝撃光景に驚きながらも何とか声を出した2人だった。
マスタークラスのヒュームは瞬時に移動する事は出来るがテレポート等は流石に出来ないのだ。
「そんじゃ兄ちゃん。やりますか」
「・・・・え?なにが?」
そもそも瞭太はヒュームに多摩大橋に来てくれとしか頼まれてないので内容を知らない。
「簡単に言えば、小僧がそこの男と闘うのだ」
ヒュームが簡潔に説明する。
「そう言う事ですね。わかりました」
瞭太は釈迦堂の前に立って構える。
「(おいおい。この兄ちゃん・・・なんつー闘気なんだよ)」
釈迦堂は瞭太と対峙して瞭太の実力の高さに気づく。
「俺はこの決闘の立会人だ・・・はじめ!」
ヒュームが審判を務めて、瞭太と釈迦堂の闘いが始まる。
「遠慮なくやるぜ!川神流無双正拳突き!!」
「(川神流!?)ぐっ!!」
釈迦堂が川神流の技を使った事に驚いた瞭太。釈迦堂 刑部は元々川神院で師範代をしていた経歴があるが、精神面の問題があって破門にされたのだ。
「・・・面白くなってきた!」
釈迦堂の一撃をガードし、釈迦堂 刑部の強さを拳を通じて理解した瞭太はルークスタイルになって構える。
「(ん?あの構え・・・)もういっちょ行くぜ!川神流無双正拳突き!!!!」
「フラッシュナックル!!」
腕に力を溜めて大きく振りかぶって全力で殴りに行く瞭太。
ドォン!!
2人の拳がぶつかり合って衝撃波が起きる。
〜その頃〜
瞭太と釈迦堂のぶつかり合った一撃で川神市に住むマスタークラスの武人達が闘気を感じた。
「っ!?凄く強い力がぶつかりあったぞ、事件か?弁慶、気がついたか?」
「いやぁ何も・・・(この感じ、池谷 瞭太の闘気か?)」ゴクゴク
「朝から川神水はだめだー!」
義経は川神水を飲み始めた弁慶を注意するのであった。
〜同時刻 川神院修行場〜
「!!なんだ?面白そうな事をしてる奴等がいるなぁ」
「こらモモ!!稽古中じゃぞ!!」
「(今の気は釈迦堂・・・間違いないネ)」
「(釈迦堂ともう1人は・・・池谷 瞭太か?)」
百代は鉄心に注意され渋々修行に戻るが、ルーと鉄心は誰が闘っているのか気で判断した。
〜同時刻 島津寮〜
「っ!!これは・・・池谷先輩と誰が闘ったんでしょう」
朝ご飯を作っていた黛 由紀江は1度手を止めたが再び作り出した。
〜再び多摩大橋〜
「オラァ!いけよ!リング!!」
「フェイタルショット!!」
釈迦堂は気弾を飛ばし、瞭太も気弾を2発、飛ばして相殺し、釈迦堂に1発を当てる。
「うぐぅ!?やるじゃねぇか!これならどうだ!大蠍撃ち!! 」
釈迦堂の技は並の達人なら一撃で倒し、なおかつ普通の生活に 支障をきたすほどの障害を残す強力な技を繰り出したが瞭太は迎え撃った。
「
釈迦堂の一撃が瞭太に当たるが、瞭太が全身アーマーを装着したような硬さで釈迦堂の攻撃は通じなかった。
ドゴォ!!
むしろ瞭太の強力な一撃を釈迦堂が食らった。
「ぐはっ!!?調子にのんなよ!!川神流!禁じ手富士砕き!!」
「見切った!!」
「なにぃ!?」
釈迦堂の強力な正拳突きを見切り、回避してカウンターを決める。
「イレイザー!!」
ドゴォ!ドゴォ!ドゴォ!
「オラオラオラオラ!!」
ドガガガガガガ!!
「オラァァァ!!」
ドゴォン!!
パンチの連続攻撃から強烈なフィニッシュブローで釈迦堂を吹き飛ばした瞭太だった。
「勝負ありだな釈迦堂」
「うぐぅ・・・」
釈迦堂は、うめきながら地面に横たわっていた。
「お前が鍛錬を怠らなければ結果は変わってたかもしれないな」
「(ヒュームさんの言う通り。この人は全身全霊で挑んでいたけど、拳にキレが無い所が少しあった。ちゃんと鍛錬してれば俺が負けてた可能性があったな)」
瞭太は釈迦堂を見下ろして、そう考えた。
「師匠が負けたなんて・・・」
「・・・ん〜?なんか騒がしいね〜」
「(辰の力を解放させるか?)」
「やめとけ亜巳。恐らく辰子を本気にさせても勝てねえよ」
釈迦堂が仰向けになって亜巳にそう言った。
「小僧。良くやった」
「朝っぱらから凄い出来事でしたが・・・そろそろ朝ご飯が出来てるので良いですか?」
「あぁ構わん。後は俺と釈迦堂で話をつける」
「わかりました。それじゃ「ちょいと待ってくれ兄ちゃん」・・・ん?」
瞭太が去ろうとした時に釈迦堂が呼びかける。
「お前さんルーク・サリバンとどういう関係なんだ?」
「っ!ルーク先生を知ってるのか?」
「これでも以前は政府の諜報員をしててな、世界各地に赴いて任務をしてた時に1度だけ手合わせをしたぜ。・・・決着はつかなかったがな」
「ルーク先生は俺の1番目の師匠だ」
「・・・そうか。俺とルークどっちが強かった?」
釈迦堂が聞いた質問に瞭太は迷わず答える。
「今のアンタよりルーク先生の方が強い。・・・鍛錬を怠らなければ結果は変わってたかもしれない。・・・アンタももう1度這い上がってみたらどうですか?強くなる旅に終わりはありませんよ」
そう言い瞭太は走って家に帰って行った。
「強くなる旅に終わりは無いか・・・」
「釈迦堂。今週の金曜日にあの小僧は川神百代と決闘をする」
「あ?モモに挑むのか?あの兄ちゃん」
「お前もその決闘を見に来い。鉄心には俺が言っておく」
「そうかい」
「それと就職先のリストアップも後日渡しに行くからな」
「・・・へーい」
働く事が決まった釈迦堂 刑部であった。
時系列が可笑しい部分が出てくると思いますが気にしないでください。(;・∀・)