真剣で弟子に恋しなさい!   作:コブー

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テリーとの弟子レベルを最大にしてきました。

まさかジョー・東とブルー・マリーも登場するとは思わなかったw

ジョーに憧れてるモブキャラからハリケーンアッパーを教わるかと思ってたら本人登場して本人から教わるw

これ不知火 舞が参戦した時にアンディ絶対に出てくるだろw

何処かでテリーとのメトロシティ時代を書きますね。


さて今回は実は闘いたくて闘えてない武士娘との勝負。

誰が相手なのかはタイトルで分かる相手。


そして1人の武士娘の運命を変える。



ROUND29 強者相手に前に踏み出す勇往邁進

 

ー川神市ー

 

「はぁ〜。やっぱ強かったな。俺ももっと鍛えねえと」

 

川神市内を歩きながらそう言うのはルーク。

 

玄武寺でリュウとの勝負で負けたのだ。

 

「しかし瞭太が既にリュウと闘っていたから俺の動きを見破られてたな〜」

 

ルークは思い出す・・・。

 

『フラッシュナックル!』

 

『その動き・・・瞭太と同じか』

 

『瞭太を知っているのか?俺の自慢の教え子だ!サンドブラスト!』

 

『良い師匠を持ったな瞭太。波動拳!!』

 

ルークはリュウとの闘いを思い出して歩いてると誰かにぶつかる。

 

「あぁ悪い・・・って」

 

「いや、此方こそ悪い・・・あ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「またテメェかよ!!!!」」

 

ルークにぶつかったのはジェイミー。そして川神市でもストリートファイトを始めようとするが・・・

 

 

「ストリートファイトするなら場所を選びな!!」

 

 

ドゴォ!!

 

 

「「へぶぅ!!?」」

 

 

1人の女性の乱入で2人のストリートファイトは中断した。

 

 

ー川神学園ー

 

2日続けて放課後に決闘が起きていた。

 

「むむむむ!我はクラスメートを応援するべきか!一子殿を応援するべきか!」

 

Sクラスの九鬼英雄が悩んでいた。

 

 

今回の決闘は瞭太と一子の決闘で英雄はどちらを応援するべきか迷っていた。

 

「英雄様!愛する人を応援すればよろしいですよ!」

 

あずみが英雄に助言する。

 

「む!そうか。瞭太よ!すまないが此度の決闘、我は一子殿を応援させてもらう!一子殿ォォォ!我は応援してますぞぉぉぉ!!」

 

「(単純な奴・・・)」

 

そう思う瞭太だった。

 

今回はどうして一子が瞭太と決闘になる流れになった理由は、元々瞭太が転入した日に一子は瞭太と決闘のお願いをしようとしたが、Sクラスから落ちた元Sクラスの生徒が無理矢理、瞭太と決闘する。・・・そして百代の乱入からの川神院での正式の決闘。休み明けの多摩大橋の川辺で百代との決闘。昨日のクリスとの決闘・・・彼女が手合わせをしようとしても毎回他の誰かが瞭太に絡みに行って今の今まで決闘が出来なかったが、遂に決闘出来る日がやって来た。

 

 

「(何で決闘を申し込むのに、こんなに時間がかかるのよ!!)」

 

 

一子は心の中で叫んだ。

 

「それでは、そろそろ始めるかの。双方名乗れい」

 

「2年Fクラス川神一子!!」

 

「2年Sクラス池谷瞭太!!」

 

二人が名乗り終えたと同時に・・・

 

「それでは・・・始め!!」

 

鉄心が開始の合図をする。

 

 

「さてワンコはどう攻めるかな?」

 

「一応聞くが勝てる確率はあるで候?」

 

百代と同じクラスメートの矢場弓子が聞く。

 

「無い。確率は0だ」

 

百代は断言して言う。

 

「彼は相当強いんだね」

 

松永 燕が会話に参加してそう言う。

 

「(それにしても昨日とは別の構え方をしている・・・彼は戦闘スタイルを変えてるのかな?)」

 

燕は瞭太の構えてる姿を見て考える。

 

 

瞭太は両腕を前に持ってきてガードするように構えている。

 

「川神流!空衾!」

 

先手必勝と言わんばかりに一子が強烈な飛び蹴りを繰り出す。その一撃はまるで槍で突き刺すかの如く鋭い。

 

しかしそんな飛び蹴りは瞭太のガッチリしたガードで阻止される。

 

「川神流!天の槌!」

 

一子は空中に飛びあがって踵落としを繰り出す。

 

しかしその技も瞭太はガードする。

 

「まだまだ!!」

 

一子は薙刀を持って攻撃を仕掛ける。

 

「ワンコの奴、張り切ってるな!」

 

翔一が一子を見てそう言う。

 

「・・・・」

 

「・・・・」

 

しかし由紀江とクリスは無言で2人の闘いを見ていた。

 

「2人共どうしたの?」

 

だんまり見ている2人にモロが声を掛ける。

 

「妙なんだ」

 

「妙って?」

 

「瞭太がさっきから攻撃しないでずっと防御に徹している」

 

クリスがそう言う。

 

「それはワンコの攻撃が激しいから反撃が出来ないんじゃねーのか?」

 

ガクトがそう言うと由紀江が否定する。

 

「それはありえないです。何かを待っているような構えですし・・・」

 

「・・・それに隙が一切ない」

 

京がそう言い、この疑問は他の格闘家達にも違和感を感じた。

 

 

「瞭太くん。反撃をしないなんて可笑しい」

 

「アイツの実力を考えたら防御に徹しているだけな訳が無いからね」

 

「組織に見られ無いように実力を抑えてるのか」

 

「そんな訳ないだろ。しばくぞ与一」

 

源氏組の3人も瞭太が防御に徹している姿に違和感を感じる。

 

その違和感は対峙している一子も感じている。

 

「(可笑しい。始まってから1度も攻撃をしてこないなんて!でも瞭太が手抜きの闘いはしない事は良く知っている。私のスタミナ切れを狙ってるのか分からないけど、決定打を決めて状況を変える!)」

 

一子は距離を取り薙刀を構えて瞭太に向かって全力で走る。

 

「川神流!水穿ち!!」

 

この技はダッシュしていき、すれ違いざまに薙刀で払う技。

 

一子は薙刀を全力で振るい瞭太は変わらずにガードをするが・・・

 

ドゴォ!!

 

「・・・っ!」

 

「(ガードが崩れた!今がチャンス!!)」

 

一子はすれ違った状態で瞭太のガードが崩れた事が分かり即座に立て直して瞭太に振り向き薙刀を構えるが、一子は体勢を立て直す一瞬で瞭太から目を離してしまった。

 

それが大きな隙を生み出してしまった。

 

「なっ!?」

 

瞭太は既に両腕を一子に向かって腕を振る寸前だった。

 

「(ガードが間に合わない!!)」

 

一子は瞭太の攻撃を受ける覚悟した。

 

「ソニックブーム!」

 

「きゃっ!?」

 

両腕を高速で交差させて回転する真空波を一子に飛ばした。

 

「ガードを崩れた事が分かって即座に体勢を立て直そうとした事は見事だ。だが俺から一瞬、目を離した瞬間が間違いだ」

 

一子は瞭太に言われて何とか立ち上がる。

 

「これは俺がアメリカ空軍の大佐から教えてもらった事だ」

 

 

 

 

〜3年前メトロシティ〜

 

『うおおりゃぁぁぁ!!』

 

瞭太はルークの紹介で1人のアメリカ空軍の軍人、ガイルと手合わせしていた。

 

『・・・・』

 

しかし完全に両腕でガードしていて攻撃が通じなかった。

 

『フラッシュナックル!!』

 

ルークから教わった技でガードを崩そうとするが・・・

 

『うわ!?』

 

ガードは崩せないで、勢い余って瞭太が体勢を崩した瞬間にガイルが動き出した。

 

『ソニックブーム!』

 

『がぁ!?』

 

瞭太はガイルからソニックブームを受けた。

 

『良いか瞭太。どんな状況でも相手から目を離すな。反撃は一瞬。その瞬間をクールに見極めるんだ』

 

『反撃は一瞬・・・』

 

『闘いをしてれば想定外の状況など、いくらでも発生する。最後に勝敗を分けるのは、タフな肉体だ。耐える力も大切だ』

 

『・・・もう一度お願いします!!』

 

 

 

〜川神学園〜

 

「ソリッドパンチャー!」

 

そう言い瞭太の両腕に真空波が纏う。

 

「行くぞ!ソニックブレイク!」

 

瞭太は両腕を高速に振るいソニックブームを連続で出して一子に攻撃する。

 

「上!」

 

一子はソニックブームをジャンプして避ける。

 

 

ストリートファイターを遊んだ画面の前の皆様は、ガイルを相手した時にソニックブームをジャンプで回避した後に何をされたか誰もが経験があるのであろう。

 

 

一子もその餌食になってしまった。

 

 

 

「サマーソルト!!」

 

 

「がぁ!?」

 

 

空中で隙が出来てしまった一子は瞭太からサマーソルトキックを受けてしまった。

 

「くっ!」

 

一子は薙刀を杖代わりにして立ち上がる。

 

「・・・・」

 

瞭太は再びガード体勢で構えるが一子から思わぬお願いをされる。

 

「瞭太!お願いがある!・・・殺意の波動で私と闘って!」

 

「な!?」

 

 

とんでもないお願いで瞭太はガード体勢を解除する。

 

そのお願いを聞いていた鉄心も驚きを隠せない。

 

「一子!?何を!?」

 

一子は語る。

 

「私は川神院で師範代になる夢があるの」

 

「・・・・」

 

「でも最近、自分でも嫌と言うほど分かってきてしまってるの・・・私には壁を超える才能が無いんだって・・・」

 

「・・・っ!」

 

これを聞いた百代は握り拳を作る。

 

百代も分かっていたのだ。一子が自分達がいる壁越えの領域に来る事が無い事を・・・

 

それを本人にいつかは言う日が来る事を分かっていたが、毎日努力している一子を見て言えなかった。・・・それは鉄心も同じだった。

 

 

「毎日必死に努力しても考えちゃうの!【強くなる秘訣はなんなのか?】だから!瞭太の殺意の波動で・・・お願い!」

 

「・・・っ!!」

 

瞭太が殺意の波動を纏って闘う時は相手を見て決めている。しかし瞭太は一子の眼を見てしまったのだ。

 

 

彼女の眼は【強さとは何か?を探求する格闘家】。

 

 

自分と同じ眼をしていた。

 

 

『カカカ!やるか?』

 

「・・・頼む」

 

 

殺意瞭太の殺っちゃんが久々に登場して、瞭太から赤い闘気が溢れ出る。

 

 

瞭太は殺意の波動を纏った。

 

 

「・・・・」ギロッ

 

 

「ひっ!?」

 

 

一子は今までに無い恐怖が襲いかかった。

 

殺意の波動を纏った瞭太に見せられたのは自分が殴り殺される幻覚が何度も見せられた。

 

「(これが殺意のフェイント!?川神院で義姉様も味わった!?)」

 

一子は過呼吸になり、身体全体が震えていた。

 

しかし決闘を見てる者達は何が起きてるか分からない。

 

瞭太から赤い闘気が出てるのは分かるが、武の素人達と一部の実力者は分からないが、勘が鋭い実力者と壁越えの実力者達は感じていた。

 

「ま、マルさん?」

 

「ま、まゆっち?」

 

クリスの前にマルギッテが出てきて、伊予の前に出て由紀江は刀を抜いた。

 

「(な、なんて殺気なんだ!?)」

 

数多の戦場を生き抜いて来た軍人であるマルギッテは瞭太から溢れ出る殺意の波動に冷や汗が出る。

 

「(川神院から感じた殺気!?自分に向けられた訳では無いのに!)」

 

由紀江も瞭太から殺意の波動を感じて冷や汗が出る。

 

勿論同じSクラスの九鬼従者部隊のあずみも咄嗟に動けるように構えていた。

 

「(おいおいおいおい!?高校生が放つ殺気じゃねえぞ!?)」

 

彼女も九鬼の従者になる前は軍人関係に関わっていた為に瞭太の殺意の波動に冷や汗が止まらない。

 

「・・・・・」カタカタカタカタ

 

「主、落ち着いて(なんて殺気なんだ)」

 

「・・・・・」ゴクッ

 

源氏3人組も瞭太の殺意の波動に戦慄を覚えた。

 

「・・・うぅぅぅ」

 

「ユキ?大丈夫ですか?」

 

「なんか赤いオーラが見えるな」

 

冬馬と準には分からないが小雪は瞭太から殺意の波動を感じた。

 

「あれが殺意の波動ですか」

 

「あぁ。だが小僧の殺意の波動はマシなレベルだ」

 

初めて殺意の波動を見るクラウディオだが、豪鬼と死合をした経験のあるヒュームからしたら瞭太の殺意の波動はマシなレベルだった。

 

「・・・冷静に考えたら私は、あの殺気をぶつけられた状態を楽しんでいたのか」

 

自分が精神修行を疎かにしてた事を改めて思い知る百代だった。

 

「あんな殺気をモモちゃんは受けて闘っていたの?」

 

「(2人は何かを感じてるけど私は彼から赤いオーラしか見えないで候)」

 

 

 

「・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ

 

「・・・・・」カタカタカタカタ

 

 

瞭太は一子から視線を離さずに一子をずっと見る。

 

一子は倒れそうになるが薙刀を杖代わりにしてずっと立っている。

 

この時に一子は自分が今までして来た武を思い出していた。

 

自分の夢を叶える為に毎日努力を惜しまず、毎日鍛錬を疎かにせず勇往邁進に突き進んだ。

 

いやだ・・・諦めたくない!!

 

それが彼女のバックボーンとなり倒れそうな自分を支えた。

 

「(勇往邁進!それが私なんだ!!)」

 

「・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ

 

瞭太はゆっくりと一子に近づく。

 

「・・・・・」カタカタカタカタ

 

一子は震えながらもその場で耐える。

 

「(引いちゃダメだ!引いちゃダメだ!!)」

 

一歩引いたら自分の夢は叶わないと思った一子・・・その考えが彼女の未来が決まった。

 

「・・・お前はコレからも強くなる」

 

「・・・え?」

 

その1言で瞭太が纏っていた殺意の波動が消えた。

 

「さっき【強くなる秘訣は何なのか?】って言ってただろ?それが答えだぞ」

 

瞭太は一子の足元に指を指す。

 

「・・・あ」

 

一子の右足が一歩前進していた。

 

「俺も【強さとはなんですか?】って1人の師匠に聞いたんだ。その人の考えになるけど【その一歩が出せるかどうか、さ】なんだ」

 

「・・・・・」

 

一子は自分の右足を見ていた。

 

「片足を出したら次は、もう片方を出す。そうやって1歩ずつ進む。何事だってそうさ。強くなるのも同じだ。お前は勇往邁進で進んできたんだ。諦めるな一子」

 

「・・・・・」グスッ

 

一子は声を出さずに静かに涙を流した。

 

「修行するなら俺も手伝ってやるから一緒に強くなろうぜ!な?」

 

「うん・・・うん!!」

 

 

一件落着と誰もが思った瞬間・・・

 

 

「ライオンだぁぁぁ!!?」

 

 

誰かが叫んだ。

 

 

「ガルルルルル!!」

 

「え?」

 

「は?」

 

ライオンは瞭太に向かって飛びかかった。

 

 

「うおお!?」

 

「きゃあ!!?」

 

瞭太は一子を突き飛ばしてライオンの下敷きになった。

 

 

「ちょ!?瞭太!大丈夫!?」

 

一子は何とか立ち上がりライオンに向かっていこうとすると・・・

 

 

「おい!やめろって!くすぐったいぞ!!」

 

「ガルルルルル♪」

 

「・・・え?」

 

一子が見たのはライオンとじゃれあっている瞭太だった。

 

 

「お前ルキウスだろ!久しぶりだなー!」

 

ライオンの名前はルキウス。瞭太はライオンの事を知っていた。

 

「ん?ちょっと待てよ・・・ルキウスが居るって事は・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アタシも居るさ」

 

 

声のした方向を見ると瞭太は驚いた。

 

 

「アッハッハッハ!嬉しいね!アタシの教えをしっかり学んでいて!」

 

「マ、マリーザさん!?」

 

瞭太の師匠の1人、マリーザが居た。

 

「俺達もいるぞ瞭太」

 

「おう」

 

マリーザの後ろにも見覚えのある人物がいた。

 

「ジェイミーさん!ルーク先生!!・・・なんで2人共ボコボコ?」

 

ジェイミーとルークも居たが2人共ボコボコにされてた。

 

「「・・・・・」」チラッ

 

ジェイミーとルークは前にいるマリーザに視線を向けた。

 

 

「・・・・察しました」

 

 

マリーザにボコボコにされた事を察した瞭太だった。

 

 

 




冒頭のルークはストーリーモードのリュウなのでリュウとの勝負に負けてます。そしてジェイミーとの絡みw

そして、マリーザ参上。


次回

師匠の1人であるマリーザとファイトします。
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