何よりコブー本人が恋愛をした事が無いので可笑しくなる可能性が大です。
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百代との多摩大橋の決闘から4日後(金曜日)
ー池谷家ー
瞭太は学校に行く前にヨガをしていた。
「何をしたら体がそうなるのよ」
伯母がそう言いながら瞭太を見る。
瞭太は座禅をしながら空中に浮いて、両腕を背中に回して自分を抱きつくようにする。
「ミサキ・・・瞭太は宇宙人じゃないよね?」
「違うわよ!」
「行ってきまーす」
伯母と母のやり取りを聞きながら瞭太は座禅を止めて川神学園に向かった。
ー多摩大橋ー
今日も風間ファミリーが仲良く登校していた。
「おはよう皆!」
「う~っす」
「チッ!こんなに集まると組織に感づかれる!」
2年S組の源氏3人組が風間ファミリーと合流してきた。与一に関しては相変わらず中二病が全開だ。
「おはようございます皆さん」
「おはようさん」
「ウェーイ!」
冬馬、準、小雪も合流した。
「ん?今日は瞭太と一緒じゃないのか?」
「今日は一緒じゃないよー。でも教室で一緒になるもーん」
百代が冬馬達に聞くと小雪が答えるが、妙にこの2人からバチバチした雰囲気が漂う。
「モモ先輩。あの決闘以来から変わったな」
「なんかスッキリした感じがするね」
「・・・そうだな」
ガクトとモロがそう言うと大和が同意する。
川神百代が以前まであった孤独の雰囲気が無くなってたのだ。
あの日の決闘で闘いを心から楽しむ武人によって彼女は変わった。
本当は自分の手で百代を何とかしたかった大和だが、自分の得意分野である知性で彼女を何とかしたかった。
でも川神百代は闘いが好きだ。彼女の好きな事を無理矢理どうにかする権利は無い。
瞭太は己の実力で彼女の好きな武で彼女を変えた。
そして百代が瞭太を見る時は好敵手と同時に1人の乙女になっていた。
「・・・・・」
椎名 京も、あの日の決闘の行動は百代にも見られていた。あの後で京は自分がしようとした事を百代に言い、彼女に謝った。そして百代から言われた。
『私に謝るのも正しいが、もう1人謝らないといけないだろ?』
無論、京が殺気を全開にしてたから瞭太も気づいていた。
そして彼女は未だに瞭太に謝罪が出来ていない。自分がしようとした事は武人としての恥だ。だからって謝罪をしないままでいるのは一生の恥だ。
京は今日こそはちゃんと謝ろうと決めた。
その時・・・
「いっただきぃぃぃぃぃ!!」
バイクに乗った男が義経の鞄をひったくり、そのまま逃げていった。
「させません!!」
由紀江が咄嗟に刀を抜いてバイクに攻撃をするが弾かれる。
「なっ!?防刃加工!?」
義経が瞬時に反撃する事を予測してたのか、ひったくりのバイクは改造されていた。
「ほ~。主の鞄を盗むとは許せないな」
弁慶がその場に落ちていた石を拾ってひったくり犯に投げる。
「そぉい!」
弁慶の投げた石が、ひったくり犯の後頭部へと向かっていく。
誰もが命中すると思われたその一撃・・・
「オラァ!!」
「なに!?」
しかし驚く事にひったくりの拳によって弾かれてしまった。
距離も離されてく最中、与一が動き出した。
「アイツ俺達から逃げれると思ってるな。ならば、その思い上がりをぶち壊す!クラウディオ!ソドムを!」
「はい」
与一は自分の武器(ソドム)をクラウディオから受け取り構えた。
「奥義!
中二病が全開の技を放つ与一。しかし威力は本物だ。
「うおおおおおお!!?」
「なん・・・だと!!?」
ひったくり犯はギリギリ避けた。
「姉さん!!」
大和は百代に取り返す手段しか無かった為に百代を呼ぶが百代は動こうとしなかった。
というか百代の顔が・・・・
( ゚д゚)ポカーン
となっていた。
「ね、姉さん?何その顔?」
大和がそう言うと、他の皆が急に静かになった事に違和感を覚えた大和はひったくり犯が逃げた方向を見ると・・・
( ゚д゚)ポカーン
となった。
ーひったくり犯Sideー
「よし!!武士道プランの源義経から鞄を盗みだせれたぜ!!」
ひったくり犯がそう言いバイクを運転すると・・・
チョンチョン
いきなり右肩をチョンチョン叩かれた。
「なんだよ!今運転してるんだ・・・・よ?」
ひったくり犯は自分が走ってるバイクで肩を叩かれた事に違和感を覚えて叩かれた右肩の方向を一瞬見ると・・・
( ゚д゚)ポカーン
となった。
ひったくり犯の右肩方向に
「・・・・は?」
ひったくり犯は何が起きてるか分からなかった。次の瞬間・・・
ドゴォ!!
「ぶべぇ!?」
その右腕が容赦なくひったくり犯の顔面を殴り、バランスを崩したひったくり犯はバイクから転げ落ちた。
「・・・・・・」ピクピクピクピク
ひったくり犯は気絶していた。
「・・・・・・」トントントントン
その右腕は何かを探すように地面をトントンする。
「・・・・・っ!」ガシッ!
目的の物を見つけたようだ。掴んだのは義経の鞄だった。
シュルルルルル
そしてその右腕は義経達が居る方向に戻って行った。
ー多摩大橋Sideー
( ゚д゚)ポカーン
その場に居た全員が何者かの伸びた右腕にポカーンとしていた。
「取り返したぞー!」
声のした方向を見ると瞭太が居た・・・右腕を伸ばした状態で・・・
「ほら義経。鞄を取り返したからな」
掃除機のコードを収納するように右腕を戻して何事も無かったように鞄を渡した瞭太だった。
「うぇ!?あ、あ、ありがとう。りょ、瞭太くん」
摩訶不思議の光景を見せられて急に声を掛けられてビックリする義経だった。
「・・・ねぇ。もしかしてそれもヨガなの?」
弁慶が瞭太にそう言うと瞭太は答えた。
「ヨガだ」
「姉さん」
「なんだ?」
「・・・ヨガって腕が伸びるの?」
「・・・・・知らん」
大和が百代に聞くが無駄だった。